2021/01/04
復活シリーズ第1弾
アンビエント・ハウスやチルアウトミュージックを広く浸透させながらも、UKレイヴカルチャーに多大な影響を与えたグループ The KLF が、2021年1月1日に突如としてバックカタログから8曲を収録したコンピレーションアルバム『Solid State Logik 1』を配信リリース。さらに全曲のMVが新たに開設されたThe KLFのYouTubeチャンネルにアップロードされた。
The KLFとしては、1992年に全てのディスコグラフィーを廃盤にして以来、29年ぶりの公式な音源の解放となる。「3AM Eternal」「What Time Is Love」などの代表曲が収録。
Bill DrummondとJimmy CautyによるThe KLFは、1992年にブリット・アワードにて最優秀ブリティッシュ・グループ賞を受賞、他にも数々の部門にノミネートされた。授賞式のライブパフォーマンスではUKクラストコアの代名詞的バンドExtreme Noise Terrorを引き連れて、「3AM Eternal」のハードコアパンクバージョンを披露。パフォーマンス後半にはビルが客席に向かってマシンガンで空砲を撃ち、メンバーがステージを去ったあと「KLFは今、音楽業界を去った」とアナウンスされた。受賞式後のパーティーが催されたホテルの外に、「私はあなたのために死にました、どうぞ召し上がれ」というメッセージと共に死んだ羊を放置。その後、実際に全て作品を廃盤にして、音楽業界から引退している。
1997年に2K名義での作品リリースもあったが、今回はThe KLFとして今後の展開も予告されている。今作『Solid State Logik 1』は複数のチャプターからなるリリースシリーズの第一弾となり、この後も残りの作品の発表が控えているようだ。
BBC Newsによると、イーストロンドンのショーディッチの高架下に2枚のポスターが貼られ、今回のサプライズ復活は予告されていたとのこと。
category:NEWS
tags:The KLF
2021/02/05
復活第2弾 アンビエント・ハウスやチルアウトミュージックを広く浸透させながらも、UKレイヴカルチャーに多大な影響を与えたグループ The KLF が、2021年1月1日に突如として削除されたバックカタログをストリーミング上で解禁して話題になっていたが、今回1月1日にリリースされた『Solid State Logik 1』に続く第2弾となるアルバム『Come Down Dawn』がリリースされた。 1992年に全てのディスコグラフィーを廃盤にして以来、29年ぶりの公式な音源の解放は今後もストリーミングでシリーズ化される。第2弾となる今作は、The KLFが1990年にリリースした名作アンビエントアルバム『Chill Out』のプレミックスバージョンという説明がされている。つまり公式にライセンスされていないサンプルを削除したバージョンであるようだ。 The KLF – Come Down Dawn (Brooklyn to Mexico City 1990) Label : KLF Communications Release date : 4 February 2021 Stream : https://smarturl.it/KLFCDD
2021/04/28
映画監督・三宅唱によるリリックビデオ公開 今年1月に「acception」をリリース、さらにカンテレ・フジテレビ系4月期ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」の主題歌「Presence I」の作詞・作曲をSTUTSと共同制作し、高い評価を得ていているbutajiが、Bandcampのみでリリースしていた新曲「free me」のストリーミングを解禁。 今作のアートワークは、前作「acception」同様イラストレーターの新地健郎が手がける。配信リリースに合わせて、映画監督・三宅唱によるリリックビデオも公開となった。 butaji – free me Release date : 28 April 2021 Stream : https://FRIENDSHIP.lnk.to/freeme
2020/11/18
2021年3月31日までは手数料免除 Bandcampが、アーティスト向けのチケット制ライブストリーミングサービスを開始することを発表した。 アーティストファーストで構築されている「Bandcamp Live」は、Bandcampアカウントとウェブカメラとマイクさえあれば、簡単に始められるようだ。配信を発表するとフォローしているファンには通知が届くようになっており、上記の画像のように配信中はマーチテーブルが表示され、視聴者は配信を中断することなく、音源やアイテムを購入することができる。チャット機能も用意され、チケット価格も自由に設定可能。Bandcamp側の手数料はチケット売上の10%だが、世界的なパンデミックでアーティストの収入が減少していることを考慮し、2021年3月31日までは手数料を全額免除すると発表している。つまり、チケット売上の100%がアーティストに還元される。 詳細:https://bandcamp.com/live Bandcampは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により世界中でツアーやショーが中止/延期になり、収入源に大きなダメージを受けているアーティストをサポートする動きをいち早く始めた企業の一つ。今年3月からスタートした「Bandcamp Fridays」では、これまで8日間のキャンペーンで3500万ドル(約36億円)がアーティストに還元され、さらにパンデミックが始まって以来、ユーザーがBandcampを通してアーティストに支払った金額は1億2600万ドル(約131億円)に達しているとのこと。 今回の「Bandcamp Live」について、”ストリーミングはライブパフォーマンスの体験に取って代わるものではないが、この異常な時代にコミュニティの為の次なるステップである”とBandcampは語っている。
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