2019/03/12
VesselとヴァイオリニストRakhi Singhによるニュープロジェクト。
Sam Kidel、Killing Sound、Ossia、Jabuなど数々プロジェクトを世に送り出してきたブリストルのエレクトロニックコレクティブYoung Echoの顔とも言うべきVesselが、ヴァイオリニストRakhi SinghとニュープロジェクトWritten In Fireをスタート。
ストリングスカルテットとVesselのエレクトロニクスが絡み合い、30分に及ぶ組曲『Written In Fire』は、チェコの作曲家Leoš Janáček(レオシュ・ヤナーチェク)の『Intimate Letters』に着想を得ているという。昨年開催されたAldeburgh Music Festivalですでに『Written In Fire』は披露されており、今回その一部がSoundcloudにて公開となった。
思えば、昨年にVesselがリリースしたアルバム『Queen Of Golden Dogs』がストリングスを大胆に導入した摩訶不思議なVessel的レイヴアルバムだった。昨年のベストの一つとも言っていいこのアルバムの延長にあるのが今回のプロジェクトであろうか。今後のツアーではPedro Maiaも加わりA/Vライブセットとして『Written In Fire』が披露されていく予定だ。
<Written In Fire tour>
Apr 11 – Kings Place, London
May 05 – Royal Welsh College of Music, Cardiff
May 07 – Royal Northern College of Music, Manchester
May 08 – Royal Conservatoire of Scotland
category:NEWS
tags:Rakhi Singh / Vessel
2019/03/14
Jesse Osborne-LanthierがScintiiのツアーポスターも制作。 2013年作『Field of Reeds』以来、6年ぶりのニューアルバム『Inside The Rose』を3/22にリリースするThese New Puritansが、ベルリンからブリストルまでを廻る4月のツアーを発表。 合わせてツアーのサポートにSVBKVLTやEternal Dragonzからのリリースや、昨年のDark Jinjaと上東で来日した上海のScintiiと、ヴァイオリニストRakhi Singhとのプロジェクト「Written In Fire」を発表したばかりのブリストルのコレクティブYoung Echo所属のVesselが参加することも発表された。ツアーの前半がScintii、後半にVesselが参加するようだ。 またScintiiは、今回のThese New Puritansとのツアーと、モスクワとサンクトペテルブルクでのライブとDJ、香港で開催される「Sónar」の出演も合わせたツアーとして発表。ちなみに香港の「Sónar」には、박혜진park hye jin、Hyph11E、Object Blueも出演する。Jesse Osborne-LanthierとJesseのパートナーMadison Dinelleが手がけたツアーポスターも公開された。
2019/08/29
Stones Throwより。 〈Stones Throw Records〉から2017年に『Sudan Archives』、2018年に『Sink』、2つのEPをリリースし、パーカッシブなアフロビートと独学で習得したバイオリンを実験的にR&Bに落とし込んだサウンドで注目が集まるLA拠点のバイオリニスト / シンガー / プロデューサーBrittany ParksによるプロジェクトSudan Archivesがシングル「Confessions」をリリース。 今回のシングルは〈Stones Throw Records〉からリリースを控えるデビューアルバムからのシングルとされている。 デジタルの購入はこちら。
2019/09/05
200枚限定 フランスはパリのプロデューサーPhillipe HallaisのプロジェクトLow Jackがサプライズで7インチ「Virgin Traf 22 / Grass 29」を本日リリース。 これまでに〈The Trilogy Tapes〉〈L.I.E.S.〉〈Modern Love〉などから作品をリリース。Jean Carvalと共にレーベル〈Editions Gravats〉も主宰し、Clara!、Maoupa Mazzocchettiなどの作品を発表。さらに昨年からのダンスホールサブレーベル〈Les Disques De La Bretagne〉がキラーチューンを連発。最近ではDominick Fernow (Prurient、Vatican Shadow)のプロジェクトRainforest Spiritual Enslavementともコラボレーションし、さらに活動の幅が広がっている。 ラジオのジングルやYouTubeで流れるDembowのミックスに影響を受けた前作『Jingles du Lieu-dit』に続く新作「Virgin Traf 22 / Grass 29」、ダークで重くミニマル、エレクトロニックノイズが耳触りがいい、ラガ、Dembow。またLow Jackのダンスホールシリーズには反核のメッセージが込められている。 購入はこちら。200枚限定。
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