2021/08/13
多様化する敵の脅威がハーシュノイズ+ガバキックに憑依
黒電話666 / BLACKPHONE666が、ガバキックを取り入れた新作『PTN.YLW / HARM』を〈Murder Channel〉とダブルネームでリリース。
初期デジタルハードコアを彷彿とさせるガバ〜ハードテクノ、三拍子キテレツ曲からパワエレまで、イナたいレイヴシンセと殴打される歪キック、脳に纏わりつく忌ノイズ。Drastik Adhesive Forceとのユニット「tesco suicide」以来8年ぶり、ソロとしては〈死体カセット〉の作品以来15年ぶりのカセットテープリリースとなる(DLコード付)となる今作、カセット版のみB面にスピードコア・ハーシュノイズウォール・トラックが収録。
2017年にDotsmarkからリリースされた『Accumulation』でもノイズミュージックに新たなオルタナティブ性を与えた黒電話666が、主軸にビートを突き刺したダンスミュージック。2021年、時代に逆行するパツパツに詰まった激圧トラック全6+1。インダストリアルテクノやベースミュージックがエクスペリメンタルとの融合を進める近年、ノイズ側からダンス側へのアプローチとなる今作は、初期衝動性がオールドスクールなカラーリングを施しているのが特徴。
ユニットやDJ名義のMOSHIMOSHIにおいてテクノやダブといったジャンルにもフォーカスしていたが、ソロ名義でビートメインとなるスタイルは黒電話史上初の試み。昨今猛威を振るう「敵」を「PATTERN YELLOW」と識別し、シングル『PTN.YLW / SIGNS』(兆候)を落合SOUPドネーションとして発表 。続編となる今作『PTN.YLW / HARM』(害敵)は多様化する「敵」の脅威がハーシュノイズ+ガバキックに憑依。その敵からの自己防衛装備として、イエローを基調としたマーチャンダイズシリーズ「666 PROTECT」も持続的に展開されている。
BLACKPHONE666 – PTN.YLW / HARM
Label : Murder Channel
Release date : 6 August 2021
Buy : https://blackphone666.bandcamp.com/album/ptn-ylw-harm
SIDE A:
1. Immune Rejection
2. Aspect of Disorder
3. Oracle and Risk
4. Blood Stocks
5. Powder
6. In Your Area
SIDE B:
7, Believe (Bonus Track For Only Cassette)
Written, Mixed, Produced, Artwork: BLACKPHONE666
Masterd by Nobuki Nishiyama
Executive Producer: Yuta Umegatani (Murder Channel)
category:NEWS
tags:黒電話666
2019/05/30
6月25日リリース。 ベルリンを拠点にするプロデューサーGoroがニューアルバム『UNBOUND FOREVER』のリリースを発表。ブルガリア生まれのGoroは以前からルーツであるバルカンの音楽をクラブミュージックに消化させてきた。バルカンとは、東南ヨーロッパにある地理的領域である。 『UNBOUND FOREVER』から先行で公開された「Shining Eyes」では、トラディショナルなバルカンの音楽にハーフタイムで打ち鳴らされるガバキックを意識的に融合。またこの曲ではベルギーのプロデューサー兼キーボード奏者Sattvaがゲストで参加している。 Pre-Orderはこちら。 https://soundcloud.com/mojogoro/shining-eyes-ft-sattva
2020/05/13
6月3日リリース Russian Circlesの来日公演でのサポート、UKのStephen Bishop (Basic House)主催の〈Opal Tapes〉からもリリースするなど、ノイズシーン以外の層からも注目と支持を集めるポストハーシュノイズの旗手Kazuma Kubotaの現在廃盤となっている代表作品をCD化。2タイトルが同時リリースされる。 ——————– “さらに昇華したカットアップノイズの復興を告げる基本資料。クボタの鋭く研ぎ澄まされた作品はどれも、多くのアーティストがその生涯をかけても生み出せないほどのアクションやアイデアに満ちている。“ – William Hutson (member of clipping./SUB-POP) “真面目で甘酸っぱい音楽/音。フィルムや小説の短編集に近い感触。今後どうなっていくか聴いてみたいと思わせる作品でした。“ – 朝生愛 Kazuma Kubota – “A Sense of Loss” 形態 : CD( スリーヴケース + ジュエルケース +8P ブックレット ) 品番 : OOO-35 小売価格 : 2000円+ 税 1. Ghost 2. Memories 3. Sleep 4. Regret Kazuma Kubota – “January Thirty + Uneasiness” 形態 : CD( スリーヴケース + ジュエルケース +8P ブックレット ) 品番 : OOO-36 小売価格:2000円+ 税 1.January Thirty 2.Uneasiness OOO-35は2010年に米国のレーベルPitchphaseから限定リリースされたオリジナルEP。日常を思わせるフィールドレコーディングや感傷的なドローン/アンビエントと切り込まれるカットアップノイズのコントラストが単なるノイズミュージックを越えた唯一無比のドラマを生み出す傑作。さらに本来収録される筈であった1曲を追加、晴れての完全版仕様となっている。OOO-36は2012年にイタリアのレーベルA Dear
2020/10/08
10月15日リリース 不定期に開催されているトークイベント「MURDER CHANNEL Talk Show」にて行われたハードコア・テクノ・プログラム「Gabba Summit」に出演していたアーティスト達を中心としたコンピレーションが発売決定。 90年代中期からロッテルダムのガバ・シーンで活動をしているMike Redmanを迎えて行われたプログラム名をそのまま冠にした今作には、国内からDJ Sharpnel、DieTRAX、DJ Technorch、Ozigiriに加えて、オランダからはDominator、Masters of Hardcore、Thunderdomeといった国際的ハードコア・フェスティバルにてMCを務める「Mike Redman」と、彼のブレイクコア/ジャングル・プロジェクト「Deformer」が参加。イントロにはDJ Paul Elstak、Lenny Dee、N-Vitral、DJ Distortion(Rotterdam Terror Corps)といったハードコア・シーンの重鎮達によるシャウトアウトを収録。盤面には、EuromastersのシングルやAvex Traxがリリースしていた伝説のガバ・コンピレーションCD『Rotterdam Techno = Hard Hard Hard』のジャケットも手掛けていたオランダのイラストレーター「Linia」による書下ろしイラストを使用している。 全曲このコンピレーションでしか聴く事が出来ないエクスクルーシブ・トラックとなっており、ハードコア・テクノ/ガバを軸にブレイクコア、レイブコア、デジタル・グラインドなど、様々なスタイルの楽曲が収められたハードコア・ファンはマストな1枚となっている。 Murder Channel presents Gabba Summit(トークショー全文) http://mctokyo.blogspot.com/2017/10/gabba-summit-mike-redmandj.html V.A – “Gabba Summit” Label : Murder Channel Price : 1000JPY without tax CD : October 15 2020 Digital (Bandcamp) : November 5 2020 http://murderchannel.bandcamp.com/ Tracklist 01. Intro 02. OZIGIRI – Trick or Riot 03. Rotterdam Termination Source –
第1弾収録アーティスト発表 more
レーベル第一弾作品は後日発表
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受け手の自由に寄り添う作品
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