ポスト・ハーシュ・ノイズの旗手Kazuma Kubotaの代表作が初CD化

6月3日リリース

 

 

Russian Circlesの来日公演でのサポート、UKのStephen Bishop (Basic House)主催の〈Opal Tapes〉からもリリースするなど、ノイズシーン以外の層からも注目と支持を集めるポストハーシュノイズの旗手Kazuma Kubotaの現在廃盤となっている代表作品をCD化。2タイトルが同時リリースされる。

 

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“さらに昇華したカットアップノイズの復興を告げる基本資料。クボタの鋭く研ぎ澄まされた作品はどれも、多くのアーティストがその生涯をかけても生み出せないほどのアクションやアイデアに満ちている。

– William Hutson (member of clipping./SUB-POP)

 

真面目で甘酸っぱい音楽/音。フィルムや小説の短編集に近い感触。今後どうなっていくか聴いてみたいと思わせる作品でした。

朝生愛

 

 

Kazuma Kubota – “A Sense of Loss”

形態 : CD( スリーヴケース + ジュエルケース +8P ブックレット )

品番 : OOO-35

小売価格 : 2000+

1. Ghost

2. Memories

3. Sleep

4. Regret

 

 

Kazuma Kubota – “January Thirty + Uneasiness”

形態 : CD( スリーヴケース + ジュエルケース +8P ブックレット )

品番 : OOO-36

小売価格:2000+

 

1.January Thirty

2.Uneasiness

 

OOO-35は2010年に米国のレーベルPitchphaseから限定リリースされたオリジナルEP。日常を思わせるフィールドレコーディングや感傷的なドローン/アンビエントと切り込まれるカットアップノイズのコントラストが単なるノイズミュージックを越えた唯一無比のドラマを生み出す傑作。さらに本来収録される筈であった1曲を追加、晴れての完全版仕様となっている。OOO-36は2012年にイタリアのレーベルA Dear Girl Called Wendyから限定リリースされたワンサイドLPと、2009年に20部(!)限定でセルフリリースしたEPを1枚のCDにコンパイル。断続と反復を多用したブレイク感溢れる冷たくも激しいハーシュノイズと穏やかなアンビエントの狭間を揺らぎながら突き進んで行く”January Thirty”、雨音のフィールドレコーディングとギターのアルペジオから幕を開け従前のノイズ観を独自の美意識で更新した意欲作”Uneasiness”。ともに新時代のノイズ・ミュージックの発展性を示した重要な内容。

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