2019/04/15
WHO IS MUSIC FOR? MUSIC IS FOR EVERYONE! 2&3
DOMMUNEは、宇川直宏が代表を務める2010年3月からスタートした日本初のライブストリーミングスタジオ兼チャンネルである。DOMMUNEは、3/26 (火)にピエール瀧の逮捕を受けて「電気グルーヴ」の楽曲のみの特別企画、<「DJ Plays “電気グルーヴ” ONLY!!」5HOURS!!!!! BROADJ♯2703 WHO IS MUSIC FOR? MUSIC IS FOR EVERYONE!>を配信。5時間ぶっ通しで配信された番組は、なんと46万人以上の視聴を記録。Twitterのトレンドで日本1位、世界4位になり、反響を呼んだ。
配信の2日後、フジテレビ系列『バイキング』のピエール瀧逮捕をめぐる続報の中でDOMMUNEが配信した電気グルーヴのプログラムが取り上げられたが、その際MCの坂上忍をはじめとする出演者の、「TwitterでDOMMUNEがトレンド1位って、誰かが『1位を取ろうぜ』って呼びかけたんじゃないですかね?」、「だってさ、ここにいる人でDOMMUNEって誰か知ってる?」、「うがった見方すると(DOMMUNEの)宣伝なんじゃないですか?」、といった発言が、ネット上での大炎上に繋がった。
そして本日、DOMMUNEは『バイキング』へのアンサープログラムを放送する。前半となる19時からは、<WHO IS MUSIC FOR? MUSIC IS FOR EVERYONE! 2 Three Shells Presents「成長と音楽」〜子役から俳優、そしてMCへ>と題して、オマージュとしての前口上番組が配信。出演は、西耕一、宇川直宏(声の出演)となる。後半21時からは<WHO IS MUSIC FOR? MUSIC IS FOR EVERYONE! 3 DOMMUNE Presents アンサープログラム 「DJ Plays “坂上忍” ONLY!!」 〜ドキッ!! 坂上忍だらけの120分!!!!>と題して、坂上忍が過去リリースした音源のみで展開されるDJプログラムとなる。出演は、DJフクタケ、DJ1,2、SOUMA。
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2020/03/24
プロテストレイヴも出演 3月20日にSUPER DOMMUNEで無観客配信され、話題を呼んだ “ReFreedom_Aichi Presents「空気・アンダーコントロール」” のアーカイブ映像が公開。あいちトリエンナーレの全ての展示再開を目指すプロジェクト〈ReFreedom_Aichi〉が主催した今回のイベント、山川冬樹やプロテストレイヴ(Miru Shinoda、Mars89、Mari Sakurai)がパフォーマンスを行い、多数のプログラムでのトークセッション(またはサウンド・ディスカッション)が繰り広げられるポストパンデミック(ポスパン)な5時間。 —————————– ■2020年、各地で非常事態宣言が続発される世界。新型コロナウイルスという「見えない不安」を媒介に、公権力と市民の協力による管理・規律が、まるで「空気感染」するように広がっている。新たな時代へと突入しつつある今、「表現の自由」を示し続けていくことは果たして可能だろうか? 昨年9月よりRefreedom_Aichiが募ったあいちトリエンナーレへの文化庁の補助金不交付決定に抗議する署名は105,616筆。この「表現の自由」を求める声を火種とし、集まったアーティスト、ミュージシャン、ジャーナリスト、思想家、憲法学者たちは、生権力と検閲のつながり、ハンセン病における強制隔離・絶滅政策の歴史、現代のSNS社会における市民の自粛・萎縮、3.11からコロナへ、そしてオリンピックへと連なる日本社会の「空気」の問題について思考を巡らせるレクチャー、トーク、パフォーマンス、サウンド・アクティビズムを披露する。 今回は、コロナウイルスの感染拡大を重く受け止め、3月第1週から既に無観客配信を実施しているDOMMUNEを舞台としたオンライン・デモンストレーションを駆使しながら、「空気」によってアンダーコントロールされた日本の発露である、あいちトリエンナーレ補助金不交付問題への最終レスポンスとともに「表現の自由」を多角的に問いかける。 https://www.youtube.com/watch?v=H7QEidV1_Ig&feature=youtu.be&t=762 ReFreedom_Aichi Presents「空気・アンダーコントロール」 TALK:伊藤詩織(ジャーナリスト・映像作家)、卯城竜太(Chim↑Pom、現代美術家)、キュンチョメ(アートユニット)、小泉明郎(美術家)、志田陽子(憲法学者)、諏訪敦彦(映画監督)、高桑和巳(慶應義塾大学教授)、高橋伸行(名古屋造形大学教授)、高山明(演出家)、村山悟郎(美術家) Performance:core of bells、 ダースレイダー(ラッパー)、藤井光(美術家)、プロテストレイヴ:篠田ミル(yahyel)・Mars89(DJ)・Mari Sakurai(DJ)、山川冬樹(ホーメイ歌手・現代美術家) 声の出演:宇川直宏(DOMMUNE、“現在美術家”) —————————– ■ReFreedom_Aichi: 検閲を示唆するような政治家の発言や、過熱した市民の脅迫行為によって一部の展示が閉鎖に追い込まれた国際芸術祭・あいちトリエンナーレ2019。ReFreedom_Aichiは、トリエンナーレに参加した各国のアーティストたち40名が、その全面的な展示再開を目指し表現の自由の回復を訴えかけたプロジェクトである。日本外国特派員協会でプロジェクト始動を発表した約一ヶ月後に、全展示の再開が実現。しかしその直後に政府から文化庁によるトリエンナーレへの補助金を全額不交付とすることが発表され、その決定に対する抗議や撤回を求める署名集めなど、ReFreedom_Aichiはその活動を現在も続けている。 ReFreedom_Aichi official : https://www.refreedomaichi.net/
2023/07/31
9/10 – 11/5 練馬区立美術館 史上12度目のDOMMUNE展!!! 今回はRhizomatiksとのコラボにより、DOMMUNEオリジナルモデルのジェネレーティブAIを創生し“描く”という行為の歴史的なアップデートを図る!!!!!!! AI時代の創作において、一体作家は作品のどこに存在しているのか? ストリーミングを装った現代メディア・セラピー13年の痕跡!!!!!!! 宇川直宏(1968年~)は、1980年代末より映像作家、グラフィックデザイナー、VJ、文筆家、キュレーターなど多岐にわたる活動を展開するするアーティストです。1990年代より活動の舞台を現代アートにも拡張し、国内外で様々な作品を発表してきました。2010年には世界に先駆けてライブストリーミング・チャンネル「DOMMUNE(ドミューン)」を開局し、毎夜、多種多様なトーク、DJプレイ、ライブやトークセッション等を世界に配信し、国内外の先端的なアートシーンに大きな影響を与えています。宇川はスタジオで日々産み出される番組の、撮影行為、配信行為、記録行為を、自らの“現在美術表現”と位置づけています。また宇川は日夜配信を続けることを、テレビやラジオや新聞や雑誌、またインターネット等様々な”現代メディア”の盛衰に対し、オルタナティブの側からセラピーを行っている感覚であるとも言います。 これまでDOMMUNEは、ドイツ:ドルトムントU、山口:YCAM、千代田:3331、金沢21世紀美術館、高松:玉藻公園/披雲閣、ロンドン:コープランドギャラリー、リンツ:アルスエレクトロニカ、札幌国際芸術祭、瀬戸内国際芸術祭、さどの島銀河芸術祭、京都市京セラ美術館他で、サテライトスタジオを開設し、ストリーミング母体を遍在させるパフォーミングアーツや、アーカイヴの定義を問い直すインスタレーションを行なって来ましたが、12度目の本展では、アーティストとしての宇川直宏自身にフォーカスし、13年間に渡ってアーカイヴィングされた1万時間を超えるDOMMUNEの膨大な番組アーカイブを紹介するとともに、それらの映像を素材として、絵画や立体作品など他のメディアに拡張・変換・創造し、“描く”という行為の歴史的なアップデートを図ります。その過程で番組に介在するのは、宇川自らやDOMMUNEクルーだけでなく、日々の配信行為に纏わる視聴者と同じく、様々な年齢・多様な背景を持つ人々、そして人工知能。アーカイブの様々な可能性を探るとともに、近年広く普及し始めたジェネレーティブAIによる画像生成にも着目し、描くとは何か、今世紀的な作家性や作品のあり方とは何か、もしくはそこから創出される価値とは何かなど、“近代・現代・現在美術”を新たに捉え直すプロジェクトとなります。そのために、現在、真鍋大度率いるRhizomatiksとのコラボにより、DOMMUNEオリジナルモデルの生成系人工知能を創生中です。また、ブロックチェーン、そしてスマートコントラクトによる所有や販売などのプロセスを独自考察し、伝統的なメディアである絵画と同時に、NFT作品の制作も行います。また、会期中には練馬区立美術館の中にサテライトスタジオを開設し、ライブストリーミングを行い、さらなる情報の蓄積を目にしながら番組に参加することが可能です。毎日大量の人々が行き交うプラットフォームであり、芸術/文化情報の泉源であるファイナルメディア「DOMMUNE」を、様々に変換し時空を錯綜しながら眺める試みは、仮想空間と物理空間の交通、ユビキタスとモバイルによる超分散的サイバー空間の投影など、Web3.0(※6)以降の社会を取り巻く様々な問いを、更に深める機会ともなるでしょう。 <開催案内> 「宇川直宏展|FINAL MEDIA THERAPIST @DOMMUNE」AT 練馬区立美術館 ●会期:2023年9月10日(日)~11月5日(日) ●休館日:月曜日(ただし、9月18日(月祝)、10月9日(月祝)は開館、翌9月19日(火)、10月10日(火)は休館) ●開館時間:10:00~18:00 ※入館は17:30まで ●観覧料:一般1,000円、高校・大学生および65~74歳800円、中学生以下および75歳以上無料、障害者(一般)500円、障害者(高校・大学生)400円、団体(一般)800円、団体(高校・大学生)700円、ぐるっとパスご利用の方500円(年齢などによる割引の適用外になります) ※一般以外のチケットをお買い求めの際は、証明できるものをご提示ください。(健康保険証・運転免許証・障害者手帳など) ※障害がある方の付き添いでお越しの場合、1名様までは障害者料金でご観覧いただけます。 ※団体料金は、20名様以上の観覧で適用となります。 ※当館は事前予約制ではありません。当日、チケットカウンターでチケットをお求めください。 ●主催:練馬区立美術館(公益財団法人練馬区文化振興協会)、DOMMUNE株式会社 ●協力:株式会社Rhizomatiks、ANOMALY、池上通信株式会社、BRDG / VRDG ●アクセス:西武池袋線中村橋駅下車 徒歩3分 電話:TEL 03-3577-1821 ●住所:〒176-0021 東京都練馬区貫井1-36-16 練馬区立美術館 ●練馬区立美術館 official HP:https://www.neribun.or.jp/museum.html UKAWA NAOHIRO / Portrait of a MEDIA THERAPIST Photo by Toshio Ohno(L MANAGEMENT)「WIRED」JAPAN VOL.38 ■宇川直宏|Naohiro UKAWA(現“在”美術家|DOMMUNE 主宰) 1968 年香川県生まれ。現”在”美術家。映像作 家、グラフィックデザイナー、VJ、文筆家、大 学教授など、80 年代末より、極めて多岐に渡る活動を行う全方位的アーティスト。既成のファインアートと大衆文化の枠組みを抹消し、現在の日本にあって最も自由な表現活動を行っている。2001 年「Buzz Club: News from Japan」(MoMA PS1・ニューヨーク)、「JAM: Tokyo-London」(Barbican Art Gallery・ロンドン)に参加して以来、国内外の多くの展覧会で作品を発表。2010年には、日本初のライブストリーミングスタジオ兼チャンネル「DOMMUNE」を個人で開局。記録的なビューワー数で国内外にて話題を呼び、2011年文化庁メディア芸術祭推薦作品に選出される。宇川はDOMMUNEスタジ オで日々産み出される番組の、撮影行為、配信行為、記録行為を、自らの”現在美術作品”と位置づける。2016年アルスエレクトロニカ(オーストリア/リンツ)のトレインホールにステージ幅500Mのサテライトスタジオ「DOMMUNE LINZ!」を開設、2019年、瀬戸内国際芸術祭にてサテライトスタジオ「DOMMUNE SETOUCHI」を開設。どちらも大きな話題となった他、これまで DOMMUNEは数々の現代美術の国際展に参加し、ロンドン、ドルトムント、ス トックホルム、パリ、ムンバイ、リンツ、福島、山口、大阪、香川、金沢、秋田、札幌、佐渡島と、全世界にサテライトスタジオをつくり、偏在(いま、ここ)と、遍在(いつでも、どこでも)の意味を同時に探求し続けている。10年間に渡って配信した番組は約5000番組/約1万時間/150テラを越え、トータル視聴者数1億人を超える。2019年、リニューアルした渋谷PARCO9Fにスタジオを移転。「SUPER DOMMUNE」に進化し、5G以降の最前衛テクノロ ジーと共に未来を見据えたアップデートを図る。2021年、第71回芸術選奨文部科学大臣賞受賞。 ●DOMMUNE official HP:https://www.dommune.com/
2019/10/10
10月19日開催 「WWW & WWW X Anniversaries」最終公演追加出演者発表。Ryoji IkedaとAlva Noto (Carsten Nicolai)によるcyclo.の8年ぶりの東京公演となる、エレクトロニック・ミュージックの巨星Mika Vainioトリビュート・イベントにDOMMUNEの宇川直宏がまさかのモジュラー&DJセットで出演決定。 極北の中の極北、電子音楽史に名を残すフィンランドの巨星 Mika Vainio (Pan Sonic) のトリビュート・イベントがRyoji Ikeda発案の元、WWW Xにて開催。Mika Vainioとコラボレーション・ライブも行った同世代のRyoji IkedaとAlva Notoとのユニットcyclo.の8年ぶりの東京公演が実現、欧州やアジアでも活躍中の行松陽介とHarukaがDJで、そしてDOMMUNEの宇川直宏が激レアなモジュラー&DJで各々のトリビュート・セットを披露。テクノイズ、接触不良音楽、ピュア・テクノ、ミニマルとハードコアの融合、といった形容をされながら、90年代初期にIlpo Väisänen (イルポ・ヴァイサネン)とのデュオPan Sonicの結成と同時に自身のレーベル〈Sähkö〉を立ち上げ、本名名義の他、ØやPhilusといった名義で、インダストリアル、パワー・エレクトロニクス、グリッチ、テクノ、ドローン、アンビエント等の作品を多数リリース、アートとクラブ・ミュージックのシーンをクロスオーバーした実験電子音楽のパイオニアとして、2017年の逝去後も再発や発掘音源のリリースが続き、新旧の世代から未だ敬愛され、後世に絶大な影響を与える故・Mika Vainio (ミカ・ヴァイニオ)。本公演では昨年音源化が実現し、〈noton〉よりリリースされたMika Vainioとコラボレーション・ライブも行ったRyoji Ikedaの発案の元、Mika Vainioのトリビュート企画が実現。同じくそのコラボレーション・ライブに参加し、〈noton〉主宰のCarsten Nicolai(Alva Noto)が来日し、2人のユニットcyclo.では8年ぶりとなる東京公演が決定。DJにはここ数年欧州やアジア圏でもツアーを行い、ベルリン新世代による実験電子音楽の祭典Atonalにも所属する行松陽介と、DJ Nobu率いる〈Future Terror〉のレジデント/オーガナイザーであり、プロデューサーでもあるHarukaがラインナップ、そしてDOMMUNE/現在美術家の宇川直宏が貴重なモジュラー&DJセットで参加、各々のトリビュート・セットを披露する。 ピュアなエレクトロニクスによる星空のように美しい静閑なサウンドス・ケープから荘厳なノイズと不穏なドローンによる死の気配まで、サウンドそのものによって圧倒的な個性を際立たせるMika Vainioが描く”極限”の世界が実現する。 WWW & WWW X Anniversaries Mika Vainio Tribute – Infinite – 2019/10/19 sat at WWW X OPEN / START 24:00 ADV ¥4,300 | DOOR ¥5,000 ※未成年者の入場不可・要顔写真付きID /
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