2025/04/07
自然と生命への愛と尊敬を包含する
Métron Recordsからアナログ/デジタルで発表された、作曲家・ピアニスト、盛岡夕美子と環境音楽家、サウンドデザイナー、メディア・プロデューサー、小久保隆の、日本のアンビエント〜ニューエイジの先駆者2人のコラボレーション作品『Gaiaphilia』の日本独自CDが4月30日にリリース決定。4月13日にはPOLARIS tokyoで開催のリリース・パーティーも開催。会場にてCDの先行発売も決定。
作曲家・ピアニスト、盛岡夕美子と環境音楽家、サウンドデザイナー、メディア・プロデューサー、小久保隆による共作作品。両者にとって新たな章を刻む本作は、日本の自然の永遠の美しさに根ざした、深く感情的で超越的な体験を聴き手へ提供する、日本環境音楽の新たな傑作、とのこと。
近年再評価が著しい盛岡夕美子とコンスタントに作品をリリースしてきた小久保隆が、アンビエント・サウンドスケープの旅、『Gaiaphilia』でタッグを組んだ。盛岡の優美なピアノ曲と小久保の没入型フィールド・レコーディング、アトモスフェリックなシンセサイザーがシームレスに融合した作品。
このコラボレーションは、何十年にもわたって画期的な作品を生み出してきた、アンビエント・ミュージックとニューエイジ・ミュージックの分野の2人の先駆者が結集して生み出したもの。2人は2023年に代官山の「晴れたら空に豆まいて」で開催されたコンサートで共演を果たしたことをきっかけに交流が生まれ、その後自然発生的にコラボレーションが始まった。
1987年のアルバム『余韻 (Resonance)』(Métron Recordsからアナログでリイシューされ各所で高い評価を得た)で名声を博した盛岡は、自身の内省的な演奏に小久保の鮮やかな環境テクスチャを融合させ、自然とメロディの対話を生み出している。
『余韻 (Resonance)』をリリースした後、盛岡は音楽界から身を引き、家族のためにアメリカに移住した。彼女の作品は長年ファンにひっそりと愛され、2020年に再発されて初めて広く認知されるようになった。7年前、壊滅的な山火事でカリフォルニアの自宅が焼け落ちたため、東京に戻り、ショコラティエに転身したが、近年はピアノへの情熱を再燃し、ライヴ演奏や新作のレコーディングを行っている。
小久保隆の伝説的なディスコグラフィーは30年以上にわたり、近年ではYouTubeのアルゴリズムや海賊版のアップロードを通じて広く評価され、数千万回再生されているが、彼はサウンド・デザインの仕事、特に日本の地震警報音やクレジットカード決済のジングルで最もよく知られており、彼の作品は日本社会に浸透している。
「地球への愛と懸念から、私たちは2人とも独自の感性と探究心を持っており、それを音楽を通して表現しています。」
共通の哲学的関心に基づいており、自然の回復力と調和に対する深い敬意を反映している。ガイア、母なる地球の再生、生命の相互関係というテーマが中心にあり、宇宙論、神聖幾何学、日本の神秘的なカタカムナの伝統からインスピレーションを得ており、このアルバムは自然界の繊細なバランスを音が映し出す瞑想的な空間にリスナーを誘っていく。
サウンドデザインの達人である小久保は、衝突試験用ダミーの頭の形をした自作のバイノーラル・マイクで録音した独特のフィールド・レコーディングでこのビジョンを高めている。ボルネオのジャングルから海の波の穏やかなリズムまで、小久保の地球規模の録音は、盛岡の内省的なピアノ曲を完璧に引き立てる没入感のあるサウンドスケープに変化させていく。
「タイトルのGaiaphilliaは、自然と生命への愛と尊敬を包含する新しい言葉です。この感情こそが、私たちが表現したいテーマです。」
山梨にある小久保のログハウス・スタジオ「スタジオイオン」で録音されたこのコラボレーションは、日本の自然の風景の永遠の美しさに根ざした、深く感動的で超越的な体験をリスナーに提供する。
Yumiko Morioka & Takashi Kokubo – Gaiaphilia
Label: PLANCHA / Métron Records
Format: CD
Release Date: 2025.04.30 ※04.13のリリース・パーティーで先行発売
Price: 2,200 yen + tax
※日本独自CD化
※解説付き
Tracklist
1. Birds of Borneo
2. Gaiaphilia
3. Elegant Spiral
4. Ancient Beach
5. O-KA-GU-RA
6. Sanukite
7. Veil of the Night
8. Hibiki of Katakamuna
日程:2025年4月13日(土)
時間:OPEN 17:30 / START 18:30
会場:POLARIS tokyo
料金:ADV 4,500円 / DOOR 5,000円 *別途1ドリンク代700円必要
チケット:https://miminoimi20250413.peatix.com/view
出演:
Yumiko Morioka & Takashi Kokubo
Olli Aarni & Yoichi Kamimura
category:NEWS
tags:Takashi Kokubo / Yumiko Morioka
2023/07/24
2つの言語は闇と光を象徴する アニメ『ベッカムに恋して』、オールドスクール・ヒップホップで育った彼女のMISOVERSE(自らの世界)は文化や世代を超えたものの融合で、女性らしさ、女性のエンパワーメント、ハーフをめぐるテーマを探求している。イギリス人の父と日本人の母との間に生まれ、ロンドンを拠点に活動するMiso Extraが2nd EP『MSG』と1stEP『Great Teste』をカップリングした日本独自企画盤を発売する。 Miso Extraという名前は、彼女がイギリスで経験した人種差別に由来する。二重国籍であることから、「Me so horny(私はムラムラしている)」などと嘲笑されていた、そして彼女はこのフレーズを「Me so extra(私はエキストラ)」、つまりMiso Extraと言い換えた。 EP『MSG』は、味の素にちなんで名付けられた。『Great Taste』に続き、Miso Extraは『MSG』を「耳のためのうま味」と表現。英語と日本語のラップは、2つの言語を使うことで闇と光を象徴し、陰と陽を作り出している。イギリスでは、ほとんどの人が英語を理解し、日本語を理解する人は少数派。MISOVERSE(自らの世界)では、英語は表面的な喜びを表現するために使われ、内面的な葛藤や深い自己反省は日本語を通して伝えられる。 Miso Extra – MSG + GREAT TASTE Label : BIG NOTHING / ULTRA-VYBE Release date : September 20 2023 Tracklist 1. 50/50 2. Space Junk 3. R10 4. Wise 5. SC Club 6. Adventures of Tricky N Duke 7. 1013 8. Deep Fried 9. Great Taste 10. Tadori
2023/12/06
人間の声の詩、言葉によって伝えられる精神、心、魂 アメリカの電子音楽デュオGeorgiaと、日本のヴォーカリスト/プロデューサーDoveのコラボレーション作品『Air from Air』が12月22日に〈エム・レコード〉よりリリースされる。現代ベースミュージック等の分野にヴォイスワークの可能性を拡張し未踏の領域へ進出する新音楽。 『Air from Air』は、人間の声の詩、言葉によって伝えられる精神、心、魂といった精妙なものを、現代の電子音楽技術の魔術的な仲介によって変化させ、強化し、抱擁する。この特異なパートナーシップは、Doveが呼吸するように発する言葉が、音節ごとに、またはフレーズごとに、修正され、拡大され、揺り動かされ、祝福されるオーディオ詩のコレクションである。GeorgiaはDoveの声を思慮深く強調し、電子回路のエーテルを通して呼吸と空気を変化させ、意味を解体しながらも、逆説的に言葉と音楽の両方の新しい意味を明らかにする。日本語を理解するリスナーは、これらの雰囲気の中に意味の雲や星座を見出すだろうし、Doveの母国語を理解しないとしても同じ雰囲気の中に純粋な音節音響の喜びを見出すだろう。現代音楽のパイオニアたちが電子音楽やサウンドアートにおける人間の声の可能性を追求した試みの、まったく新しい延長線上にある作品と受け止める者もいるだろうが、『Air from Air』はむしろ現代のベース・ミュージックやその他の分野にまで拡張された、まだ名付けがたい音楽の未踏の領域への進出となるかもしれない。LP版はDLカード付き、ディスクはBioVinyl使用。 – アーティスト:ジョージア&ドーヴ (Georgia + Dove) アルバム題名:エア・フロム・エア (Air from Air) フォーマット:LP / Digital カタログ番号:EM1209LP 制作発売元:エム・レコード (EM Records) 発売日:2023年12月22日(金) マスタリング・カッティング:Anne Taegert at D&B 装丁:近藤さくら =LP版仕様= + BioVinyl™ 使用 + DLカード付き + シュリンク封入+ステッカー https://emrecords.bandcamp.com/album/air-from-air Side A 1) 07.09.1521 – Heat of the Cheek 2) 10.10.2002 – Your Feet 3) 30.07.1845 – This is Bee Wine 4) 13.02.2078 – I’m Looking Down at Me Sinking Side B 1) 26.01.1981 – Floats 2) 01.08.1940 –
2020/07/30
8月28日リリース 先日のBoiler Roomでもレーベルショーケース的な配信を行なった上海のレーベル/コレクティブ〈SVBKVLT〉から、レーベルメンバーの1人Goooooseと、ベルリン拠点にするShigeru Ishiharaによるプロジェクトで、ゲームボーイブレイクコアレジェンドであるDJ Scotch Eggとのコラボレーション作品『JAC』が発表。 2019年のNyege Nyege Festivalで出会った2人は、COVID-19が本格的に世界に拡大する直前の今年1月に上海でレコーディングを行なったという。収録曲にはウガンダのMC Swordman Kitalaのボーカルをフィーチャーした「Goose Egg Dub」や、〈Hakuna Kulala〉を主宰し、東アフリカを代表するエレクトロニックプロデューサー Slikbackのリミックス、Seven OrbitsとTSVIによる共同リミックスも収録。 Gooooose & DJ Scotch Egg – “JAC” Label : SVBKVLT Release date : August 28 2020 Bandcamp : https://svbkvlt.bandcamp.com/album/jac Tracklist 1. JAC 2. Dengrouse 3. Goose Egg Dub feat. Swordman Kitala 4. Aphids 5. Rolex 6. Altered Destiny 7. JAC (Slikback remix) 8. Altered Destiny (Seven Orbits & TSVI remix)
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