逆建築、空間と音楽について|体験型イベント〈Bask〉が都内倉庫で開催

3/1 新木場Studio Flamme

 

 

SystemsのKwakumitsuhiroが、新たな試みとして東京都新木場の倉庫・Studio Flammeにて電子/実験音楽と空間演出を融合させた体験型イベント『Bask』を開催。

 

3月1日(土)の第一回公演には、ドイツより初来日となるTryceのほか、国内からSakura Tsuruta、uku kasai、Kentaro Hayashi、Kwakumitsuhiroが出演。会場内の展示作品はKang Minseokが担当、メインフライヤーを含む全体のデザインはLuna Woelleが手掛ける。サウンドシステムはTaguchi & E.A.R.による4.8ch環境で構築される。

 

タイトルのBaskは「(日光に)当たる、浴する、浸る」といった意味合いを持つ語。開放的な場所で音楽に耳を傾ける際の、音と環境音が一致し気持ちよく微睡むような体験から名付けられた。目の前にいるアーティストの音楽表現を楽しむ従来の音楽イベントとは一味違った、新たな音楽体験を提供することを目的に企画された。

 

また、本会のキーワードとなっている「逆建築」は東京を拠点に活動するDJ/オーディオビジュアルアーティスト・dj woahhausによって生み出された概念。音楽に限らず、「空間が先行しそこに物事を当てはめるさま」を建築になぞらえて表したとのこと。

 

Baskでは「音楽が時間を表す芸術と捉えた時に身体と空間の居場所はどこにあるのか? 」という疑問に対し、「空間が先に作られた環境に音楽がある」という主張を展開し、空間演出とLive/DJ表現を通して実際に空間と音楽を観測することを目指している。

 

本公演ではアーティストの存在が少しぼやけ、空間がその魅力を引き立てる手助けをすることとなる。参加者には「音と空間の関係」の中に自分自身の存在をどのように感じるかをじっくりと探求する環境が用意され、この探求を通じて自身の感覚を再発見することが可能、とのこと。

 

 

2025/3/1 (Sat)

BASK -逆建築 空間と音楽について-

at Studio Flamme (東京都江東区新木場3-4-7)

17:30〜22:30 (開場時間 17:30~18:00)

※出来るだけ開場時間内にご入場ください。入場時間後も出入りは自由です。

Ticket : 前売り3500円 / 当日4000円 (+1Drink)

https://bask-ing.peatix.com/

 

ACT :

Kwakumitsuhiro (Live)

Kentaro Hayashi (Live)

Sakura Tsuruta (DJ)

Tryce (Live) (IT/DE)

uku kasai (Live)

Kang Minseok (Installation)

 

4.8ch Sound System : Taguchi & E.A.R.

Total Design & Flyer : Luna Woelle

 

当日の演出と注意事項一覧:

 

・全長3mの展示作品が空間演出として会場の中央に配置されています。

※自由に作品のそばを通って頂けますが展示物にはお手を触れないようご注意ください。

※場内撮影は可能ですが、演出上の観点から場内での画面が明るい状態でのスマートフォンのご使用はお控え下さい。

 

・ストロボライトを使い、短い間隔で強い閃光が発生する演出を行う箇所があります。サングラスの持参、または場内の休憩スペースでの定期的な休憩を推奨しています。

※断続的な光刺激により、体調不良を引き起こす可能性があります。

 

・フォグマシンを使い、スモークを濃く焚いて、目の前が見えずらい演出を行う予定です。

※出演者の公演時間以外は、定常光が出せるライトを使って常時太陽光がある様な演出をしますが、それ以外の時間は照明が無い暗い状態になりますのでお気をつけください。

 

・Taguchi音響様のスピーカーを使い、4.8chでのサウンドシステムを構築します。

※音響効果向上のため、大きい声での会話は場内ではお控えください。

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