2024/07/06
各架空のシーンに没入するサウンドトラック
以下、Koeosaemeより
本作は2018~21年当時制作していた作品にリアレンジと編集
またこのプロジェクトのためにご紹介頂きアートワークをご担当頂
Koeosaeme – Mauve
Label : Crash Symbols
Release date : 6 September 2024
Pre-order : https://crashsymbols.
Tracklist
1. I
2. Ⅱ
3. Ⅲ
4. Ⅳ
5. Ⅴ
6. Ⅵ
7. Ⅶ
8. Ⅷ
9. Ⅸ
category:NEWS
tags:Koeosaeme
2023/07/06
Orange Milkより リラックスと緊張、最先端ヘッドホン音楽とコラージュ空間音楽、逆説的快楽が流れる組曲。アメリカ/オハイオのレーベル〈Orange Milk Records〉より、koeosaemeのニューアルバム『Beige』のリリースが発表。LP / Digitalが予約開始。 本作は「意識しないと気がつかないが近くに突如存在していたオブジェ音」のテーマで制作された。JACKSON kakiとYosuke Fuyamaとのコラボレーションによりそれぞれの映像作品が公開。 BEIGE_1 from koeosaeme on Vimeo. このアルバムを制作する以前に行った誰もいないギャラリーでスクリーンに突如映し出されたベージュの絵に何故か面白さと強い影響を受けました。意識しないと気がつかないが突然身に降りかかる感動をテーマにしたいと考えました。サウンドの方向性はこれまでの西洋や東洋のミニマルクラシック、エレクトロアコースティックに対する個人的な思いや日常の混乱とを組み合わせて室内空間、移動中のリスニングにも対応できるような作りにしました。また純粋な音楽作品を作りたいというよりは変質的なオブジェ音楽としてテーマに合わせてどう組み立てていくかを強く意識しています。 構成をI〜ⅩとⅪ〜XXに分けて色や物音、ピアノやサックスの動きなどのパターンから連想される相性を考えて、その背景に合うものは何かを意識してスケッチを始めていきました。録音を進めていくうちに素材同士が複雑に絡みながら立体的な音響空間を作り出していることに気づき、そこからさらにアイディアを加えて抽象的な作品に仕上げました。こちらから皆様へ何か新しい体験を提供する事ができたらとても嬉しいです、ご試聴下さる方とOrange Milk Recordsに心から感謝致します。 -2023.07.06 / こえおさえめ koeosaeme – Beige Label : Orange Milk Records Release date : July 28 2023 Pre-order : https://koeosaeme.bandcamp.com/album/beige Tracklist 1. I 2. II 3. III 4. IV 5. V 6. VI 7. VII 8. VIII 9. VIV 10. X 11. XI 12. XII 13. XIII 14. XIV 15. XV 16. XVI 17. VII 18. XVIII 19. XIX 20. XX
2021/06/14
東南アジアの民族音楽からの影響 以前はYMOの高橋幸宏が立ち上げた「Office Intenzio」に所属、ロッテやスクウェア・エニックスのCM音楽も手掛けてきたサウンドデザイナーRyu YoshizawaによるプロジェクトKoeosaemeが、ニューアルバム『Annulus』のリリースを発表。 〈Orange Milk〉からリリースされた2019年のアルバム『Obanikeshi』、CVNとのスプリットカセットテープに続く今作はこれまでのスタイルをさらに洗練させ、ミャンマー、タイなど、東南アジアの民族音楽からのインスピレーションも追加されているという。穏やかで、メロディックな今作は、Steve ReichやJon Hassellのような西洋の影響を受けていながら、明らかに日本の音楽であり、遠い未来に作られる予定のドキュメンタリーのための音楽でもあるとレーベルは説明している。また、アルバムには、Seth Graham、Hidekazu Sakamoto、LXVとコラボレーションした楽曲も収録。 Koeosaeme – Annulus Label : Orange Milk Release date : 16 July 2021 Pre-order : https://orangemilkrecords.bandcamp.com/album/annulus Tracklist 1. 15202119:10 feat. LXV 2. 1520219:44 3. 13020218:26 feat. Hidekazu Sakamoto 4. 12520219:05 5. 122420219:18 6. 2720217:06 7. 122202115:12 8. 212202115:46 feat. Seth Graham 9. 1214202018:07 10. 12920216:48 11. 21220218:16 12. 21320219:43
2019/05/09
コエオサエメとオバニケシ。 Photo by Norihito Hiraide Koeosaemeは、日本を拠点にするサウンドデザイナーRyu Yoshizawaのプロジェクト。2017年にSeth GrahamとKeith Rankin (Giant Claw)が主宰するオハイオのレーベル〈Orange Milk〉からカセットアルバム『Sonorant』、2018年にはDavid M. Romero主宰のバルセロナのレーベル〈angoisse〉より『Float』をリリース。そして、今年5月17日に待望の新作『OBANIKESHI』が〈Orange Milk〉からリリースされ、6月にはCVNとの北米ツアーも控えている。そんなKoeosaemeに、これまでの活動や新作についてインタビューを行った。 – 子供の頃に音楽に触れたきっかけってどんな感じでした? Koeosaeme – じいちゃんがけっこう音楽好きで、家にいっぱいレコードがあったんですよ。クラシックとかジャズとかロックとか。そのレコードを借りて聴いて、みたいな。すごく沢山あったんで、それをひたすら掘って聴いてましたね。 – 意識的に聴きだす頃とかはどうでした? Koeosaeme – それは中学校入ってバンド始めた頃とかですかね。マリリン・マンソンとビジュアル系がミックスされたようなのやってたんすよ。 – オリジナルもですか? Koeosaeme – 最初はメタルのコピーやったりとか。で、僕はシンセサイザーとかやってて。 – いきなりシンセですか?ギターとかベースとかじゃなくて。 Koeosaeme – 最初ギターやってたんですけど、もっとうまいやつがいたんです。でも、いろいろ好きでしたね。YMOとかもですが、これは僕の世代の話になっちゃうんですけど、めっちゃビジュアル系が流行ってて。そういうの聴いてましたね。 – ちなみに今おいくつなんですか? Koeosaeme – 81年生まれで38ですね。 – 同世代ですね。この世代って、本当に周りに多いですね。食品さんとか、ナパさん(Forestlimit)、カトーさん(NOVO!)。 Koeosaeme – なんか話合うなと思ってました(笑) – 匂いがね。 Koeosaeme – そう、匂いが。ナパームさんは、俺がかけてたメタルのSEに反応してくれたし。SakumaさんもじゃあV系いってます? – 通ってますね。 Koeosaeme – ROUAGEとか好きでした。音楽ってより、世界観ですよね。当時、確か彼らはインディペンデントでカセットテープとかリリースされてて、そういうの「SHOXX」見て買ったりとか。 – 雑誌の裏に載ってるようなやつですね。 Koeosaeme – あとLAREINEっていう、MALICE MIZERみたいなバンドとか。(MALICE MIZERのスタッフだったメンバーが結成したバンド) – それは中学生ぐらいの頃ですよね?その後、DTMを始めるのいつ頃ですか? Koeosaeme – 大学生ぐらいですね。映画の学科通ってて、音楽ってよりか映画の世界に入ろうかなと思ってたんですよね。でも、途中でやっぱ音楽好きだなってなって。当時、三田の御成門にある学校の作曲コースに通ってちゃんと勉強し始めました。そこでDTMとかも学んで。音楽理論もちょっとやるし、サウンドエンジニアリング的なことを教科書で勉強するみたいな。まぁ音響のこととか、あんま役に立たなかったですが。 – でも、あの緻密な鳴りは自分にはないアカデミックさを感じます。で、〈Orange Milk〉のリリースの前に〈Denryoku Label〉からも作品出されてますよね。このレーベルについて教えてもらっていいですか? Koeosaeme – そこの話ですか。オーナーのキハラくん喜ぶと思います。そもそも、僕長く音楽業界にいたんですけど、フリーランスになってから、事務所に所属してる時より仕事が減っちゃったんすよね。で、どうしようって先輩に相談したらプログラミング勉強しろよって言われて、プログラマーやり始めたんですよ、2002年頃だったかな。それでプログラムの会社で働きながら、音楽を両立させてて。まぁ今もそうなんすけど。で、働いてる時に、電子音楽やってる人たちがそこにいたんですよね。それで仲良くなったのが〈Denryoku Label〉のキハラくんていう人なんです。彼はもともと〈Maltine Records〉の周辺のシーンと繋がって、ずっとやってたみたいですね。 Photo by Norihito Hiraide –
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