00sジャパニーズ・エレクトロニカの傑作、aus『Lang』が初のLP化

現行20sエレクトロニカと静かに合流

 

 

「 “ラング” はエレクトロニカがどれほど有意義でエキサイティングな音を表現することが出来るかを示した素晴らしい見本と言えるでしょう。ausは細かなディテールと、哀愁と楽観的な感情を同時に呼び起こす素晴らしいメロディーで感覚的に構築したアレンジを組み合わせている。」 – ウルリッヒ・シュナウス

 

2006年にリリースされた今作でエレクトロニカの世界に魅了され、同時期に盛り上がったポストロックやその後のポストクラシカルの世界にどっぷりと浸かった人も少なくない。メロディアスで耳に優しく残るグリッチサウンドと柔らかなドラムンベースのリズム、そこにフリージャズやアブストラクト・ヒップホップを彷彿とさせるドラムのサンプリング。水面にキラキラと輝く陽の光を想起させる透明感のあるエレクトロニカサウンドは当時大ヒットし、ausの名をこのシーンを牽引する存在へと引き上げた。今回リマスタリングはRothkoとしての活動でも知られるMark BeazleyがLP用に仕上げている。当時のCD盤と同じくアートワークをAkihiro Moritaが手がけ、写真はRyo Mitamuraによるもの。 一新したデザインで登場。現行20sエレクトロニカと静かに合流する。

 

 

aus – Lang

2023年5月26日リリース

フォーマット : 国内盤LP

価格 : 4,730円(税込)/4.300円(税抜)

レーベル : p*dis

■初回完全生産限定盤

■リマスタリング

http://www.inpartmaint.com/site/37382/

 

A-Side

01.Clocks

02.Halo

03.New Look

04.Beyond The Curve

 

B-side

01.Double Talk

02.Opaque

03.Aslope

04.Headphone Girl

05.Moraine

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