2022/01/05
1月7日 Contact Tokyo
Romy MatsとVJ Camelによって代官山の地下で産声を上げたパーティー『解体新書』が1月7日にContact Tokyoにて5周年記念パーティーを開催。5年間の集大成に相応しいラインナップが各フロアに出揃った。
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1月7日、節目と出立の境界線を目の前にして主催の2人の中で去来するのは「基礎に返ることで未来を臨む (Get back to the basics to face the future)」という外延。RomyとCamelは互いに自身の活動と音楽遍歴、また『解体新書』としての活動やエッセンスを見つめ直し、そして未来を協奏したいと願うアーティストをこの5周年のパーティーに招いている。
Studio Xには、ひと際個性が強く、質感として”ライブ性”の高いアーティストが集結する。”オルタナティヴ / Alternative”という根幹をバンド・カルチャーから相承する主催の2人が、その体現者としてまず白羽の矢を立てたのはロンドン拠点のバンド・Bo Ningen。2021年1月にアルバム『Sudden Fiction』を発表し、去る12月には約1年越しとなるリリースライヴを行ったばかり。また電子音楽との親和性も高い4人組がこの祝祭の目となる。そして、その目から渦を描くのは縦横無尽なスタイルで空間を染め上げる唯一無二のDJ・¥ØU$UK€ ¥UK1MAT$U。数年前からお互いにラブコールを送り、この1年ほどは幾度の延期を重ねて、今回が待望の『解体新書』初登場となる。国内外の最重要パーティー/フェスティバルでハイライトを生み出してきた氏が、この祝祭では如何なる瞬間を魅せるのか乞うご期待いただきたい。また本パーティーが重要なピースとしてきた電子音楽のライヴには、パリの先鋭的電子音界隈のエキスパートであり、〈L.I.E.S.〉や〈Editions Gravats〉などカルトレーベルをはじめ、日本は〈BIG LOVE〉からの作品を含め数多のリリースを手掛けるKrikorが登場。テクノ/ハウス~ダブ~ベース~ワールド~アンビエントの要素を顕微鏡レベルで抽出して、如何様にも混成させていくライヴセットは必聴。『解体新書』のレーベルサイド〈KTSNS〉の2作目として新作EPのリリースを控えるAlbino Soundは、制作中から据えた新たなコンセプト/インスピレーションを元に、更なる磨きをかけたコズミックかつ低重心な最新セットを披露する。そしてオープンアップには、初回の『解体新書』に出演して以来、節目のパーティーには欠かすことのできない旧知の仲にあるDJであり、本パーティーではダブステップに起因するより自由な表現を魅せる『BACK TO CHILL』レジデントのHELKTRAMが登場する。
一方のContactフロアは、抜目ないグルーヴメイクとセレクションで他とは一線を画するDJが揃い踏み。まずは今回が約5年ぶりの『解体新書』出演となるDJ・Shhhhh。世界各地のローカル & ルーツミュージックを熟知する国内随一のスペシャリストとして広く知られている通り、氏もまた電子音楽のシーンにおいてはオルタナティヴの筋を貫き続ける重要人物である。氏の手に掛かれば、これまで『解体新書』が追求をしてきたベース~テクノ文脈の現代的/先鋭的なサウンドにもハイブリッドシナジー効果がもたらされ、一味も二味も異なる揺らぎ、そして音響感覚へと昇華されていく。それはこのフロアの彼方にある最高到達点であり、この祝祭の空間にて堪能したい瞬間である。2021年10月に行われた前回に引き続き2回目の出演となるErik Luebsは、”テクノ”の伝統的側面から新境地を志向するアーティストである。身体と深く結び付くリズムとベース、感情に作用する流動性に溢れたメロディーを追求しながら、毎月1曲を自身のBandcampページで発表してきた『Cycle』シリーズは、遂には2021年にNYの名門〈The Bunker NY〉からのEP『Transcendental Number』へと帰結。2022年直ぐには、広義のテクノを追求する新たなリリースシリーズ『New Strains』を発表したばかりということもあり、前回よりもさらに豊富になったサウンドパレットをDJセットを通じて堪能することができるだろう。そして、昨今のローカルシーンにおいて、独自のミックス表現で “ベース~テクノ~etc.”をユニークに結び付ける2人のDJ・FELINEとykahは今回が『解体新書』初出演となる。2010年代ベースミュージック影響下の疾走感と重厚感をバランス良く兼ね備えながらも、どこかで軽やかにフロアをリードしていく感性で毎度驚きの多いセットを魅せるFELINEはクロージングを。感覚の深度の中で陶酔的かつダビーな音響をキーポイントとしながら、積極的に様々なリズムアプローチを試行し、スキル的な側面でも急成長を続けるykahはオープニングを。それぞれがパーティーにおける肝要なスロットを務める。さらに、昨年で15周年を迎えた『BACK TO CHILL』よりレジデントDJ・100madoが、約4年半ぶりに『解体新書』へとカムバック出演することが緊急決定。今や様々な電子音楽に内包されるベースミュージックの血統ないしDNAをひと筋のセットとして描き出しながら、時に狂気的に、時に陶酔的に、空間を凌駕していくDJプレイは他に類を見ない。氏のContactフロアへの参入によって当初とはまた異なる磁力の引き合いが生まれる予感が十分に漂ってきており、それがこの祝祭の渦紋として如何に刻まれるかは、フロアに足を着ける人のみがよく知ることができるだろう。
そしてFoyerフロアでは、時の流れと共に有機的要素と無機的要素が混ざり合っていくことをテーマとした空間インスタレーション「NO BORDER」を展開。サウンドは、『解体新書』のレーベルサイド〈KTSNS〉の初作を飾ったプロデューサー/サウンドアーティスト・Saskiaが担い、本パーティー中に2回、異なるライヴセットを披露する。空間の全体像は、これまでも植物でパーティーの毎回のテーマを大胆に具現化してきたLOYALTY FLOWERSが作り上げ、そこに主催のVJ Camelが映像と照明の折衷的な彩りを加える。これまでも空間インスタレーションを行ってきた3人による周年記念特別編。都心の地下空間にいるとは想像し難いトリップを演出する。
※ フルラインナップ発表時にContactフロアに出演予定となっていたT5UMUT5UMUは、諸事情により惜しくも出演いただくことができなくなりました。
解体新書 Kaitai Shinsho 5th Anniversary
2021.01.07
22:00 open/start
at Contact Tokyo
UNDER 23 ¥2000
BEFORE 11PM ¥2000
ADVANCE TICKET ¥2500 https://contacttokyo.zaiko.io/_item/345695
GH S MEMBERS ¥2500
GH Members ¥3000
DOOR ¥3500
Line up:
[Studio X]
Bo Ningen – Live
Krikor – Live
Albino Sound – Live
¥ØU$UK€ ¥UK1MAT$U
HELKTRAM
Romy Mats
VJ Camel
[Contact]
Shhhhh
Erik Luebs
100mado
FELINE
ykah
[Foyer]
“NO BORDER”
Saskia × LOYALTY FLOWERS × VJ Camel
公演詳細:https://www.contacttokyo.com/schedule/kaitaishinsho-5th-anniversary/
category:NEWS
tags:解体新書
2021/11/01
11月22日(月・祝前) 渋谷clubasia 「AVYSS」が3周年記念パーティーを11月22日(月・祝前日)に渋谷clubasiaにて開催。 2019年にWWWで開催した1周年記念パーティー以来となる周年イベントは、希望と共存と繭(コクーン)をテーマに、所縁のあるアーティストやDJを中心に20組以上が参加。発表に合わせて公開されたイメージムービーは、AVYSSのロゴを手掛けるヴィジュアルアーティストDaiki Miyamaが映像を手掛け、音楽をCVNが担当している。 また、海外からは、Lil Marikoとyeuleが映像出演。 Lil Mariko(リルマリコ)は、中国と日本をルーツに持ち、メタルと90年代のレイヴ・ミュージックへの愛にハイパーポップを織り交ぜ、”スクリーモ・ミーム・クイーン” と称される。2019年末、パートナーでプロデューサーのFull Tacと共にリリースした電子タバコをテーマにしたシングル「Where’s My Juul??」がバイラルヒット。Dorian ElectraやRico Nastyとのコラボレーション作品も発表し、パンデミック以降はオンラインパーティーにも数多く出演している。 yeule(ユール)は、シンガポール出身でロンドンを拠点に活動するNat Ćmielによるプロジェクト。過激かつ刺激的なヴィジュアル表現と白昼夢のようなドリーミーなメロディを特徴的とし、名前は『ファイナルファンタジー』のキャラクター名に由来している。2022年2月には、エラーメッセージや壊れたコンピュータコードをテーマにし、断酒の経験を反映させた2ndアルバム『Glitch Princess』をリリースする。 AVYSSは、昨年新型コロナウィルスによるパンデミック以降に仮想空間プロジェクト「AVYSS GAZE」をスタートさせ、ヴァーチャル渋谷PARCOを使用したSUPER DOMMUNEとのコラボレーション・イベントや、渋谷WWWを3DCG化してヴァーチャル・パーティーを行うなど、現実空間よりも仮想空間にフォーカスしてきた。今回のイベントを含めた周年プロジェクトは、その期間に培った技術とアイデアとヴィジョンを拡張させる内容となっている。 公演タイトル:AVYSS 3rd Anniversary 日時:2021年11月22日(月・祝前日) 会場:clubasia OPEN 23:00 / CLOSE 5:00 料金:3000 + 1D 前売りチケット:https://cultureofasia.zaiko.io/buy/1rwi:ic8:e19c6 出演者 A-Z バイレファンキかけ子 BBBBBBB CVN + friends DEAD BITCH《CANCEL》 Dove Ichiro Tanimoto JUMADIBA Le Makeup Lil Mariko Lil Mofo 松永拓馬 NordOst PICNIC YOU Prettybwoy + lIlI リョウコ2000 tamanaramen 宇宙チンチラ yeule YNZ VALENTINE Yoyou Poster / Movie : Daiki Miyama Streaming / VJ Direction : JACKSON kaki Streaming / VJ Operation : ippaida storage Cooperated by melting bot 会員制オンラインコミュニティ「AVYSS Community」で1Fステージのみ生配信 AVYSS
2021/07/29
8月28日開催 昨年は5周年記念パーティーの開催を緊急事態宣言の影響で見送っていた「BLOCK」が、渋谷clubasiaにて6周年を記念したアニバーサリーパーティーを開催。 メインフロアの出演にはHelp Me plyz、Jin Dogg、ralph、D-SETO、ZERRY、018、FUJI TRILL、Chibichaelに加え、DJ CHARIとNo Flowerが初登場する。 ————— 2021.8.28(sat) BLOCK 6th Anniversary @clubasia OPEN: 23:00 DOOR: ¥3,500/1D ADV: ¥2,500/1D -MAIN STAGE- Help Me Plyz Jin Dogg ralph D-SETO ZERRY 018 FUJI TRILL CHARI No Flower Chibichael -1F FLOOR- ChuBEI y.k.c YU-RI HO-HEY ALISA SAKi SUKi SAKE 裏巻助平 KiDO ATAMI -2F FLOOR- ATSUKI KOTARO G4CH4 3icrowave $hirutaro sidcandy OR hzm cyberpink 前売りチケット : https://cultureofasia.zaiko.io/buy/1qVD:fRc:d38c5
2019/08/16
9月28日(土)深夜 2018年6月にローンチしたAVYSSが一周年を迎え、これまでにインタビューや記事等で関わってきたアーティストを中心に組まれたアニバーサーリー・パーティーを開催。時代とリンクしながらアップデートするオルタナティブな視点を軸に、新世代のエレクトロニック・ミュージックとヒップホップを体現する計11組の国内外のアーティストがラインナップ。ベルリン新世代の旗手〈PAN〉からパイオニアM.E.S.H.、新鋭TOXE、国内から釈迦坊主、TYOSiN、LSTNGT、リョウコ2000、PHOTON POETRY、Dove、荒井優作、lIlI、speedy lee genesis。 ————- 2018年6月にスタートしたウェブマガジン AVYSS が一周年を迎え、9月28日深夜のWWW / WWWβにて一周年記念パーティーを開催する運びとなりました。今回出演者には AVYSS の記事等で関わっていただいた方々を中心に声をかけさせてもらってます。 Bill Kouligas主宰、ベルリンのエレクトロニック / エクスペリメンタルレーベル〈PAN〉からTzusingとのスプリットも記憶に新しい M.E.S.H. と、MechatokとのプロジェクトEmirandaをスタートさせた Toxe を招聘。日本のトラップ / ヒップホップからは、Kamiyada率いるLAのコレクティブ〈Midnight Society〉に加入するなど海外シーンとの繋がりがさらに強固になった TYOSiN。主催イベント「TOKIO SHAMAN」を軸に、宇宙と繋がる唯一のラッパーであり、プロデューサー / ミックスエンジニアとしても圧倒的な支持を得る 釈迦坊主。哀しみのレイヴとトランスを剥き出しのエモーションでトラウマも未来も爆発させる LSTNGT。昨年Le Makeupプロデュースで、エレクトロニック + R&Bの未来が詰まった2018年ベストのEP『Femm』をリリース、今日本と世界が最も注目すべきシンガー Dove。ヒップホップと実験音楽と美術を相互的に繋ぐ唯一の存在で、銀杏BOYZ、GOODMOODGOKU、butaji、odd eyesなど多方面で楽曲制作に関わる奇才 荒井優作。トラップとエレクトロニック、今まさにその先端を迷い無く自由に行き来するDJ / プロデューサー / シンガー lIlI。AVYSSを始めてから一番惹き込まれるプレス文だったと記憶している主催イベント「Neoplasia2」を今年5月にLAのHirakishを招いて開催した speedy lee genesis。そのインパクトは今体感すべき、アジアンエレクトロニックシーンの神秘 PHOTON POETRY。出演した「FREE RAVE」ではTwitterのトレンド入りを果たし、公開されたガバミックスも話題になったピアノ男とnoripiによる高速変造RAVEユニット リョウコ2000。DJとしてもレーベル / ミックスシリーズ〈JEROME〉にMixを提供するなど活動の幅を広げるヴィジュアルアーティスト Daiki MIyamaがフライヤー / VJを担当。 AVYSS 1st Anniversary 2019/09/28 at WWW /
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4/8 WWW+WWWβ / 4/9 CIRCUS Osaka