2021/06/30
MVも公開
”ハーフコリアンジェンダーフルイドヴァンパイア”を自称し、韓国とオランダをルーツに持つシンガーソングライター/俳優のChester Lockhartが、セルフプロデュースの新曲「Firework」をMVと共にリリース。
昨年はEP『Wet Metal』をリリースし、今年4月にはDorian Electra、Chase Icon、Alice Longyu Gao、Golin、COBRAH、Mood Killer、Lil Mariko、4s4kiなど、錚々たるラインナップでオンラインバースデーパーティーを開催したChester Lockhart。プライド月間にリリースした今作は、企業がマーケティング戦略としてLGBTQ+コミュニティのアイデンティティや運動を取り組む「レインボー・キャピタリズム(ピンク・キャピタリズム)」をテーマにしているとのこと。映像はChester Lockhart自身とVince Rossiが手掛けている。
Chester Lockhart – Firework
Release date : 29 June 2021
Stream : https://ffm.to/clfirework
category:NEWS
tags:Chester Lockhart
2020/10/12
タイトル曲の映像が公開 photo by Jerry Maestas 南カリフォルニアで生まれのChester Lockhartは、韓国とオランダをルーツに持ち、シンガーソングライター/ダンサー/俳優など様々な活動を行っている。音楽活動においては、Dorian Electra、Mood Killer、Weston Allenなどと共演/共振し、新しく実験的なハイパーポップシーンを更新する1人。 自らを”ハーフコリアンジェンダーフルイドヴァンパイア”と名乗るChester Lockhartの9月にリリースされたEP『Wet Metal』からタイトル曲のヴィジュアライザーが公開された。強めのグリッチで施されたメロディックなハイパーポップEP『Wet Metal』は、Dorian Electraの楽曲プロデュースも行うSocialchairが手掛けた「Bound」以外は全て自身によるセルフプロデュース。公開されたヴィジュアライザーは撮影をJenni ThomassonとGary Gifford、編集は自身で担当している。 Music written & produced by Chester Lockhart Shot by Jenni Thomasson & Gary Gifford Edited by Chester Lockhart Hair by Gregg Lennon Jr. Makeup & Styling by Chester Lockhart Chester Lockhart – “Wet Metal” Release date : September 16 2020 Stream / Download : https://ffm.to/wetmetal Tracklist 01 Cry 02 Bound 03 Drown 04 Anything 05
2022/10/20
自分の外側にいる自分を認める シンガーソングライター、プロデューサー、マルチ奏者であるLucinda Chua。アイデンティティとレプリゼンテーション*について歌い、自らプロデュースを手がけた楽曲「Golden」を、Tash Tung監督との共同制作によるショートフィルムと共に公開。 *レプリゼンテーションは直訳すると「表現」や「代表」という意味がある。近年使われている意味は、さまざまなシーンにおいて多様性が適切に表現されているかということを意味する。 若き日の自分の視点から書かれた「Golden」は、お手本となる存在がいない状況下での、自らのアイデンティティについて深く考察する、親密かつ心温まる1曲となっている。「あなたに似ていないとき、私は誰に頼ればいいの?」Lucinda Chuaは静かに、不確かな声で宇宙に向かってそっと囁く。「陽の光にさらされた私は金色に輝くの。」美しいコーラスが加わり、彼らの声が重なり合うと、曲は光り輝くアンセムへと昇華し、若き日のチュアに呼びかける。「初めてであること、初めてであること」歌い、Lucinda Chuaが奏でる高揚感あふれるストリングスのアレンジが全体をより一層引き立てる。 映画監督、コラボレーター、そして親友のTash Tung監督(2019年『Semitones』)と組み、2人はこの楽曲のための切ないショートフィルムを共同制作した。美しい映画のような物語性のあるショートフィルムは、Lucinda Chuaと、9歳の子役俳優Coco Bridgerが、幼いLucinda Chua役の「Yian Yian」として共演している。制作にあたっては、イギリスを代表する東アジア・東南アジアのクリエイター達がチームを組み、エグゼクティブ・クリエイティブ・プロデューサーのTiger Hagino Reid、プロデューサーのCheruto Wang、セット・デザイナーのErin Tse、ムーブメント・ディレクターのDuane Nasis、写真家のMilo Van Giapが名を連ねている。 「Tash Tungや、東アジア・東南アジアの人材が大半を占めるキャストやクルーと一緒に仕事をしたことは、私のプロとしての人生で初めて、自分がマイノリティでなくなった瞬間でした」。 Lucinda Chuaはこう続ける。「レプリゼンテーションとは、ダイバーシティー(多様性)だけでなく、自分の外側にいる自分を認めることであり、自分の夢や欲望を応援することでもあります。この作品を発表することで、若き日の自分が誇りに思ってくれることを願っています。」 Lucinda Chua – Golden Label : 4AD Release date : 19 October 2022 Stream : https://lucindachua.ffm.to/golden
2021/06/25
人間のアイデンティティの複雑さ スウェーデンのシンガーソングライターTove Styrkeが、2019年の「Love Me Back 」以来となるオリジナルシングル「Mood Swings」をMVと共にリリース。 人間のアイデンティティの複雑さと自己受容について描く今作についてTove Styrkeは次のように語っている。「私の最高の面と最悪の面に敬意を表しています。私は時々、自分のことが本当に嫌いになります。でも、そうならないように必死に努力しています。私はこの3年間うつ病になったり、激しい恋に落ちたり、スウェーデンの音楽リアリティ番組を乗り切ったりしました。車を手に入れ、ミレニアル・ブルースに悩まされ、時々大人になったような気がします。また、子供の頃のように、なんだか自由になった気分です。」 Gustav Stegforsが手がけたミュージックビデオについてはTove Styrkeは次のように語っている。「これは私のアイデアで、創造的なコンセプトがあり、私は本当に一生懸命、これらのキャラクターを尊敬と愛情を持って描きました。私は彼らを愛しています。人は私たちが許している以上に複雑なものです。そして、これらのキャラクターの外見が違っていても、一人の人間の中には同じくらいのバリエーションがあるのです。」 また、今年後半にかけてさらに多くの作品が発表されるとのことで、「新しいプロジェクトは、音楽的には楽しいゲロのようなもの。どの曲もそれぞれにストーリーがあり、それぞれのムードをあります。60年代のような壮大なラブソングがあったり、今回のような曲があったり、クレイジーなバンガーがあったりね。」と語っている。 Tove Styrke – Mood Swings Release date : 18 June 2021 Stream : https://tovestyrke.lnk.to/MoodSwings
出会いからEP『Soul Kiss』に至るまで
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20年代ネオの高みへ more
18年の歴史を紐解く more