2021/05/19
ハイパーリアル・アニメーション
UKブライトンで結成されたバンドSquidが、〈Warp〉より先日リリースしたデビューアルバム『Bright Green Field』から収録曲「Pamphlets」の映像作品を公開。8分間のハイパーリアルアニメーション作品は、キャラクター・アニメーションをBarney Abrahamsが担当し、Raman Djafariが監督を務めている。
監督を務めたRaman Djafariは今作について次のように語っている。「自分が社会不適合で、愛されず、相容れないという感覚と、その結果として生じる躁的な不安やストレスについてのメディテーションです。外に出るのが怖くて、自分の好きになれない部分を目の当たりにしてしまうという、自分自身が何度も経験してきた心の状態を探求したいと思いました。個人的なものであると同時に、常に社会全体と繋がっているトラウマを基にしており、有害な自己イメージから逃れるのは非常に困難です。他者の存在や視線の中で、自分とは違うと認識され、拒絶されることへの恐怖が、自分自身を見る方法となるのです。私たちは、自分が受けている拒絶を内面化します。その結果、自分が嫌うように教えられたものは何であれ、隠そう、抑圧しよう、裁こうという衝動に駆られます。そして自己から切り離され、他者からも切り離されるのです。このビデオは、私自身の経験を基にしており、このような気持ちになった全ての人との連帯を作ります。後半は、違いを受け入れることで、そのような心境から抜け出すことを描いています。私自身が今も経験し、学んでいるプロセスでもあります。また、このビデオは自分の力を高めるための練習にもなります。自分自身を愛することを学んだときに起こる変化は、規範性の理想からの離脱です。違いを愛することは、美しいことです。同時にそれは、私たちの心に刻まれた偽りの真実を解き放つことでもあるのです。」
Squidは、5月21日 (金) にBBCの人気音楽番組「Later…with Jools Holland」への出演も決定しており、その後、UK、ヨーロッパ、アメリカをまわるツアーが発表されている。
日本盤CDには〈Warp〉契約後リリースされた2曲「Sludge」「Broadcaster」が収録され、歌詞対訳と解説書が封入。タワーレコード限定販売となる日本語帯付きグリーン・ヴァイナルが数量限定で発売。同じく歌詞対訳と解説書が封入されている。また、購入者特典として、タワーレコード/HMV/ディスクユニオンではそれぞれ色違いの缶バッジ、Amazonやその他レコードショップでは色違いのステッカー、BIG LOVE RECORDSでは、本人たちの直筆サイン入りアートプリントが先着でもらえるとのこと。
Squid – Bright Green Field
Label : WARP RECORDS / BEAT RECORDS
Release date : 7 May 2021
日本盤
ボーナストラック2曲追加収録 / 解説・歌詞対訳冊子封入
BRC-665 ¥2,200+税
https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=11690
Tracklist
01. Resolution Square
02. G.S.K.
03. Narrator ft. Martha Skye Murphy
04. Boy Racers
05. Paddling
06. Documentary Filmmaker
07. 2010
08. The Flyover
09. Peel St.
10. Global Groove
11. Pamphlets
12. Sludge (Bonus Track)
13. Broadcaster (Bonus Track)
category:NEWS
tags:Squid
2020/03/25
Dan Careyプロデュース UKブライトンのポストパンク・バンドSquidが、UKの名門エレクトロニック・レーベル〈Warp〉と電撃契約を発表。発表に合わせてニューシングル「Sludge」をリリース。 現代に昇華された落ち着きのないポストパンク/ディスコファンクサウンドは、イギリスのツアーでもチケットがソールドアウト続出するなどSorryなど共にUK新世代の波を代表する存在。今回の楽曲のアイデアはWireのサポートアクトとしてサウンドチェックをしていた時に着想を得たという。パーカッシブさが増し、実験性と遊び心を放棄することないそのマインドで、バンドの新章の幕が開ける。プロデュースはTame Impala、Toy、Yeasayer、Bloc Partyなど、多くのバンドを手がけるベテランプロデューサーDan Careyが担当。 link : http://squidband.uk/sludge ■ Squid ブライトンで結成された、オリー・ジャッジ (ドラム & リードボーカル)、ルイス・ボアレス(ギター&ボーカル)、アーサー・レッドベター(キーボード、弦楽器、パーカッション)、ローリー・ナンカイ ヴェル(ベース&ブラス)、アントン・ピアソン(ギター&ボーカル)から成る5人組バンド、スクイッド。 アデルやサム・スミス、ハイムなどのトップスターたちを輩出してきたBBC【Sound of 2020】にも選出され、現在予定されているイギリスツアーは完全にソールドアウトとなるなど、ブラック・ミディやソーリーらの登場で勢いを増す次世代UKインディ/オルタナ・シーンの中でも、最大級の注目を集める彼らが〈Warp〉との電撃契約を発表!合わせて〈Warp〉からの初リリースとなる新曲「Sludge」をリリースした。
2022/08/26
FACTのYouTubeチャンネルにて公開 MIRA新伝統が〈Subtext Recordings〉よりリリースしたEP『Noumenal Eggs』より、タイトル曲の映像作品がFACT MAGAZINEのYouTubeチャンネルにて公開。3D/プロット/コンセプトをMIRA新伝統自身が手掛けている本映像には、Sharar Lazimaが出演し、カメラをReiが担当している。 “Noumenal Eggs”とは何なのか? “Noumenal Eggs”は短編の理論的フィクション作品である。渋谷のクラブ街の汚れた路地裏、浮遊する黒い卵。すると突然、未来の可能性が孵化する。これが“Noumenal Eggs” の正体だ。~私たちの知覚の外に眠る未開発の可能性~ しかし稀に、破裂し、それが抱えていた別の現実が偶然にも現象界に拡散され、目撃されることがある。それらは余白に生きる人々や、意識の変容を起こしやすい人々に目撃されることが多い。卵から明かされるのは、灼熱とエントロピーの世界。つまりプラスティグロメレートと粘液の世界のように見える。もしこの未来が本当の未来ではなく、別の場所と時間に私たちを移そうとしているとしたら?新自由主義社会が何十年もかけて温めた卵が、今ようやく孵化し始めたとしたら?私たちの潜在的な未来をすべてキャンセルして、ここにふさわしくない未来とすり替えるになんて、まるでカッコウの卵のよう?私たちが何世代にもわたって暮らしてきたシステムは、巨大なハイパーパラサイトが人類の無意識的な辺獄に働く欲望駆動回路をハッキングし、世界に物理的な場を提供するために、持続不可能で自己利益に反する生産を私たちに押し付けていたのだろうか。入れ替わった卵を探す旅に出よう。今こそ心の奥底に差し込まれた寄生虫の樹状突起から自身を解放し、アップグレードする時ではないだろうか? MIRA新伝統 – Noumenal Eggs Label : Subtext Recordings Release date : 17 June 2022 https://mirashindento.bandcamp.com/album/noumenal-eggs Tracklist 1. Hosting of an Inorganic Demon 2. Disembodiment 3. Noumenal Eggs 4. Chronosis 5. Howling Machines 6. Disembodiment (Ziúr Remix)
2021/04/06
デビューEPより 昨年の夏にデビューしたウィーンのアーティストAntheaが、デビューEP『XEA』のリリースを発表し、タイトル曲の3D映像作品を公開。 元々はアートスクールで写真や絵画を学び、ヴィジュアルアートの分野で活動していたというAnthea。その後、何かが足りないことを感じてギターとAbletonを学び、音楽への道を歩み始めた。今作のタイトル「XEA」とはジェンダーフルイドのキャラクターであり、憂鬱から解放し、自己愛と自分への強さを見出すための物語を描いているとのこと。「一日が重くて息をするのも忘れそうなときに、ベッドから出るのを助けるためのもの。あなたを踊らせ、あなたを抱きしめるためのもの。そしてあなたが一人ではないことを伝える。」と語っている。 Anthea – XEA Release date : 26 March 2021 Stream : https://distrokid.com/hyperfollow/anthea1/xea-2 written by Anthea produced by Philipp Manfred Maier mixed by Geoff Swan mastered by Kevin Tuffy at Airstudios
第1弾収録アーティスト発表 more
レーベル第一弾作品は後日発表
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受け手の自由に寄り添う作品
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