不機嫌でロマンチックなシュプレヒゲザング|The Goon Saxが新作アルバムを発表

7月9日発売

 

 

10代でデビューを果たし、Rideを擁する名門〈Wichita〉にもカタログを残すブリスベンのThe Goon Saxが通算3作目にして〈Matador〉移籍後初となる最新アルバム『Mirror II』を7月9日にリリースすることを発表。同作より新曲「In the Stone」がMVと共にリリース。写真家/映像作家のMara Palenaが監督を務めたMVも同時公開された。

 

 

The Goon Saxはネオアコ〜ギター・ポップの伝説的バンド、The Go-BetweensのRobert Forsterを父にもつギターのLouis Forster、ベースのJames Harrison、そしてポスト・パンク・バンド、Sootでも活躍するドラムのRiley Jonesによる3人組。楽曲によって担当楽器やヴォーカルを交換し、多彩な音楽バックグラウンドにトリオならではのミニマルなバンド・アンサンブル、思春期の生々しい歌詞を載せてシュプレヒゲザング(喋るように歌うこと)でなぞられる蒼いメロディーでリスナーの鼓動と脳を揺らしてきた。

 

3年ぶりとなる最新作『Mirror II』は、PJ Harveyや、最近ではDry Cleaningのデビュー作も記憶に新しいJohn Parishをプロデューサーに迎え、Portisheadの活動で知られるGeoff Barrowが所有するブリストルのInvada Studiosでレコーディングを敢行。Riley Jonesによる灰野敬二や裸のラリーズから影響を受けたノイズにKylie Minogueようなディスコ・ポップ、Louis ForsterはYoung Marble GiantsやStereolab、そしてJustin Bieberなどからのインスパイア、James HarrisonはThe Walker BrothersやSyd Barrettから受け継いだサイケデリアとリリシズムを持ち寄って制作された全10曲を収録。インディ、ギター・ポップの構造を拡張し、新たなフェーズの幕開けを印象付ける最高傑作となった。

 

Mirror II』は202179日に世界同時発売。日本盤CDにはボーナス・トラック「We’re Just Talking」が追加収録され、歌詞対訳および解説書が封入。またアナログ盤は通常のブラック・ヴァイナルに加え、数量限定ホワイト・ヴァイナルが同時リリース。本日より各店にて随時予約がスタートとなる。

 

 

 

The Goon Sax – Mirror II

Label : Matador

Release date : 9 July 2021

 

国内盤CD

国内盤特典: ボーナス・トラック追加収録/ 解説書・歌詞対訳封入

OLE1623CDJP \ ¥2,200 +tax

予約:https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=11861

 

Tracklist

01 In the Stone

02 Psychic

03 Tag

04 Temples

05 The Chance

06 Bath Water

07 Desire

08 Carpetry

09 Til Dawn

10 Caterpillars

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