2021/04/07
「アルメニア人虐殺」の歴史的背景を受けて
2005年に〈XL Recordings〉傘下に設立され、The xx、FKA twigsを輩出した老舗レーベル〈Young Turks〉がレーベル名を〈Young〉に変更することを発表した。
レーベル創立者のCaius Pawsonは、改名ついて次のように述べている。
「本日をもって、〈Young Turks〉は〈Young〉へと生まれ変わります。今回のレーベル名の変更は、長い検討期間を経たもので、この発表を機に〈Young Turks〉の名称の由来や変更の理由を説明したいと思います。〈Young Turks〉という名前は、もともとロッド・スチュワートの同名の曲からとったものです。最初にこの曲を聴いた時は、2005年でした。当時のインターネットを使って、この曲が誰の曲であるかを知るのに1週間かかり、また曲の意味を理解するのにはさらに時間がかかりました。この曲から若者たちの結束が想起できたので、私はその名前に魅かれ、その曲は自分達を完璧に表しているかのように思えたのです。つまり、何でもいいから何かをしたい、何かをするのを待っている10代の若者という意味で。しかし、私達はこの言葉の深い歴史を知らなかったのです。特に、〈Young Turks〉というのは、1915年以降にアルメニア人虐殺を行ったグループの名称だったということを知りませんでした。この問題に関して深く知るための話し合いやメールのやり取りを続けていくうちに、この名前が人々を傷つけ、混乱させる原因になっていることが明らかになってきました。この名前が自分達にとって意味があったからこそ大好きでしたが、振り返ってみると、他の人々の声にもっと注意深く耳を傾け、もっと迅速に行動すべきでした。私達は常にポジティブな変化をもたらそうとしてきました。そして、今の私達の活動を考えれば、名前を変えるのは至極当然のことです。」
– Caius Pawson
4月24日は、1915年のアルメニア人大虐殺のメモリアル・デイにあたる日。犠牲になった人々と生き残った人々を偲んで、レーベルはロンドンにあるArmenian Instituteという、研究と芸術を通じてこの多様な世界における現代のユダヤ系アルメニア人の生活を追求する文化的慈善団体に寄付を行った。
category:NEWS
tags:Young / Young Turks
2019/09/17
9月30日開催 フレッシュ&プログレッシブなヒップホップパーティ「YOUNG PRO」第2回に、“Bank. Somsaart”、“GOBLIN LAND”、“week dudus”、“shakke-n-wardaa”に加え、8月にEP『Ghost』をManhattan Recordsよりリリースし、低音ボイスから放たれる土着的なラップを武器に活躍する大阪市阿倍野区出身のラッパー“Young Yujiro”の出演が決定。 YOUNG PRO 日程:9月30日(月) 会場:WWW X 時間:OPEN / START 19:00 チケット:ADV ¥2,000 / Door ¥2,000(ドリンク代別) LIVE: Bank. Somsaart / GOBLIN LAND / Young Yujiro / week dudus (A to Z) DJ: shakke-n-wardaa Logo Design:Tetsuya Suzuki Flyer Design:pootee チケット発売 : e+ / Peatix https://open.spotify.com/playlist/71cjGchjXYIhQkMSrMk0Tz?si=tewUGFTIRxid4vJCpd55gA
2022/10/12
Green Dayとblink-182がヘッドライナー 1日限定の開催が3日間に引き伸ばされ、全日ソールドアウトになったことでも話題になったラスベガスのポップパンクフェス「When We Were Young」が、今年の開催を直前に控える中、来年度の開催を発表。 ヘッドライナーをMy Chemical RomanceとParamoreが務め、スクリーモ黄金期のバンドも勢揃いした2022年に比べ、2023年は少しだけポップパンクのカラーが強くなる。ヘッドライナーをGreen Dayと、Tom DeLongeが復帰しクラシックメンバーが揃ったblink-182(新曲「Edging」が10/14にリリース)をヘッドライナーに迎える。さらに再結成を果たしたYellowcard、Finch、Something Corporateも出演。10月14日にチケットのプレセールが開始。 When We Were Young Festival 2023 October 21 2023 https://www.whenwewereyoungfestival.com/ Line-ups Green Day blink-182 Good Charlotte Rise Against Yellowcard Sum 41 Simple Plan New Found Glory 30 Seconds to Mars The Offspring 5 Seconds of Summer All Time Low Pierce the veil Thrice Something Corporate Gym Class Heroes Motion City Soundtrack Say Anything Michelle Branch Saves The Day MxPx The Academy Is… Bowling for Soup Less Than Jake Finch Movements Waterparks Relient K Turnover Goldfinger The Ataris Plain White T’s Beach Bunny Joyce
2020/06/13
Nic Taskerが改名理由を発表 2014年のスタート以降、Minor Science、Reckonwrong、Avalon Emerson、Coby Sey、Lanark Artefaxなどの傑作リリースを連発。エレクトロニックミュージックシーンにおいてDJやリスナーからも確かな信頼を得てきたロンドンのレーベル〈Whities〉がレーベル名を〈AD 93〉に改名すると発表した。 主宰のNic Taskerがレーベルの成り立ちと共に改名理由を語っている。元々はFKA TwigsやThe XXをリリースする老舗レーベル〈Young Turks〉内においてホワイト盤をリリースするサブレーベルとしてスタートし、Young Turksの頭文字 “YT” と “White” をかけあわせてレーベル名が〈Whities〉となった。しかし、2017年にレーベルは独立することになり、最初のアイデアとの繋がりを失ったという。さらにNic Taskerは声明の中で「このレーベル名が誰かを排除したり、気分を害したりする可能性があることを望んでいないが、時にはそういう事もあったのかもしれないと感じています。」とも語っている。 すでに進行しているWhitiesとしてのリリースがまだ1枚あり、その後は全て新しい名前〈AD 93〉でリリースを行なっていくとのこと。
第1弾としてANORAK!とillequalによる「Re:Re:」がリリース
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2024年記憶に残っている5つの何か
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