2021/03/12
koeosaemeとatnrによる共同制作
近年まれに見る状況下で活動が見えづらくなっている様々なクリエーター、アーティストの制作や近況についてインタビューし、作品が生まれる背景などを伝える番組『光る壺』がローンチ。本日、YouTubeにて21時より第1回目が配信される。
第1回のゲストはIDM/エレクトロニカ・アーティストBisk。96年にベルギーの実験音楽レーベルSub Rosaからデビュー。2021年2月ドイツのominiraより5 年ぶりのアルバム”Vacation Package”をリリース。そのリリースの経緯、制作や機材について、最近ハマっていることなどをインタビューするとのこと。
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ゲスト:Bisk
聞き手:koeosaeme
配信日時 : 2021年3月12日 21:00
YouTube : https://www.youtube.com/channel/UCnAnREQI6Y5p9HKLZzVLTqQ
Twitter : https://twitter.com/hikarutsubo
Instagram : https://www.instagram.com/hikarutsubo/
Bisk – Vacation Package : https://ominira.bandcamp.com/album/vacation-package
category:NEWS
tags:光る壺
2019/02/14
“Isa”とは人類であり、神々であり、その幽霊のようなもの。 Croatian Amorは、デンマークはコペンハーゲンを拠点にするアーティストLoke Rahbekのメインプロジェクトである。Loke RahbekはCroatian Amor以外にも多数のプロジェクトを並行して動かしてきた。ブラックメタル/ハードコアバンドSexdrome、Hannes Norrvideがフロントマンを務めるLust For Youth、ICEAGEのメンバーらと行っていたVår、Christian Stadsgaard (Vanity Productions)とのデュオDamien Dubrovnik、さらにOlymphia、Body Sculptures、LRなど、そしてレーベルPosh Isolationのファウンダーとしての顔も持っている。Croatian Amorとしては2016年の『Love Means Taking Action』以来のアルバムである『Isa』について、メールインタビューを行った。 – あなたは昔から複数のプロジェクトを並行して行ってきましたが、現在はCroatian Amorと本名名義のLoke Rahbekがあなたのメインプロジェクトになるのでしょうか? Croatian Amor – これまでも同時にいくつものプロジェクトを進行させてきた。複数のプロジェクトを同時進行させるのは、ワクワクするよ。プロジェクトごとに人も違えば、考え方も違うし、個性があるんだよ。今は、昔のようなペースでは働いていない。限界が近かったからね。今は少しの仕事に集中するようにしているんだ。 今回のアルバム『Isa』に関しての質問です。本作は『Love Means Taking Action』以来ですが、その間にもLoke Rahbekとして作品をリリースしています。他の名義での制作やリリースが『Isa』の制作にも影響していますか? Croatian Amor – どんな新しい作品でも、過去からのものを土台にしていると思うんだ。みんな互いに影響しあっているし、音楽ができる前から、全てのことは繋がっている。子どもの頃に書いた絵とかメモを見つけて、未熟なんだけど、やっぱりそれも同じ空間を共有していた。でも新しい音楽には、新しい使命のようなものや、未開拓の地平というものがある。そうじゃないと、新しい音楽をやる意味なんてないんだ。 – メランコリックでポップな面と実験的な面が不思議なバランスで保たれていて、素晴らしいアルバムだと思いました。以前よりも強調されたリズム面や、Jonnine Standishなど参加アーティストの歌も印象的です。アルバムのコンセプトはありますか?あれば教えてください。 Croatian Amor – “Isa”とは人類であり、神々であり、その幽霊のようなものさ。 – 特にアルバム最後の『In World Cell』は心が浄化されるような感動がある曲です。2013年の作品『The World』の頃から美しいメロディがCroatian Amorの特徴の一つだと思っていました。メロディはどのようなものから影響を受けていますか? Croatian Amor – メロディーが好きなんだ。気に入ってもらえて嬉しいよ。どこから影響を受けたのかは分からない。考えるままに演奏しただけだし、もちろんあらゆるものがその中には入り込んでいるんだよね。 – あなたは多作なアーティストですが、オフの日はありますか?あるとしたら、何をして過ごしていますか? Croatian Amor – 2日前は、南ポルトガルを散歩していたんだ。野生のフラミンゴの群れに出会ったり、アーモンドを拾ったり、オレンジを木から摘んで食べたりした。 – 普段はどんな音楽を聴いていますか?最近よく聴いている曲やアーティストがあれば教えてください。 Croatian Amor – 今はフライトの最中で、FenneszやVargがこれからリリースする新作、Mini Escoが新しく作った最高のデモテープなんかを聴いているよ。 – 現在のコペンハーゲンのシーンはどのような感じですか?新たな若いアーティストは生まれていますか? Croatian Amor –
2020/09/15
10月8日リリース インドの当時7歳のスケートボーダーKamaliと、シングルマザーの母親Suganthiの姿を追ったショートドキュメンタリー映画『Kamali』のスコアが〈SA Recordings〉からリリースされることが発表。 南インド、タミルナードゥ州の小さな漁村でスケートボードを通して娘のエンパワーメントのために闘う母親Suganthiと、その娘Kamaliの姿を描いた感動的な今作は昨年公開され、アトランタ映画祭で最優秀ショートドキュメンタリー賞、ムンバイ・ショート国際映画祭で最優秀監督賞受賞を獲得し、2020年度の英国アカデミー賞(BAFTA)の短編映画賞にもノミネートされている。監督を務めたのはSasha Rainbow。 今作『Kamali』のスコアを手がけたのはイギリス、ガーナ、ロシア、ドイツをルーツに持ち、ポリリズミカル・エレクトロな楽曲を手がけるDJ/プロデューサーAFRODEUTSCHEとして広く知られるHenrietta Smith-Rollaである。 6つのミニマルなピアノスケッチは、穏やかで優しいメランコリックなリフレインを用いている。その繊細なメロディーは静寂と内省的な旅の連続へと昇華させていく。現在、限定300枚で10インチのレコードもプレオーダー中。 Henrietta Smith-Rolla – “Kamali” Label : SA Recordings Release date : October 8 2020 Bandcamp : https://henriettasmithrolla.com/album/kamali Tracklist 1. A Song For Him 2. Sugathi 3. Kamali 4. Revelation 5. Darkness 6. Time Always Tells Written, performed, produced and mixed by Henrietta Smith-Rolla Mastered by Guy Davie at Electric Mastering Management by Greg Eden for The Full Spectrum Limited Edition 10″ Vinyl 300 copies pressed A3 Colouring Poster
2019/01/09
本日デビュー曲『In The Cloud』をリリースしたSkyraとは。 Photo by Takahiro Waraya 故Lil Peepや彼が所属していたクルーGothboicliqueを中心に広がったトラップの様式で表現するエモ。もちろん日本でも確実に広がった音楽ではあるが、アーティストサイドを見ると無数に存在する海外のアーティストに対して、日本人でそれを表現しているアーティストは極端に少ない。そんな中、突如現れた鳥取在住のSkyraはインターネットを介してあちらの先端とスムーズに繋がっていってるようだ。本日リリースされたSkyraのデビュー曲『In The Cloud』は、Misery ClubのZubinやGhostemaneのDJであるParv0などとコラボレーションしているオーストラリアのDarcy Baylisが手がけている。今後さらに大きな展開が待っているらしい彼にインタビューを行った。 – Skyraというプロジェクトはどのような経緯でスタートしたのでしょうか? Skyra – いつもInstagramばかり見ていて、僕自身がポストするのは、音楽か、ファッションの事なんですけど、2018年の6月、いつものようにポストをした時、ある人物から「絶対表に出て作品を作るべきだ」とDMで言われた事が全ての始まりですね。 その方のことを僕はボスって呼んでるんですけど、ボスの言葉には言葉が非常に説得力があって、気がついたら30曲くらい作ってました(笑)そしたら、その中からこれはいけるかも?とかなんとかっていうやりとりを繰り返して、トントン拍子に2019年1月現在、リリースが良い形で決まった感じですね。ボスは東京在住の方なんですが、僕の行動全てをディレクションしてくれています。それ誰なん?てよく聞かれるんですが、まだ秘密です。いつか何かの形で匂わせると思います。 – 以前はどんな活動をしていたのですか? Skyra – ティーンネイジャーの時はエモやパンクが大好きで、ギターを毎日弾いていました。そのころは、Blink182のアルバムは1,000回を優に超えるかなというレベルで聴いていましたね(笑)その後、My Bloody Valentineなどのクリエイションレコーズ寄りの音にのめり込んだり、NINやBoards Of Canadaなどの退廃的な世界観に惹かれたりしていました。そして、2013年にNYに留学してブルックリンに住んでいた時HIP HOPにどハマりしてしまいました。環境がそうさせたんだと思います。Asap Rocky、Meek Mill、Danny Brownなどのライブに行ったりしてた頃、トラックメイクを始めて、サウンドクラウドに作品をアップしていました。 – その頃に制作されてたトラックというのは、どのようなトラックですか? Skyra – trapのhip hopを聴いていたので、そういった音楽です。 シンセの音色はクリスタルキャッスルズに影響を受けていた時期もありました。 – デビュー曲はDarcy Baylisプロデュースですが、彼がプロデュースするに至った経緯を教えてください。 Skyra – もともと彼の作品が好きだったので、思い切って自分の作品を送ってみたら気に入ってくれて、彼がプロデュースしてくれることが決まったといういたってシンプルな流れです。リアルに会ったことは一度もないですが、ほぼ毎日テキスティングを交わしています。音楽のことはもちろん話しますが、プライベートな事も話すので、ビジネスメイトであり、友人でもある良い関係だと思っています。「いつかメルボルンにおいでね!」って言ってくれているので、ツアーとかでいけたらいいなと思っていますね。 – 鳥取在住とのことですが、普段はどんな生活をされていますか? Skyra – 朝起きて、家族でご飯を食べて、昼は別のビジネスをしているので、それをやって、夜帰ってきて、また家族で夜ご飯を食べて、そのあと、寝るまでの間に音楽に向き合います。デビュー曲の『In The Cloud』に出てくる神社が近くにあるので、友達が来た時は、あの場所へ夜真っ暗な時間に行って、星を眺めたり、滝の音を聞いたりします。都会から遊びに来てくれる友達が多いので、みんな感動してくれますね。僕のInstagramを見てくれている人はわかると思いますが、山奥の町に住んでて、リビングに薪ストーブとソファーがあって、部屋には大量の観葉植物があって、、、そして、母の作る食事は毎日ご馳走!みたいな、最高にのどかな暮らしをしていますよ(笑) – 地元で音楽を共有できる人やコミュニティは持っていますか? Skyra – 地元のシーンとは一切関わりを持っていません。というのも、色々あって住む場所を転々としており、昼間は別のビジネスのために時間を割いて、夜は前述のように家で過ごしているためです。地元に友達はいないので、僕の相手をしてくれるのはお父さん、お母さん、離れた場所に住んでいる恋人、ボス、Netflixくらいです(笑) – 普段聴いている音楽と自身の音楽に影響を与える音楽は共通していますか? Skyra – もちろんですね!今まで聞いてきた音楽の全てが影響されていると思います。 先ほど、自分の活動を話した時に触れたアーティスト以外にも、僕のお父さんがJAZZ狂で、お母さんのお腹にいる頃からMiles DavisやPat Methenyを聴かされていました。今でもMiles DavisのKind Of Blueとか聴くと、切なくて涙が出ます。音楽からの影響はもちろんなのですが、ティーンネイジャーの後半くらいの頃から、Panic disorderという精神的な病を抱えていて、一度車を運転した時に全身が痺れて救急車で運ばれた事もありました。まあ他人がぱっと見た感じは普通だと思いますし、ほぼ治りかけているのもあるんですが、今だに毎日精神安定剤を飲んでいるので、少し飲むタイミングを誤るととてもバッドな感情に引きずり込まれます。そういう精神的な作用が大きい病気を抱えている為、必然的にSadなフィーリングが、自分の作る音楽や、歌詞の大きな割合を占めます。一番クリエイティブな状態になるのもその時なので。Panic disorderって何?って思うと思うんですが、Googleで検索すると、「生きたまま棺桶に入れられる恐怖」と出てくるので、そういう事だと思ってもらえればいいと思います。 – 今後の展望や、言える範囲で構いませんのでプランを教えてください。 Skyra – このインタビューがいつリリースされるかわかりませんが、2019年1月にNYに行きます。先日Instagramでもポストしたり、AVYSSさんのTwitterでもツイートがありましたが、渡米中のことについて、Lil TracyのマネージャーのNick Blancoと電話でミーティングしてます。まあそういう方々の大きな力が働いているものなので、詳しい内容は僕のInstagramを見ててくださいとしか今は言えない状況です。大雑把にいうと、今のアメリカのシーンに居るリアルな人間とアクション起こしまくりますという事と、2019年はマシンガン並みにリリース&ニュースラッシュになるので、年末までビッシリとスケジュールが 確定していますという事でしょうかね。耳が早い人は僕の世界に遊びにきてね。面白い事だけやって行くつもりです。 https://soundcloud.com/imaboyskyra/in-the-cloud-prod-darcy-baylis Skyraのデビューライブ決定した。NYのLuv Story Barにて1/11、Lil Tracyをスペシャルゲストに迎えたイベントに出演するとのこと。他に出演はLil Raven、BUKU BANDZ、SCUMらがラインアップ。 https://www.instagram.com/p/BsbymvxnCN6/
第1弾としてANORAK!とillequalによる「Re:Re:」がリリース
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