2020/10/08
Quiet Timeから
これまでにKareem Lofty、Jio(aka J. Albert)、Debitなどをリリースし、同じ内容カセットを2本収録して特殊形態でリリースしてきたNYのレーベル〈Quiet Time〉からDJ Healthyのと、JR Chaparro & Lucas Dillonのカセット作品が同時リリースされた。2作品は、Aurora Halalが主催するNYブルックリンのレイヴパーティー「Sustain-Release 2019」のThe Groveステージでの両セットを記録したもの。
DJ Healthyの作品『At The Grove』は、朝方の行われた4時間セットの最初の2時間を収録。深いメディテーショントランスサウンドに没入可能となっている。アートワークは親交があるアーティストUltrafogが担当した。尚、今作の収益はすべてNAACPに寄付される。
JR ChaparroとLucas Dillonの作品『Skygrabber』は、2019年5月から6月にかけてロンドンのFreehouse Galleryで開催されたLucasの展示会『Earthtone』の一環として制作されている。この作品は、2017年に東京でJRに会った後にLucasによるフィールドレコーディングから構築された。JRは、The Groveステージでのパフォーマンスでこの作品を披露した。
DJ Healthy – “At The Grove”
Label : Quiet Time
Release date : October 7th 2020 / tapes ship November 6th
Bandcamp : https://quiettimetapes.bandcamp.com/album/at-the-grove
Mastered by Nick Sedano
Artwork by Kouhei Fukuzumi a.k.a. Ultrafog
JR Chaparro & Lucas Dillon – “Skygrabber”
Label : Quiet Time
Release date : October 7th 2020 / tapes ship November 6th
Bandcamp : https://quiettimetapes.bandcamp.com/album/skygrabber-2
Mastered by Nick Sedano
Artwork by Lucas Dillon
category:NEWS
tags:DJ Healthy / JR Chaparro / Lucas Dillon / Sustain-Release
2022/04/27
S-R Tokyo 2.0 – Contact Tokyo 前回、2020年1月末の数週間後から世界は終わりの見えないパンデミックの渦中へ入っていく。人を集めることで意義を為すレイヴやダンス・ミュージックシーンはその価値のあり方の再考を余儀なくされている。もちろんこの状況にならなければ出てこないような素晴らしいアイデアでコミュニティーとの関係性を継続する多大な努力やサポートが見られたのも事実である。 「S-R Tokyo」のテーマでもある、「閉塞的な世の中で、NYと東京、2つの都市を結ぶアンダーグラウンド・シーンのつながりを重視し、東京でいま新たな音楽体験ができるエクスチェンジ企画」というものは物理的には閉ざされてしまう。その間にもBlack Lives Matter、アメリカ大統領選挙、入国管理局問題、戦争、社会が抱えている問題が浮き彫りになる出来事が際限なく起きている。そしてアンダーグラウンド・シーンはこれらの問題に真っ向から向き合い、屈折することなく、新たなアーティストやアイディアに焦点を当てるチャンスとして捉えた。集まることが困難になり一人の時間が増えたことから、アンビエント・ミュージックの意義は再び更新され、これまで重視されなかったマイノリティのアーティストはたくさんの自主リリースなどを経てやっと注目を浴びることとなった。これらの新しい動きは次の世代のプロデューサーやDJへの刺激となり、ついに世界中のダンスフロアへと広まりつつある。 この約2年半、あらゆるチャンスを探索し続けてきたが、困難が続いている。それでも信じ続け、万感の思いを秘めて、2022年6月S-Rクルーにとって、特別な場所である東京と遂に再会を果たす。 この閉塞的な世の中で、NYと東京、2つの都市を結ぶアンダーグラウンド・シーンのつながりを重視し、東京でいま新たなダンスパーティーを体験できるエクスチェンジ企画。2014年にスタートした「Sustain-Release(サステイン・リリース)」は、NYCの北部アップステートのキャンプ場を舞台に、ブルックリンのローカルDJがラインナップされたNYで唯一無二のレイヴパーティー。毎年、ゲストにはインターナショナルに活躍するDVS1、DJ Stingrey、DJ Sprinkles、Lena Willikens、Kassem Mosse、Legowelt、Josey Rebelle、Courtesy、Batu、Jane Fitz、CCL、Eris Drew & Octo Octaなどのアーティスト、日本勢にはDJ Nobu、Wata Igarashi、Powder、Chris SSGなどのアーティストを「Sustain-Release」ならではの審美眼でセレクトしてきた。オーガナイザーは、ブルックリンを拠点に世界で活躍するDJ/プロデューサーのAurora Halal。今年で8年目を迎える「Sustain-Release」は、RA「月間 Festivals TOP10」で4年連続1位を獲得するほど高く評価されている。さらに、暴力や差別、不快な行為を一切禁止し、オーディエンスとともに作り上げるセーフティな空間も人気の理由なのだろう。その環境を守るがゆえに、パーティへの参加は完全招待制、チケットは1000人限定という制限を設けながらも発売と同時に秒殺でソールドアウトする、スペシャルなレイヴができあがった。 「S-R Tokyo 2.0」のメインフロアオープニングには、ロンドン在住経験を持ち、OpenやGrassroots、リアルな東京アンダーグラウンドベニューから「Berlin Atonal」やNYのパーティーまでインターナショナルに活躍するLil Mofoで幕を開ける。次に登場するのは昨年<Hyperdub>、 <Will records>からリリースした、もはや説明無用のトラックメーカーFoodmanが予測不能なライブセットでフロアを狂気の渦に巻き込む。4年ぶりの来日、日本でも圧倒的な人気を誇り、NYはAnthony NaplesとDJ’Jの<Incienso records>からのリリース『Plonk』も大絶賛、そのサウンドは止まることなく進化し続ける<West Mineral ltd.>主宰Huerco S.が待望の凱旋。そしてクロージングには「Sustain-Release」主宰、Aurora Halalが堂々のロングセットで締めくくる。 「Contact Floor」では、NYのAceMo、 Moma Ready、 DJ Swishaと共に現行のシーンをリードする超新星Kush Jonesが初来日を果たす。シカゴ・フットワーク、ジャージー・クラブといったサウンドをネクストレベルまで進化させたいまのUSベースミュージックで土曜日のContact Floorを締め括る。日本各所を飛び回り、下北沢の新ベニュー「Spread」のプロデュースや「Flattop」主宰YELLOWUHURUがサイケデリックなハウスセットを繰り広げる。そしてNYの「Sustain-Release」にも出演し、名門レーベル<The Trillogy Tapes>からもリリースするDJ Trysteroが去年に引き続き登場。日本を代表するクルーとなったCYKから、独自の視点でクラブシーンに新しい価値観を吹き込むキーパーソンKotsuがオープニングを務める。 サード・フロアである「Foyer」では、日本のクラブシーンでもより自由な感覚を持ち、独自な手法で国内外への繋がりを展開しているDJ陣をラインナップ。まずは、NYに滞在し、Brooklynの<Loveless Records>、中国の<FunctionLab>や数々のセルフリリースを重ね、テクノからジャングル、ブレークビーツまでの要素を融合させたスタイルを追求するT5UMUT5UMU。人間性豊かな環境をクラブカルチャーに取り入れるべくという重要なコンセプトを元に活動する東京拠点のクルーetherの共同オーガナイザー、Loci + sudden star。アンダーグラウンドベニューを中心にしっかりとしたハウスマナーで魅了するDJ/トラックメーカーのK-yam。多国籍なジャンルを自在にコントロールし、特異なグルーヴを作り上げるsuimin、LGBTQコミュニティーにも深い繋がりを持ち、K-pop、rap、 R&B、 dancehall、 house、 UK
2019/11/21
1月25日開催 Aurora Halalが主催する現行NYブルックリンで最前線のレイヴパーティー「Sustain-Release」が日本上陸。来年1月25日、渋谷Contactにて開催されるサテライトイベント「S-R Meets Tokyo」にて、Aurora Halal、Galcher Lustwerk、DJ Python、Beta Libraeが揃って来日。 —————————————- この閉塞的な世の中で、NYと東京、2つの都市を結ぶアンダーグラウンド・シーンのつながりを重視し、東京でいま新たなダンスパーティーを体験できるエクスチェンジ企画。2014年にスタートした「Sustain-Release(サステイン・リリース)」は、NYCの北部アップステートのキャンプ場を舞台に、ブルックリンのローカルDJがラインナップされたNYで唯一無二のレイヴパーティー。毎年、ゲストにはヨーロッパを中心にインターナショナルに活躍するDVS1、DJ Stingrey、DJ Sprinkles、Lena Willikens、Kassem Mosse、Legowelt、Josey Rebelle、Courtesy、Batu、Jane Fitzなどのアーティスト、日本勢にはDJ Nobu、Wata Igarashi、Powder、Chris SSGなどのアーティストを「Sustain-Release」ならではの審美眼でセレクトしてきた。オーガナイザーは、ブルックリンを拠点に世界で活躍するDJ/プロデューサーのAurora Halal。今年で7年目を迎える「Sustain-Release」は、RA「月間 Festivals TOP10」で4年連続1位を獲得するほど高く評価されている。さらに、暴力や差別、不快な行為を一切禁止し、オーディエンスとともに作り上げるセーフティな空間も人気の理由なのだろう。その環境を守るがゆえに、パーティへの参加は完全招待制、チケットは1000人限定という制限を設けながらも発売と同時に秒殺でソールドアウトする、スペシャルなレイヴができあがった。 「S-R Meets Tokyo」のメインフロア、オープニングには「Sustain-Release」に2度の出演を果たし、〈Midgar〉、DJ Nobuの〈Bitta〉、NYの名門テクノレーベル〈The Bunker New York〉からリリースがあるWata Igarashiが持ち味のグルーヴィーなサイケデリック・テクノによってディープな世界観を繰り広げる。そして、『200% GALCHER』〈Lustwerk Music〉や名門〈Ghostly International〉からのアルバム『information』をリリースしたばかりの絶好のタイミングで来日するGalcher Lustwerkが自身のヴォーカルと特有のサウンドをシンクロさせたDJセットを披露。クロージングには「Sustain-Release」をオーガナイズするAurora Halalがパーティを堂々締めくくる。 「Contact Floor」では、“ディープ・レゲトン”というオリジナルのスタイルを生み出し、〈Dekmantel〉の出演やリリースが絶好調のDJ Pythonが予想だにできないユニークなプレイをクロージングに披露する。さらに、〈Incienso〉からのリリースが注目を集める初来日の新星Beta Libraeがトリッピーでグルービーなテクノを展開。そして、日本各所のパーティに出演するAkiram Enが先鋭的なレフトフィールド・テクノでダンスフロアを沸かし、オープンニングには今年の「Sustain-Release」にDJ出演を果すだけでなく自身が運営するレーベルでも鋭いキュレーションを発揮するJR Chaparroが担当。サード・フロアである「Foyer」では、日本のクラブシーンから絶大な信頼を集め、国外へと活動の場を広げているDJ陣をラインナップ。まずは、NYでも有数のクラブJupiter Discoや上海ALL、Boiler roomなどへ出演するほか、“攻めのセット”を追求し勢いを止まるを知らないパーティー「KRUE」も主宰するMari Sakurai。そして、LA〈Motion Ward〉からのリリースが記憶に新しく、アメリカ全土に名を広める新興アンビエント/レフトフィールド・レーベルクルー「C minus」の一員であるUltrafog。日本を中心にアジアでも毎週のようにDJプレイするCYKクルーからジャンルレスな選曲で常にフロアを盛り上げるKotsu。UKブリストル・サウンドを深く追求し、自身のパーティ解体新書にそれらの関連アーティストを召喚、DJやオーガナイザーとしてその才能を発揮する一方でクラブ系インターメディア「HigherFrequency」の編集長という一面を持つRomy Mats。オープニングアクトには、エクスペリメンタルやアヴァンギャルドを織り交ぜ、決して一筋縄ではいかないクセのあるサウンドが聴く人を惹きつけるCelterが務める。 Sustain-Release presents “S-R Meets Tokyo” 日程:2020年1月25日(土) 会場:CONTACT Tokyo 開場/開始:10:00pm- 料金:DOOR ¥4,000 / W/F ¥3,500 / GH S
2022/06/16
6/18, 6/19 – Contact Tokyo 今週末Contact Tokyoにて開催される「Sustain-Release presents “S-R Tokyo 2.0”」の会場内で販売されるBOOT BOYZ BIZと葵産業のコラボレーションアイテムが公開。 去年に引き続き、これまで幾度も「Sustain Release」のマーチャンタイズを手がけ、不定期に販売されるブートアイテムが毎回即完売するなどカルト的な支持を集めるNYのプリントマスターズ「BOOT BOYZ BIZ」。そして、”ラブ コンテンポラリー テクノ”を社訓に世界から注目を集める刺繍カルテル「葵産業」のクロスオーバーによって作られるマーチャンタイズ。 – BOOT BOYZ BIZ https://boot-boyz.biz/ NY拠点。アート、デザイン、音楽、映画などの分野からアイテム毎にピックアップされる題材のセンスとその独創的なシル クでの転写 がカルト的人気を誇る。 葵産業 https://aoi.black/ 発足から3年、刺繍をメインに抜群のオリジナリティで国内だけに留まらず世界から注目を集める刺繍集団。 タイトル:Sustain-Release presents “S-R Tokyo 2.0” 2022年6月18日(土) 開場/開始:10:00pm~6:00am 料金:DOOR ¥4,500 / W/F ¥4,000 / GH S MEMBERS ¥4,000 / ADV ¥3,250 / BEFORE 23 ¥2,500 / UNDER 23 ¥2,500 2022年6月19日(日) 開場/開始:4:00pm~11:00pm 料金:DOOR ¥3,000 / W/F ¥2,500 / GH S MEMBERS ¥2,500 /
1/20 SPREADにて初ワンマン開催
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