ポスト・パンデミック以降の未来へ繋ぐ|コンピレーション『S.D.S =零=』

5月29日リリース

 

Artwork by Daiki Miyama

 

〈EM Records〉から、CVNがキュレーションしたコンピレーション『S.D.S =零=』が発表。5月29日にCDとレコードとダウンロード(bandcamp)で発売され、612日からストリーミングが開始される。

 

昨年末から進められてきたプロジェクト『S.D.S =零=』は今回のパンデミックを迎えて、未来を繋ぎ、途切れさせてはいけないクリエイティビティの種としての新たな意義と使命を受け入れた。

 

LP、CD共に参加アーティストの詳細、歌詞、CVNによるライナーノーツが封入し、CD版は36ページに及ぶブックレット、ワイドケース仕様。カバーを含む全てのアートワーク/装丁をDaiki Miyamaが手がけている。

 

 

今、本当は何が起こっているのか?

 

デジタル・リリースがデフォルトの世代を中心にしながら、<パッケージ版>を主眼にした2020s新世代コンピレーション。シティーポップもテクノもアンビエントもない、日本のインディペンデントに咲く12曲、途切れさせてはいけないクリエイティビティ、この重く暗い雲に覆われた世界でポスト・パンデミックの未来を照らす。

 

いつか名付けられるかもしれない日本の2020s音楽シーン。ハイプ無しプロデュース現場の”空気”のパッケージを試みる『S.D.S』。17人のクリエイターと5人の裏方達の手になるセルフ・プロデュース作品12曲を収録、うち8組がフィジカル・リリース経験なし、VINYL版は12人が未経験という、サブスク/DL/YouTubeで音楽体験をしてきた世代の作品集。

 

『S.D.S』全作品はベッドルーム・ポップというタームを与える必要もないD.I.Y宅録がベースで、トラップ、エレクトロニック・ミュージック、インディーポップ、ベースミュージック、EDM〜ADMといった音楽言語がナチュラルに交錯。ヒップホップ的表現だが現行ヒップホップのメインストリームから立ち位置がズレたむしろエレクトロニック・ミュージック寄り、またはその反対、更に説明困難な異形作、評論家を煩わせるような作品だらけだが、このアマルガムこそがリアリティの核心。この現象は『S.D.S』のクリエイター達に共通して立ち現れている。だからこそ誰が今どんな音楽をやっているか「個々」に耳を傾けることが重要となる。

 

日本の現行クリエイティビティの空気の一つに過ぎないかもしれない、しかしそれは未来に繋がる点在した個、キレたひたむきさ、ふてぶてしい大胆さ。まずは家に篭って聴こう。そしていつかライブ現場で会おう!

 

 

VA – S.D.S =零= (Subscription Double Suicide =Zero=)

Label : EM Records

Format : CD / LP / Digital

2020年6月19日:CDLP、ダウンロード(Bandcamp) 同時発売

Pre-Order : https://emrecords.shop-pro.jp/?pid=150122933

Stream : https://linkco.re/FmVagr1a

 

キュレーション:CVN

選曲:CVN and Koki Emura

装丁:Daiki Miyama

アルバム・マスタリング:Takuto Kuratani

LP追加マスタリング&カッティング:Helmut Erler at D&B, Berlin

英訳:Matthew Lane

 

Tracklist

01. DoveIrrational

02. Lil Soft TennisFeelin Love

03. 玉名ラーメン「angelnumber

04. Karavi Roushi and AquadabTokyoite   –   Val Kilmer (Love Her)」

05. valknee + ANTIC「人生最高のSSS 2020 Mix)」

06. NTsKiLabyrinth of Summer (KM Remix)」

07. seaketa「よい」

08. Menace無「Lucky Guess

09. lIlI「悪夢」

10. CVNwithoutu feat. Itaq

11. STOHMLC

12. Le MakeupRay

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