2020/02/20
2月21日リリース
説明不要のベネズエラ出身アーティストArcaが、ロンドンのNTS Radioで特別プログラム「Diva Experimental FM」を放送。プログラムの中でArcaは新しいマテリアル「@@@@@」を流した。テーマは「罪」「祝福」「反抗」。
2013年の怪作「&&&&&」を思い起こさせるタイトルだが、「変形していく音の量子で構成される音楽的量子」だという観点から類似している作品であるとのこと。今作も62分間に及ぶ組曲的な作品となった。2017年のセルフタイトルのアルバム以来となる「@@@@@」は〈XL Recordings〉から明日2月21日にリリースされる。またリリースの発表に合わせて北米ツアーが発表。4月25日のNYから合計11箇所を廻る。
stream link : arca.ffm.to/atatatatat
04/25 New York, NY
04/27 Washington, DC
04/28 Boston, MA
05/01 Toronto, ON
05/02 Philadelphia, PA
05/07 Minneapolis, MN
05/08 Chicago, IL
05/10 Vancouver, BC
05/12 Seattle, WA
05/14 San Francisco, CA
05/15 Los Angeles, CA
category:NEWS
tags:Arca
2021/01/22
4バージョン収録 先月には、AIプロダクション・ソフトウェア「Bronze」とのコラボレーションにより、「Riquiqui」の100バージョン・リミックス集『Riquiquí;Bronze-Instances(1-100)』をリリースしたArcaが、4曲入りの新作EP『Madre』を突如リリース。 今作は、Mica Levi、Malibu、Laurel Halo、Actressなどとコラボレーションを重ね、〈RVNG Intl.〉から作品をリリースするチェリスト/コンポーザーのOliver Coatesとのコラボ曲で、HBOの人気ドラマ「EUPHORIA」のためにArcaが書き下ろしたオリジナル・スコアの一部を再構築した作品。数年前にArca自らがチェロを弾きながら歌った収録曲「Madreviolo」のレコーディングの際にアウトテイクとなった未加工のヴォーカルにオリヴァー・コーツがチェロを追加して完成させられた。 この「Madre」は私が思い描くことはできても、形にすることができないアレンジを必要としていた。そして、オリヴァーと音源をシェアして楽曲がその全貌を露にして戻ってきた時にはまさに強いケミストリーを感じることができた。 – Arca Arcaが送ってくれたアカペラに伴奏を書いて送り返したら、彼女がすごく気に入ってくれた。そこから9日間缶詰でこの素晴らしい歌声に合うような繊細な演奏を何度もレコーディングした。まるで大聖堂の奥にあるゴースト・オーケストラのようなハーモニーとリズムが現れたこのヴァージョンに辿り着くまでね。 – Oliver Coates credits [ig tags] Photography and digital postproduction @wicboyx Photography @mmmmmmmrico Makeup @hijxdelfuego Stylist @arca1000000000 Arca – Madre Label : XL Recordings Release date : 22 January 2021 Stream : https://arca.ffm.to/madre Tracklist 1. Madre 2. Madreviolo 3. Madre Acapella 4. Violo
2020/03/10
Björk、Rosalíaが参加 Alejandra GhersiことArcaが、GARAGE Magazineでのインタビューで、2017年『Arca』に続くニューアルバムについて語った。 4作目となるアルバムは自由と流動性をテーマにしており、タイトルは『KiCk i』、何度もコラボレーションを果たしてきたBjörkに加え、スペインのポップスターRosalíaとデュエットしている楽曲も収録。他にもゲストが参加しているようだ。未来的なポップからドラムンベースまで網羅しているようで、これまでに比べかなり幅広い方向性の楽曲を収めたアルバムになるのだろうか。ジャケット、トラックリスト、リリース日などは発表されていない。一曲目のタイトルは「Nonbinary」とのこと。 ———————————— Arcaは先月、”変形していく音の量子で構成される音楽的量子”、長尺の新曲/ミックステープ的作品「@@@@@」を〈XL Recordings〉からリリースしている。また4月からは北米ツアーが始まる。
2020/05/01
本日リリース ”変形していく音の量子で構成される音楽的量子”「@@@@@」をリリース直後にArcaは自由と流動性をテーマにした4作目となるアルバム『KiCk i』についてGARAGE Magazineのインタビュー内で発表した。その『KiCk i』から本日1stシングル「Nonbinary」をMVと共にリリース。 アルバムにはこれまでに何度もコラボレーションを果たしてきたBjörkやスペインのポップスターRosalíaとデュエットしている楽曲も収録され、未来的なポップからドラムンベースまで網羅しているとのこと。同時公開された「Nonbinary」のMVは「@@@@@」の写真や映像も手がけたFrederik Heymanが担当している。 “私が求めてるのは、一つの単位が存在することを否定することなく、複数の自己があるという認識。全体としての尊厳を剥奪されることなく、小規模な自己状態の生態系として見られたい。そういう場合に、ノンバイナリーな考え方をすると、とても想像力が豊かになれる。物事を崩壊させるよりも、可能性の扉を開けてくれる。抵抗することなく、変化を受け入れることができる” Arca http://arca1000000.com/
20年代ネオの高みへ more
18年の歴史を紐解く more
内省的空気と身体性ハイブリッド
more