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Skyra インタビュー

本日デビュー曲『In The Cloud』をリリースしたSkyraとは。

 

Photo by Takahiro Waraya

 

Lil Peepや彼が所属していたクルーGothboicliqueを中心に広がったトラップの様式で表現するエモ。もちろん日本でも確実に広がった音楽ではあるが、アーティストサイドを見ると無数に存在する海外のアーティストに対して、日本人でそれを表現しているアーティストは極端に少ない。そんな中、突如現れた鳥取在住のSkyraはインターネットを介してあちらの先端とスムーズに繋がっていってるようだ。本日リリースされたSkyraのデビュー曲『In The Cloud』は、Misery ClubのZubinやGhostemaneのDJであるParv0などとコラボレーションしているオーストラリアのDarcy Baylisが手がけている。今後さらに大きな展開が待っているらしい彼にインタビューを行った。

 

 

– Skyraというプロジェクトはどのような経緯でスタートしたのでしょうか?

 

Skyra – いつもInstagramばかり見ていて、僕自身がポストするのは、音楽か、ファッションの事なんですけど、2018年の6月、いつものようにポストをした時、ある人物から「絶対表に出て作品を作るべきだ」とDMで言われた事が全ての始まりですね。
その方のことを僕はボスって呼んでるんですけど、ボスの言葉には言葉が非常に説得力があって、
気がついたら30曲くらい作ってました(笑)そしたら、その中からこれはいけるかも?とかなんとかっていうやりとりを繰り返して、トントン拍子に2019年1月現在、リリースが良い形で決まった感じですね。ボスは東京在住の方なんですが、僕の行動全てをディレクションしてくれています。それ誰なん?てよく聞かれるんですが、まだ秘密です。いつか何かの形で匂わせると思います。

 

– 以前はどんな活動をしていたのですか?

 

Skyra – ティーンネイジャーの時はエモやパンクが大好きで、ギターを毎日弾いていました。そのころは、Blink182のアルバムは1,000回を優に超えるかなというレベルで聴いていましたね(笑)その後、My Bloody Valentineなどのクリエイションレコーズ寄りの音にのめり込んだり、NINやBoards Of Canadaなどの退廃的な世界観に惹かれたりしていました。そして、2013年にNYに留学してブルックリンに住んでいた時HIP HOPにどハマりしてしまいました。環境がそうさせたんだと思います。Asap Rocky、Meek Mill、Danny Brownなどのライブに行ったりしてた頃、トラックメイクを始めて、サウンドクラウドに作品をアップしていました。

 

– その頃に制作されてたトラックというのは、どのようなトラックですか?

 

Skyra – trapのhip hopを聴いていたので、そういった音楽です。 シンセの音色はクリスタルキャッスルズに影響を受けていた時期もありました。

 

 

– デビュー曲はDarcy Baylisプロデュースですが、彼がプロデュースするに至った経緯を教えてください。

 

Skyra – もともと彼の作品が好きだったので、思い切って自分の作品を送ってみたら気に入ってくれて、彼がプロデュースしてくれることが決まったといういたってシンプルな流れです。リアルに会ったことは一度もないですが、ほぼ毎日テキスティングを交わしています。音楽のことはもちろん話しますが、プライベートな事も話すので、ビジネスメイトであり、友人でもある良い関係だと思っています。「いつかメルボルンにおいでね!」って言ってくれているので、ツアーとかでいけたらいいなと思っていますね。

 

– 鳥取在住とのことですが、普段はどんな生活をされていますか?

 

Skyra – 朝起きて、家族でご飯を食べて、昼は別のビジネスをしているので、それをやって、夜帰ってきて、また家族で夜ご飯を食べて、そのあと、寝るまでの間に音楽に向き合います。デビュー曲の『In The Cloud』に出てくる神社が近くにあるので、友達が来た時は、あの場所へ夜真っ暗な時間に行って、星を眺めたり、滝の音を聞いたりします。都会から遊びに来てくれる友達が多いので、みんな感動してくれますね。僕のInstagramを見てくれている人はわかると思いますが、山奥の町に住んでて、リビングに薪ストーブとソファーがあって、部屋には大量の観葉植物があって、、、そして、母の作る食事は毎日ご馳走!みたいな、最高にのどかな暮らしをしていますよ(笑)

 

 

– 地元で音楽を共有できる人やコミュニティは持っていますか?

 

Skyra – 地元のシーンとは一切関わりを持っていません。というのも、色々あって住む場所を転々としており、昼間は別のビジネスのために時間を割いて、夜は前述のように家で過ごしているためです。地元に友達はいないので、僕の相手をしてくれるのはお父さん、お母さん、離れた場所に住んでいる恋人、ボス、Netflixくらいです(笑)

 

– 普段聴いている音楽と自身の音楽に影響を与える音楽は共通していますか?

 

Skyra – もちろんですね!今まで聞いてきた音楽の全てが影響されていると思います。
先ほど、自分の活動を話した時に触れたアーティスト以外にも、僕のお父さんがJAZZ狂で、お母さんのお腹にいる頃からMiles DavisやPat Methenyを聴かされていました。今でもMiles DavisのKind Of Blueとか聴くと、切なくて涙が出ます。音楽からの影響はもちろんなのですが、ティーンネイジャーの後半くらいの頃から、Panic disorderという精神的な病を抱えていて、一度車を運転した時に全身が痺れて救急車で運ばれた事もありました。まあ他人がぱっと見た感じは普通だと思いますし、ほぼ治りかけているのもあるんですが、今だに毎日精神安定剤を飲んでいるので、少し飲むタイミングを誤るととてもバッドな感情に引きずり込まれます。そういう精神的な作用が大きい病気を抱えている為、必然的にSadなフィーリングが、自分の作る音楽や、歌詞の大きな割合を占めます。一番クリエイティブな状態になるのもその時なので。Panic disorderって何?って思うと思うんですが、Googleで検索すると、「生きたまま棺桶に入れられる恐怖」と出てくるので、そういう事だと思ってもらえればいいと思います。

 

– 今後の展望や、言える範囲で構いませんのでプランを教えてください。

 

Skyra – このインタビューがいつリリースされるかわかりませんが、2019年1月にNYに行きます。先日Instagramでもポストしたり、AVYSSさんのTwitterでもツイートがありましたが、渡米中のことについて、Lil TracyのマネージャーのNick Blancoと電話でミーティングしてます。まあそういう方々の大きな力が働いているものなので、詳しい内容は僕のInstagramを見ててくださいとしか今は言えない状況です。大雑把にいうと、今のアメリカのシーンに居るリアルな人間とアクション起こしまくりますという事と、2019年はマシンガン並みにリリース&ニュースラッシュになるので、年末までビッシリとスケジュールが 確定していますという事でしょうかね。耳が早い人は僕の世界に遊びにきてね。面白い事だけやって行くつもりです。

 

 

Skyraのデビューライブ決定した。NYのLuv Story Barにて1/11、Lil Tracyをスペシャルゲストに迎えたイベントに出演するとのこと。他に出演はLil Raven、BUKU BANDZ、SCUMらがラインアップ。

 

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