2018/09/14
Craig ClouseによるプロジェクトShit & ShineがDiagonalから新作リリース。ファンクやR&Bを消化している。
Craig ClouseによるプロジェクトShit & Shineは、複数ドラムのノイズ/ジャンクなバンド形態から、近年のミュータントインダストリアルディスコ/テクノまで、カメレオンプロジェクトである。
Powell主宰のDiagonalからリリースされたアルバム『Total $hit!』はインダストリアルをベースに、ディスコもテクノありの謎ミュータント傑作であった。今回突然リリースされた『Very High EP』はまたもや新機軸、特に2曲目『Figure This Shit Out』である。引き伸ばされたヨレヨレ感のあるボーカル素材でも、リアーナとわかる感じだ。リアーナじゃないかもしれないけど、多分そう。しかも謎に10分以上もある。
現在、12インチはBoomkatで購入可能。こちらから。
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2018/07/04
Florian Kupferが自分の曲をサンプリングしているとラッパーのCousin Stizzをインスタで訴えた。 https://www.instagram.com/p/BkyAsdHHz4M/?taken-by=flo_cop 問題となったのはボストンのラッパーCousin Stizzが2015年に発表したミックステープ『Suffolk County』に収録されている『No Bells』。この曲をプロデュースしたのはCousin Stizzの曲を多く手がけるDumDrumz。 ベルリンを拠点にするDJ/プロデューサーFlorian Kupferは自身が2014年にL.I.E.S.からリリースしたEP『This Society』 に収録されている『Resistors』をサンプリングしているとインスタで訴えている。 以下を聴き比べてみよう。 確かに、これはサンプリングしているように聴こえる。サンプリング自体はヒップホップに限らずエレクトロニックミュージックやクラブカルチャー全体にとって欠かせない文化であるのは事実であり、個人的にもサンプリングを使用した楽曲が好きだ。しかしながらトップスターのKanye Westでさえ、先日リリースされた『ye』の1曲目『I Thought About Killing You』において権利をクリアせずにベルリンのエレクトロニックレーベル最高峰のPANからリリースされたKareem Lotfyの曲をサンプリングして騒動になった事も考えると、この問題はまだまだ続きそうだ。 Kanye samples mono no aware smh — PAN (@PAN_hq) June 1, 2018
2018/11/04
新作『NOT ALL HEROES WEAR CAPES』で北欧のシンガーAnnieの曲をサンプリング。 しばらく沈黙状態にあったアメリカを代表するトッププロデューサーMetro Boominがニューアルバム『NOT ALL HEROES WEAR CAPES』をリリースした。参加ラッパーもGucci Mane、Travis Scott、Drake、21 Savage、Offset、Young Thug、Swae Lee、Gunna、Kodak Black、WizKidなど超豪華絢爛仕様のアルバムになっている。 収録曲の中でTravis Scottをfeatした2曲目『Overdue』を聴くと、イントロからなんだか懐かしい曲がピッチを速めて鳴っている。北欧のシンガー/プロデューサーAnnieの『Anthonio』である。北欧のポップミュージックやインディを聴いてる(聴いてた)人にはけっこうわかりやすいサンプルではないだろうか。
2021/01/14
新作ミックステープより Tik Tokで楽曲がヒットし、注目を浴びることになったAshnikkoは自己愛と女性のエンパワーメントをテーマとする楽曲を発表し、そのパフォーマンスはジェネレーションZの新たな象徴として支持されている。 そんなAshnikkoが、初音ミクとのコラボレーションシングル「Daisy 2.0」に続き、2月19日にリリースを予定しているミックステープ『Demidevil』から収録曲「Deal With It (feat. Kelis)」をMVと共にリリース。今作はKelisの1999年の名曲「Caught Out There」を公式サンプリングした楽曲となり、Ashnikkoは「(Kelisをサンプリングすることは)夢が叶ったようなもの、私の子供の頃の音楽のヒーロー」と語っている。また、「パイレーツ・オブ・カリビアン」を彷彿とさせる海賊をテーマにしたMVも公開。 他にもミックステープには、アヴリル・ラヴィーンへのオマージュである「L8r Boi」など、90年代後半から2000年代初期の女性アーティストへのリスペクトを込めた楽曲が収録され、さらにPrincess NokiaやGrimesも参加。現在オフィシャルサイトでは、Tシャツ、レコード、カセット、マスクなど多数のバンドルが予約可能となっている。 Ashikko – Deal With It (feat. Kelis) Label : Parlophone Release date : 12 January 2021 Stream : https://ashnikko.lnk.to/DealWithIt Ashnikko – “Demidevil” Label : Parlophone Release date : 19 February 2021 Pre-order : https://www.ashnikko.com/ Tracklist 1. Daisy 2. Toxic 3. Deal With It (feat. Kelis) 4. Slumber Party (feat. Princess Nokia) 5. Drunk With My Friends 6. Little Boy 7. L8r
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