Cousin StizzがFlorian Kupferをサンプリング

Florian Kupferが自分の曲をサンプリングしているとラッパーのCousin Stizzをインスタで訴えた。

 

@cousinstizz sampling my track ‘resistors’ on L.I.E.S. Whats up ? #boston #liesrecords

A post shared by Florian Kupfer (@flo_cop) on

 

問題となったのはボストンのラッパーCousin Stizzが2015年に発表したミックステープ『Suffolk County』に収録されている『No Bells』。この曲をプロデュースしたのはCousin Stizzの曲を多く手がけるDumDrumz

 

ベルリンを拠点にするDJ/プロデューサーFlorian Kupferは自身が2014年にL.I.E.S.からリリースしたEP『This Society』 に収録されている『Resistors』をサンプリングしているとインスタで訴えている。

 

以下を聴き比べてみよう。

 

 

 

確かに、これはサンプリングしているように聴こえる。サンプリング自体はヒップホップに限らずエレクトロニックミュージックやクラブカルチャー全体にとって欠かせない文化であるのは事実であり、個人的にもサンプリングを使用した楽曲が好きだ。しかしながらトップスターのKanye Westでさえ、先日リリースされた『ye』の1曲目『I Thought About Killing You』において権利をクリアせずにベルリンのエレクトロニックレーベル最高峰のPANからリリースされたKareem Lotfyの曲をサンプリングして騒動になった事も考えると、この問題はまだまだ続きそうだ。

 

category:NEWS

RELATED

FEATURE