2018/07/10
バックミンスター・フラーにより考案された構造モデル「テンセグリティ」を製作するワークショップが名古屋大須のスペースMUNOにて開催。
テンセグリティとは、Tension + Integrity の造語で 最小限で最大の空間をつくる構造であり哲学。20世紀を代表する技術家、バックミンスター・フラーが考案しました。
圧縮材が引張材に固定され、あたかも圧縮材が宙に浮いたかのような姿は、宇宙空間から量子レベルの構造までさまざまなものの成り立ちが感じられ、テンセグリティに触れるとあらゆるものをつなぎとめる関係性やその関係性がつくりだす調和など、掘り下げて触れる機会となります。
今回のワークショップで製作するのは12本の圧縮材で作られるテンセグリティ。最初は難しく感じますが、手を慣らすこととスライドをみて空間的なイメージをもつこと、力の流れる方向を感じることで、立体的なものに苦手意識のある方でも、作り上げることができます。
こんな感じ↓
講師は静岡を拠点に活動する建築家 大橋史人氏。テンセグリティ片手に全国を飛び回っています。製作レクチャー・軽食・スライド・ワークショップの4部構成で、13時から17時の4時間にわたり、果てしなくひろがる宇宙におもいを馳せ、ほんの少しだけ世界の見方が変わる時間です。
さらに今回はAVYSS MAGAZINE編集長 NOBUYUKI SAKUMAがテンセグリティをテーマにオリジナル曲を作曲。自然・宇宙の調和、普遍性、インフィニティなど、フラーの唱えた世界観を音で表現します。音響機材にもこだわり、80年代を代表するアメリカのオーディオメーカーInfinityの最小ながら最高の音質と言われる銘機「Infinitesimal(無限小)」に大須の銘店 多田オーディオのチューンナップを施し、空間を音楽で包み込みます。
また、MUNOが立ち上げた食の新プロジェクトYAWYE(やゑ)による「食べるジェラート」もこのワークショップでお披露目します。YAWYEは「食は人なり」をコンセプトに、食べた人に生きる力を与えることを目指しています。今回のジェラート2種盛り合わせは、中村日赤のイタリアン、tori cafe オーナーシェフ岡田英雄氏とのコラボレーション。ジェラートの概念が変わります。
試作段階ではこんな感じ↓
MUNOでは8月5日まで名古屋のクラブシーンとのつながりも強いMITOSの個展 Live Drawing 2013-2018も開催中。クラブやライブハウス、カフェやテレビ塔、作家のアトリエなどさまざまな場所で催された多ジャンルのイベントにて、その場所にいる人をモチーフにして描いたドローイング作品から作家自身が選んだ作品約100枚とMITOS選曲の音楽で空間を埋め尽くしています。ワークショップの際も展示作品を見ていただくことができます。
ワークショップへのお申込みはMUNOもしくはFOASまでメールにてご連絡ください。大暑を控え、真夏の星空がひろがるこの季節、宇宙の調和と普遍を探る旅に一緒に旅立ってみませんか。
場所 MUNO
日時 2018年7月21日[土] 13:00 – 17:00
料金 4,000円(YAWYEのジェラート付)
問合せ MUNO|muno@muno-no-hito.com | FOAS|info@fo-as.com
category:NEWS
2025/10/08
「ハヤブサ(Album Mix)」のMVを公開 T.M.Pのアルバム『Blue Hype』は、2025年8月のメンバー脱退という転換期の中で制作された。タイトルは直訳すると「青い興奮剤」「青い過剰広告」。しかしそこに込められたのは、単なる高揚感ではなく——憂いや迷いを抱えながらも進もうとする衝動そのもの。過去作『Blue Vibes』に続く“青”の系譜に位置づけられ、T.M.Pの新フェーズを象徴する作品とのこと。 アルバム全体は「Hype(熱狂)」を主題に据え、楽曲順に「地上から宇宙へ」と標高を上げていくようなストーリーを描く。3つのSkit曲がその移動を繋ぎ、全体は「抑圧から自由」への対比構造を形成。サウンド面では、前半にバンドサウンドを基調とし、後半ではよりエレクトロニックな要素を大胆に導入。次回作以降の展開を示唆する布石 となっている、とのこと。 以下、T.M.Pコメント 「冷笑ばっかりしているが本当のアッパーになりきったことがあるのか?」 ——そんな問いをテーマに制作を始めたのが今作です。 制作の途中で初めてのワンマンライブやメンバー脱退などのイベントもあり、やる気はずっとある一方で、どこか少し疲れてしまっている自分も確かにいて。リスナーの皆さんを応援するつもりで作っていた楽曲たちが、逆に重荷のように感じられることもありました。やるべき時はやらないといけないし、自分が望む結果を手に入れるために、奮い立たせる必要もある。無理するけど無茶しすぎない。その“ちょうどいい塩梅”を捉える感覚で、当初の構成から路線を変更した楽曲を追加し、そしてT.M.Pが冠として掲げてきた「Blue」という単語をタイトルに入れ、このアルバムは完成しました。あなたにとって、長く寄り添える作品になれば嬉しいです。 T.M.P – Blue Hype Release date : October 19, 2025 Artwork : KURODA Tracklist 1.Blue Hype 2.DO IT!! feat.ぶっ恋呂百花 3.skit_Chijou 4.メルトアウェイ(Album Mix) 5.Pureなまま 6.spaghetti life 7.skit_Sora 8.ハヤブサ(Album Mix) 9.Windows2090 10.VirtualAirRider_Remix 11.skit_Uchu 12.スターポーション 13.グラヴィティゼロ・ドリフティング(Album Mix)
2021/07/30
赤ちゃんミュージシャンとしての検疫日誌 韓国はソウルのアーティストSu Leeが新作EP『Box Room Dreams』のリリースを発表し、先行シングル「Socially Alive」をMVと共にリリース。楽曲制作やプロデュース加え、MV制作も一人で行っている。 今作は社会的な不安や、呪われたパンデミックの中で誰もが一度は感じたかもしれない孤独を表現している。Su Lee自身が「私はいつも何か愚かなことを言ったりやったりするのではないかと恐れています。」と語るように、他人と一緒にいるときに感じることを告白した内容で、自分が内気すぎるのではないか、変態なのではないか、と不安に思う気持ちをミニマルなドリームポッププロダクションと印象的なメロディに反映している。 今作を含む新作EP『Box Room Dreams』についてSu Leeは、「ミュージシャンとしてのキャリアをパンデミックとほぼ同時にスタートさせたので、EPは赤ちゃんミュージシャンとしての私の検疫日誌のようなものです。」と語っている。EPのテーマとしては孤独感、不確実性、不安の高まりを表しているが「魔法のような白昼夢と、これからの時代への期待感を少しだけ加えたい。」と付け加えている。 Su Lee – Socially Alive Release date : 29 July 2021 Stream : https://sulee.ffm.to/sociallyalive Su Lee – Box Room Dreams EP Release date : 26 August 2021 Pre-save : https://sulee.ffm.to/boxroomdreams
2022/03/22
ヴィジュアルはKim Laughtonが手掛けている 4月2日、下北沢SPREADにてSoya Ito主催イベント「Mana」が開催。出演はascii、illequal、JUN INAGAWA、miute、NOLO、Renko、Riria、YNZ+star、凸凹。 当日はZero Point Energyによるインスタレーションも行われる。パーティーヴィジュアルは、上海ALLのアートワークや、MechatokのA/VプロジェクトTAR Loopの活動でも知られるKim Laughtonが担当。様々なバックボーンを持った人々が集うことをコンセプトとしている本イベントのステートメントも合わせて公開された。 Soya Ito presents Mana vol.1 2nd April 2022 VENUE : SPREAD 1500JPY DJ/Live act: ascii illequal JUN INAGAWA miute NOLO Renko Riria Soya Ito YNZ+star 凸凹 installation art : Zero Point Energy visual design : Kim Laughton
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