2024/05/08
ブラジリアンファンクは愛、音楽、ダンス、全て幸福に繋がる
世界から大きな注目と支持を得るようになったバイレファンキ。そのファンキを中心としたブラジルのミュージックシーンは現在ものすごい速さで進化を遂げている。5月20日のDOMMUNEの出演を皮切りに初のジャパンツアーを決行するブラジルのKARAN!とTTotenは、そのファンキにベースミュージックの革新的なアイディアを取りんだ 「ファベーラベース」と言われる音楽の代表的な若手アーティストだ。ブラジリアンミュージックの最前線を走る2人に、パーソナルな質問からブラジルの音楽シーンについてまで、7つの質問に答えてもらった。
Text by バイレファンキかけ子
──小さい頃は何を聴いていましたか? その頃からファンキは身近にありましたか?
TToten:子供の頃は色々なものを聴いて育ちました。家族のほとんどはカントリーミュージックを聴いていて、私もしばらくはそれを聴いていました。その後にヘヴィメタルとロックンロールにハマってレイヴにも行くようになりました。初めてエレクトロニックミュージックを聴いたのは、サイトランスのようなもので、本当に楽しかったですね。ブラジリアンファンキはしばらくの間頭の片隅にありました。なぜなら私はスラム街の近くに住んでいて、友達のほとんどはいつもブラジリアンファンクを聴いて、バイレファンキに遊びにいってたからです。それが普通のことでした。それで自分も聴き始めて、それがとても楽しかったので制作を始め今に至ります。
KARAN!:私はそれとは全然違う感じです。私は長い間小さな町で暮らしていたので、ブラジリアンファンクには全く馴染みがありませんでしたし、ある時点まではブラジリアンファンクを嫌ってました。でもそれを克服して SoundCloud でブラジルのヘヴィベースシーンの人々を見つけたんです。Heavy BaileやMU540などです。それから私はブラジリアンファンクに夢中になり、たくさんのアーティストを聴き始めました。私にとってそれはそれは常軌を逸して魅力的なものだったので自分も作り始めました。 そして狂ったように続けて、今ここにいます。ブラジリアンファンクのおかげで初のツアーをやるんです、最高です!
──二人ともTToten、KARAN!という名前で2020年頃活動を始めましたね。 既に素晴らしい実績がありますが、それ以前から音楽活動をしていましたか? その時のあなたの音楽スタイルは何でしたか?
TToten:僕ら二人ともかなり似た経緯を持ってると思うんです。二人ともダブステップやベースミュージックみたいな曲から作り始めました。2020年からプロデュース活動を始めて、それからずっとTTotenという名前ですが、今のようなファベーラベースを始める前はダブステップをたくさん作っていました。それからバイレファンキをブレンドするということを始めて、もう3年ぐらいかな。そして今までずっとも続けてます。
KARAN!:私もずっとKARAN!という名前でプロデュースをしています。TTotenが言ったように、完全に自然な流れでダブステップ、リディム、ハイブリッド トラップのようなヘヴィベース ミュージックを作り始めたんですが、2019年頃からブラジルの音楽の要素を取り入れたベースミュージックを作りはじめました。当時は今の感じとは全く違って、Rawtekのようなことをやってました。その頃は自分のスタイルを見つけようと模索してて、そして今はそれがうまくいったという感じ。だからたくさんのアーティストからインスピレーションを受けていているけど今は自分のスタイルで活動をしています。当時とは大きく変わりましたね。
──2人はどういう経緯で KARANとTToten として活動を始めたのでしょうか。
TToten:私がブラジリアンファンキに実験的なベース ミュージックをブレンドしたりするようになって、Shavozoという友達がKARAN! の音楽を紹介してくれたんです。
それで聴き始めて、彼をフォローするようになりました。ブラジルに私たちと同じような音楽をやっている人たちの小さなコミュニティがあって、そこでお互いに話をするようになりました。そしてギグで一緒にB2Bした後、より親密になり、この友情を築き始めたんです。
KARAN!:TToten が言ったように、私たちは SPEEDTESTとtropa do soundcloudのイベントでB2Bをしたんです。実際に会ったのはそのずっと前でしたが、とても自然にお互いのことを理解しだしました。何故なら私たちは基本的に同じファベーラベースという同じスタイルの音楽をやっているからです。それでお互いに会話を始めて、TTotenが言ったように友情を築き始めてそして今、私たちは一緒に最初の海外ツアーを行う予定です!これはすごいことですね!
──ファンキ以外で好きなジャンル、シーン、アーティストなどはありますか?
TToten:さっき話したように、私はブラジリアンファンキをたくさん聴いて育ちましたが、それ以外にヘヴィメタル ミュージックやたくさんのロックン ロールも聴いていました。Slipknot、System of a Down、 Linkin Park、 Foo Fighters…などなどいろいろあります。最近はEPROMやG-Jonesなどのエクスペリメンタルなベースミュージックをよく聴いていて、私の音楽の主なインスピレーションになっています。メロディックな面では、Flumeの音楽、Quiet Bison。そしてKUCKAが大好きです。彼女は素晴らしいです!
KARAN!:私の場合はちょっと変わった感じなんだけど、私は顔にパンチを与えるような攻撃的なベース ミュージックを作っているけれど、その反面かなりジャズをよく聴いています。Radio Juicy というレーベルは、メロディーなどがとても素晴らしいです。それ以外では本当にかなりヘビーベースミュージックを聴いていますね。ほとんど幼児の頃から今現在まで、とても長い間です。正直に言うと自分でも理解できないほどクレイジーにベースミュージックが大好きなんです。今この音楽をやってるっていうのは、ベースミュージックをそれだけ聴いているからでしょうね。私はベースミュージック育ちなんです。
──日本の皆はブラジルで何が起こっているかに興味津々です。 ファンキはどんどん大きくなっているように見えますが、2人から見てブラジルの音楽シーンはどのようなものですか? 魅力的な点、または問題があると思う点はありますか?
TToten:ブラジルでは地域ごとに独自のスタイルのファンキがあり、サンパウロでも各ゾーンに独自の音楽スタイルがあり、そこで行われているストリートパーティーもそれぞれ独特のサウンドを持っています。問題だと思う点は、DJがファンキをプレイすることを許さないパーティーのオーガナイザーが、一部のDJをボイコットすることだと思います。今では少しマシになりましたが、昔はクラブでファンキをプレイするのは困難でした。ファンキを聴きたい場合、ファベーラのストリートパーティーに行く必要がありました。年齢が高い層のほとんどは、過激な歌詞や実験的なビートのせいでファンキを嫌っています。若い子供たちにとってはとても魅力的なサウンドなのですが。
KARAN!:私にとってブラジリアンファンクの一番良いところは、90年代と違って今日ではたくさんの音楽的実験が行われていることです。たくさんの異なるスタイルのファンキがあり、リズムはとても豊かで、本当に素晴らしいと思います。ブラジリアンファンクに対するさまざまな視点からの表現が行われています。問題に思う点は、まさに TTotenが言った通りです。ブラジリアンファンクの文化は一般的に悪いものと関連付けられていますが、それは真実ではありません。ブラジリアンファンクは多くの人々の人生を変えました。私たちの生活もです。 アーティストとしてシーンを代表することは私たちにとって非常に重要であり、ブラジリアンファンクは愛であり、音楽であり、ダンスであり、すべて幸福に繋がるものです。ファンキが貧しい人々の文化が由来であるという理由で、悪いことと結び付けるのは本当に良くないことです。
──kondzillaなどのメインストリームのファンキと、ファベーラベーなどのクラブミュージックシーンの間には明確な区別がありますか? それとも流動的なのでしょうか?
TToten:ブラジリアンファンクにはすごく多くのスタイルがありますが、kondzillaや GR6 でプレイされる曲はより商業的なものです。歌詞にメッセージを込めてる曲が多く、ほとんどがラブソングで、サンパウロではそういう曲がよく流れます。音楽のタイプとしてはBPMが低くて90bpmから100bpmくらいです。逆にストリートで流れているものは非常に実験的で、とてもラウドで、ハードスタイルやハードコア ミュージックみたいな感じとも言えます。そのサウンドで踊るのはとても楽しいでしょう。商業的なものは音楽はラジオのようなものです。
KARAN!:ブラジリアンファンクは非常に多様でニッチですが、ブラジリアンファンクの商業的サイドの音楽ははクラブサイドのファンキとは全く異なります。私たちがプレイするのは通常、激しいパーカッションや強烈なキックやベースなどが特徴のストリート サイドのブラジリアンファンクです。なので商業的なものと私たちがやっている音楽とは大きな違いがあり、全く流動的ではないのです。ただ、それもでも素晴らしいと思っています。Kondzilla、GR6、Love Funkにも素晴らしい曲や、バンガートラックもありますし、ブラジリアンファンクは商業的な側面もストリート音楽の側面も持っている。それがすごいんです。さまざまな異なるスタイルが存在し、誰もがそれを愛し、楽しんでいます。
TToten:そうだね、どちらも好きでいいし、ただ違うというだけでどちらもいいのです。
──今後挑戦したい計画やこの先の理想はありますか?
KARAN!:2人の曲もソロでも一緒でもたくさんの曲をリリースする予定です。いくつかの大きなレーベルからリリースするために自分の最初のアルバムとEPを制作中です。それとたくさんのブラジルのアーティストが参加するコンピレーションのリリース予定もあります。ぜひチェックしてください。そして、私たち二人の課題は、ワールドツアーを行うために世界中に行き、世界中のあらゆる人達の前でブラジルの音楽を披露することです。今、私たちは地球の反対側へ行くんです。日本は本当に遠いけど、あらゆる場所でプレイしてブラジル音楽の素晴らしさを伝えたいし、美しいものであることを伝えたい。きっと素晴らしいものになると思います。
TToten:私はどちらかというとシングル派で、EPやアルバムはあまりリリースしないのですが、来年に向けてミックステープの制作に取り組んでいます。そして私たちは世界を旅するということを本当に楽しんでいます、初めての海外ツアーが日本となるのは本当に最高なことです!そして私たちの音楽やサウンドを高く評価してくれる日本のプロデューサーに会うために、そこでの時間を最大限に活用するつもりです。少なくともEPを作って飛び出すつもりです!KARAN!が言ったように4月にはSlow Roast Recordsのコンピレーションに参加する予定で、また55hzからMEPB Vol.1という別のコンピレーションもリリースする予定です。それには本当に素晴らしいアップカミングなプロデューサーの曲がたくさん収録されるはずです。
KARAN!:見逃さないでほしい!ブラジルから才能豊かなアーティストが集まっています。皆さんはおそらく私たちの曲を聴いてくれると思いますが、他のプロデューサーの曲も是非聴いてください。ブラジルにはさまざまなスタイルの音楽がたくさんあるので、それをチェックしてください。やりましょう!
TTOTEN & KARAN!:行こうぜ、日本!
大阪公演
Shampoo -KARAN! +TToten JapanTour!!-
会場 CONPASS OSAKA
日時 5/22(水) START18:00 CLOSE22:30
前売り ¥2000 当日 ¥2500
TICKET : https://forms.gle/4HMPLiA8oNufeJT18
DJ:
KARAN! (from Brazil)
TToten (from Brazil)
バイレファンキかけ子
ALTF4
cyber milkちゃん
Junya Hirano(environment 0g/remodel)
–
名古屋公演
KARAN! +TToten JapanTour!!
会場 club GOODWEATHER
日時 5/24(金) midnight
DJ:
KARAN! (from Brazil)
TToten (from Brazil)
バイレファンキかけ子
and more
–
東京公演
KARAN! +TToten JapanTour!!
会場 CIRCUS TOKYO
日時 5/25(土) START23:00
前売り ¥2500 当日 ¥3000 学生¥2000
TICKET : https://circus.zaiko.io/e/karanttoten
DJ:
KARAN! (from Brazil)
TToten (from Brazil)
AXELERATOR
バイレファンキかけ子
hirihiri
okadada
pìccolo
坂田律子
Live:
2danimeghetto
category:FEATURE
2024/04/02
バイレファンキかけ子が招聘&帯同 ブラジルのプロデューサー/DJのKARAN!とTTotenが5月、ジャパンツアーを決行する。KARAN!とTTotenはバイレファンキにベースミュージックを取り入れた”Favela Bass”と呼ばれるサウンドの代表なアーティスト。 TTotenはルーツとなるバイレファンキをより探求しながらも様々なエレクトロニック・ミュージック、ベースミュージックと革新的なアイディアを取り込み、ファンキをさらに未踏の領域へ推し進めている。 KARAN!もまた、バイレファンキに様々な音楽を融合させ、ユニークでエネルギーに満ちた新しいファンキを生み出しているアーティスト。若くしてskrillexなどのサポートも受け注目を集めている。 Favela Bass、MEPB(ブラジルの音楽とエレクトロニック・ミュージックをミックスしたスタイル)などと呼ばれるファンキの先鋭的ジャンルのアーティストが日本でツアーを行うのは今回が初。ツアーの日程は5/22(水)大阪CONPASSで、ALTF4とcyber milkちゃん主催のshampooへの出演、5/24(金)は名古屋club GoodWeatherでの開催、5/25(土)は東京CIRCUSでの開催を予定。またすべての日程に今回2人を招聘したバイレファンキかけ子も帯同する。 バイレファンキかけ子コメント 初めてTTotenからDMをもらった時の「僕らの真実とサウンドをもっと多くの人に知ってもらいたい。」という一言が、このツアーを実行する原動力で、目的で、全てです。バイレファンキ、ファベーラベースと呼ばれる音楽、他にも分類できないような音楽がブラジルでは日々生まれていて、その中心にいると感じるのがKARAN!とTTotenです。2人はバイレファンキの未来を作っているアーティストだと思います。この素晴らしく、私の頭をいつも狂わせる音楽を皆にも絶対に体感してほしいです。東京公演は私がキュレートいたしましたが、日本勢も国中のバイレファンキ力が大集結というラインナップです。これが日本のバイレファンキ元年、命削ります、ぜひ目撃してください。 – 大阪公演 Shampoo -KARAN! +TToten JapanTour!!- 会場 CONPASS OSAKA 日時 5/22(水) START18:00 CLOSE22:30 前売り ¥2000 当日 ¥2500 TICKET : https://forms.gle/4HMPLiA8oNufeJT18 DJ: KARAN! (from Brazil) TToten (from Brazil) バイレファンキかけ子 ALTF4 cyber milkちゃん Junya Hirano(environment 0g/remodel) – 名古屋公演 KARAN! +TToten JapanTour!! 会場 club GOODWEATHER 日時 5/24(金) midnight https://www.goodweather.org/ DJ: KARAN! (from Brazil) TToten (from Brazil) バイレファンキかけ子 and more 東京公演 KARAN! +TToten JapanTour!! 会場 CIRCUS TOKYO 日時 5/25(土) START23:00 前売り ¥2500 当日 ¥3000 学生¥2000 TICKET : https://circus.zaiko.io/e/karanttoten DJ: KARAN! (from Brazil) TToten (from Brazil) AXELERATOR バイレファンキかけ子 hirihiri okadada pìccolo 坂田律子 Live: 2danimeghetto
2024/03/14
クロマティックアンチヒーロー ──自己紹介をお願いします。 SEBii – 私はSEBiiです。インターネットで育ったアーティストです。 ──上海出身であることは知ってますが、なぜNYに移住しようと思ったんですか? SEBii – 私は上海で育ち、10代の頃はサマーキャンプでアメリカに行っていました。それが音楽を始めたきっかけになったんです。初めてサマーキャンプに行ったとき、みんなヒップホップをかけながらビヨンセの話をしていた。アメリカのポップカルチャーの世界は、自分にはまったく縁のないものだったから、取り残されたような気分になったし、同時にとても興味をそそられた。だからその年が終わると、家に帰って文字通り「2000年代のトップ100ソング」を検索して、たくさんの曲を吸収しました。多くのポピュラーミュージックを学び、ヒップホップへの情熱を発見した。アメリカに移り住もうと思った大きな理由は、ヒップホップの大ファンだけどインターネットを通してしか体験できていなかったから、その文化を直接体験しようと思ったんです。 ──音楽に興味を持ったのはいつですか?影響を受けた文化などについて教えてください。 SEBii – 音楽を作るようになったきっかけは、ソフトウェアの海賊版だった。若い頃に初めてMacBookを手に入れた時は、よくThe Pirate Bayで流行のMacのアプリケーションを見てダウンロードしてました。Adobe Suiteを手に入れたり、あるとき、Logic Pro Xがトレンドアプリの上位にあったので、試しにダウンロードしてみることにしたんです。それまでは、たくさんのソフトを違法コピーして、1週間いじったら次のソフトに移行していたんだけど、Logicは何か引っかかるものがあって、毎日触り始めていくようになった。それまでは音楽を作ることに興味があったわけでもなかったんだけど、Logicというソフトが好きになって、創作意欲が湧いてきたんです。初期に影響を受けたのは、ポケモンのゲームや当時聴いていたヒップホップミュージックが多いかな。 ──あなたの音楽は、遊☆戯☆王やポケモン、アニメ作品など、日本の文化を参考にしています。それらの影響源について教えてください。 SEBii – ポケモンは自分の子供時代の大部分を占めていて、物心ついたときから夢中になっていた。遊☆戯☆王も、子供の頃にアニメを見て大好きになり、その後カードゲームにハマった。ストラテジーゲームが大好きだから、遊☆戯☆王はめっちゃ好みだった。アニメにハマったのは10代になってからだけど、たくさん観てきたよ!バトル物の少年アニメが大好きなのは、世界最強を目指す負け犬の主人公の物語だから。その設定は、いつもインスピレーションを与えてくれた。だからアニメにはとても感謝している、 私はアニメから人生の大切な教訓をたくさん学んだんです。 ──昨年のジャパンツアーの思い出を教えてください。 SEBii – 本当に本当にたくさんの素晴らしい思い出が、昨年の初めての日本のツアーで出来ました。幼い頃に家族と一緒に東京に行ったことはあったけれど、成長した今、東京でショーをすることができたのは本当に素晴らしい経験でした。海外でショーをするたびに、自分の音楽を知っている人たちがいることにいつも驚きますが、私のアートが、たとえ歌詞を完全に理解できなくても、日本の人たちに語りかけることができることをうれしく思います。私のクリエイティブな表現の多くは、日本のメディアや文化に影響を受けているので、そのエネルギーが瞬時に私の心に深く響いたのだと思います。日本のあらゆるもののデザインにおける細部へのこだわりは、とても尊敬していて、自分のアートでもそうありたいと努力しているんです。 ──「FRENDS>ENEMii」のビデオは日本人アーティストとのコラボレーションでもあります。どのように作られたのですか? SEBii – イエス!「FRENDS>ENEMii」のビデオ制作はdanbabebooと一緒にしました。彼女は以前、東京で撮影したミュージックビデオ「MISSION iiMPOSSIBLE」の監督を務めてくれていた。その数ヶ月前にPlayboi Cartiの「Ur The Moon」のリミックスを作ったんですが、リミックスのスニペットを投稿したら、それが広まって、Playboi Cartiがインスタのストーリーにリポストしたんです。Playboi Cartiの大ファンだから、とても非現実的な体験だった。だから、「BACKR00MS」のビデオを大阪で再現したら面白いと思ったんだ。Playboi Cartiのアイデアを口にする前から、danbabebooはすでにオフィスシーンのアイデアを持っていたから完璧だった。大阪にいる友人たちに黒ずくめの服を着てもらって、「BACKR00MS」のビデオの雰囲気を自分たちなりにアレンジしてSEBiiのものにしました。撮影はとても楽しかったし、最終的な仕上がりにとても満足しています。 WTFFFFFFF, I’m literallii shaking 🤯 pic.twitter.com/UgsUH5ZXjx — SEBii (@sebseb122_) December 10, 2023 ──新しいアルバム『VVSS2』はどんな内容になっていますか? SEBii – 『VVSS2』は、SEBiiユニバースの最新アップデートのようなものです。過去の3EP、VVBLUE、VVRED、VVYELLOWで探求したエモーションの集大成であり、VVSSのサウンド・スタイルが採用されている。このプロジェクトでは、VVCOLORs3部作で探求した感情の全領域を表現しようとしました。エグゼクティブ・プロデューサーはvvspipesとkimj。私たちは、”クロマティック “と呼んでいる新しいサウンドを作ろうとした。クロマティシズムは決して新しいコンセプトではないが、それをプロダクションに取り入れた方法は、ポケモンやマリオの2000年代ビデオゲームに大きくインスパイアされた、midiにフォーカスしたデジタルな方法です。アルバムのトレーラーでは、デジモンの進化のシークエンスをたくさん参考にしたんだ。僕が子供の頃、デジモンの大ファンだったから(今でもそうだけど)。VVSS2は進化をテーマにしているんだ。 ──将来のビジョンについて教えてください。 SEBii – 正直なところ、よくわからないんだ。ただ、できる限り最高のアートを作り続けたい。ここ2、3年はVVSS2の制作に費やしてきたし、それが僕の大きな集中プロジェクトのようなものだったから、その後はもっとリリースに反応して、進化し続けたいと思っています。1年間アジアを旅する予定で、3ヶ月ずついろいろな都市に住む。今年は日本のアーティストと仕事をするのが楽しみだし、進化し続けることができる! ──First, introduce yourself for AVYSS. SEBii – I am SEBii and I am Artist who grew
2022/09/06
瞬間的に日本とブラジルが近づくイベント バイレファンキかけ子が主催するバイレファンキイベント『MAGMADIVE』が10月1日に開催。会場はフォレストリミットで日本とブラジルからバイレファンキを個性豊かにプレイするDJたちが登場する。 日本からは主催のバイレファンキかけ子、坂田律子、pìccolo、hirihiri、WRACK、ブラジルからはFKOFF1963がビデオでの出演が決定している。FKOFFFKOFF1963はガバ、レイブ、ハードスタイルなどをファンキにミックスするスタイルで人気のプロデューサーだが、DJとしてもBoiler Roomへのミックス提供や先日リリースされた「13 minutinhos de funk」など鮮烈なミックスを発表しておりこの日のプレイも期待される。当日はTwitchでの配信も予定しておりブラジルからの視聴も可能なこともあり、瞬間的に日本とブラジルが近づくイベントとなる。 – 【MAGMADIVE】 2022.10.1.sat JST19:00 / BRT 07:00 at.Forestlimit door:¥2000+1drink Twitch http://twitch.tv/novo_kato Suggested fee: ¥1500~ http://paypal.me/nononokakeko (1500円以上ドネーションして下さった方にはイベントのアーカイブをお送りします。) DJ 坂田律子 バイレファンキかけ子 pìccolo hirihiri FKOFF1963(video) WRACK (A to Z)
レーベル第一弾作品は後日発表
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受け手の自由に寄り添う作品
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SoundCloud発、中国ラップスター more