AVYSS視点で見る〈東京 20sパーティーガイドライン〉vol.1

12のパーティへインタビュー

 

 

東京のクラブシーンは数え切れないほどの輝く光と響きに包まれている。しかし、その中で埋もれがちな新たなジャーニーが日々生まれている。本ガイド及び記事では、東京を彩る、12の新しいパーティを紹介します。これらのイベントは同質化された大衆的なものとは異なり、それぞれのオーガナイザーの魅力を独自の視点で遺憾無く表現しています。

 

東京の夜をもっと個性的で複雑なものにしたい方々へ贈ります。新しい音楽のリズムとアートの奥深い世界に触れながら、魅力を再発見しよう。新たな波に身を委ねて。

 

Text by Ranz Jigoku

Photo by hongzi__i

 

1. BUBBLEGUM

2. CCCOLECTIVE

3. CELL

4. ELECTRIC LIBIDO

5. liQuid

6. Mad Magic Orchestra

7. untitled

8. SMILEVIDEO

9. ぎゃるさー☆はぴねす

10. 第四の道

11. 投擲

12. 憑依

 

 

BUBBLEGUM

 

かりん©主催の「女の子が安心して楽しめる」をコンセプトに、全員女性出演者で固めたガールパワーパーティー。

 

クラブシーンでのイベント開催に至った経緯やきっかけなどあれば教えてください。

 

元々、いろんなジャンルの音楽イベントに通っていた中で、危険行為やナンパ行為などがまん延しているイベントが結構、ありました。そのような環境に対して、⼥性が安⼼して楽しめるイベントがあればいいなという考えが浮かびました。⾳楽クオリティーを保ちつつも、 初⼼者でも⾜を運びやすく、安⼼して安全に楽しめる空間があればいいなと思ったことから、BUBBLEGUMを発足させました。

 

オーガナイザーの立場として、自身のイベントは何をゴールとして活動しているのか、教えてください。

 

短期的なゴールとしては、好きな箱であるCircus TokyoでBUBBLEGUMを打つことです。Circus Tokyoは、何といっても音が良く、会場の構造的な部分においても、喫煙所が設けられていて、タバコが苦手な人や初心者にも過ごしやすいと思います。DJブースが2つあるので、ブースごとに音楽性を分けることができて表現の幅が広がります。B1Fにおいてはアイランド型のステージ設置ができ、BUBBLEGUMを行うのにピッタリな箱で、魅力的だと感じています。長期的なゴールとしては、会場の規模をどんどん大きくしていくというより、一定のレベルまで到達したら、とにかくイベントの質を極めて、何十年も続くような伝説的なイベントになればいいなと思っています。K/A/T/O MASSACREさんにとても憧れています!また、若手女性アーティストを発掘・輩出するような要素もあるイベントにしていきたいです。特に、今オーガナイズをしている中で、ライブアクトを行う女性アーティストが少ないと感じていて、女性ラッパーの新人発掘を重点的に行っていきたいです。(偉そうにすみません!!!)←ココ抜かさないでください

  

音楽シーンが急速に変化している中で、どのようにして自身のイベントを他と差別化していますか?独自のアプローチやコンセプトがあれば教えてください。

 

他のイベントと差別化している点は全部で3つあると思います。

 

1つ目は、出演者の全員が女性で構成されていて、「女性主体」で行われていることです。他のいわゆる「ギャルイベ」と呼ばれているイベントは、男女混合で開かれることが多く、出演者の男女比が均等、または女性の方が多くなっています。本当の意味での多様性という観点においては、このやり方もとても良いと思います。ただ、私は、BUBBLEGUMのテーマの一つに「シスターフッド(女性の連帯)」を掲げていて、それを主張・表現していきたいので、出演者全員を女性アーティストで固めています。

 

2つ目は、ハイパーポップだけではなく、もともと私がR&B/HIPHOPがずっと好きでそれらのジャンルで回していたことから、Black Musicの要素も取り入れていることです。私の主観ですが、普段はR&B/HIPHOPをメインで回している人の四つ打ちDJセットは、R&BネタのGarageやソウルフルなHouseを展開するなど、面白い構成でDJされることが多いです。また、MIXが本当に上手な方が多いイメージです。9月29日(金)に開催予定の「BUBBLEGUM vol.3」では、普段はR&B/HIPHOPをメインに恵比寿バチカや中目黒solfaなどで回されているDJのjulIさんや、R&Bヲタクであり、主にUK GarageやDiscoなどといったジャンルでUK Black MusicバイブスあふれるDJを展開するkayaさんをお呼びしました。

 

3つ目は、自分にしかできないブッキングを心がけていることです。今、お金さえ払えば誰でもイベントオーガナイズができるようになり、DJイベントが飽和している状況です。その中で生き残るためには、オリジナリティーがあふれる、他の人ができないブッキング構成が大切だと考えています。DJを始めた頃、よく頭バーなどで回していて、そこにあるコミュニティーやそこから派生しているコミュニティーに今もすごくお世話になっています。高い実力やセンスを持ち合わせているのに対して、あまりイベント出演が少ない女性DJもいます。私は、昔からの自分周りのコミュニティーも一緒に上がりたい、他のコミュニティーと交流することによって、新しいものを生み出すきっかけをつくりたいと思い、その辺りのDJも呼ぶようにしていて、独自性のあるブッキングをしています。

 

将来の展望についてお聞かせください。今後、オーガナイザーとしてどのような方向性や目標を持っていますか?また、クラブシーン全体に対して与えたい影響や期待していることがあれば教えてください。

 

私は、来場者にも出演者にも優しいオーガナイザーでありたいです。まず、仮に将来的にどんなに大きいイベント、有名なイベントになったとしても、常に来てくださる来場者の人たちの声に耳を傾けて、課題を見つけて改善させていくことを忘れずにいきたいです。初対面であってもできる限りなるべく来場者全員にあいさつすることを心がけていて、今後もそれを続けていきたいです。出演者に対しては、当たり前のことですが、リスペクトの気持ちを持って、やりがいはもちろん、ハード・ソフトの両面で配慮できるオーガナイザーでありたいです。出演者に対して、半ば強制的に集客ノルマをかけることや、単に人手が足りないからという理由で、雑なブッキングをするようなことは絶対にしません!出演者にはなるべく当日のパフォーマンスに集中していただきたいし、本当に良いイベントなら自然に来場者が来ていただけると信じています。私利私欲のためではなく、常に出演者からのやりたいこと・意見等やフィードバックを受け入れ、それらをなるべく叶えられるようにしていきたいです。クラブシーン全体に対しては、ガールパワーのイベントであるBUBBLEGUMを打ち続けることによって、クラブに来る女性が増えること、出演者の男女比が均等に近いイベントの増加を期待しています。そもそもジェンダーやセクシュアリティーを考えずに出演者をブッキングすることが当たり前になればいいなと思っています。

 

イベント企画やプロモーションにおいて、特に成功した戦略やアプローチはありますか?

 

Instagramにおいて、フライヤーをリールで投稿したところ、フォロワー以外からのアクセスや来場が増えました。また、X(旧Twitter)にも、フライヤーを投稿したり、日頃からイベントについてつぶやいたりすることで、自分より上の世代に対してのアプローチができると感じました。

 

主催者として、シーンの進化に貢献したいトピックなどがあれば教えてください。

 

フェミニズム表現の多様化に貢献したいです。メジャー、アンダー問わず、今の女性のエンパワーメントを掲げる多くのアーティストは、Cardi BさんやAwichさんなど、女性の性表現の解放を発信していることが多いと思います。それらの表現や主張もどんどんしていくべきだし、大事なことであると思いますが、この表現手法のみでは、性について関心の低い人も多いし、全ての女性が共感することはできないと思います。性以外のトピックでも女性のエンパワーメントを主張する手法が多く生まれるように、従来の表現手法とは違うアーティストを発掘して、BUBBLEGUMに出演してもらえるようにしたいです。

 

あなたの音楽イベントでのアーティストブッキングでは、どのような基準や考え方を持っていますか?

 

基本的に、BUBBLEGUMのコンセプトに賛同してくださっていて、「優しい人」をブッキングするようにしています。今までの主催経験から、「優しい人」が出演すると、来場者も「優しい人」が多くなり、平和的な環境になることを実感しているからです。

 

イベントの企画段階から実行までのプロセスで、最も挑戦的だと感じる瞬間は何ですか?またその克服法はありますか?

 

ブッキングするときが最も挑戦的だと感じています。アーティストさんの中には、ご多忙のためなかなかDMやメールに目を通してもらえない場合があります。少しでも出演してほしい熱意が伝わるように、イベント開催前にできるだけ、出演者のイベントに足を運び、なるべく実際に会ってアーティストさんとコミュニケーションを取るようにしています。

 

クラブシーンにおける多様性と包摂性が重要視されています。主催者として、そのような面でのアーティストやファン層のサポートは考えていますか?

 

コンセプトである「女性が安心して楽しめる」を保証するために、名札をつけた当日監視役スタッフをつけるようにしています。来場者も出演者も何か不安なことや心配なこと、トラブルなどがあればすぐに申し出てもらい、対応できるようにしています。

 

https://www.instagram.com/bubblegum_event/

 

 

CCCOLECTIVE

 

2022年末に始動した〈CCCOLLECTIVE〉は、有機的な繋がりを持ったオープンな共同体を通して参加者に精神の自由をもたらすことを目標として掲げている、自由参加型のクリエイティヴ・プラットフォームである。これまで『Orgs』と題したパーティを昨年12月に下北沢SPREAD、今年4月には代官山SALOONにて開催。また、2023年7月からは毎月最終水曜日の深夜に新宿SPACEにて同名を冠したパーティーを定期開催中。シーンを牽引するアーティストらを招き、実験と邂逅の場の構築を試みている。

 

クラブシーンでのイベント開催に至った経緯やきっかけなどあれば教えてください。

 

最初に深夜のクラブイベントを企画したのは5〜6年前にバンドをやっていた時、恵比寿BATICAで。当時、大学の同級生がイベントをやっていた青山ZERO、また頻繁に海外からのアクトを招聘していたWWWβやContactといったクラブへは毎週のように足を運んでいたので、自分にとっては自然な流れでした。

 

オーガナイザーの立場として、自身のイベントは何をゴールとして活動しているのか、教えてください。

 

死ぬまで続けること、良質な音楽文化の発展に寄与すること。

 

音楽シーンが急速に変化している中で、どのようにして自身のイベントを他と差別化していますか?独自のアプローチやコンセプトがあれば教えてください。

 

都度出演者の皆さんがベストな状態でパフォーマンスできるように準備を整えること、また来場した皆さんが100%の安心を以て音楽に身を任せられるような場所をつくることを心がけています。心理的にも物理的にも距離が近い事象から強いインスピレーションを受けて何か行動を起こす場合は、トレースするだけにならないよう対象へのリスペクトを込めてできる限り物理的な距離がある要素も混ぜるよう意識しています。2020年に主催したPURE2000を開催する最大のきっかけとなったのは*SLICKという野外レイヴだったのですが、同じ開催場所で同じ出演者にオファーをしていたこともあり、SLICKの主催の方々ともコミュニケーションをとりながら、同時にアメリカのパンクシーンから発生したDesolation Centerという砂漠の真ん中で行われたライブイベントや、イギリスのバンドThe Stone Rosesが開催したSpike Islandという野外パーティーについて調べ、その精神性や方法論を学ぼうとしました。

 

*SLICK = セックスポジティブ/オープンマインドを掲げるパーティーコレクティブ

 

将来の展望についてお聞かせください。今後、オーガナイザーとしてどのような方向性や目標を持っていますか?また、クラブシーン全体に対して与えたい影響や期待していることがあれば教えてください。

 

将来は音楽に囲まれて、友人たちと穏やかに暮らしたいです。特にオーガナイズだけを通して自己実現したいとかはありません。DJはもっと上手くできるようになりたいなと思います。この数年だけを見ても色んなヴェニューが消えては生まれてくるような新陳代謝の早い業界なので、どうすればナイトクラブというお茶の間には未だ浸透しきっていないような辺境の文化を自分の立場からサポートしていけるのかを日々の中で模索中です。主体的にクラブシーンに関わろうとする若い人が増えているのはすごく良い兆候だと思うので、まずは先入観をできる限り取り払って、積極的にコミュニケーションを取っていきたいです。

 

イベント企画やプロモーションにおいて、特に成功した戦略やアプローチはありますか?

 

SPEED(自分の脱退後XPEEDに改名)の立ち上げ時のコンセプトだと思います。当時AVYSSで受けたインタビューで詳しく話しています。

 

https://avyss-magazine.com/2020/04/20/15106/

https://avyss-magazine.com/2020/05/19/15933/

 

主催者として、シーンの進化に貢献したいトピックなどがあれば教えてください。

 

良質な音楽とそれに纏わる表現活動自体が存続していけるように、アーティストをサポートするコミュニティを形成し持続させていくことが当面の目的です。

 

あなたの音楽イベントでのアーティストブッキングでは、どのような基準や考え方を持っていますか?

 

基本的にはその時の直感です。実際に現場で見て直接コミュニケーションを取った人にオファーすることが多いです。

 

イベントの企画段階から実行までのプロセスで、最も挑戦的だと感じる瞬間は何ですか?またその克服法はありますか?

 

オファーをする時。オファーをする前になぜその人に出て欲しいのかを精査して、本人にもイベント全体の意図やオファーの詳細について出来れば聞かれる前に十分な情報を与えること。具体的には、ギャランティや会場のシステム、また機材面などの実用的な部分に関しては特に、オファーを受ける側の立場からすると初出の情報が多いに越したことはありません。経験則として、基本的にクラブの外でも遊んだりするようなかなり近しい距離感でない限りは、少し言い過ぎかなというくらい丁重な文章を送るくらいが丁度よかったりするように感じます。判断材料が少なくどういうイベントなのかが掴めないと、人によって忙しい時期などは特に熟考することもままならず断ってしまうなんてこともあるはずで、そんな些細な情報の不均衡のせいでお互いにとって成長に繋がるはずの機会を逃してしまうのはすごく勿体無いことだと。対面のコミュニケーションには敵わずとも、熱意はDMの文面だけを通しても十分伝わってくるものだと思います。

 

クラブシーンにおける多様性と包摂性が重要視されています。主催者として、その様な面でのアーティストやファン層のサポートは考えていますか?

 

アーティスト/ファンという二項対立が音楽業界にもたらした影響は計り知れず、その構造によってアンバランスな状況が生まれているのもまた事実だと思います。史前、音楽は未知なる外界と繋がる手段であり、祈りであり、そして文明以前より最大の娯楽のひとつとして人々に享受されてきた歴史がある中で、わたしは今一度その原点に立ち返りたい。ダンスフロアという空間において人を分断するような価値観は無化されるという前提を共有し、知らぬ間に建てられたその見えない壁を如何に壊すかという点に尽力したいと常々心掛けています。楽観的かもしれませんが、どんなパーティーにも来る人は来るし来ない人は来ない。一度パーティーが始まって仕舞えばあとはどう終わるかでしかなく、誰が出て誰が集まっていようとも実際にそこで何が起きたのかはその場にいた人にしか分からない。それがクラブを始めとした催事の最も重要な側面のひとつではないでしょうか。例えばステートメントを掲げて立場をキッパリと提示することは、場の安全性を保つだけでなく、言葉の使い方次第では自分たちとは交わり難い層を徹底的に弾くという目的/効果も内包している。暴力や差別は最悪だし絶対に許してはいけないものですが、ことクラブで行うパーティーとなると、個人的には、公にする情報の中にも敢えて余白を残し、自分自身にすらも何が起きるのか把握できないような夜にこそ格別のロマンを感じます。もちろんその為のリスクヘッジも欠かせませんし、これは自分が日本で生まれた日本国籍のヘテロ男性であるという特権的な立場があってこそ生まれる価値観でもあるかもしれません。しかしお互いを尊重して認め合うということが本当の意味で社会全体に浸透してゆくためには、そのような問題意識を抱えた上で表面的にもなるべく開かれた場所が必要ではないでしょうか。ステートメントだけがその手段の限りではないはずで、誰も傷つかず、それでいて楽しんでいる人がいる限りは本当に色んな形があって良いと思います。目下課題だらけで正直まだハッキリとした答えは見つかっておらず、このトピックに関して色んな意見を聞いてみたいです。この記事を読んで何か思うことがあれば、クラブの中でも路上でも気軽に声をかけてください。ぜひお話しましょう!

 

https://www.instagram.com/cccollective22/

 

 

CELL

 

既存のコミュニティをぶち壊したい、ryuki obara主催 DJイベント。出ていただくDJ / 来てくれた人 各々が好きにできるフロアを作ることを目標としている。

 

クラブシーンでのイベント開催に至った経緯やきっかけなどあれば教えてください。

 

2022年11月ににDJデビューして、いずれ「自分でイベントを開こう!」と思ってもなかったです。2023年の始まりに、仙台のryuuさんというDJに「イベントやりなよ」とお誘い頂き、そこからイベントの構想を練り始めました。構想を練っていく段階で開催に際してわからないことや、イベントの在り方、方向性で悩むことが増えてきました。たくさんの先輩に相談しました。その中で、Eichi Abeさんから「行動力でみんなを黙らせていけ」心強いアドバイスをいただき、すぐにクラブを抑えて、ブッキングを始めるという行動に移しました。2023年4月6日にCELLにSHAFTで3人のDJを集めてイベントを開きました。これがCELLの初動です。

 

オーガナイザーの立場として、自身のイベントは何をゴールとして活動しているのか、教えてください。

 

数年後、誰かがCELLのフライヤーを見つけたり、CELLに来てくれた人が「ヤバかったな」って振り返ってくれること、それを更新し続けることがCELLとしてのゴールと思っています。また、デビューしたてのDJや、自分とキャリアが同じぐらいのDJは、CELLをきっかけにDJをする機会が増えてくれたら、と思っています。CELLきっかけでブッキング決まった!と言われるとものすごく嬉しいです。

 

音楽シーンが急速に変化している中で、どのようにして自身のイベントを他と差別化していますか?独自のアプローチやコンセプトがあれば教えてください。

 

CELLは、DJ主体のイベントです。オーディエンスに長い時間フロアに居てほしいのと、ブッキングしたDJに当日気持ちよくプレイして欲しいです。なので、DJに自分の方から “ノリ”や”選曲”を指定しないことにしています。自分の自己満におさまりたくないです。一つのフロアで色んなものが見たいし、来てくれた方々に見せれたらと思っています。コンセプトは、NordOstさんがCELL ver.2のプレスを書いてくれた通り(以下引用) 「キャリアやシーンの壁を越えフラットな空間を志向する。」という表現がバチっとハマっています。

 

将来の展望についてお聞かせください。今後、オーガナイザーとしてどのような方向性や目標を持っていますか?また、クラブシーン全体に対して与えたい影響や期待していることがあれば教えてください。

 

具体的な目標としてCELLで、配信ライブやってみたいなと思っています。自分がDJを始めたきっかけが配信ライブでした。自分も誰かがDJを始めるきっかけを作れたら、なんて思ってます。これまで偉そうにイベントについて語ってますが、CELLはまだ2回しか行ってないオーガナイザー1年生によるイベントです。まだまだCELLを開催したいし、CELLを通してDJとして成長したいです。また、社会人になっても続けていきたいです。

 

イベント企画やプロモーションにおいて、特に成功した戦略やアプローチはありますか?

 

CELLは、グラフィックアートや、ビートメイク等 楽曲制作を行っているアーティストにDJをお願いしています。これは初回から続けています。その人の作品に対するバックグラウンドが見える時もあるし、逆にこういうの聴いてるの?!みたいに裏をつかれる時もあります。自分は毎回ブチ上がってるし、オーディエンスの反応も良かったです。まぁ、自分よりカマしやがってクソヤローって感じなんですが笑

 

主催者として、シーンの進化に貢献したいトピックなどがあれば教えてください。

 

DJイベントでありながら、DJだけのコミュニティになることは避けたいです。クラブイベントに関心を持ち始めた人も、長年クラブに通ってる人、普段クラブに行かない人、DJイベントにあまり行ったことがない人、色んな人が一つのフロアにいるイベントがいいなぁと思っています。

 

あなたの音楽イベントでのアーティストブッキングでは、どのような基準や考え方を持っていますか?

 

CELLを知ってくれている人に、告知の度に驚いて、ワクワクしてほしいです。そのために、イベントでのチェックはもちろん、InstagramのストーリーやX(Twitter)で流れてくるやべーDJのプレイ動画のチェックを欠かしません。そこからSoundCloudに飛んで、ミックスを聴いて、リストアップしています。また、このDJ同士の組み合わせ見たことないし、クローズB2Bで絡んでほしいなとかっていう想像を自分と一緒に膨らませられたら、とても嬉しいです。

 

イベントの企画段階から実行までのプロセスで、最も挑戦的だと感じる瞬間は何ですか?またその克服法はありますか?

 

自分のように2023年にオーガナイズを始めたDJがたくさんいると思います。その中でDJイベントにこだわり続けれたらなと思っています。

 

クラブシーンにおける多様性と包摂性が重要視されています。主催者として、その様な面でのアーティストやファン層のサポートは考えていますか?

 

CELLとして、個々の人たちがひとつになる場所を作りたいです。その個々がぶつかり合わずに、一つのフロアとして完成されることがCELLだと思います。そのフロアには、色んな人がいて、その人たちが爆音に囲まれているのが良いと思っています。既存のモノでは見れない組み合わせを見せつつ、誰でも来やすい空間を見せれたらなと思っています。

 

https://www.instagram.com/cell.2025/

 

 

ELECTRIC LIBIDO

 

クラブとライブハウスの融合が生む新機軸イベント。変革の舞台、異なるカルチャーが交わる独自の音楽体験の共有を念頭に置いている。Ranz Jigoku & ryuki obara主催。

 

クラブシーンでのイベント開催に至った経緯やきっかけなどあれば教えてください。

 

私たちのイベント”ELECTRIC LIBIDO”は、ロックに魅了された地元の友達2人で始めた共同プロジェクトです。元々ロックの畑でライブハウスに通っていたりバンドをしていた過去を持ちながら客として、あるいは演者としてクラブのイベントにも精通をし始めた2人の音楽シーンに新しい風を吹き込みたいという共通の想いが、クラブとライブハウスの融合という形で具現化されたのが始まりです。

 

オーガナイザーの立場として、自身のイベントは何をゴールとして活動しているのか、教えてください。

 

ELECTRIC LIBIDOは、来場者が多様な音楽を通じて感動し、独自の体験を共有できる場所を提供することをゴールとしています。ライブハウスとクラブのエッセンスを融合させ、異なる音楽カルチャーを探求する場として存在することが我々の目指す方向です。クラブ以外であまり音を浴びていない人にはライブハウスのカルチャー、楽しさを。ライブハウスのみで遊んでいる人にはクラブのカルチャー、楽しさを。来場者の方々にそこを体感して頂ける事が最大のゴールであり本望です。

 

音楽シーンが急速に変化している中で、どのようにして自身のイベントを他と差別化していますか?独自のアプローチやコンセプトがあれば教えてください。

 

ELECTRIC LIBIDOは、異なる音楽ジャンルを一つのイベントで組み合わせることで差別化を図っています。またアーティストと来場者の壁を無くすように心がけており、例えばバンドセットのライブをフルフラットのフロアで行うなど、単なる観客と演者という関係性ではないフロア作りをする事で独自性を打ち出しています。

 

将来の展望についてお聞かせください。今後、オーガナイザーとしてどのような方向性や目標を持っていますか?また、クラブシーン全体に対して与えたい影響や期待していることがあれば教えてください。

 

将来的にはELECTRIC LIBIDOの開催頻度を高めたり、より大きな会場で行うなどをして様々な文化と音楽が交わる場を日頃より提供したいと考えています。(資金面などの問題もクリアしつつ。)またクラブシーン、ライブハウスシーンの両方において多様性と包摂性を強化しつつフックアップの目線を保つことで、新たな才能が輝く場を提供することが目標です。

 

イベント企画やプロモーションにおいて、特に成功した戦略やアプローチはありますか?

 

SNSを活用した積極的なプロモーションが大きいです。前回開催時は東京周辺のライブ情報を纏めているGigs in Tokyo様にお声掛け頂きフライヤーを掲載させて頂いた事で海外の来場者が大きく増えた印象です。また独自にビデオやパーティフォトの作成を行っており、雰囲気を伝わりやすくすることなどに注力しています。結果として分かりやすさ、共感が生まれELECTRIC LIBIDOの広がりに繋がっていると考えています。

 

主催者として、シーンの進化に貢献したいトピックなどがあれば教えてください。

 

具体的なトピックなどは設けていません。しかし今成長を続けているクラブ、ライブハウスの2つのシーンを俯瞰的に見つめて面白い融合を考えていきたいと思っています。それと音楽的にも、人間的にも何の阻害もないフルフラットな場作り。

 

あなたの音楽イベントでのアーティストブッキングでは、どのような基準や考え方を持っていますか?

 

アーティストの個性と音楽性のの幅広さを1番に重視しています。新進気鋭の才能と既知のアーティストを組み合わせ、それぞれの多様性を追求しています。

 

クラブシーンにおける多様性と包摂性が重要視されています。主催者として、その様な面でのアーティストやファン層のサポートは考えていますか?

 

ELECTRIC LIBIDOは多様性と包摂性を原動力にしています。様々な生き方をするアーティストやLGBTQ+のコミュニティ等をサポートしつつ、全ての参加者が自分らしく楽しめる場を提供することが使命と考えています。

 

https://www.instagram.com/electriclibido/

 

 

liQuid

 

2021年に東京でプロジェクト開始。拳の音楽体験をもとにHIPHOPからElectronicまで幅広く取り込み、ジャンルやシーンに捉われない音楽イベントのあり方を模索している。PUREな音楽体験/感動を届けることに重きを置いている。

 

クラブシーンでのイベント開催に至った経緯やきっかけなどあれば教えてください。

 

全ての始まりは葛西臨海公園で始めたDJごっこです(笑)元々音楽への憧れみたいなものが人一倍あり、大学入学のタイミングでDTMとDJを始めました。そんな中大学でグーエン名和と出会い2人で色々な遊びを探しました。そこで生まれたのが深夜の葛西臨海公園で爆音DJをするというものでした。いっちょ前にフライヤーも作り宣伝もしながら(もちろん誰も来ませんが)1年くらいコンスタントにやっていました。基本的にはクラブに遊びに行くことはせず(存在すら知らなかった)グーエン名和と2人でなにかしらずーーとやってました。その2年後くらいに「そろそろちゃんとしたイベントやってみたいな、、」と思い大学を休学して、中野にあるheavysickZEROというクラブで働き始めました。当時はコロナまっただ中でイベントの数が少なく、割とすぐにイベントをやらせてもらいました。店長のみほさんにイベントの基本的なノウハウを教えていただきました。その後2回目の主催が終わり3回目を考えている時に解放さんに出会いました。イベントのノウハウはもちろんですが、クラブシーンの歴史やオーガナイザーとしての考え方など様々なことを教えていただきました。解放さんとの出会いから、より真剣にクラブシーンと向き合うようになり、本格的にliQuidライフが始まりました。みほさんと解放さんには感謝してもしきれないです。

 

オーガナイザーの立場として、自身のイベントは何をゴールとして活動しているのか、教えてください。

 

 、、ないかも。。強いて言えばliQuidは一生続けたいです。

 

音楽シーンが急速に変化している中で、どのようにして自身のイベントを他と差別化していますか?独自のアプローチやコンセプトがあれば教えてください。

 

自分なりにトレンドを解釈した上で、そこに拳独自の音楽体験を差し込むことです。イベントは模倣が簡単だからこそ、自分がやる意義を常に考えています。トレンドはみんなが感じているものですが、自分の感性や経験は自分だけのものです。しかし自分をそのまま押し付けてしまっては、大前提みんなが楽しめるイベントとしては成立しなくなると思います。みんなが楽しめるかつ、自分がやる意義のある(差別化ができる)イベントを作るためにはトレンドを客観的に理解すること、それ以上に自分の好きと向き合うことを大切にしています。

 

将来の展望についてお聞かせください。今後、オーガナイザーとしてどのような方向性や目標を持っていますか?また、クラブシーン全体に対して与えたい影響や期待していることがあれば教えてください。

 

今はイベントよりもコンピレーションアルバムを作りたいです。(答えになってなくてごめんなさい。)僕たち(アフターコロナ)が向き合っている音楽シーンは独自の進化をしている気がします。この1つの音楽シーンが誕生した瞬間に立ち会えていることは奇跡/運命だと思っています。この瞬間に立ち会った者としてこのシーンを更に面白く、大きくしたい気持ちがあります。そのためにはイベントだけではなく、人々の生活に根差した企画をしたいと思い、その一つがコンピレーションアルバムの制作です。またイベント視点で見ても、コンピを通してliQuidならではの「アンセム」を作り出せるのはとても価値があるモノだと思います。liQuidでアーティストとお客さんが特別な思いで「アンセム」を歌う景色を想像しただけで、、。原点に立ち返って考えると、liQuidの初期衝動である「別解を作る」という遊びのフィールドをクラブから音楽配信に移すだけかもしれないです。

 

イベント企画やプロモーションにおいて、特に成功した戦略やアプローチはありますか?

 

liQuid CHARA Edition です。このイベントではBARの売り上げが通常の4倍ほど伸びました。若い層のイベントでは「BARの売り上げが出ない」という大きな課題があり、liQuidも漏れなくそこに課題意識を持っていました。そこで、BARの売上を増やすためにイベントに必要な要素/アプローチを考え仮説を立てました。そららの要素/アプローチを踏まえて企画したのがCHARA Editionです。結果的にBARの売上は目標以上のものになり、イベント自体も最高の雰囲気で大成功でした。

 

主催者として、シーンの進化に貢献したいトピックなどがあれば教えてください。

 

上記のコンピレーションアルバムを作ることです。

 

あなたの音楽イベントでのアーティストブッキングでは、どのような基準や考え方を持っていますか?

 

その人なりの”EMO”があるか。

 

イベントの企画段階から実行までのプロセスで、最も挑戦的だと感じる瞬間は何ですか?またその克服法はありますか?

 

アーティストに今までにない組み合わせで出演していただく時です。例えば、アーティストには複数の色(世界)があると思います。そしてイベントの中で表現したい色(世界)もあると思います。「赤」を表すイベントを作りたいと思ったときに、

 

・「赤」のアーティストを集める。

・「青」のアーティストの中に「赤」のアーティストを少し入れることで、コントラストの中で「赤」の魅力を伝える。

・「白」のアーティストを「赤」に見せる空間を作り、新しい「赤」の発見をさせる。

 

などなど色々なアプローチがあります(多分)。アーティストに寄り添って、魅力を120%生かせるイベントを作るのはもちろん、そのアーティストの新しい魅力を発見できるイベント作りに挑戦していきたいです。(ただエゴを押し付けるだけでは出演者とお客さんに辛い思いをさせてしまうこともあり得るので、気をつけます。)

 

クラブシーンにおける多様性と包摂性が重要視されています。主催者として、その様な面でのアーティストやファン層のサポートは考えていますか?

 

身内ノリで完結させないようにしてます。未だ正解を見つけられている訳ではないですが。。私自身の経験として、会場にいるほぼ全員が友達で少数派の人が置き去りになる身内ノリがあるイベントは好きじゃないです。身内の人からしたら最高の空間かもしれませんが、多様性と面白みに欠ける気がしますし、少数派の人からしたら居心地も悪いです。だからこそliQuidは過度な身内ノリを生み出さないように常に色々なシーンに手を伸ばしたブッキングを意識しています。

 

https://www.instagram.com/liquid.project_/

 

 

Mad Magic Orchestra

 

カオスから生まれる新しいダンスフロアMAD MAGIC ORCHESTRA

 

クラブシーンでのイベント開催に至った経緯やきっかけなどあれば教えてください。

 

MMOを始めようと思ったキッカケは友人から教えてもらった石野卓球さん主催の屋内レイヴ「WIRE」の動画を見てテクノで踊り狂う人を見た時でした。それ以前にcannabisのヒマワリと「WANK」っていうアニソン/ロックイベントもやってました。元々アニソンやアニメのサントラとロック、hip hopを混ぜたりかなりカオスでミクスチャーなことしてたんですけど、石野卓球さんやケミカルブラザーズキッカケにテクノやビックビート、エレクトロに出会い、そこからDJのスタイルも大きく変化していきました。同時に音楽を自分の表現方法のひとつとして取り入れました。

 

オーガナイザーの立場として、自身のイベントは何をゴールとして活動しているのか、教えてください。

 

MMOは来た人皆各々、解放して、自由に、そして皆なりたい自分になってほしいという目的があります。自我を保つのに精一杯で情報の山に押し潰され、カオスに殺されそうな現在だからこそ、音楽を体験する中でそのカオスや矛盾のノイズの中から光や愛、自分の救いを見つけてほしいという思いもあります。 あと普通に大音量で音楽聴けるの最高!!踊るの楽しい!音楽最高!って感じて欲しいし、それをきっかけで繋がったり、新しい出会いがあったり、自分の人生のなにかのキッカケになってほしいのもMMOですね。

 

音楽シーンが急速に変化している中で、どのようにして自身のイベントを他と差別化していますか?独自のアプローチやコンセプトがあれば教えてください。

 

そこまで他のパーティーとの差別化は意識してませんでしたが、パーティー全体としてジャンルはバラバラなのになぜか一体感を感じさせるようなブッキングはしてました。カオスなんだけどすごくグルーヴがあってずっと踊り続けられる。お互いDJたちは違うアプローチなんだけど、見たい景色が一緒になるんですよねMMOだと。だから毎回ひとつになってパーティーが終わる。実は自分でも答えがなくて、MMOって不思議なパワーがあるんです。自分では理解不能な生き物ですね。

 

将来の展望についてお聞かせください。今後、オーガナイザーとしてどのような方向性や目標を持っていますか?また、クラブシーン全体に対して与えたい影響や期待していることがあれば教えてください。

 

やっぱり、自分を解放できて、幸せになれる皆の居場所を作りたいのが一番にあります(ユートピアに近いかもです。だっていまほぼディストピアですし)そのパーティーが自分の中で幸せになれる、自分らしくいれる手段として存在してくれるのが一番です。シーン全体というよりかは最初は自分の中で小さな革命を起こしてほしいっていうきもちがありました。だけどその点と点がいつか繋がって全体にいい影響や循環を与えると思っています。あと個人的に次回描くアニメか漫画のストーリーでレイヴのシーンを描きたくて、そこでMMOやこの音楽を通してインプットしたことをアウトプットしたいと思っています。密かに。

 

イベントの企画段階から実行までのプロセスで、最も挑戦的だと感じる瞬間は何ですか?またその克服法はありますか?

 

ブッキングのバランスが一番難しいです。カオスだけどひとつに感じる方法、一歩でも間違えたら酷い結果を生むかもとか色々難しいところはたくさんありました。あとは音と空間の一体感を出すためのライティングや映像、ダンスフロアの空間作りも挑戦的でした。何よりお客さんが安心安全に楽しんでほしいのが一番で、それを優先して考えると自然と克服できています。

 

クラブシーンにおける多様性と包摂性が重要視されています。主催者として、その様な面でのアーティストやファン層のサポートは考えていますか?

 

みんながなりたい自分でいられる居場所を作りたいです。 お客さんもDJもそのパーティーを作り上げてくれる人全員に。そのために今後も安心して解放できる場所を意識した環境づくりをオーガナイザーとしてやる時に意識していきたいです。

 

https://www.instagram.com/madmagicorchestra/

 

 

untitled

 

2023年東京にてkanatoとyuvにより創設されたLIVE & DJイベント。様々なジャンルのアーティストを幅広く取り入れ、VJ、POPUPなどにも力を入れているオールジャンルイベント。

 

クラブシーンでのイベント開催に至った経緯やきっかけなどあれば教えてください。

 

多くのイベントに足を運び魅力的なイベントが多々ある中、自分たちも何か興味をもっていただけるようなイベントができないか、皆様に現在のシーンの音楽を沢山届けられないかと思い開催に至りました。

 

オーガナイザーの立場として、自身のイベントは何をゴールとして活動しているのか、教えてください。

 

最終的なゴールは現段階では決まっておらず、ひとつひとつのイベントに力を入れている状況です。

 

音楽シーンが急速に変化している中で、どのようにして自身のイベントを他と差別化していますか?独自のアプローチやコンセプトがあれば教えてください。

 

様々なジャンルや、毎回異なったアーティスト様を呼び、多方面からの集客を考えております。またフライヤーやVJといった目で楽しめる要素にも力を入れております。

 

将来の展望についてお聞かせください。今後、オーガナイザーとしてどのような方向性や目標を持っていますか?また、クラブシーン全体に対して与えたい影響や期待していることがあれば教えてください。

 

現在のuntitledのコンセプトを継続しつつ、気軽に足を運べて、シーンの入口に貢献できるようなイベントを目標としております。

 

イベント企画やプロモーションにおいて、特に成功した戦略やアプローチはありますか?

 

イベント専用のアカウントを作成し、アーティスト様紹介映像で現場でのライブ映像を使用していることや、カメラマンを導入しイベント後その様子を投稿しております。

 

主催者として、シーンの進化に貢献したいトピックなどがあれば教えてください。

 

現在のシーンの若手アーティストを積極的に取り入れたいと考えております。

 

あなたの音楽イベントでのアーティストブッキングでは、どのような基準や考え方を持っていますか?

 

イベントで見た事ないような組み合わせを意識しつつ、他のアーティスト様との飽和性を考えております。

 

イベントの企画段階から実行までのプロセスで、最も挑戦的だと感じる瞬間は何ですか?またその克服法はありますか?

 

開催時期や他のイベントとのバランス。また会場に見合った予算を考えること。

 

クラブシーンにおける多様性と包摂性が重要視されています。主催者として、その様な面でのアーティストやファン層のサポートは考えていますか?

 

できるかぎりアーティスト様の要望などに寄り添い、良いイベント作りを進めております。ファン層へのサポートでは未成年でも来場しやすいようにデイタイムにしたり、時にはナイトの時間帯でもイベントを行っております。

 

https://www.instagram.com/_untitled23_/

 

 

SMILEVIDEO

 

YONEDA主催。YouTubeやニコニコ動画など気がつけば皆がみていたあの頃を新しい視点から捉え直したイベント。

 

クラブシーンでのイベント開催に至った経緯やきっかけなどあれば教えてください。

 

長くイベントに遊びに行ったりDJをしていましたが、最近lilbesh ramkoくんなど仲良くなるにつれオタク層に特化したイベントが必要なのではと思い開催にいたりました。

 

オーガナイザーの立場として、自身のイベントは何をゴールとして活動しているのか、教えてください。

 

若い人から幅広い年齢層に来て欲しいと思い活動しています。

 

音楽シーンが急速に変化している中で、どのようにして自身のイベントを他と差別化していますか?独自のアプローチやコンセプトがあれば教えてください。

 

SMILEVIDEOは他のイベントと違ってオタク層に特化してるイベントなのでその部分では独自のアプローチなのかなと思います。

 

将来の展望についてお聞かせください。今後、オーガナイザーとしてどのような方向性や目標を持っていますか?また、クラブシーン全体に対して与えたい影響や期待していることがあれば教えてください。

 

阿佐ヶ谷DRIFTでこのままマイペースに活動したいです。あまり大きすぎるのも少し違うのかなと思っています。

 

イベント企画やプロモーションにおいて、特に成功した戦略やアプローチはありますか?

 

正直まだそういった実感がないのでそういう意味では成功してないかもしれません。これから頑張ります!

 

主催者として、シーンの進化に貢献したいトピックなどがあれば教えてください。

 

10年ほどクラブに遊んだりしていたので今僕が交流している若い子の層と僕の年代の層を混じり合うイベントをやっていきたいです。

 

あなたの音楽イベントでのアーティストブッキングでは、どのような基準や考え方を持っていますか?

 

正直直感になります。こことここを混ぜたら面白いだろうなと思って企画を組んでいます。

 

イベントの企画段階から実行までのプロセスで、最も挑戦的だと感じる瞬間は何ですか?またその克服法はありますか?

 

いつも直感的に考えてオファーしちゃっているのでそこら辺は考えてないかもです。

 

クラブシーンにおける多様性と包摂性が重要視されています。主催者として、その様な面でのアーティストやファン層のサポートは考えていますか?

 

勿論考えています!ですので幅広い層に来てもらえるように企画を組んでいます。

 

https://www.instagram.com/youmgmgmg3/

 

 

ぎゃるさー☆はぴねす

 

空間・衣装・VJ・メイク・告知等全てをギャルクリエイターチーム「ぎゃるさー⭐️はぴねす」がプロデュースした音楽イベントです♡︎ギャル魂溢れるアーティストさんをお呼びし、視覚、聴覚ともに多幸感&満足感のある時間を提供致します💞全身ではぴねすを体験できるイベントです☆*:.。.

 

クラブシーンでのイベント開催に至った経緯やきっかけなどあれば教えてください。

 

元々ぎゃるさー⭐︎はぴねすは、私と、同じ大学の友人3人で始めたクリエイターチーム。それぞれの作ったものを発表するプラットフォーム的な存在で、加えてみんなでぎゃるさー⭐︎はぴねすのオリジナルグッズ作れたらいいね、みたいなノリでやってました。みんな素敵な作品を作ってるのに、大学内だけの知名度だとそれ以上広がって行かないし、もっとチームを大きくしていきたくて、自分達にできることを模索して行くうちに、クラブイベントやろー!ってなりました❣️

 

オーガナイザーの立場として、自身のイベントは何をゴールとして活動しているのか、教えてください。

 

ゴールとかは考えたことないです!自分達が楽しめるうちに、楽しめそうなこと全部挑戦していきたい❣️苦しくなったらやめます❣️

 

音楽シーンが急速に変化している中で、どのようにして自身のイベントを他と差別化していますか?独自のアプローチやコンセプトがあれば教えてください。

 

世界観にはかなりこだわっていると思います!ギャル文化×オタク文化を融合させた”カワイイ“世界観を作ること🌟他のイベントは大体、フライヤーはこの人、vjはこの人、展示はこの人とこの人呼んで、カメラはあの人に頼もう、みたいな感じでやっていると思うのですが、ぎゃるさー⭐︎はぴねすのパーティーでは、DJやアーティストさん以外は全てぎゃるさー⭐︎はぴねすメンバー内で完結させてます。vj等の他に、アーティストさんに衣装作ったり、軽いメイク等もメンバー内で行いました。主催以外の人がフライヤーや撮影、vjをやって、色々な人が繋がっていって出来上がるイベントももちろんめちゃくちゃ素敵だし、素敵な作品を創る方ってたくさんいて、でも、そのパーティーでしか作れない世界観を作りたかったので、全てチーム内で完結させることに決めました。

 

将来の展望についてお聞かせください。今後、オーガナイザーとしてどのような方向性や目標を持っていますか?また、クラブシーン全体に対して与えたい影響や期待していることがあれば教えてください。

 

大人数のチームでやっているし、色んなジャンルのクリエイティブな子達が集まっているので、空間演出や映像制作の依頼を貰えるようになりたい❣️個人としては、面白~!!!!ってなるイベントがもっと欲しいので、自分でも作っていけたらいいな~と思います🌟

 

イベント企画やプロモーションにおいて、特に成功した戦略やアプローチはありますか?

 

まだ一回しかやってないのでなんとも言えないけど、出演者様に頂いたアー写を加工してポスターを作ったり、うちわを作って配ったり、風船飛ばしたり、来てくれた人全員に満足度の高い空間を提供することにおいてはうまくいってたと思います、、!!

 

主催者として、シーンの進化に貢献したいトピックなどがあれば教えてください。

 

パーティーの中に新しいものを組み込みたい❣️今回やったみたいにうちわ作ったり衣装作ったり、そういう個々の世界観強めに出るパーティが当たり前になったら面白い。あと、クラブシーンにおける“カワイイ”の需要をもっと増やしていきたいです❣️

 

あなたの音楽イベントでのアーティストブッキングでは、どのような基準や考え方を持っていますか?

 

ぎゃるはぴのイベントにおいては、アーティストさんそれぞれの曲やDJにギャルいバイブスを感じるかどうかが第一です💫他にも熱量の高さとか、個性的なキャラクター性とかスター性、他のイベントと被らない組み合わせかどうか、他出演者様との噛み合わせ等色々ありますが、この人、愛せるな~って思う人達を基本的に呼びました。

 

イベントの企画段階から実行までのプロセスで、最も挑戦的だと感じる瞬間は何ですか?またその克服法はありますか?

 

出演者様がある程度決定して、日時、場所、時間が確定した時です!克服方法あるんでしょうか、、、あったら知りたいです、、!!

 

クラブシーンにおける多様性と包摂性が重要視されています。主催者として、その様な面でのアーティストやファン層のサポートは考えていますか?

 

自分のパーティーは、“カワイイ”世界観が強いから、世界観を守りつつ、誰でも楽しませてくれるアーティストさんを選んで、生物学的な意味での男性女性を同じくらいの人数でブッキングしました。次回やる時、誰でも来やすい空間を作るために、告知やステートメントの強化もしていきたいです❣️

 

https://www.instagram.com/galcircle_hapiness/

 

 

第四の道

 

第四の道は、2022年2月より始動した不定期開催のパーティーシリーズです。「(本流に取って代わる)新たなもの」という直接的な意味での「オルタナティヴ」と、「個人のささやかな営みのなかに宿る狂気」という意味での「インディー」といった価値観へ純粋な憧れを抱いています。イベントの名を冠す「第四の道」とは、19世紀に活動した神秘主義者・グルジエフが提唱した概念で、世俗を捨てずとも日常の中で精神的発展を目指せる「ずるい人の道」とも表現されたものです。要するに、与えられた選択肢のほかにまったく異なる「道」を見出そうとする姿勢、という意味合いで名付けたんじゃないかな、と思います(すべては後付けですが)。第四の道は不確定性に基づく催しです。ある時はカオスを、ある時は包摂性を、ある時はダンスフロアを。公共性よりも個人の偏愛を大切に、それでも主役はエントランスに立つあなた方です。

 

クラブシーンでのイベント開催に至った経緯やきっかけなどあれば教えてください。

 

自分の座標のズレたクラブ観、音楽観を軸に、今捉えておくべき動きを切り取るような場を設けてみたかったのでスタートしました。スターダムやゲーム性のようなものに関して迎合するでもなく、拒絶するでもない形でまったく別の道を示したい、という考えを持ってやってます!

 

オーガナイザーの立場として、自身のイベントは何をゴールとして活動しているのか、教えてください。

 

何をするにしても永遠にゴールは無いという意識のもと、ひたすら道の途中を歩み続けるために停滞感を持たず、スローペースに続けていくことだけが目標です。今/これから遊びに来てくれる100名前後の人たちの来し方行く末に、なにか別の選択肢があることを伝えていければ良いなと思っています。

 

音楽シーンが急速に変化している中で、どのようにして自身のイベントを他と差別化していますか?独自のアプローチやコンセプトがあれば教えてください。

 

意図的、戦略的な差別化というプランニングは(別にしなくていいような)競争に加担してしまう懸念があるので、ひたすら「ここに来ればなにか違う感覚を得られるかもしれない」と期待してもらえるような人選、コンセプト、雰囲気づくりだけを考えています。もちろんトレンドへの意識も念頭に置きつつ、あくまでもフロア(観に来る人)ファーストな形は保っていたいな、というような、個人経営の寿司屋やラーメン屋のような意識が念頭にあります。まず、打算ではなくピュアネスを!戦略は(大事だけど)二の次で。

 

将来の展望についてお聞かせください。今後、オーガナイザーとしてどのような方向性や目標を持っていますか?また、クラブシーン全体に対して与えたい影響や期待していることがあれば教えてください。

 

(僕はオーガナイザーではなくDJなので、強度のあるプレイングを磨き続けることがまず第一優先になってしまいますが)パーティーを作るときの目標は常にひとつで、それは「巻き込み」です。目当てのアクトのために遊びに来る、自身のアクトだけに全精力を注ぎ込む、それはそれで在り方として良いものだと思いますが、そのような心の壁、個々のATフィールドを中和してこじ開けて、「よくわかんないけど、いいじゃん」と楽しんでもらえるような空間を作り続けるのが人を呼ぶ側の責務かなと思っているので。みんなで焚き火を囲んで、燃えすぎず鎮火もしないような場を一緒に育てるような体験が、常に色々な場で出来ることが理想です。どんどん巻き込むぞ~。

 

イベント企画やプロモーションにおいて、特に成功した戦略やアプローチはありますか?

 

出演者への還元、パーティーの持続性、エントランスフィーの価格維持などを考えつつ、損益分岐点をクリアするためにZINE制作などでお金周りの導線を複数確保したことで、なんとか各回スッキリとやれています。手に取りやすく、持ち帰ることに意味のあるマーチャンダイズの頒布は正直しんどいんですが、やってよかったです(既刊ZINEのクオリティについてはチームを外れた奇怪電波倶楽部氏の功績が99%)。チケット代の相場もすっかり上がりはじめて久しい今ですが、お客さんの負担を考えると最低ラインをなんとか抑えるための努力がパーティーを作る側には求められるのではないかな?と思っています。3000円あれば世のだいたいの娯楽はかなりの満足度で接種できてしまうわけですし、それを上回るぐらい良いものを観たいのが正直な気持ちなんじゃないでしょうか。

 

主催者として、シーンの進化に貢献したいトピックなどがあれば教えてください。

 

妥協せず無理もしない範囲でマイペースに続けていけばそのままシーンに貢献できると信じてやってるだけなので、トピックみたいな切り口ではパッと思い浮かぶことは特にないです。DJやインディーアーティストの表現の価値がもっと広く認められることが理想で、好きでもないことをやらなくてもいい世界を少しずつ目指したいですね、みんなで。

 

あなたの音楽イベントでのアーティストブッキングでは、どのような基準や考え方を持っていますか?

 

思考停止的な取り合わせをしないこと(最重要)、人との出会いとか縁も大事にしつつ関係性に依存しないこと。見たい景色に対しての自分なりの100%(100%になることは無いのですが)を追求することを強く意識しています。そしてアーティスト間/ファンベース間での化学反応が発生するような取り合わせになることも各回で目指しています。なので、基本的に第四の道ではレジデントアクトはnerdcamp.comのふたり程度に留めておいて、過半数が初参加でありながらも絶妙に噛み合うようオファーを送っています。人選の基準はかなりNordOstの私見に依るのですが、マナーに寄り添うことも逸脱することも、両方できる人のことはプロフェッショナルや…!とリスペクトしてます。あとはブレなさの有無とか、ミーハーにならず自分でなにかを選び取っている(digに限らず)ことが伝わってくるかどうか、とかでしょうか。偉そうに言える立場ではないのでこの辺で。。。

 

イベントの企画段階から実行までのプロセスで、最も挑戦的だと感じる瞬間は何ですか?またその克服法はありますか?

 

出演者のネームバリューやブランドに甘えない形でパーティーを成立させること。インディー規模ではある種エゴイスティックなこだわり(決して独りよがりではなく)を突き通せるかどうかが良し悪しに直結しているような感覚があるので、無理のない範囲でちょっとだけ無理をしてみること、それ自体が挑戦的な営みだな~と考えています。中小規模のパーティーがたくさん増えてきた今ですが、他のパーティーを資本主義っぽい競争原理で捉えていたら何のためにやっているか分からなくなるので、みんな仲間だと思って支え合えるような意識を持つことが、上述した挑戦をクリアするためにはマストかな、とも思っています。とにかく日和らず、妥協せず、ふぁいと。

 

クラブシーンにおける多様性と包摂性が重要視されています。主催者として、その様な面でのアーティストやファン層のサポートは考えていますか?

 

言うまでもなく重視しています。すべてをフラットにしていくことは難しくても、なるべく近づいていく努力をすることがもっと当たり前になってほしいですね。たとえばナード的感性から出発すると、どうしてもボーイズ・クラブとか男子校の部室のような空間が自然と出来上がってしまいがちなので、第四の道としては殊更注視しているトピックです。少なくとも自分は、フラットなフロアにしか興味がありません。階層はクソです。

 

https://www.instagram.com/the_4thway/

 

 

投擲

 

2023年度より、都内で活動するDJ、atriによって始められたパーティーシリーズ。「全員がよりよく孤立した状態」のフロアを作りたいというatri自身の望みを叶えるべく始められた。パーティータイトルの投擲(とうてき)とは、手を使って物を遠くへ投げること。人類が原始に獲得した効果的な攻撃手段でもある。

 

クラブシーンでのイベント開催に至った経緯やきっかけなどあれば教えてください。

 

周囲の状況が丁度噛み合ってやらせてもらえる感じになったので始めさせて頂きました。

 

オーガナイザーの立場として、自身のイベントは何をゴールとして活動しているのか、教えてください。

 

現状明確なゴールはありませんが、飽くまで「投擲」は実験的、総括的な機能を意識して動かしてるので、私自身から実験精神や観測者精神が失われる事があればゴールとなります。今のところその予定はありません。

 

音楽シーンが急速に変化している中で、どのようにして自身のイベントを他と差別化していますか?独自のアプローチやコンセプトがあれば教えてください。

 

誤解を恐れず言うなら、私はソーシャルに頼った音楽コミュニティの構築にあんまり興味がありません。もちろん近縁的に開催されるパーティーはそれ自体がシーンの維持に必要ですが、私のパーティーはできる限りそれと真逆にやってみるよう心掛けています。

 

将来の展望についてお聞かせください。今後、オーガナイザーとしてどのような方向性や目標を持っていますか?また、クラブシーン全体に対して与えたい影響や期待していることがあれば教えてください。

 

私は様々なアーティストから受けた影響を主催という活動を通じて表現しているだけなので、その影響や目標についてそこまで考えた事はありません。もし私のパーティーに影響を受けた方がいるならそれはとてもうれしいです。

 

イベント企画やプロモーションにおいて、特に成功した戦略やアプローチはありますか?

 

戦略やプロモーションは大事ですが、それについて深慮した事は少ないです。しかしながら、そこでどんな事を起こそうとしているか十二分に説明できるようにはしています。

 

主催者として、シーンの進化に貢献したいトピックなどがあれば教えてください。

 

ほんの一部ですが、10代-20代前半のパーティーオーガナイザーが増えており、喜ばしい事と捉えています。パーティーオーガナイズのhow-toは、トラックメイキングのそれと同様にラフに共有されてもいいなーと思っていますので、そのような環境の整備や知識の共有は積極的に行うよう心掛けています。

 

あなたの音楽イベントでのアーティストブッキングでは、どのような基準や考え方を持っていますか?

 

パーティーとは、ある一組のアーティストを観る場でもありながら、来場者、アーティストそれぞれの相補関係によって成立する時間、空間でもあります。そしてこれについて何よりいちばん憂慮すべきです。一組のアーティストがパーティーの要とならないように、更にはパーティーがアーティストのみが一方向的に表現できる場所となってしまわないように意識しています。

 

イベントの企画段階から実行までのプロセスで、最も挑戦的だと感じる瞬間は何ですか?またその克服法はありますか?

 

パーティーに纏わる事は全て挑戦的です。例外はありません。想像し得る事だけが起こった事は一度も無く、いつもヒヤヒヤしています。パーティーに関わる以外の時間を健やかに過ごす事のみがそれらへの効果的な対処法です。

 

クラブシーンにおける多様性と包摂性が重要視されています。主催者として、その様な面でのアーティストやファン層のサポートは考えていますか?

 

「投擲」は今までor Tokyoというミヤシタパーク内のベニューで開催されてきました。ミヤシタパークという場所は、今まであった宮下公園を大型商業施設に作り替えた場所であり、あまり自由なパーティーにふさわしいとは言いにくい面を持った場所でもあります。それでもor Tokyoでパーティーを開催する理由があります。それは、そのような親切ではない施設でも、アーティストの分と次回開催の分の幾らかのお金を払ってくれれば、そこで踊ったり、物を売ったり、立ち話をしたりする自由を設けられるからです。だから私はお越し下さった方に何も強制しません。パーティーとしてよりよい音楽体験を追求しますが、音楽に対する態度を限定させる事はしません。
さらに毎回フリーマーケットのご出展をお願いしたりして、より多くの方に「投擲」に関わって頂けるようにしています。そのようにより多くのより様々な方が私のパーティーに集まれば、私たちがその場にいる事自体が私たちの世代から社会に対して向ける新しい答えのひとつとなります。(今後はor以外での開催も予定しております。楽しみにしててください!)

 

https://www.instagram.com/__atri__s/

 

 

憑依

 

様々な音像やリズムを介して”憑依”という現象と向き合うことをテーマとしたイベント。kiyota × 水母娘娘主催。

 

クラブシーンでのイベント開催に至った経緯やきっかけなどあれば教えてください。

 

今年の3月くらいにdjだけ集めた飲み会があって、そこで水母娘娘と初めてしっかり話す機会がありました。他愛の無い会話がメインでしたが、当時知り合いに同い年が少なかったのですが自分と同い年なのを知ってから話が結構盛り上がって、お互いのbandcampのcollectionなどを見てめちゃくちゃ意気投合してました。そこから「共催でイベント打ってみるか!」と勢いで話したのがずっと続いてる感じですね。(kiyota)

 

ちなみにタイミングがかみ合わず私はkiyotaくんのプレイ観たことなかったんで、マジでbandcamp見せ合っただけで意気投合しました。こういうコミュニケーションも大事ですね。笑(水母娘娘)

 

オーガナイザーの立場として、自身のイベントは何をゴールとして活動しているのか、教えてください。

 

具体的なゴールというのは設けてませんが、ざっくりしたものだと「エネルギーの発散場所にする」というところです。自分たちを含めた20代は昨今のコロナによる抑圧で遊びに使えるはずだったエネルギーが有り余っている人がたくさんいる印象を受けます。ただ、20代に限らず様々な問題がある現代社会においてストレスの多い日々を送っている人も少なくは無いはずです。そこで発生するエネルギーを流動するパーティの中で発散し、かつ楽しんで貰えるような空間を提供できるようになるのがゴールだと思ってます。(kiyota)

 

アーティスト、オーガナイザー、箱の方々、遊びに来てくれた人全員「楽しい!」ってなったら最高!(水母娘娘)

 

音楽シーンが急速に変化している中で、どのようにして自身のイベントを他と差別化していますか?独自のアプローチやコンセプトがあれば教えてください。

 

オーガナイザーの僕(kiyota)と水母娘娘は近いようで異なる音楽シーンにいると思っており、ブッキングは毎回半分をどちらかが担ってます。そのため、あまり交わることの無かった演者の共演や、それにより起こるシナジーを体験することができるのが強みだと思っています、また、コンセプトはイベント名の通り憑依となっており、イベントの時間が進むにつれて体感的に「揺れ」から「踊り」に演者たちがフロアに「憑依」していく経過を体験できるようにしています。これはドムスタで開催したvol.1の頃から意識していることです。(kiyota)

 

将来の展望についてお聞かせください。今後、オーガナイザーとしてどのような方向性や目標を持っていますか?また、クラブシーン全体に対して与えたい影響や期待していることがあれば教えてください。

 

クラブシーンと一口に言えど、人それぞれ見えているシーンは違うと思うので、私たちが見えているシーンをイベントを通じて皆に共有していきたい。私は共催のイベントをふたつ持っていますが、その理由として、別の視点を持つ人間同士が同じイベントをやることによって生まれる新たなクラブ観を提示したい、何より私自身が見たいという思いがあります。(水母娘娘)

 

イベント企画やプロモーションにおいて、特に成功した戦略やアプローチはありますか?

 

まだvol.2の開催前なのでvol.1開催時の話になりますが、なるべくエントランス代を安価にすることです。イベントには学生の皆さんも多く遊びに来てくれるのですが、話をしてみると行きたいパーティがあってもお金が無くて行けないという意見を多く聞きます。そのため、演者へのバックなども考慮した最低限の金額をエントランス代にしているつもりです。(kiyota)

 

主催者として、シーンの進化に貢献したいトピックなどがあれば教えてください。

 

本当に私的な意見で恐縮ですが、宗教や人文学的なものが好きなのでそういうものと相対することを忘れずにいたいです。「憑依」も宗教的・民俗学的に強い意味を持つ言葉ですし。こういう意識を持つことで、自ずと他の文化や宗教へのリスペクトへも繋がると考えています。そういった分野の既存の言葉をシーンに当てはめて再解釈することが好きです。また、そういった「言葉」を大切にすること。言葉がないと何も生まれないので。とにかく原初的な部分に立ち返って考えたうえでシーンに還元する、みたいなかんじです。(水母娘娘)

 

あなたの音楽イベントでのアーティストブッキングでは、どのような基準や考え方を持っていますか?

 

上記でも少しお話ししましたが、「揺れ」と「踊り」どちらかに強い演者を半々でブッキングしています。これを意識することによって、パーティをより生き物として捉えることができると考えます。(kiyota)

 

イベントを脳、アーティストを神経細胞と考えて、うまくシナプスが繋がるように意識しています。アーティスト同士の雰囲気やエナジーがパチっとハマると楽しいです。(水母娘娘)

 

イベントの企画段階から実行までのプロセスで、最も挑戦的だと感じる瞬間は何ですか?またその克服法はありますか?

 

やはり演者のブッキングです。共催だと出演して欲しい演者に対しての印象が僕(kiyota)と水母娘娘で異なる場合があるので。その際は、演者がアップロードしているmixを拝聴してブッキングを決めています。例外を除いて、アップロードされているmixは、その方の1番強みのジャンル・雰囲気を感じることのできる唯一のものだからです。(kiyota)

 

クラブシーンにおける多様性と包摂性が重要視されています。主催者として、その様な面でのアーティストやファン層のサポートは考えていますか?

 

アーティスト、ファン含め全員に色々な立場や環境があることを理解し、常に考え続けて行動に移していきたいです。主催者である以前に、ひとりの人間としてそう在ることでイベントも安心できる場所になるかな。とにかくリスペクトを忘れずにいたいし、その気持ちをイベントや自身のプレイを通じて発信できたらなと思います。(水母娘娘)

 

https://www.instagram.com/kurage_143/

https://www.instagram.com/kiyota__/

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