2019/12/19
昨日リリース
2018年7⽉にリリースされたbutajiの2ndアルバム『告⽩』は、その楽曲の完成度はもちろん、メロディのその粒一つ一つの優しさにとてつもない包容力があり、聴くものに寄り添い肯定してくれるような力強さもある。ジャケットのbutajiの姿や目線も、それらの楽曲の物語を表しているようだ。自分の周りのエレクトロニックミュージック / クラブミュージックを普段から愛聴しているような人からの絶賛の声も多く聞いた。荒井優作とコラボレーションしている文脈を知っている人が多いからかもしれないが、実際に要所要所に垣間見える音の構造や感触は、味気ないポップ・ミュージックのそれとは明らかに違う深みがある。「秘匿」のストリングスとピアノのリフレインが重なる3:52〜は儚さと高揚感が重なりなんとも言えない気持ちになるし、「someday」のピアノや「あかね空の彼方」のギターの空間を想像できる響き方、「予感」のラストの展開、「EYES」の特徴的なシンセ、一番好きな「花」など、容易に聴き取れる歌詞も合わさって全ての曲が視覚性が強い。もう勝手に物語を脳内で再生できてしまう。
『告⽩』のリリース・パーティーではbutajiが敬愛してやまない七尾旅⼈をゲストに招き、⼤盛況のうちに終えた。また、今年の4⽉、butajiによる初企画「VARIANT」で曽我部恵⼀抱擁家族とツーマンを⾏い、 新たなフェーズへと向かう。そして、2019年12⽉18日にニューシングル「中央線」をついにリリース。
”君を愛している”
“急げ 急げ 社会が変わる 世界が変わる”
エモーショナルで切実な想いは、まさに、J-POPの新たなスタンダードとなり得るだろう。2曲⽬の「same things, same time」は、ファルセットで歌う壮⼤なコーラスとハーモニー、 トランペットやストリングスのアレンジが光る未来への歌。
butajiの楽曲に初参加であり、鮮やかな情景を表しているのが徳澤⻘弦を擁するカルテット、 また、ピアノに槇原敬之や⼟岐⿇⼦などのアレンジャーを務めるトオミヨウの存在だ。 butajiバンドの樺⼭太地(Gt/Taiko Super Kicks)、⼭本慶幸(Bass/トリプルファイヤー)、 坂⼝光央(Pf)、岸⽥佳也(Dr)、⾼橋三太(Tp/1983)も信頼と鉄壁のメンバーである。 レコーディング・エンジニアに、スカート等を⼿がける葛⻄敏彦、マスタリング・エンジニアに星野源 等で知られる内⽥孝弘を起⽤。 写真は、『ワンピースの⼥』(2009-現在、『暮しの⼿帖』連載中)等で知られる宇壽⼭貴久⼦、 ジャケットデザインは『⽂藝』など数多くの書籍を⼿がける佐藤亜沙美(サトウサンカイ)が担当した。
-butajiコメント-
「中央線」は、昨年のアルバム『告⽩』に宛てた1つの答えです。初めて曲を作るような衝動で、「いま」を⾒つめました。「same things, same time」は⼦どもに宛てて書いた「未来」への曲。2019年の末に是⾮聴いていただきたいです。
category:NEWS
tags:butaji
2020/12/04
収益は次作の製作費に シンガーソングライターのbutajiが新曲「acception」をBandcampにて自主リリースした。 今年は、3月に韓国のシンガーソングライターのイ・ランと共同で日韓を繋いだライブ配信を開催、4月には折坂悠太との共作曲「トーチ」をリリース、先日リリースされたサニーデイ・サービスのリミックスアルバム『もっといいね!』にtofubeats、田島ハルコらと共に参加しているbutaji。今作「acception」は、昨年の「中央線」以来となる新曲となる。 今作はBandcampにて投げ銭で購入可能で、収益は次作の製作費にあてるようだ。尚、本日12月4日17時(日本時間)から手数料免除のBandcamp Fridaysが行われる為、それに合わせて購入するとアーティストにより多く還元できます。 ——————– butaji – acception Release date : 4 December 2020 Bandcamp : https://butaji.bandcamp.com/track/acception
2021/04/28
映画監督・三宅唱によるリリックビデオ公開 今年1月に「acception」をリリース、さらにカンテレ・フジテレビ系4月期ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」の主題歌「Presence I」の作詞・作曲をSTUTSと共同制作し、高い評価を得ていているbutajiが、Bandcampのみでリリースしていた新曲「free me」のストリーミングを解禁。 今作のアートワークは、前作「acception」同様イラストレーターの新地健郎が手がける。配信リリースに合わせて、映画監督・三宅唱によるリリックビデオも公開となった。 butaji – free me Release date : 28 April 2021 Stream : https://FRIENDSHIP.lnk.to/freeme
2023/09/13
11.24 下北沢ADRIFT 幼少期からクラシック音楽に影響を受けて作曲を始め、ある瞬間からbutaji(ブタジ)という名前での活動が始まったシンガーソングライターが2023年にめでたく<butaji 襲名10周年>を迎えた。 そんなメモリアルな瞬間をお客様と盛大に祝う記念公演が下北沢ADRIFTにて開催決定。当日は近年のbutajiを支えてきたBandの仲間である樺山太地 (Gt.)、山本慶幸 (Ba.)、坂口光央(Key.)、岸田佳也 (Dr.) を始めとしてゲストに石橋英子、折坂悠太、STUTSを招き、バンドセット、ソロ、デュオなどでさまざまな楽曲を披露する。本日より9月24日まで先行予約が開始。 – 9月13日 (水) 18:00 ~ 9月24日 (日) 23:59 https://eplus.jp/butaji/ butaji 襲名10周年記念公演 2023.11.24 (fri.) at 下北沢ADRIFT https://adrift-shimokita.com/ 18:15 OPEN 19:00 START Tickets:e+, LivePocket 一般発売:9/28(木) 10:00~ 出演 : butaji Band: Gt. 樺山太地 (Taiko Super Kicks) Ba. 山本慶幸 (トリプルファイヤー) Key. 坂口光央 (石橋英子 with もう死んだ人たち、見汐麻衣 等) Dr. 岸田佳也 (トクマルシューゴ、吉田ヨウヘイgroup 等) Guest : 石橋英子、折坂悠太、STUTS
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18年の歴史を紐解く more
内省的空気と身体性ハイブリッド
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