2025/08/22
帯付き盤LPリイシュー
Aphex TwinことRichard D James。若くして「テクノモーツァルト」の称号を得たエレクトロニック・ミュージック界の最高峰であり、誰もが認める〈WARP RECORDS〉の看板アーティストである彼が、Polygon Window名義で発表され、エレクトロニック・ミュージックの歴史を変えた伝説のアルバムが帯付き盤LPでリイシュー決定。
1992年、〈WARP〉がリリースした革新的コンピレーション『Artificial Intelligence』の冒頭を飾ったのは、Aphex TwinことRichard D Jamesによる「Polygon Window」という楽曲だった(ただし同作ではThe Dice Man名義)。そして翌1993年、若くして“テクノ・モーツァルト”と称された彼が〈WARP〉から初めてリリースしたアルバムこそ、Aphex TwinではなくPolygon Window名義で発表された伝説的作品『Surfing On Sine Waves』。当時22歳のRichard D Jamesによって生み出された本作は、エレクトロニック・ミュージックのその後の方向性を大きく変える画期的なアルバムとなった。アルバム・タイトルはRichard D James自身の発言をもとにRob Mitchellが選定したもので、UKダンス・チャートでは初登場2位を記録。同年には続編としてEP『Quoth』もリリースされ、表題曲のほか、このEPで初登場となる楽曲も収録された。 そして2025年、32年の時を経て登場する『Surfing On Sine Waves (Expanded Edition)』は、オリジナル・バージョンのアルバムとEPをひとつにまとめたエクスパンデッド・エディションとしてリリースされる。
Polygon Window – Surfing On Sine Waves (Expanded Edition)
Label:WARP RECORDS / BEAT RECORDS
Release date : September 26 2025
https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=15294
Tracklist
01. Polygon Window
02. Audax Powder
03. Quoth
04. If It Really Is Me
05. Supremacy II
06. UT1 – dot
07. Untitled
08. Quixote
09. Quino – phec
10 Portreath Harbour
11 Redruth School
12 Iketa
13 Quoth (Wooden Thump Mix)
14 Bike Pump Meets Bucket
category:NEWS
tags:Polygon Window
2021/02/09
口には出せない呪いの言葉 インドネシア、バリ州のデンパサールを拠点にするHaremとDJ Kasimyn(aka Aditya Surya Taruna)によるデュオGabber Modus Operandiが、2018年に〈Yes No Wave Music〉からリリースしたデビューアルバム『PUXXXIMAXXX』が、Aisha Devi主宰の〈Danse Noire〉からリイシューされる。 20年代のAtari Teenage Riotか、インドネシアの奥深くで鳴るガムラン・ペンタトニック・スケール?観光業が最大の産業の国であり、メインストリーム・ハウスとテクノが音楽業界の主流である国において、ガムラン、ダンドゥット、ファンコット、ジャティランをガバやブレイクコアと融合し、危険なハードコアに変換してきたGMO。今作のタイトルは、口には出せない呪いの言葉とのこと。映像が話題を呼んだ人気曲「Dosa Besar」はもちろん、オリジナルには収録されていない未発表曲3曲を含む12曲入り。新たにTeknovoidとNiels Wehrspannによってカバーアートも一新された。 https://www.youtube.com/watch?v=Gnsjcu6G8E4&t=215s Gabber Modus Operandi – PUXXXIMAXXX Label : Danse Noire Release date : 19 March 2021 Pre-order : https://dansenoire.ffm.to/puxxximaxxx Tracklist 1. Sangkakala 2. Nyonyon Rangda 3. Kerjakaki Jawa 4. Hey Nafsu 5. Pariah 6. Jathilan Titan 7. Goroxxx 8. Pukat Harimau 9. Dosa Besar 10. Balap Liar (Exclusive Bonus) 11. Ketewel (Exclusive Bonus) 12. Melayu Boleh Neraka
2022/09/28
ある音を別の音で解釈する Aphex TwinことRichard D. Jamesが発案、エンジニアのDave Griffithsが開発したサンプル・マッチング・アプリ「samplebrain」が無償公開。「巨大な脳のようなものにサンプルを送り込んで、新しい音を再現する」と、Richard D. Jamesが口にしたことがきっかけで生まれた。 「このアイデアはだいぶ前に生まれたもので、正確には分かりませんが、mp3が話題になり始めた2002年ぐらいだったと思う。自分のハード・ドライヴには大量の音源があって、Shazamが公開された時だった。Shazamは何かすごいことに再利用できると今でも思っていますが、その一方で “samplebrain” があります。あなたのPCにあるオーディオ・ファイルの一部分を使って、別のオーディオ・ファイルを再構築できたらどうだろう?アカペラや泡のような泥の音から、303のリフを構築できたとしたら?バカらしい曲を口ずさんで、それをクラシック音楽のファイルで再構築できたとしたら? “samplebrain” を使えばそれができます。」 – Richard D. James オープンソースの「samplebrain」は、処理したいサンプルを「target」、対象のサンプルを「brain」として、それぞれ「block」に切り分けて処理。「block」は類似性によってネットワークに接続され、リアルタイムで「target」を「brain」の音響特性に一致させて再生する。つまり、ある音を別の音で解釈して鳴らすことができるというもの。 samplebrain : https://gitlab.com/then-try-this/samplebrain
2023/07/07
“A”マークの大型ロゴマグネット封入 Aphex Twinが5年振りに発表した最新作『Blackbox Life Recorder 21f / In a Room7 F760』が7月28日に発売されることを受け、『Selected Ambient Works Volume II』『…I Care Because You Do』『Richard D. James Album』『Drukqs』の過去4タイトルが、特典付きの新装盤で発売決定。全ての商品に、Paul Nicholsonがデザインした音楽史上最も有名なロゴの一つである“A”マークの大型ロゴ・マグネット (直径12cm)が封入される。 4年ぶりにライブ活動を再開させたAphex Twin。6月9日にコペンハーゲンの音楽フェスティバル〈Syd For Solen〉に出演したのを皮切りに、ストックホルムの〈Rosendal Garden Party〉、オランダの〈Best Kept Secret〉、バルセロナの〈Sonar〉で最新のライブセットを披露し、今後もイタリアの〈Castello Scaligero〉、ベルギーの〈Dour Festival〉、ロンドンの〈Field Day〉、ポルトガルの〈Kalorama Festival〉、ブリストルの〈Forwards Festival〉でのヘッドライナー出演が予定されている。 新作の発表に先立って、出演した各フェス会場では謎めいたインスタレーションが登場し、掲示板サイト上ではファンが様々な妄想を繰り広げていた。その後、全世界のレコードショップに、QRコードにロゴが隠されたポスターが貼り出され、そのQRコードをカメラで読み取ることでAphex Twinの拡張現実世界へとファンを誘うRichard D Jamesらしい遊び心に溢れる演出も大きな話題となっている。 Aphex Twin最新作『Blackbox Life Recorder 21f / In a Room7 F760』は、7月28日にCD、LP、デジタル/ストリーミング配信でリリース!高音質UHQCD仕様 (全てのCDプレーヤーで再生可能)の国内盤CDは、312mm x 312mmサイズの特殊パッケージとなる限定盤と通常盤、LPは通常盤(ブラック・ヴァイナル)に加え、Beatink.com限定盤 (クリア・ヴァイナル)が発売される。国内盤CDと日本語帯付き仕様のLPには解説書を封入。また国内盤CD、Beatink.com限定盤LP、通常盤LPは、数量限定のTシャツ付きセットの発売も決定。 Aphex Twin – Blackbox Life
2025年8月15日 渋谷WWW
more
雨と私の夢とファイアファイア more
iVy コンテンポラリー・パーク・オーケストラ♪としての演奏も披露
more