2025/07/18
unseelieより
このレコードは、私たちの世界に訪れた奇妙な時代を、無意識のうちに映し出す鏡。
日々の暮らしの中で押し込められ、やがて夢の中でそっと浮かび上がる、曖昧で抽象的な境界の空間へと、そっと漂っていきます。
ネオクラシカルなピアノとハープ、オペラのような声が夢幻の中で溶け合い、泡立つ電子のざわめき、金属の液体、異界の質感がそこに重なり、精神と肉体、そのはざまにひとつの扉が開かれるのです。
それは、親密で、映画のように情景が浮かぶ、静謐な音の断片たち。形を変えながら、静かに、絶え間なく、生まれ変わりつづけています。
七年に一度だけ花を咲かせ、その後に命尽きるという
稀なる植物が、ついに花開いた
その繭は、夢の中に姿を現すかもしれない
そっと私たちに知らせるために
—内側で、かすかな変化が起きているのだと
風が吹き抜け、塵と瓦礫を
石へと変えていった
私は奇妙な夢を見ている
奇妙な
奇妙な
奇妙な
奇妙な
奇妙な夢を——
Apu Nanu – I’ve Been Having Strange Dreams
Label : unseelie
Release date : August 8 2025
Stream : https://kud.li/unsl027
Bandcamp : https://apunanu.bandcamp.com/album/ive-been-having-strange-dreams-unsl027
Tracklist
01. Humming Sleep Melody
02. Sepia Rainbow
03. Aura Cell
04. Button Eyes
category:NEWS
tags:Apu Nanu
2022/09/29
デビューアルバムより Calum Xは、サーカスを舞台に奇妙な夢の世界へ魅了されていく物語を描いた新曲「House of Puppets」を、近日発売予定のデビューアルバム『Daydreamer』から2ndシングルとしてリリース。 マーチングバンドのドラムとワルツのリズムのアコーディオンで、過去の伝統的なサウンドと現代の電子プロダクションを融合させ、ダークで不気味なオルトポップミュージックを完成させた。「House of Puppets」は、孤独なリングマスターが夢の中に出てきて、彼の奇妙で小さな人形が動かすパレードの世界に人々を驚きと興奮で引き込もうとするお話。それでは「House of Puppets」の世界を覗いてみましょう。 Calum X – House of Puppets Release date : 29 September 2022 Stream : https://calumx.ampl.ink/hop
2023/10/03
〈Gost Zvuk〉より 2013年に〈Cyclones〉からデビューして以来、サンクトペテルブルクで10年以上活動しているHoavi(Kirill Vasin)は、今作『Phases』で〈Gost Zvuk〉の一員となった。 アンビエントやダブにインスパイアされたハウスへの侵食ベースに、『Phobia Airlines』の要素を取り入れた6曲入りのミニアルバム。全体的な雰囲気はインダストリアルなサウンドデザインによって構築され、早打ちブロークンビートやダウンテンポから、リズミカルなノイズやアブストラクトな還元主義へと移行する。全体が衝突し、ある種の未来主義的で機械的なステートメントを形成しており、メロディーのバランスよりもリズムとパーカッシブなシンセワークに依存している。このミッションステートメントは、Best Available Technology、Vainqueur / Hallucinator、そしてThe Flashbulbの「奇妙な瞬間」のようなアーティストが探求してきたようなゾーンに新鮮なテイクを提供する。逃れられないSF的なオーラに拍車をかける。 Hoavi – Phases Label : Gost Zvuk Release date : Sep 22 2023 https://gostzvuk.bandcamp.com/album/phases Tracklist 1. A1: Phase 7 2. A2: Phase 10 3. A3: Phase 9 4. B1: Phase 5 5. B2: Phase 2 6. B3: Phase 8
2020/09/28
10月4日リリース プラハを拠点に活動しているOndřejとWimによるレーベル/コミュニティ〈Genot Centre〉からadammmmmmmmmmmmに続き、Euglossineのニューアルバム『Blue Marble Agony』が発表。 これまでに〈Orange Milk〉〈Hausu Mountain〉などの作品をリリースしてきたEuglossineはフロリダ州ゲインズビルを拠点にするコンポーザーTristan Whitehillによるプロジェクト。今作は、ジャズ/フュージョン、変異体的シンセレイヤー、エモーショナルなビデオゲーム・ミュージック、ポスト・プログレ、そして美麗なギターアルペジオが世界観を構築するドーム型の都市のようだ。この摩訶不思議なユートピアに住んでみたい。マスタリングはFire-ToolzことAngel Marcloid、カセットでもリリースする今作のアートワークの全てはLenka Glisníkováとh5io6i54kが担当している。 Euglossine – “Blue Marble Agony” Label : Genot Centre Release date : October 4 2020 Bandcamp : https://genot.bandcamp.com/album/blue-marble-agony Tracklist 1. Skyblight 2. Zea Field Infinity 3. Brains In The Vat 4. Ego Chaise 5. N-tropic 6. No Species 7. Blue Marble Agony 8. Eco Fascist Dethroned 9. Tubingensis Mould Produced by Tristan Whitehill Designed by Lenka Glisníková & h5io6i54k Mastering by Angel
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