2025/04/21
5匹の「フレンズ」の紹介
RYOKO2000のメンバーとしても活動するピアノ男の新名義・Piamanによる5曲入りファーストEP『Friends』が4月21日リリースされた。
以下、ピアノ男より直接解説
AVYSS読者の皆様、そして親愛なる友よ、ピアノ男です。今回は新作EPのお知らせです!
このたび新名義「Piaman」を立ち上げて活動をしていくことにしました。今回リリースする『Friends』は、PiamanとしてのファーストEPとなります。
Piamanは、サウンドとビジュアルの双方にアプローチしていくプロジェクトです。今は、マスカルチャーに時折潜んでいる尖がった実験性に影響を受けたエレクトロニックミュージックと、90年代後半〜2000年代初頭風のコンピュータグラフィックスを融合させた表現を試みています。
今作では先行シングル「Social Window」も含めて5曲収録しました。テクノやエレクトロ、R&Bなど色んなジャンルを自分なりに咀嚼して、自分なりのスタイルに落とし込んでみました。ホームリスニングとして、ダンスチューンとして、ドライブ用として、色んな形で聞けたらいいなという思いでサウンドメイクしました。
ところで、アートワークでも5匹の「フレンズ」が赤い窓の向こうから顔を覗かせています。もしかしたら彼らはPiamanの、そしてみんなの「フレンズ」かもしれません!せっかくなので、この「フレンズ」を紹介します。
テレビぼんや
テレビマニア。いつか自分の放送局を開局することを夢見ている。毎年おせちが届くのを楽しみにしているらしい。
ホワイト鳥さん(本名不詳)
郵便配達のバイトをしている。目つきのせいで機嫌が悪いと誤解されるのをなんとかしたいと思っているらしい。
ぽちょんくん
袋っぽいものに包まれている。わりと夜型。中身を見られるのは恥ずかしいらしい。
カイチョーさん
メディア系の何かの会長。何をする組織なのかはよく分からない。結構偉いらしい。
モグラUFO
穴掘り機能がウリの円盤型ロボット。基本的に空中で過ごすため、掘る機会は全然ないらしい。
ところで、マルチメディアという言葉を知っていますか。テキスト・画像・映像・音声などさまざまな種類の情報を一元的に扱える情報媒体、技術のことを主に指すぼんやりした言葉です。90年代、インターネットやコンピュータの普及によりあらゆる形式の情報がデジタルで伝送・処理できるようになっていくことに夢を見ていた時代の言葉でもあり、それが当たり前になってしまった今は、某家電量販店ぐらいでしか聞かない死語になりました。
そんな時代の移り変わりと同期して「フレンド」の形も変わってきたかもしれません。かつてのペンパルは、ソーシャルメディアやソーシャルVRプラットフォームによってたくさんの人と高いリアリティで触れ合うことができるようになりました。最近はAIが友達という人もいるでしょう。しかし、得るものあれば失うものもあり。このような状況にも関わらず、親しい友達がいないと回答する人は統計的に増えているようです。
そんなことを考えながら、『Friends』を作ってみました。ぶつぶつ言っていますが、単なるダンスチューンとしても聞ける音にしたつもりなので、好きな聞き方をしていただけると嬉しいです!
Piaman – Friends
Release date : April 21 2025
Stream : https://pianoid.net/friends/
Tracklist
Hinode
Social Window
Accelerator
Sonic Timer
Inspire the Lexicon
category:NEWS
tags:Piaman
2022/09/04
模倣されたSAXに対する受容と逸脱の反復行為 RYOKO2000のメンバーとしても活動する京都在住のプロデューサー・ピアノ男による小品集『FAKESAX』がリリース。 ピアノ男名義では初のストリーミングサービスでの配信となる本作は、嘘のサックスがテーマの7曲を収録。制作に生楽器は一切使用されず、サックスのソフト音源が意図的に多用された楽曲となっている。楽曲制作・マスタリング・アートワークは全てピアノ男が手がけた。 「本作は嘘のSAXをテーマにした小品集。そこに物質としてのSAXは存在しない。演算によってもっともらしく模倣されたSAXに対する、受容と逸脱の反復行為が記録されている。」 – ピアノ男 ピアノ男 – FAKESAX Release date : 4 September 2022 Stream : https://linkco.re/Dv3NHdsU Bandcamp : https://oldskoolrave.bandcamp.com/album/fakesax トラックリスト: 1. Saxman Theme 2. FAKESAX 3. SAX MAN JUKE 4. saxmachine 5. BALISAX JUKE 6. Sax for your soul 7. saxbird
2023/01/04
typicalなGAL MINDで狭間からの逃亡を願う歌 ギャルユニット”PINKBLESS”が、5thシングル「NEVER MIND」をリリース。 本作は、リョウコ2000のメンバーとしても活動するピアノ男がトラック提供している。怒りや不条理な感情を表現したガバ。作詞とアートワークはPINKBLESSのひめかが手掛けている。 【ピアノ男コメント】 固定の役割は突然、与えられる。与えられたものの専門家になると社会では歓迎されるが、それは一個のギアとして生きることも意味し、根源の欲求に目を背ける事も多くなる。 一方で役割を無視して自分に正直に生きることは、社会では歓迎されないものの、自分の根源的欲求と向き合うことの尊さは多くのアートが示している。 自分に嘘をつく事と正直に生きる事の二つの極を巡っては、「パラノ・スキゾ」や「セルアウト・リアル」といった言葉があるように多くの人が直面する事態で、アーティストは特にこの狭間で悩む者も少なくないはずだ(私もです)。 この曲は、typicalなGAL MINDで狭間からの逃亡を願う歌だと思います。知らんけど…… 【ひめか (PINKBLESS)コメント】 ピアノ男さんのガバのトラックに 今までの経験した不条理や怒りを 乗り越えて負けないギャル魂卍をリリックにのせました。 自分なりのGAL MINDで戦っていく気合が入る曲になっています。 【あやか (PINKBLESS)コメント】 ピアノ男さんのMIXを聴いて、この方のトラックで爆踊りしたい~と思いピアノ男さんに依頼しました! トラックも強くて歌詞も強い、PINKBLESSの強さを体感できる曲になったと思います! 特にライブハウスで聴いて貰いたい曲です! PINKBLESS – NEVER MIND (Prod. ピアノ男) Release date : 4 January 2023 Stream : https://big-up.style/LtLSpp8Z3y
2020/01/20
アートワークはohiana それぞれがソロでも活躍するピアノ男とnoripiによる高速変造RAVEユニット”リョウコ2000″がデビューEP『Parasitic Dominator』を本日リリース。 昨年は「FREE RAVE」、「ADM1317」、WWWのニューイヤーパーティー「INTO THE 2020」、AVYSSの一周年記念パーティーなど、様々なパーティーに引っ張りだこだったリョウコ2000。TohjiとgummyboyらによるMall Boyzの楽曲「Mallin’」のリミックスも話題になり、ついに〈Maltine Records〉からリリースされたオリジナル全5曲を収録した本作のアートワークは彼らとも親交が深いohianaが担当。 「やっぱりガバ!いつだってガバ!案の定ガバ!」 Download : http://maltinerecords.cs8.biz/177.html https://soundcloud.com/maltine-record/sets/maru-177-ryoko2000/
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