ピアノ男の新名義・PiamanがEP『Friends』をリリース

5匹の「フレンズ」の紹介

 

 

RYOKO2000のメンバーとしても活動するピアノ男の新名義・Piamanによる5曲入りファーストEP『Friends』が4月21日リリースされた。

 

以下、ピアノ男より直接解説

 

AVYSS読者の皆様、そして親愛なる友よ、ピアノ男です。今回は新作EPのお知らせです!

 

このたび新名義「Piaman」を立ち上げて活動をしていくことにしました。今回リリースする『Friends』は、PiamanとしてのファーストEPとなります。

 

Piamanは、サウンドとビジュアルの双方にアプローチしていくプロジェクトです。今は、マスカルチャーに時折潜んでいる尖がった実験性に影響を受けたエレクトロニックミュージックと、90年代後半〜2000年代初頭風のコンピュータグラフィックスを融合させた表現を試みています。

 

今作では先行シングル「Social Window」も含めて5曲収録しました。テクノやエレクトロ、R&Bなど色んなジャンルを自分なりに咀嚼して、自分なりのスタイルに落とし込んでみました。ホームリスニングとして、ダンスチューンとして、ドライブ用として、色んな形で聞けたらいいなという思いでサウンドメイクしました。

 

ところで、アートワークでも5匹の「フレンズ」が赤い窓の向こうから顔を覗かせています。もしかしたら彼らはPiamanの、そしてみんなの「フレンズ」かもしれません!せっかくなので、この「フレンズ」を紹介します。

 

テレビぼんや

 

テレビマニア。いつか自分の放送局を開局することを夢見ている。毎年おせちが届くのを楽しみにしているらしい。

 

ホワイト鳥さん(本名不詳)

 

郵便配達のバイトをしている。目つきのせいで機嫌が悪いと誤解されるのをなんとかしたいと思っているらしい。

 

ぽちょんくん

 

袋っぽいものに包まれている。わりと夜型。中身を見られるのは恥ずかしいらしい。

 

カイチョーさん

 

メディア系の何かの会長。何をする組織なのかはよく分からない。結構偉いらしい。

 

モグラUFO

 

穴掘り機能がウリの円盤型ロボット。基本的に空中で過ごすため、掘る機会は全然ないらしい。

 

ところで、マルチメディアという言葉を知っていますか。テキスト・画像・映像・音声などさまざまな種類の情報を一元的に扱える情報媒体、技術のことを主に指すぼんやりした言葉です。90年代、インターネットやコンピュータの普及によりあらゆる形式の情報がデジタルで伝送・処理できるようになっていくことに夢を見ていた時代の言葉でもあり、それが当たり前になってしまった今は、某家電量販店ぐらいでしか聞かない死語になりました。

 

そんな時代の移り変わりと同期して「フレンド」の形も変わってきたかもしれません。かつてのペンパルは、ソーシャルメディアやソーシャルVRプラットフォームによってたくさんの人と高いリアリティで触れ合うことができるようになりました。最近はAIが友達という人もいるでしょう。しかし、得るものあれば失うものもあり。このような状況にも関わらず、親しい友達がいないと回答する人は統計的に増えているようです。

 

そんなことを考えながら、『Friends』を作ってみました。ぶつぶつ言っていますが、単なるダンスチューンとしても聞ける音にしたつもりなので、好きな聞き方をしていただけると嬉しいです!

 

 

Piaman – Friends

Release date : April 21 2025

Stream : https://pianoid.net/friends/

 

Tracklist

Hinode

Social Window

Accelerator

Sonic Timer

Inspire the Lexicon

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