2025/03/04
イメージに閉じ込められ、拷問を受けたアーティストの肖像
グリッチポップ・エレクトロニカ、オルタナティブロック、トリップホップのサウンドスケープを融合させたサイボーグ錬金術師。シンガポール出身のシンガーソングライター/プロデューサーであるyeule(本名Nat Ćmiel)は、2023年のアルバム『Softscars』に続くニューアルバムを『Evangelic Girl Is A Gun』を引き続き〈Ninja Tune〉よりリリースすることを発表。先行シングル 「Skullcrusher」のMVを公開。
プロデュースにはA. G. Cook、Chris Greatti、Mura Masa、Clams Casino、Fitnesss、Kin Leonn参加。このアルバムは、Nat Ćmielによる「ポストモダンのキャンバスを焼き尽くす、自己破壊的なアイデンティティのアイデアとの戦い」を表現しており、Vasso Vuとのコラボレーションによるアートワークが添えられている。アルバムのメロディーは「イメージの中に閉じ込められ、拷問を受けたアーティストの肖像」を表現しており、ブリストルのトリップホップと90年代のゴシックに、yeule独自の「サイボーグ的」なセンスを加えている。
「このアルバムで、画家としての人生にオマージュを捧げたかった」と語るyeuleは、このプロジェクトのためにポーランドのアーティスト、Zdzisław Beksińskiに影響を受けた。「私にとってZdzisław Beksińskiは、彼の描くディストピア的で静謐な風景の中を這い回る存在を、細心の注意を払って美しく描いています。絵画というメディアの性質は、暴力的でもあり穏やかでもある私の感情の反映でもあります。私の人生における一瞬の時間を、絵の具で転写し、時間の中に閉じ込めました。」
yeule – Evangelic Girl is a Gun
Label : Ninja Tune
Release date : May 30th 2025
Pre-order / Stream : https://yeule.lnk.to/egiagYo
Tracklist
1. Tequila Coma
2. The Girl Who Sold Her Face
3. Eko
4. 1967
5. VV
6. Dudu
7. What3vr
8. Saiko
9. Evangelic Girl is a Gun
10. Skullcrusher
category:NEWS
tags:Yeule
2025/04/09
「トリップクラブ」を提唱 yeuleがアルバム『Evangelic Girl is A Gun』のタイトルトラックとなるシングル「Evangelic Girl is A Gun」を先行リリース。bonobo、A$AP Rockyなどの映像も手掛けるNeil Krugとyeuleが共同監督を務めたMVも公開。アルバムは5月30日に〈Ninja Tune〉よりリリースされる。 新作『Evangelic Girl Is A Gun』は2023年のアルバム『Softscars』に続く作品。先行シングルとしてはこれまでに「eko」、Clams CasinoとFITNESSSが共同プロデュースした「Skullcrusher」がリリースされている。 『Evangelic Girl is a Gun』は、yeuleの抑えきれない剥き出しの感情が詰まった作品であり、自己破壊的なアイデンティティがポストモダンのキャンバスを燃やし尽くすという考えと向き合ったもの。本作でyeuleは闇の二面性、そして「画家」としての自身の役割を探求しており、アルバムの催眠的なメロディーを通じて、偶像に囚われた苦悩するアーティストの肖像を描き出し、yeuleの幽玄なボーカルがダンスビートの上で感情的な絞殺のように演じている、とのこと。 ポーランドのアーティスト、ズジスワフ・ベクシンスキーの影響を受けたyeuleは「このアルバムで画家としての私の人生に敬意を表したかった」とコメント。 「私にとって、ベクシンスキーは静かなディストピアの風景の中を這う生物たちを最も丁寧に美しく描いている。絵画は、表現手段として自分の感情を反映する性質があり、暴力的でありながら優しいものでもある。私の人生の一瞬で過ぎ去る瞬間が絵具で書き留められ、時間の中に閉じ込められている」 また、yeuleはシングル「Evangelic Girl is a Gun」について次のようにコメントしている。 「天使の刃のようなダンスビート、二重のBPM切り替えと、2010年代初頭のエレクトロニカを思い出させるようなノスタルジックなシンセパッチをキン・レオンと一緒に錬金術のように作り上げた。いつも通りの執着、でも今回はセクシーな影というシルエットがある。実験的なダークテクノに回帰しつつも、自分が『トリップ・クラブ』と名付けたい現代的な感性と調和させている。永遠の光、永遠の愛、浅い外見に秘められた心の深淵。腐った肉の上で煮えたぎるベンタブラックの血を薄めていく」 yeule – Evangelic Girl is A Gun Label : Ninja Tune Release Date : April 8, 2025 Stream : https://yeule.lnk.to/egiagYo yeule – Evangelic Girl is a Gun Label : Ninja Tune Release date : May 30th 2025 Pre-order
2021/08/02
George Clanton、Kin Leonn、dj poolboi、HANA参加 Imagery by Neil Krug シンガポール出身ロンドン拠点のyeuleが、2019年のデビューアルバム『Serotonin II』のリミックスバージョンとして『Serotonin X』をリリース。 『Serotonin X』にはアルバム収録曲「Eva」と「Poison Arrow」のリワークが収録されており、Mirror KissesやESPRIT 空想 の名義でも知られ、レーベル〈100% Electronica〉主宰のGeorge Clanton、シンガポールのアンビエント作家Kin Leonn、テキサスのハウスプロデューサーdj poolboi、Grimesのコラボレーターでシンガー/プロデューサーHANAが参加。また、「Eva」の幽玄な別バージョンも収録。 また、yeuleは今年の後半にニューアルバム『Glitch Princess』をリリースを予定している。 yeule – Serotonin X Label : Bayonet Records Release date : 30 July 2021 Buy / Stream : https://bayonet.nyc/sx Tracklist 1. Eva – George Clanton Remix 2. Eva – Kin Leonn Rework 3. Poison Arrow – dj poolboi Remix 4. Eva – Alt. Version 5. Poison
2021/01/05
「My Name is Nat Ćmiel」 シンガポール出身でロンドンを拠点にするアーティストNat Ćmielによるプロジェクト yeule が新曲「My Name is Nat Ćmiel」をMVと共にリリース。 静かで柔らかいトラックの中で自分自身を語るリリック、それはメランコリックなグリッチASMRのような楽曲となっている。今回のシングルは、2019年にリリースされたデビューアルバム『Serotonin II』に続く、2ndアルバム『Glitch Princess』からの先行シングルとなっている。アルバムの詳細はまだ公開されていないが、引き続き〈Bayonet Records〉からリリースされるとのこと。 yeule – My Name is Nat Ćmiel Label : Bayonet Records Release date : 31 December 2020 Stream : http://bayonet.nyc/mynameisnatcmiel
AVYSSからRojuuへ13の質問 more
5月24日 MORI.MICHI.DISCO.STAGE (遊園地エリア) more
JAPANESE OTAKU ROOM (FULL SET)
more