2025/02/21
Suzanne Kraftプロデュース
アイルランド出身のアーティスト、Maria Somerville。Cocteau TwinsやThis Mortal Coil、Mojave 3などに代表される耽美なクラシック〈4AD〉サウンドの正統後継者である彼女が、プロデュースにSuzanne Kraftを迎えたアルバム『Luster』を4月25日にリリースすることを発表した。それに合わせ、彼女のエモーショナルなヴォーカル、高鳴るフィードバック、ノスタルジックなシューゲイズ・サウンドが融合したアルバム収録曲「Garden」をミュージックビデオと共に公開。
2019年にデビューアルバム『All My People』をリリースしたMaria Somervilleは、2021年に〈4AD〉と契約し、レーベルメイトであるAir Miamiの「Seabird」や、Pale SaintsもカヴァーしたNancy Sinatraの名曲「Kinky Love」をカヴァーし、昨年9月にはアルバムにも収録されるシングル「Projections」をリリースしている。
今回発表された〈4AD〉からのレーベルデビュー作となる『Luster』を書き始めるまでに、彼女は生まれ故郷のアイルランドはコネマラから離れて暮らしていた。ゴールウェイの西海岸の荒涼とした山岳地帯で育った彼女は、その後ダブリンに移り住み、青春時代の風景にインスパイアされた幻想的なドリーム・ポップを精力的に展開していった。コネマラに戻り、アイルランドで最も大きな湖のひとつであるコリブ湖を見下ろす、彼女が育った家の近くで、最終的に『Luster』の楽曲の制作を開始した。この12曲では、自分の人生でこれまでに歩んできた道、そしてその過程で彼女がどのような人間になったかが表現されており、周囲の環境から元気をもらい、地域社会から勇気づけられたMaria Somervilleは、故郷に戻ると新たな創造的エネルギーの感覚を見出した。小さなリビングルームのスタジオでの自由なレコーディング・セッションは「肥沃な大地」となり、彼女はそこでデモをつなぎ合わせ、それを友人やコラボレーターと練り上げ、後にOneohtrix Point NeverやARCAなども手がける著名なエンジニア、Gabriel Schumanがミックスした。
Maria Somervilleによる最新アルバム『Luster』は、CD、LP、デジタル/ストリーミング配信で2025年4月25日(金)に世界同時リリース。国内流通仕様盤CDには解説書が封入され、輸入盤はCDと通常クリア・ヴァイナルに加え、数量限定の「Untitled」と「Spring (II)」を収録した7インチ付きクリア・ヴァイナルが発売される。
Maria Somerville – Luster
Label : Beat Records / 4AD
Release date : April 25 2025
https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=14736
CD 国内流通仕様盤 (解説書付き):
¥ 2,500 +tax
CD 輸入盤:
¥ 2,200 +tax
LP 限定盤 (数量限定 / 7インチ付き / クリア・ヴァイナル):
¥ 5,300 +tax
LP 通常盤 (クリア・ヴァイナル):
¥ 4,500 +tax
Tracklist
01. Realt
02. Projections
03. Garden
04. Corrib
05. Halo
06. Spring
07. Stonefly
08. Flutter
09. Trip
10. Violet
11. Up
12. October Moon
category:NEWS
tags:Maria Somerville
2024/01/11
Shygirl、Blood Orange、They Hate Change参加 Erika De Casierが〈4AD〉から2月21日にリリースされる3rdアルバム『Still』(CD/LPは2月23日リリース)を発表し、ファースト・シングル「Lucky」を公開した。デンマーク人シンガー・ソングライター兼プロデューサーである彼女は、2019年のデビュー・アルバム『Essentials』でカルト的な人気を築き、2021年の〈4AD〉からは初となるアルバム『Sensational』でその「カルト的存在」をさらに力強く打ち立てた。それ以来、彼女は世界最大級のフェスティバルでパフォーマンスし、K-POPのアイコン、NewJeansに楽曲を提供し、Mura MasaやShygirlなどがリリースしたダンス・トラックへも参加してきた。この3年間で多くの新たなファンを獲得し、多くの著名なコラボレーター(Dua Lipa、Blood Orange、Eartheaterなど)を得たかもしれないが、このアルバムのタイトル『Still(=今でも)』が物語るように、彼女は、昔と変わらないErika De Casierである。今でも。 ラグジュアリーなエレクトロニカと、月光に照らされたようなR&Bをミックスした彼女の独特なサウンドは、このアルバムでさらに掘り下げられた。彼女のソングライティングはこれまでと同様、巧み、かつ万人受けするものであり、プロデューサーとしての技能が向上し、初めて、自分以外の声(They Hate Change、Shygirl、Blood Orange)をプロデュースしている。また、彼女は新たなコラボレーターを招き、サンプリングだけでなく生演奏のミュージシャンとも仕事をしている。『Essentials』と『Sensational』の共同プロデューサーを務めたDJ CentralことNatal Zaksが再び参加したが、他にも、ジョナサン・ジュル・ルドヴィグセン、カール・エミール・ヨハンセン、ニールス・カーク、クリスチャン・ローデ・リンディンガー、ニック・レオン、キルスティン・ニュフス・ヤンセン、トビアス・サックスが加わり、生演奏のドラム、シンセ、ギター、ベースなどが加わった。「私の音楽を知っている人たちを満足させたいと思う自分がいる。だから、あまりサウンドを変えたくない。でも自分が成長したいという気持ちには応えたいし、現状に留まっていることもしたくない。でも、自分のサウンドから逃れるのは難しいということにも気づいた。」と彼女は話す。 Erika De Casierの3rdアルバム『Still』は、2月21日にデジタル先行で販売が開始され、その後23日にフィジカルが発売される。国内盤CDはボーナス・トラックが追加収録され、解説書・歌詞対訳が封入される。輸入盤CDに加えLPは通常盤に加え限定盤(クリア・ヴァイナル)の2形態で発売される。 Erika De Casier – Still Label : 4AD / Beat Records Release date : February 23 2024 CD 国内盤:解説・歌詞対訳/ボーナストラック ¥ 2,600 +税 CD 輸入盤:¥ 2,000 +税 LP 限定盤:数量限定/クリア・ヴァイナル/Indie Exclusive ¥ 3,800 +税 LP 輸入盤:¥ 3,600 +税 https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=13855 Tracklist 01. Right This Way 02. Home Alone 03. Lucky 04. The Princess 05.
2023/06/09
〈Transatlantic〉より 2022年9月AVYSS Circleのみんなきもちフロアに出演したnthngが、ニューアルバム『There Is A Place For Me』のリリースを発表。アルバムはゲートフォールド仕様の2LPブラックヴァイナルに加え、限定の透明ゴールドヴァイナルも発売。 引き続きベルリンのコミュニティ〈Transatlantic〉からリリースされる本作。環境と生命、大地拡張、人類の夜明けエーテルテクノ。 nthng – There Is A Place For Me Written & Produced by nthng Designed by Maciej Przężak (MJWP3.com) Mastered & Cut at Scape by Isabel and Stefan Pressed at RAND Muzik Published on Transatlantic Release date : July 7 2023 Format : 2LP Gatefold album, Black & Gold-Transparent Vinyl Tracklist A1. Unlimited () A2. Infinity B1. Memories B2. Mad World B3. Tryot C1.
2025/02/26
3/8 Forestlimit 「Vice Versa」が2025年3月8日(土)に開催。ベルリン拠点のアンビエント作家Perilaが朗読セット、Sayaka Botanicがバイオリンとノイズを掛け合わせたライブを披露。クラシックで風変わりな空間が会場に広がる、とのこと。 Vice Versaは主に幡ヶ谷Forestlimitで開催するイベントで、「新たな価値観とインパクトを与えるイベント」を目指して10月から始動。運営全員が名古屋出身であり、ブッキング、DJ、VJ、フライヤーをそれぞれ担当している。Vice Versaは日本語で「逆もまた然り」。無限に存在する音楽スタイルを全て受け入れ、尊重し合う空間にしていきたいと考えている、とのこと。 – Vice Versa 日時:2025年3月8日 会場:幡ヶ谷Forestlimit OPEN 23:00 料金:2000円 <DJ&Live> 23:00〜23:50 Ryota Nakamura 23:50〜0:40 meweta 0:40〜1:00 mlosims (live) 1:00〜1:30 Sayaka Botanic (live) 1:30〜2:00 Perila(live) 2:00〜2:50 Ziziphus Jujuba 2:50〜3:40 ?meytél 3:40〜4:30 Free B2B <VJ&Flyer> 森岡救霊 森岡偶然性アイロニー救霊 命を燃やす救霊 エクリチュール揃えてしまえ 敗北/反復/救霊 2位 反照と続行と救霊
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photo by Elsa Kostic more