2024/12/13
12/26 heavysickZERO / スミス
2024年12月26日、中野スミス閉店前最後の回遊パーティー、「liquid x cccollective」が1年ぶりに開催される。
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太古から人は星空に魅了されてきた。世界の不条理な運命に立ち向かうかの如く暗い闇を照らす朧げな光に願いや祈りを込め、そこにさまざまな意味を託し、それは星座占いという形で今に至るまで我々の生活に浸透している。
占星術の世界では、2024年がちょうど大きな時代の転換点だという。時は土から風の時代へ。土地、物質、資産に代わって情報、知識、技術や才能などの目に見えないものにより一層価値が置かれる世界へと変化したという。
2回目の開催となる今回のliquid x cccollectiveは会場であるスミスが年内をもって閉店することが発表されたところから端を発した。愛すべき居場所のひとつがまたこの世から無くなってしまう。失った後で後悔するのでは遅すぎる。そんな無常を受け入れて前進するためにも僕たちはこの営みを止めるわけにはいかないのだ。
たかがパーティー、されどパーティー。ハレもケもなく、ただそこには音楽が鳴っていて、どこからともなく人が集まってくる。
終わらない人間同士の争いや残酷な事件などを画面越しに目の当たりにすると、この世に溢れる不和はもはや人間自体によって解決されることはできないのかと不安になることもある。それでも、街の灯りはそんな鬱憤を晴らしてあげようと言わんばかりに僕たちの心をやわらかく照らし、ひとときの安らぎを与えてくれるばかりか新しい出会いや発見をももたらしてくれる。
ならば変えられない過去のこと、変わってしまう未来のことに思いを馳せる前に、いま目の前にあるこの瞬間を全力で愛してみるのはどうだろう?
たとえば、お金やモノのやり取りからは絶対に生まれることのない人間同士の交流が産み出す純粋なエネルギーに「運命」という名前をつけてみる。それは満点の星空にも引けを取らない輝きを放つのだからきっとすぐに見つけられるだろう。今ここで生まれた感情を形にしてみるよりも先に、それぞれの生命が中野の地で交わりあう瞬間に誰かの存在を通してみることによって初めて、僕たちは自分の存在する意味を知ることができるのだから。
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liQuid CCCOLLECTIVE
2024.12.26 THU
OPEN/START 22:00
ADV: ¥2,500 / DOOR: ¥3,200
中野回遊(heavysickZERO / スミス)
※受付はheavysickZEROです。
※The receptionist is heavysichZERO.
https://t.livepocket.jp/e/b3ebb
■HeavySickZero B1F
LIVE:
MK woop
suwaWander
DJ:
arow
PortaL
Zoe
ミシャグジ
無政府dystopia
STAGING:
CND
■HeavySickZero B2F
LIVE:
nul
Number Collector
DJ:
sudden star
YNZ VALENTINE
kan7west
かりん©︎ × nonoka
SUNIMANIA
Lo-Fi
glico
宇宙チンチラ
■スミス
DJ:
Aki Dolanikov
Hue Ray
dj soul
NordOst
Zooey Loomer 1979
nano odorine
kasetakumi
拳
車
flyer:
mad O
category:NEWS
tags:CCCOLLECTIVE / liQuid
2023/09/05
過去/現在/未来を紡ぐ 深海に刺す光は、朧げながらも眩しく光る コロナによって分断された過去と現在。そして加速度的に分裂を続け、繋がりを失いつつある現在と未来。しかしその中にも地続き的に我々を繋いでくれている”何か”がある。liQuid×Cccollectiveはそんな我々を魅了する形なき”何か”を追い求め、その手触りを探る。 heavysickZEROメインフロアではExperimental/Noise/Ambient/Deconstructedなど、クラブ/ダンスシーンに共鳴しながらも既存の表現の枠に囚われないライブアクトが出揃う。DJ陣には、東京や関西を始めとした各地のローカルヴェニューにおいて存在感を放つプレイヤーが勢揃い、一晩を通してどんなストーリーが構築されるのか。 一方ラウンジフロアにはBass Music/Reggaeton/Ghetto Tech/Hip Hopなどを筆頭に、バウンシーなパーティの高揚を感じられる面々がラインナップされている。温かみのあるサウンドと窓のあるフロアが特徴のOPEN SOURCEでは、各アクト90分のロングセットを予定しており、日没から日の出までのゆるやかな空の変遷を彷彿とさせるような、深くも心地よいダンスフロアが用意される。スミスフロアを彩るのは、ポストコロナ以降のオルタナティブなDJシーンにおいてとりわけフロアにアットホームなムードをもたらすキーパーソンたち。サウンドはもちろんのこと、各々の土地やコミュニティに対する温度感をも感じられるような、特別な空間になることだろう。 liQuid Cccollective 2023/09/30(sat) 22:00 heavysickZERO / OPENSOURCE / スミス 早割¥2,400(枚数限定) / 前売り¥2,900 / 当日¥3,500 前売り https://t.livepocket.jp/e/itf9k ▪︎heavysickZERO ▼B1F LIVE: Deep Throat illequal Misø 食品まつりa.k.a FOODMAN DJ: 電気菩薩(teitei×Zoe×DIV⭐︎) dj god hates shrimp Hiroto Katoh ippaida storage PortaL Shine of Ugly Jewel ▼B2F AROW Egomania 拳 KYLE MIKASA London, Paris MELEETIME Rosa Sonia Lagoon ▼OPEN SOURCE AI.U ハナチャンバギー速報 Hue Ray DJsareo テンテンコ ▼スミス かりん©︎ Hënkį kasetakumi kirin kiyota mitakatsu NordOst shiranaihana flyer: mad o – 『liQuid』 2021年に東京でプロジェクト開始。拳の音楽体験をもとにHIPHOPからElectronicまで幅広く取り込み、ジャンルやシーンに捉われない音楽イベントのあり方を模索している。PUREな音楽体験/感動を届けることに重きを置いている。過去には、どんぐりず/SUSHI BOYS/Zombie-chang/JUMADIBA/aTTn/OKBOY+Dogwoods/lil soft tennis/E.O.Uなどを招いて開催しており、オーバーからアンダーグラウンドまで幅広い層の支持を集めている。 Instagram : https://instagram.com/liquid.project_ 『Cccollective』 2022年末に始動した〈CCCOLLECTIVE〉は、有機的な繋がりを持ったオープンな共同体を通して参加者に精神の自由をもたらすことを目標として掲げている、自由参加型のクリエイティヴ・プラットフォームである。これまで『Orgs』と題したパーティを昨年12月に下北沢SPREAD、今年4月には代官山SALOONにて開催。また、2023年8月からは毎月最終水曜日の深夜に新宿SPACEにて同名を冠したパーティーを定期開催中。シーンを牽引するアーティストらを招き、実験と邂逅の場の構築を試みている。 Instagram : https://instagram.com/cccollective22
2024/09/02
9/26 SPACE liQuidがSPACEにて平日デイイベントを隔月で開催する新プロジェクト『たのしいひ』が始動。本プロジェクトではliQuidの初期衝動に立ち帰り、自分なりの音楽を追求しているフレッシュなアーティストにスポットを当てることを目的としている。また、「平日だからこそ、非日常の音楽体験」をテーマにしており、空間演出を各回ごとに取り入れ、様々な楽しみ方のあるイベントになる。 今回はその2回目となり、「SWAGに宿る懐かしさ」にフォーカスした内容。LIVEでは、ラップスターでの応募動画が話題を呼び、そこからPlupやTrapを基調にしたユーモア溢れる独特な質感の楽曲をSoundCloudを中心にリリースを重ねているdj newboi。「2am in Tokyo」や自身のアーティストとしての覚悟を込めた楽曲「SIERO THE GOAT 3」が話題を呼んだSieroら2人が出演。フレッシュなサウンドやラップを追求している2人だが、いつになっても変わらないTrapの魅力(懐かしさ)を感じる。DJには、映像やアートワークの制作を主に行なっているビジュアルアーティストjvnpey。教会でのアンビエントセットが記憶に新しいRei(Mana)。クラブやレイブなど幅広いフィールドで活躍しているZoe(電気菩薩)。主催の拳(liQuid)が出演。Ambient/EDM/Trap/dnbなど様々なアプローチのDJが揃った。また空間演出は前回同様、yohが務める。「蛍光灯」を用いた照明演出が行われ、ソリッドかつ新しいSPACEの空間を体感することができる。 東京では様々なジャンルやサウンドが盛り上がりを見せているなかで、皆が心の中に抱いている普遍的なかっこよさ(懐かしさ)を感じられるたのしいひになるだろう。とのこと。 liQuid たのしいひ day2 2024.09.26 (THU) at SPACE OPEN 19:00 / CLOSE 23:00 Door: 2,500+1d / U25: 1,500+1d LIVE: dj newboi Siero DJ: jvnpey Rei Zoe 拳 Staging: yoh Flyer: SA
2024/11/14
11.26(TUE) at SPACE Shinjuku liQuidがSPACEにて平日デイイベントを隔月で開催する新プロジェクト『たのしいひ』の第3回を11月26日(火)にSPACEにて開催。 たのしいひday3は”dnb”にフォーカス。これは東京のムードがハードからアンビエントへと変わっていく現状に対するliQuidなりの解釈である。ハードでありつつ、聴くものを包み込むアンビエンス的な側面も持つ”dnb”に対するシーンの反応がどうなるのか、実験性もはらんだイベントになる。 ラインナップには、breakcoreプロデューサーユニットのeternal ethereal city (Amuxax & ilkill)や、今年発足したレーベルeuraの盟主であるillequal、hardcoreスタイルを追求するDJユニットØD ťřìp(untitled01 & spooky P)、アンビエンスイベント”ニルヤの島”の主催のaosushi、liQuid主催の拳がDJとして参加。EP『No Talking』のリリースが話題を呼んだlymphが名古屋から参加。”dnb”にフォーカスを当てつつも、様々なジャンルやシーンが交差するliQuidのスタイルは崩していない、風のような疾走感があるエモーショナルな”たのしいひ”になるだろう、とのこと。 『たのしいひ』 liQuidがSPACEとの共催で2024年7月から隔月で平日デイタイムに開催。平日だからこそ、非日常の音楽体験を届けることがコンセプト。その中でフレッシュな音楽を表現しているアーティストにスポットを当てることを目的としている。 liQuid たのしいひ day3 2024.11.26 (TUE) at SPACE OPEN 19:00 / CLOSE 23:00 Door: 2,500+1d / U25: 1,500+1d eternal ethereal city (Amuxax,ikill) lymph illequal aosushi ØD ťřìp (untitled01,spooky p) 拳 flyer: egg eye
第1弾収録アーティスト発表 more
レーベル第一弾作品は後日発表
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受け手の自由に寄り添う作品
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