2024/11/22
KAOMOZIより
シンガーソングライター・秋山英輝が初のソロEP『弓浜絣』を〈KAOMOZI〉よりリリース。
人間が食物や薬と同じように、芸術を「摂取」し「消化」し「代謝」し「排泄」するプロセスがあるとして、その過程で生まれる多様な解釈と変換について考えてみたい。本作において秋山が目指すのは、人の中で「代謝」され、無数の形に変わる音楽の創造、それぞれの受け手の中で唯一無二の「代謝物」となる作品。栄養のように人に影響を与え、解釈の自由を尊重する音楽たちが集積し織りなす作品群。様々な創作物からの影響を感じさせながら、あくまでも一貫してポップで聴きやすくまとめられた音楽たちは、リスナーをめまぐるしい疾走感と高揚のもとへと連れ出す。
アートワークは、秋山英輝のアートワークを処女作「Application」から手掛ける7が担当。ジャケット手前のドローイングは〈KAOMOZI〉オーナーの駒澤零による描きおろし。
秋山英輝 – 弓浜絣
Label : KAOMOZI
Release date : November 22 2024
https://lnkfi.re/yumihamagasuri
https://kaomozi.bandcamp.com/album/–91
Tracklist
1. huge site
2. 皿が冷めている
3. Material
4. CJM-12425431 0
5. Llangollen
6. 柳糸嫋嫋
category:NEWS
tags:秋山英輝
2025/04/23
ソフトなレゲトンビートに乗せて 東京とロンドンを拠点に活動するアーティスト tamanaramen が、新曲「part of u」をリリース。アンビエントな質感と繊細なビートが溶け合う本作は、静かなぬくもりと深い感情を内包した、まるで記憶の中をたどるような楽曲に仕上がっている。 「part of u」は、言葉にならない気持ちや、小さな仕草、日常の中のかすかな繋がりを描いた作品。ふとした瞬間に誰かを思い出すような、優しくて淡い感情を音に封じ込めている。柔らかく揺れるビートの奥には、鼓動のように心を支えるリズムが息づいており、浮遊感のあるサウンドスケープの中に芯のある強さを感じさせる。 作詞・作曲・プロデュースはすべてtamanaramen自身が担当。GrouperやTirzah、Four Tetなどを彷彿とさせる音の世界で、ソフトなレゲトンビートに乗せて郷愁や優しさ、呼吸のような余白を表現している。 tamanaramenはSXSW(オースティン)、ベルリン、ロンドンなどでのライブに続き、ニューヨークではThe Lot Radioにも出演。現地ではJames K との共演も果たし、親密で実験的なエレクトロニカの文脈においてもその存在感を印象づけた。本作のアートワークは滞在中のニューヨークで撮影された写真を使用しており、旅先での空気や光がそのまま視覚的にも封じ込められている。「part of u」は、そんな経験を経てなお深化を続ける、彼女たちの静かで力強い表現のひとつの結晶とも言える、とのこと。 tamanaramen – part of u Release Date : April 23, 2025 Stream : https://linkco.re/r1PE5vxB
2025/04/09
「トリップクラブ」を提唱 yeuleがアルバム『Evangelic Girl is A Gun』のタイトルトラックとなるシングル「Evangelic Girl is A Gun」を先行リリース。bonobo、A$AP Rockyなどの映像も手掛けるNeil Krugとyeuleが共同監督を務めたMVも公開。アルバムは5月30日に〈Ninja Tune〉よりリリースされる。 新作『Evangelic Girl Is A Gun』は2023年のアルバム『Softscars』に続く作品。先行シングルとしてはこれまでに「eko」、Clams CasinoとFITNESSSが共同プロデュースした「Skullcrusher」がリリースされている。 『Evangelic Girl is a Gun』は、yeuleの抑えきれない剥き出しの感情が詰まった作品であり、自己破壊的なアイデンティティがポストモダンのキャンバスを燃やし尽くすという考えと向き合ったもの。本作でyeuleは闇の二面性、そして「画家」としての自身の役割を探求しており、アルバムの催眠的なメロディーを通じて、偶像に囚われた苦悩するアーティストの肖像を描き出し、yeuleの幽玄なボーカルがダンスビートの上で感情的な絞殺のように演じている、とのこと。 ポーランドのアーティスト、ズジスワフ・ベクシンスキーの影響を受けたyeuleは「このアルバムで画家としての私の人生に敬意を表したかった」とコメント。 「私にとって、ベクシンスキーは静かなディストピアの風景の中を這う生物たちを最も丁寧に美しく描いている。絵画は、表現手段として自分の感情を反映する性質があり、暴力的でありながら優しいものでもある。私の人生の一瞬で過ぎ去る瞬間が絵具で書き留められ、時間の中に閉じ込められている」 また、yeuleはシングル「Evangelic Girl is a Gun」について次のようにコメントしている。 「天使の刃のようなダンスビート、二重のBPM切り替えと、2010年代初頭のエレクトロニカを思い出させるようなノスタルジックなシンセパッチをキン・レオンと一緒に錬金術のように作り上げた。いつも通りの執着、でも今回はセクシーな影というシルエットがある。実験的なダークテクノに回帰しつつも、自分が『トリップ・クラブ』と名付けたい現代的な感性と調和させている。永遠の光、永遠の愛、浅い外見に秘められた心の深淵。腐った肉の上で煮えたぎるベンタブラックの血を薄めていく」 yeule – Evangelic Girl is A Gun Label : Ninja Tune Release Date : April 8, 2025 Stream : https://yeule.lnk.to/egiagYo yeule – Evangelic Girl is a Gun Label : Ninja Tune Release date : May 30th 2025 Pre-order
2025/03/05
〈KAOMOZI〉より DRUGPAPAでボーカルを務めるシロメが、光分解やwhite triathlon等を手掛ける音楽家・原祥太とタッグを組み〈KAOMOZI〉から1stEP『SOUMATOU』を3月5日にリリース。 アナログコラージュで構成されたアートワーク、人工的につくられた自然と様々なイメージの断片が美しい夢のように駆け巡るトレイラー動画は、〈KAOMOZI〉オーナーの駒澤零が制作している。 美しい儚さの中にある強さを描いたエレクトロ・ナンバーの「SOUMATOU」と、ネットの海を漂う静かな夜に生まれた温かさをリアルに落とし込んだインディーポップ「イヤホンの宇宙」の2曲入EP。ポップソング、感情、相反する表情を持つ楽曲が織りなすひとつのメッセージ。 シロメ feat. 原祥太 – SOUMATOU Release Date : March 5, 2025 Stream : https://lnkfi.re/SOUMATOU Bandcamp : https://kaomozi.bandcamp.com/album/soumatou Tracklist 1. SOUMATOU 2. イヤホンの宇宙
mado、egg eye、OMEGA参加
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PC Musicの10周年記念イベントでの録音
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シングル「INSIDE MY DREAM」のMV公開 more