2024/08/05
ジャン・ボードリヤールの哲学的探求の影響
ジンバブエ出身のGqomプロデューサー兼DJで、アムステルダムを拠点に活動しているState offfがEP『Simulacra』を韓国のナイトクラブCakeshopによるレーベル〈Carousel〉よりリリース。
『Simulacra』はState offfの革新的なスピリットと音楽の斬新さへのあくなき追求のエッセンスを取り入れたサウンドを通した直感的な旅。ジャン・ボードリヤールの哲学的探求にインスパイアされたEPは、バイレファンキや様々なグローバルジャンルを融合させ、Gqomの新たな断面を生み出し、音を通して新たな会話を展開する。
State OFFF – Simulacra
Label : CRSL
Release date : July 26 2024
https://crsl.ffm.to/stateofff-simulacra
Tracklist
1. Soundbwoy Killa
2. Mandoza
3. Durban Funk
4. The Bear
5. Mandoza (instrumental)
6. Durban Funk (PVSSY REMIX)
category:NEWS
tags:State OFFF
2018/08/30
予告されていた8/17にリリースしなかった新作『Harvard Dropout』の新たなリリース日が決まった。 自身の誕生日である8/17にリリースすると予告されていたLil Pumpの新作『Harvard Dropout』だが、新たなリリース日は9/7であると本人のインスタのストーリーでアナウンスされた。 8/17、リリースされなかった後に「I LOST MY ALBUM」とツイートされて公開されたこの動画も込みで演出かもしれないが、それはそれでわかった上で楽しむプロレスのようだ。 https://twitter.com/lilpump/status/1030290816500211717 すでに9/28にスタートするアルバムツアーの日程も発表され、チケットも発売中であり、今回は流石に予定通りりリースされるだろう。おそらく。新しいマーチャンダイズ『UNHAPPY』も発売されており、シッピングはアルバムに合わせるとのこと。 ちなみにLil Pumpの最新の動きとしては無免許運転で逮捕されている。もはや逮捕されても全く新鮮味がないのが彼のすごいところである。
2020/01/14
デザインはtissue hunter galen tiptonは、昨年9月にSeth GrahamとKeith Rankin (Giant Claw)主宰の〈Orange Milk〉からニューアルバム『fake meat』のリリース。rkss、Holly Waxwing、Seth Graham、Giant Claw、donnie fredericks、G.S. Sultan、Loto Retina、日本からtoiret status、Koeosaeme、woopheadclrmsらも参加した22曲入りのコラージュビート集『fake meat』に関してレーベルは、MadlibやJ Dillaのビートに、食品まつりやDJWWWWを混ぜ、さらにArca、SOPHIE、Elyisa Cramptonなどのクィアパワーをプラスさせたと称している。 今回、新たなプロジェクトrecovery girlをスタートさせ、〈DESKPOP〉からセルフタイトルのデビューEPをリリース。『Dark Web』を更新したとも称された『fake meat』のコラージュアートから一転、こちらではピッチシフター使いの強めでキャッチーなエレクトロニック、100 gecsにも通ずるポップネスを披露している。プロデュースはもちろん、ボーカルもgalen tipton自身によるもの。アートワークはtissue hunterとgalen tiptonが共同で手がけている。 recovery girl – “recovery girl” 1. big loud & violent 2. that girl is my world (you transphobic piece of shit) 3. recovery girl 4. lets go bitch 5. numbing gel 6. dont be my light link
2019/12/19
昨日リリース 2018年7⽉にリリースされたbutajiの2ndアルバム『告⽩』は、その楽曲の完成度はもちろん、メロディのその粒一つ一つの優しさにとてつもない包容力があり、聴くものに寄り添い肯定してくれるような力強さもある。ジャケットのbutajiの姿や目線も、それらの楽曲の物語を表しているようだ。自分の周りのエレクトロニックミュージック / クラブミュージックを普段から愛聴しているような人からの絶賛の声も多く聞いた。荒井優作とコラボレーションしている文脈を知っている人が多いからかもしれないが、実際に要所要所に垣間見える音の構造や感触は、味気ないポップ・ミュージックのそれとは明らかに違う深みがある。「秘匿」のストリングスとピアノのリフレインが重なる3:52〜は儚さと高揚感が重なりなんとも言えない気持ちになるし、「someday」のピアノや「あかね空の彼方」のギターの空間を想像できる響き方、「予感」のラストの展開、「EYES」の特徴的なシンセ、一番好きな「花」など、容易に聴き取れる歌詞も合わさって全ての曲が視覚性が強い。もう勝手に物語を脳内で再生できてしまう。 『告⽩』のリリース・パーティーではbutajiが敬愛してやまない七尾旅⼈をゲストに招き、⼤盛況のうちに終えた。また、今年の4⽉、butajiによる初企画「VARIANT」で曽我部恵⼀抱擁家族とツーマンを⾏い、 新たなフェーズへと向かう。そして、2019年12⽉18日にニューシングル「中央線」をついにリリース。 ”君を愛している” “急げ 急げ 社会が変わる 世界が変わる” エモーショナルで切実な想いは、まさに、J-POPの新たなスタンダードとなり得るだろう。2曲⽬の「same things, same time」は、ファルセットで歌う壮⼤なコーラスとハーモニー、 トランペットやストリングスのアレンジが光る未来への歌。 butajiの楽曲に初参加であり、鮮やかな情景を表しているのが徳澤⻘弦を擁するカルテット、 また、ピアノに槇原敬之や⼟岐⿇⼦などのアレンジャーを務めるトオミヨウの存在だ。 butajiバンドの樺⼭太地(Gt/Taiko Super Kicks)、⼭本慶幸(Bass/トリプルファイヤー)、 坂⼝光央(Pf)、岸⽥佳也(Dr)、⾼橋三太(Tp/1983)も信頼と鉄壁のメンバーである。 レコーディング・エンジニアに、スカート等を⼿がける葛⻄敏彦、マスタリング・エンジニアに星野源 等で知られる内⽥孝弘を起⽤。 写真は、『ワンピースの⼥』(2009-現在、『暮しの⼿帖』連載中)等で知られる宇壽⼭貴久⼦、 ジャケットデザインは『⽂藝』など数多くの書籍を⼿がける佐藤亜沙美(サトウサンカイ)が担当した。 -butajiコメント- 「中央線」は、昨年のアルバム『告⽩』に宛てた1つの答えです。初めて曲を作るような衝動で、「いま」を⾒つめました。「same things, same time」は⼦どもに宛てて書いた「未来」への曲。2019年の末に是⾮聴いていただきたいです。
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