2024/04/27
2024年に問うBreakgaze
kinoue64のEP『半永久機関』が〈Siren for Charlotte〉よりリリース。
『半永久機関』はシューゲイズと初音ミク、ブレイクコアの蜜月としての新しい音楽、”Breakgaze”であり、遠景を夢想した果てにある、“何もない永遠の世界”における二者の美と悲しみの頌歌である。これまで数々のMikgazerと言うべき作品をリリースしてきたkinoue64という作家が、2024年という時代に問う、シューゲイズの新しい形。
─作品コンセプト─
辿り着く場所、何もない永遠。──kinoue64
─レーベルによるコメント─
Siren for Charlotteからkinoue64『半永久機関』をリリースします。シューゲイザーが様々な感情や想いを飲み込む底のない器であるなら、この作品は恋い焦がれた遠景の先が”なにもない永遠の世界”である事を知った”君”と”僕”の、kinoue64の美しく顕れた激情を飲み込み、大きく育った鮮やかな花だ。シューゲイザーとブレイクコアの蜜月である。そして、この速度は永遠を超えて、感情を統べるエーテルの海にたどり着くだろう。kinoue64さんの高い達成をお聴き下さい。
──Siren for Charlotte
kinoue64 – 半永久機関
Label : Siren for Charlotte
Release date : April 27 2024
https://eneiongaku.bandcamp.com/album/–4
Tracklist
1. 半永久機関
2. 辿り着く場所
3. 遠い世界
4. 物語
5. 記憶の欠片
category:NEWS
tags:kinoue64
2022/06/17
Local Visionsより TillYawuhが1st EP『何もないです』を島根・出雲のレーベル、〈Local Visions〉よりリリースする。 トラックメイカーとして楽曲提供やリミックスを中心に活動してきたが、2021年末よりSSWとしての活動を開始し、これまでに2曲のシングルをリリースしてきた。EP『何もないです』にはボーカル曲とインスト曲がそれぞれ2曲づつ収録。ギターサウンドを軸にしつつ、ダブの手法を用い空間的なアプローチを試みたビートレスなトラックや複数の拍子を行き来する展開など、ポップで自由な発想を形にした。2曲目「GhostsInaRoom」にはhikaru yamadaがアルトサックスで参加。アートワークはイラストレーター/デザイナーの鱒野が手掛けた。 Till Yawuh – 何もないです Label : Local Visions Release date : 22 June 2022 Stream : https://linkco.re/TP4amadT Bandcamp : https://local-visions.bandcamp.com/album/–22 All Songs are produced, mixed, and mastered by Till Yawuh Alto sax by hikaru yamada Cover Illustration by 鱒野 Tracklist 1. 何もないです 2. Ghosts In a Room 3. モキュメンタリー 4. Incomplete Crushing
2024/06/29
その先の一瞬と永遠を縫う祈りと光のサウンドスケープ effeがEP『永遠 / eternal』を〈Siren for Charlotte〉よりリリースする。 『永遠 / eternal』は2000年代エレクトロニカとPCゲームを初めとするセカイ系の物語などに影響を受けた、一瞬と永遠を編み、形而上的な存在を叙述するように、脆い思春の時間を縫い留める、祈りと久遠の遠泳音楽/エレクトロニカ。 ─effe とレーベルによるコメント─ Siren for Charlotteからeffe『永遠 / eternal』をリリースします。2000年代エレクトロニカ、IDM、セカイ系、ノベルゲーム。思い返せばそれらは全て極めて美しい感傷と、リリカルな情動、箱庭のように美しい、だが歪んだ側面も同時に抱える世界、という共通項を持った、同文脈であるという事以上に同時代的な、ひとつの審美眼、美的感覚、美意識がひとつと水脈として流れるような運動であった。そして、それらは現在進行系のカルチャーとして息衝いている。ひとつは、広範な意味での音楽や物語の潮流として。もうひとつは、effeの音楽として。祈りは何処へ届くのか。この瞬間は本当に瞬間であるのか、永遠の一欠片ではないのか。この時間は、我々が必ず通過してきた、脆く鮮やかな時間は過ぎゆく河であるのか、それとも、永遠という結晶になり得る清いエレジアであるのか。 「僕たち二人の存在理由を、示す祈りは何処にあるのか?」 思春の憂いや惑いが、美しい想いが、祈りになる瞬間としてこの音楽は成立している。清らかなエレジアと感情に満ちたこの時間に、濁るこの世の穢土は存在しない。ひとりの人物が抱える、美しさと感傷についての、脆い人間の季節についての、祈りについての形而上学。瞬間と永遠を縫い留める、確かな音楽の経験を、effeさんによる高い達成を是非ご体験下さい。 ──Siren for Charlotte 2000年代エレクトロニカとPCゲームをはじめとしたセカイ系の物語 この2つは未分化だった私の心に大きな衝撃を与え、世界の見え方を変えました 一瞬と永遠 形而上的な存在 広がるイメージは創作の礎になりました これらは私にとって懐かしむものではなく今も追い求める”美しさ”として現実の対岸に在るのです 創作の旅は続きます 彼女との出会いを夢見て ──effe effe – 永遠 / eternal Label : Siren for Charlotte Release date : June 29 2024 https://eneiongaku.bandcamp.com/album/eternal 01.全てから / from everything 02.虹彩 / iris 03.無限 / ouroboros 04.暗渠 / opaque 05.祈り / inori feat.終末うにこ 06.無へ / to nothing at all
2024/05/22
記憶の本質とその方程式 「時間を戻せたとしても、思い出も何もない私とまたここで会える?」と、Qiriは新曲「nada + q hablar」で宣言する。彼女は伝統的なポップにグリッチやバブルガムベースの要素の出会いを促し、永遠の繰り返しに直面させる。QiriとEvarはエネルギッシュで幽玄なサウンドスケープヴェールの下で、私たちの決断や経験、後悔や苦悩を探究させる。オフィシャルバージョン、ビデオ、デモバージョンが収録されたこのリリースは、記憶の本質とその方程式について考えるよう導く。 Qiriはアルゼンチン・ブエノスアイレス出身のアーティスト兼プロデューサーで、そのマキシマリスト・メロディックなスタイルとサウンドデザインへのこだわりで、国内のシーンにユニークな足跡を残している。2023年にEP『Dulce Mix』でデビュー。EstratosferaのEP『1』では、TAICHUをフィーチャーした「Pop Time」、Six Sexをフィーチャーした「Racecar」のプロデュースでも知られる。その魅惑的な歌声と複雑なプロダクションにより、彼女はブエノスアイレスのオルタナティヴなシーンでも注目されている。オフィシャルバージョンと共に収録されているデモバージョンは、QiriとEvarの創作過程をより詳しく知ることができる。このバージョンは、リスナーが曲の構想の始まりから最終的な完成までの進化を理解することを可能にし、リスニング体験に信憑性を加える。「プロデュースや作曲をするとき、この2つのバージョンをリリースすることで、あり得たかもしれない他のサウンドに敬意を表し、敬意を示すことができると感じています。」とQiriは説明する。 Qiri & Evar – nada + q hablar Release date : May 22 2024
受け手の自由に寄り添う作品
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SoundCloud発、中国ラップスター more
東京・大阪を回るジャパンツアー開催
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