2023/10/27
Qiriとの共同プロデュース
20歳になったばかりのLaura Ferreiraの分身。オルタナティヴ・ロック・バンドNenagenixのギタリストであり、アルゼンチンとブラジルをルーツに持つプロデューサー、作曲家、パフォーマー、マルチ・インストゥルメンタリスト。プロジェクト自体が女性へのエンパワーメントの手段。EstratosferaがデビューEPリリース前のラストカットとして、Six Sexをフィーチャーし、Qiriとの共同プロデュース、女性3人によるコラボシングル「Racecar」を発表。MVも公開。
「Frio」での天使のようなヴォーカルと、「D.T.F.」で聴けるようなエゴで辛辣かつ官能的な話し言葉の間の空間。彼女の感覚的な自己とナフタリンに漂うスーパースターの分身が対話を始めており、私たちはその目撃者となる。
この曲は、Estratosferaの現在の言葉を具現化したものとして、レーシングカーに喩えている。彼女は自分の人生を、エゴが原動力となっていく、大きくて不安なレースとして表現している。そして、このレースで彼女が作り出したものを描写し、「この音を聴いたことがある?「嘘だとわかるわ、速いのが嫌いなのね、死が怖いなんて言わないで」、いつもパーティーに行っていることを話したり、この必然的な出来事の始まりから変わったことを総合的に語る。
Estratosferaは3曲のシングルの中に明確な道筋と個性を見出してきた。Björkの “Homogenic”(この曲のインスピレーションの源)で聴くことができるような、暴力的なシンセサイザーと苛酷なインダストリアル・サウンドによる実験性を中核に据えているが、より現代化された音楽的景観を生み出した。車のモーター・サンプル、歪んだ808、不規則なドラムがこの曲を形成する。今作には、彼女の親友であるQiriと共に、自宅でパジャマ・パーティーをしながら制作された。その後、Evarがミックスし、プロジェクト全体の共同制作とエグゼクティブ・プロダクションに参加した。
そして、今作はアルゼンチンのネオペレオ・イノベーターの一人、Six Sexとのコラボレーションとなった。彼女の詩は、Six Sexの音楽における現在のテーマであるパワー・ダイナミクス、”ガールボス”、セクシュアリティを想起させる。Estratosferaが研究している “エゴ・セルフ “のコンセプトとカーレースのテーマに再コンテクスト化され、ホットで官能的、そして無頓着な雰囲気をもたらす。彼女のパートは、Qiri、Tails(TAICHU、Kaktovなどのプロデューサー)、Estratosferaによって、Tailの自宅スタジオでレコーディングされた。
この曲は、Estratosferaのアートディレクションとファッションの現在の世界線を垣間見ることができるミュージックビデオと共にリリースされる。真っ白なスタジオで収録されたこの映像では、フェイクのピアスをつけ、ヒールを履き、泥まみれになる。彼女たちの動き、服、お互いのやりとりを注意深く見ることを強いられる。それはロボトミー・シックな美学とインターネット・コア・ニッチにインスパイアされている。
Estratosfera – Racecar feat. Six Sex & Qiri
Release date : November 2nd 2023
Stream : https://onerpm.link/269712792896
category:NEWS
tags:Estratosfera
2023/11/25
二面性が1つになる 20歳になったばかりのLaura Ferreiraの分身。オルタナティヴ・ロック・バンドNenagenixのギタリストであり、アルゼンチンとブラジルをルーツに持つプロデューサー、作曲家、パフォーマー、マルチ・インストゥルメンタリスト。プロジェクト自体が女性へのエンパワーメントの手段。EstratosferaがデビューEP『1』をリリース。Taichu、Six Sex、Qiri、女性だけのコラボレーションを含む7曲。エグゼクティブ・プロデューサーはEvarが担当。 『1』はEstratosferaにとって初のコンセプチュアルな作品(歌詞的にもサウンド的にも)。”普通で傷つきやすい日常的な自分”と、”エゴ・スーパースター “あるいは “ディーゼル・スーパースター “とLaura Ferreiraが名付け、分身であるスーパーエゴとの絶え間ない衝突についての内省的な物語。Estratosferaは、疲れや自分自身に対する一般的不全感を暗示する歌詞と、暴力的で過激だが魅力的で、恐ろしくも熱い利己主義を描写する段落の間、彼女の防衛機制、それはガスと泥と赤裸々な告白でいっぱいのカーレースと考えることができるような、彼女を蝕んでいく様子を語る。 「実験的なエレクトロニック・ミュージック、コンピューター、ハーシュ、インダストリアル、そしてニッチ・ポップやアンビエントに焦点を当て、こだわりました。そして、感傷的なコンポジションと技術的なオーディオ、それぞれのサウンドディテールの両方に同等の重要性を与えた。」 – Laura Ferreira Bjork、La Zowi、Charli XCXとPC Music、Eartheater,、Arca、Aphex Twin、Yves Tumor。このプロジェクトにおけるEstratosferaのアイデアは、一般のリスナーにとってすでに馴染みのある要素(レゲトン、ジャージー、ドラムンベース、808、メロディー、ポップなフロー)を取り込み、それらを解体して、リファレンスとなるアーティストたちがそうであるように、実験的なものと大衆的なものの間の限界が試されるゲームを作ることだった。したがって、このEPは、クラブ・ミュージックやポップ、エレクトロニカに近いトラック(D.T.F、Racecar ft. Six Sex、Pop Time ft. Taichu)と、バラード的で内省的なトラック(Muérdeme el Culo、Frio、Diesel Superstar)の間でピンポンのように機能し、歌詞や曲のムードで言及されている2つの人格の間を行き来する。このEP自体が二面性を1つにしたものであり、それが「1」と呼ばれる理由である。DIYでセットアップされたLauraの家と、プロデューサーのEvarのスタジオ、偉大なアーティストの参加と未知のように見える新しいプロジェクトとの間に、アーティストの物質的な生活そのもの、変化と成長の過程における二面性を見ることができる。 「美学について」 Estratosferaのプロジェクトもまた、作家自身の創造的な方向性から生まれた、非常に明確で考え抜かれた視覚的な美学から出発していることは明らか。消費者の限界と戯れるという同じアイデアがここでも適用され、彼女はホットなものと不穏なもの、目に見えて傷つきやすいものと自信に満ちたセクシーな消費対象をミックスしている。ロボトミーシックや解体されたY2Kのようなインターネット美学から始まり、ピアスやフェイクタトゥー、スカートにパンツ、黒いレザーとリボンなど、作品のどのビジュアルピースにおいても、彼女のスタイリングを堪能することができる。 このプロジェクトには、3つのプレビューのビデオクリップがあり、すべてVlodye とChemanが監督している。 Estratosfera – 1 Release date : November 27 2023 Stream : https://onerpm.link/355368100250 Tracklist 1. 1 2. D.T.F 3. Racecar feat. Six Sex, Qiri 4. Muerdeme El Culo 5. Frio 6. Pop Time feat. Taichu 7. Diesel Superstar
2023/10/04
“セックスは売れる” Estratosferaは、20歳になったばかりのLaura Ferreiraの分身。オルタナティヴ・ロック・バンドNenagenixのギタリストであり、アルゼンチンとブラジルをルーツに持つプロデューサー、作曲家、パフォーマー、マルチ・インストゥルメンタリスト。Laura Ferreiraにとって、このプロジェクト自体が女性へのエンパワーメントの手段でもある。 そんなEstratosferaが、11月にリリース予定のデビューEP『1』よりリードシングル「D.T.F.」をリリース。プロデューサーの中で2,8%しか女性がおらず、エンジニアにおいてはさらに少ないという世界で、Estratosferaはコンピューターの可能性の中で、テクニカルで実験的な言語の下で作曲を行いながら、ポピュラーなタッチを失わない。Laura Ferreiraは、ホテルの一室で起こる挑発的なプレイとインタラクションについて、恥ずかしげもなく語っている。このトラックは、トラップ・ミュージックのようなドラムの上を走るが、無名のシンセサイザーやサンプルを加え、より無名で実験的なサウンドに浮気する。 まだ世に出ていないEP『1』では、Laura FerreiraがプロデューサーのEvarと共にエゴ・スーパースターというコンセプトを掘り下げている。これは、Laura Ferreiraがこの作品のために考えた言葉で、彼女の2つの人格の間の激しい衝突を表現している。 「Shygirl、COUCOU CHLOE、Meth Mathなどのようなクラブ・ミュージックとその無表情な声と音にインスパイアされたシングルを作りたかった。Estratosferaの個性を失うことなく、セクシーで楽しくて短いものにしたかった。」- Laura Ferreira Estratosferaが、ここで展開する美学は、”セックスは売れる” というコンセプトと戯れている。Down To Fuckという言葉は、自分の好きなものと消費するものの限界まで導くというフェティシズムエッセンスで文脈づけられた。「D.T.F.」のミュージック・ビデオは、Estratosferaプロジェクトでオーディオビジュアル・プロデューサーを務めるVlodyeとChemanが撮影・監督を担当している。Laura Ferreiraは、”ナフサの匂い “を感じさせる郊外の環境、コンクリート、ブルータリズムと連動するEstratosferaの美学(ピアス、オイルまみれ、ディーゼル車)のクリエイティブ・ディレクションと全体的なアイデアを開発した。この曲はEstratosferaが作曲、プロデュース、レコーディング、ミックスを手がけ、マスタリングはGustavo Massoneが担当している。 Estratosfera – D.T.F. Release date : October 3 2023 Stream : https://onerpm.link/871664200034
2020/06/18
本日リリース カントリー・ミュージックとSlipknotをルーツにするAshnikkoが軸にするテーマは自己愛と女性のエンパワーメント。彼女はアメリカ・ノースカロライナからエストニア、さらに世界遺産に登録されている美しい街並みの首都リガを持つバルト三国のラトビアへ、そして20才を前にロンドンに移り住んだ。昨年Yung Baby Tateをフィーチャーした「Stupid」がTik Tokで大きな話題になり、世界的に注目を浴びる、ジェネレーションZの新たな象徴として支持されている。 そんなAshnikkoが、ニューアルバム『Miss Anthropocene』が大きな話題となっているGrimesをゲストに迎えたニューシングル「Cry」をリリース。Mike Andersonが手がけた美麗なAMVも同時公開されている。 今作は現在のBlack Lives Matter運動を受けて、リリースが延期されていた作品であるとのこと。AshnikkoはInstagramで、抗議行動に参加したり、Black Lives Matterや黒人のトランス女性が直面している問題に対して、サポートすること、寄付することの大切さをファンに伝えている。 Stream : https://Ashnikko.lnk.to/CryFtGrimes
受け手の自由に寄り添う作品
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SoundCloud発、中国ラップスター more
東京・大阪を回るジャパンツアー開催
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