2023/10/04
10.28 Forestlimit
Pneumatic、TAR、Глубина Неба(Imum Coeli)、Sidechains、dosing、00:NEKYIAなどから作品を発表するシドニー生まれのトラックメイカーのGrasps_が〈Radix〉主催のイベントでアンビエントプロジェクトのknifebodyの日本初のライブを披露する。厳ついデコンストラクテッドクラブとして名をあげた彼は、2016年にknifebodyを匿名アカウントとしてそっと立ち上げた。ラップトップの内部マイクで撮ったような生々しい環境音、美しくて切ないメロディ、自由な尺、ラフで率直な構造、このプロジェクトでは今までに見せたことない繊細な一面をリスナーに垣間見させている。
knifebodyに加え、カオスティックサウンドコラージュを創造する愛知県民woopheadclrms、ノイズ・フィールドレコーディングと素朴な弾き語りを調和させているSSW堀池ゆめぁ、4人組のオルタナロックバンドのPastoralと言ったライブアーティスト。DJは古着セレクトショップの経営者とトラックメイカーのbloodspot、ダンスに留まらず様々なジャンルと時代の音楽を折衷するDJのpnnikinの2人が務める。
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Radix
10.28.2023
at Forestlimit
7PM OPEN
2000yen + 1D
knifebody (aka Grasps_)
堀池ゆめぁ
woopheadclrms
pastoral
bloodspot
pnnikin
Poster : @norineedle & Felix Idle
category:NEWS
tags:Radix
2024/04/16
4/21 桜台Pool 〈3XL〉や〈Motion Ward〉などから作品を発表するトラックメイカーArad Acidの初来日イベントが「Radix」によって桜台poolにて4月21日に開催。 Arad Acidが新しい名義のDungeon Softで「Abstract Narcissist」EPのリリースをきっかけに今回のイベントは「柔らかなダンジョン」と言うテーマで組まれている。会場の桜台poolへ続く階段を降りて地下室のドアを開くと糸で吊るしたジーン、手作りの家具、ジャンクなどの他に不思議なロボットの彫刻が来場者に見えてくる。メインフロアの空間ではリベット鉄板に似た白い革製の防音パネルが一面中に張り巡らされていて、彫刻やパフォーマンスで活動するアーテイストの三好彼流が作った巨大なサッカー選手のソフト・スカルプチュアが白いプラスチックの鎖で天井に吊るされ、文字通り監禁されている状態で展示される。そしてArad Acidがその空間を独自の「サイバーシューゲイザー」の質感とデジタルなアンビエントサウンドにクラブを意識した音のデザインの組み合わせで陶酔感と不安感を沁み込ませた異様な空間へと変質する。 京都からは実験音楽や美術家として活動する小松千倫、Arad Acidと同じく〈Motion Ward〉からリリースしたアナログとデジタルを跨ぐ感覚Ultrafog、Discipline DJsの構成員でWitch Houseやインダストリアルなどをルーツとする1797071とPerfect Skinのライブセットが披露。ダークでノイジーな音を専門にするアーティストのRench KeeもDJとして出演。 Radix 4/21 18:00- 桜台pool 2500 +1D Live: Arad Acid (3XL, Motion Ward) Kazumichi Komatsu 1797071 Ultrafog Perfect Skin Dj: Rench Kee Installation: Karu Miyoshi
2023/05/17
5/27 SPREAD Cedric MaddenはNYを拠点にし、トランシーなエディットで名を上げ、邦楽エレクトロやJET SET RADIOの影響を取り込み、2022年にAnima、Misogi、InstupendoとGinsengの協力を得て希望に満ちたポップEP『Digital』を発表。またYeat、Aj Simonsなどをプロデュースしたり、NTSへもミックスを提供してきた。 フィリピンとオーストラリアにルーツを持つMonker178は若い頃からインターネットと密接な関係で育ち、R&B、クラシック、ハードスタイル、ヒップホップ、効果音など?対極にあるカテゴリーによる衝突コラージュ/ミックスでJames FerraroやElysia Cramptonのような現代社会の混沌や美しさを体現する。 上記2組を、uku kasai、cityofbrokendolls、etherのメンバーsudden star、sonia lagoon、Suzuishi、そして〈Radix〉代表のWa?steとSaint-Croîxがサポートを務める。今回はCedric MaddenとMonker178の新曲と金中高貴によるオリジナル漫画を付属した40枚限定のCDをイベントで販売する。 Radix 05.27.2023 SPREAD OPEN 23:30 TICKET https://t.livepocket.jp/e/20230527spread ADV 2000JPY+1D / DOOR 2500JPY+1D Cedric Madden cityofbrokendolls Monker178 Sonia Lagoon sudden star saint-croîx Suzuishi uku kasai Wa?ste A-Z Poster : Sabaku no Tako Comic : 金中高貴
2023/04/07
緊縮と曖昧、煉獄と船酔い カナダの作曲家Tim Heckerの最新作『No Highs』は、現在流行している偽陽性の企業アンビエントに対して、不安の標識となるもの。警告と取るか、約束と取るか、『No Highs』はそれを実現する。これは緊縮と曖昧さ、煉獄と船酔いの音楽。薬漬け時代のギザギザした抗リラックス剤であり、荒削りで未定義である。 モールス信号のパルスプログラミングが救難信号のように明滅し、ストリングス、ノイズ、ローエンドの嵐が遠くのほうに迫ってくる。エレクトロニクスは、ひび割れた電圧、マントリックホーン、大聖堂キーボードなどのピッチシフトの集合体に対して震え、作品全体を通して、ドラマを生み出し、また回避し、クレッシェンドよりも引き潮を意識している。Tim Heckerは「否定」をミューズの一種として挙げている。大げさでなく騒々しいという感覚、縛られたエクスタシー、逃避からの逃避。Tim Heckerの作品は、無愛想でありながら蠱惑的であり、解決策を持たず、リスナーをそのグレースケールの不穏な錬金術の中に深く誘い込む。 Tim Hecker – No Highs Label : kranky Release date : April 7 2023 Bandcamp : https://timhecker.bandcamp.com/album/no-highs Tracklist 1. Monotony 2. Glissalia 3. Total Garbage 4. Lotus Light 5. Winter Cop 6. In your Mind 7. Monotony II 8. Pulse Depression 9. Anxiety 10. Sense Supression 11. Living Spa Water
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