好きな物と消費する物の限界へ|Estratosferaが新曲「D.T.F.」をリリース

“セックスは売れる”

 

 

Estratosferaは、20歳になったばかりのLaura Ferreiraの分身。オルタナティヴ・ロック・バンドNenagenixのギタリストであり、アルゼンチンとブラジルをルーツに持つプロデューサー、作曲家、パフォーマー、マルチ・インストゥルメンタリスト。Laura Ferreiraにとって、このプロジェクト自体が女性へのエンパワーメントの手段でもある。

 

そんなEstratosferaが、11月にリリース予定のデビューEP『1』よりリードシングル「D.T.F.」をリリース。プロデューサーの中で2,8%しか女性がおらず、エンジニアにおいてはさらに少ないという世界で、Estratosferaはコンピューターの可能性の中で、テクニカルで実験的な言語の下で作曲を行いながら、ポピュラーなタッチを失わない。Laura Ferreiraは、ホテルの一室で起こる挑発的なプレイとインタラクションについて、恥ずかしげもなく語っている。このトラックは、トラップ・ミュージックのようなドラムの上を走るが、無名のシンセサイザーやサンプルを加え、より無名で実験的なサウンドに浮気する。

 

 

まだ世に出ていないEP『1』では、Laura FerreiraがプロデューサーのEvarと共にエゴ・スーパースターというコンセプトを掘り下げている。これは、Laura Ferreiraがこの作品のために考えた言葉で、彼女の2つの人格の間の激しい衝突を表現している。

 

「Shygirl、COUCOU CHLOE、Meth Mathなどのようなクラブ・ミュージックとその無表情な声と音にインスパイアされたシングルを作りたかった。Estratosferaの個性を失うことなく、セクシーで楽しくて短いものにしたかった。」- Laura Ferreira

 

Estratosferaが、ここで展開する美学は、”セックスは売れる” というコンセプトと戯れている。Down To Fuckという言葉は、自分の好きなものと消費するものの限界まで導くというフェティシズムエッセンスで文脈づけられた。「D.T.F.」のミュージック・ビデオは、Estratosferaプロジェクトでオーディオビジュアル・プロデューサーを務めるVlodyeとChemanが撮影・監督を担当している。Laura Ferreiraは、”ナフサの匂い “を感じさせる郊外の環境、コンクリート、ブルータリズムと連動するEstratosferaの美学(ピアス、オイルまみれ、ディーゼル車)のクリエイティブ・ディレクションと全体的なアイデアを開発した。この曲はEstratosferaが作曲、プロデュース、レコーディング、ミックスを手がけ、マスタリングはGustavo Massoneが担当している。

 

 

Estratosfera – D.T.F.

Release date : October 3 2023

Stream : https://onerpm.link/871664200034

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