疎外感はポジティブな生命力|dreamTXがデビューアルバムを発表

10年代インディブログ文化の影響

 

 

ダラス出身のマルチ・インストゥルメンタリスト兼プロデューサー、Nick Dasによるポスト・ポストロック・プロジェクト。10年代に大きなムーブメントとなったインディブログ文化からの影響も受ける、dreamTXがデビューアルバム『living in memory of something sweet』を発表。閉塞感とカタルシスをテーマにした2ndシングル「In Too Deep」をリリース。

 

疎外感はポジティブな生命力に。沈黙は教師。

 

眠りの論理、壮大な南の空。26歳の頃からアメリカ各地でレコーディングやパフォーマンスを行い、エレクトロニクスやシューゲイザーグループKrausのギター、時にはMaggie Rogersと共同作曲を行ってきた。19年、彼はテキサスという新しいフロンティアから離れ、Drag Cityの崇拝から離れ、最初の偉大な目覚めの精神的根拠地であるウッドストックへと向かう。人生は密度の高い渦巻きになった。ハドソンスクールの色調、砂をかけた茶色、松の緑、虫と熱、激しさ、運動、山登り、本当の自由、孤独、幸せ、エアコンなしの7月の太陽に狂わされたのかもしれない。

 

「曲は100回書き直したらどうなるんだろう?この後、1曲ごとに、より長い時間をかけて制作しました。1曲で9カ月近くかけたこともあります。その曲がどのように展開するのか、自分の手がどれだけ触れるのかを知りたかったのです。私たちの印象、耳、知覚は常に変化しています。私の中にある静かで、不規則で、生々しく、内向きで、不明瞭で、奔放なパワーが伝わってくるような、そんな曲全体を作りたかったんです。その変化に気づき、それを記録したかったのです。最高の曲は15分で書けると考えるアーティストもいるが、僕にはそうとは思えない。」 – dreamTX

 

 

 

dreamTX – living in memory of something sweet

Label : Memorials of Distinction

Release date : July 26 2023

Stream : https://memorialsofdistinction.bandcamp.com/album/living-in-memory-of-something-sweet

 

Tracklist

1. Get Around

2. Elated

3. I Tried

4. In Too Deep

5. Live Without

6. Cannot Believe

7. You See Me When I Don’t

8. How To Be

9. I Could Face It

10. More Than Anything

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