2023/02/13
B1Fがether主催、4FがLocal World主催
文化交流を促す新たなプラットフォームEASTEAST_によるオフサイト・オープニングパーティが新宿某ビルにて開催。総勢20組が参加、ether主催のB1Fフロア+各階の展示ショーケース、Local World主催の4Fフロアが一晩をかけて展開する。
B1F ether (エーテル)
これまで東京を拠点に、ライブパフォーマンスやトークなどハプニングの生々しさを大事に「成長するスペース」を作ってきたetherがB1Fダンスフロアにて、LA拠点の突然変異型エクスペリメンタルコレクティブ、011668とS280Fが主動、DÆMONやNGHTCRWLRが活躍するi8iから、テクノロジー以降がはらむ儀式性の現存在を探究し劇化し続けるFITNESSS、ベルギー拠点のロングランパーティコレクティブ、ジャンルより安心して泣けるフロアを求めて、2020年にNTS RADIOで常設番組をはじめ、SKY H1、Endgame、DJ Lostboiなど幼なじみな顔とコラボする、今年で八年目を迎えるHE4RTBROKENから創始者の中のLIYOを招聘。 ローカル陣はSuburban MusïkからエクスペリメンタルアーティストBleed Boi、なんのことだったか忘れたけど、確かに覚えてるなにかの味とかを思い出すみたいなDJをするpnniki、非物質的なクィアレイヴCLUB MUTHAの新鋭munéoが出揃う。
各階 展示ショーケース
さらに建物中に展示&ショーケースをまばらき、テーマは憑依のアンビエンス、即興と執着の近接、日常の組み直しなど、リアリティに近づこうとすればするほど現実とかけ離される、廃墟化する建物とわたしたちの存在を行き来するローカル異邦児のメンツ。マイアミビーチ出身、普段は写真やビデオをメディアとするが、今回はインクやフォルム/形についての実験をドローイングに落とすCarlos Ossorio。シネマ関係の仕事を辞めたばかりのDJ GOD HATES SHRIMPは最近新大久保baconや新宿space、K/A/T/O MASSACREで活躍するセンスが秀逸なDJと知られているが、今回は教会にある告解室、信者が自らの罪を司祭に告白して神様のゆるしを得る場を一から作ってくれるそう。ビデオインスタレーションアーティストの安永佳織は映像というミディアム自体の亡霊的特質に着目し、取り憑かれている過去、現在、未来に永久の形を与えることを試みる。回遊型キュレトリアルプロジェクトoffbeat ratsは、インディペンデント・エクスペリメンタルなアーティスト、パフォーマー、パプリッシャーを宝探しのように一部屋使って企画する。2022年にVegynのレーベルからファーストリリースを果たしたpigbabyは今回、五時間のアンビエントセットを用意し、ピッグベイビーのアナルから頭まで運んでいってくれる。不規則に分割された突発的な即興性、音-映像-空間の階層状を、複合化するライブセッションが、斎藤玲児による映像作品の特殊上映とコジマアツヲ、rench keeのサウンドコラージュによって上演される。日常で見逃される現象を属性の異なるメディアで組み直すことで、瞬間を捉えることをテーマに活動するYuki Grayは、ニューヨークのファッションコレクティブLucky Jewelにて取扱中の作品を展示・発売する予定。フロアマップはetherのインスタグラムまで。
4F Local World (ローカルワールド)
2010年代中盤から後半にかけエレクトロニック・ミュージックの一代潮流となった脱構築(DECONSTRUCTED)とは一体何だったのか?歴史によって脈々と構築されたあらゆるジャンル、ルール、マナー、ボーダー、レイヤー、概念を打ち崩すラディカルな超越であり、様々なアクティビズムによって活性化された社会的な運動を背景に、オルタナティブやレイヴの最興起である90年代カルチャーからのインスピレーションと共鳴しながら今日の”ハイパー”に至るまで、無数の反抗のループから浮かび上がった一つのアートフォームであったことは間違いない。その大きな変換期の中で生まれ、今回30回目を迎えるパーティ・シリーズLocal Worldはその根底に流れる水脈と主催者のルーツに流れるテクノの血脈を呼び起こし、4Fフロアを「RE:DECONSTRUCTED」として展開する。
ラインナップにLocal Worldに馴染み深いベルリンのレーベルPANからのアンビエント作品、Modern Loveからのエクスペリメンタル作品、最新作では民族音楽へフォーカスするUK拠点のFlora Yin Wong、90年代ベルリン・テクノの権化Tresorから再発された日本のテクノ・レジェンド DJ SHUFFLEMASTER、中国オルタナティブ・シーンの礎を築いたクラブ上海Allとも深く結びつくSVBKVLTから復活の一撃を放った京都のRILLA、近代のアート・パンクをブロウ&メロウするバンドthe hatchのフロントマンmidori、マキシマム・サイケなフィンランド発祥のスオミ・トランスで拡散中のHënkį、ラテンを起点に独自のスタイルを拡張するバイナルDJ 麻婆、Rage Against The Machineのエディットから縦横無尽なハード・スタイルを展開する神戸のKYLE MIKASAを迎え、新宿の地場と廃ビル的環境に相応しいワイルドかつサイケデリックなダンス・フロアを体現。
ライブ・パフォーマンス、DJ、展示&ショーケース含む総勢20組が出演する。なお本オープニング・パーティを皮切りに2月17日-19日の3日間、北の丸公園内の科学技術館を軸に都内の各会場で様々なイベントが展開される。企画全体の詳細はHPとIGにて。
https://www.instagram.com/easteast_/
EASTEAST_TOKYO 2023 -OPENING PARTY-
2023/02/16 THU 22:00
secret location in Shinjuku 新宿
ADV ¥3,000+1D*
TIX https://t.livepocket.jp/e/20230216easteast
*前売入場のみ / ADV ticket admission only
*ドリンク代別 / 1 drink ticket charge
B1F ether
Live Performance:
FITNESSS [LA / i8i]
DJ:
LIYO [BE / HE4RTBROKEN]
Bleed Boi [Suburban Musïk]
munéo
Loci
speedy lee genesis B2B pnnikin
sudden star
Lighting: 佐藤円
PA: Raku Nakahara (LUFTZUG)
Exhibition / Showcase:
Carlos Ossorio
DJ GOD HATES SHRIMP
安永佳織 Kaori Yasunaga
offbeat rats
pigbaby
斎藤玲児, コジマアツヲ(moreru), rench kee
Yuki Gray
4F Local World -RE:DECONSTRUCTED-
DJ:
Flora Yin Wong [UK / PAN / Modern Love]
DJ SHUFFLEMASTER [Tresor / 四季協会]
RILLA [SVBKVLT]
midori (the hatch)
Henki
麻婆
KYLE MIKASA
Lighting: みんなのきもち
PA: Forestlimit
artwork: Hyo Young Chu [NL]
font: sudden star
Bar: デカメロン
coordinated by Local World
presented by EASTEAST_
※お願い / NOTE:
本イベントは前売チケットの入場のみ、会場非公開にて開催されます。主催から前売チケット購入者に当日午後にその場所が通知されます。前売チケット限定の入場は来場者の安全と会場でのスペースを確保できるよう人数制限も兼ねているため、くれぐれも場所のシェアは厳禁でお願いします。また会場の建物は個人の所有物であり、破壊行為、物を持ち出す等の行為は一切禁止です。
This event will be held at a secret venue with advance ticket admission only. The organizer will notify advance ticket purchasers of the location in the afternoon of the day of the event. Please do not share the location as the advance ticket-only admission also limits the number of visitors to ensure their safety and space at the venue. The venue building is private property. Vandalism or taking things out of the building is strictly prohibited.
category:NEWS
tags:EASTEAST_
2023/02/03
FITNESSS、LIYO、Flora Yin Wong来日 文化交流を促す新たなプラットフォームEASTEAST_によるオープニング・パーティが新宿のシークレット会場(某ビル)にて開催。 アジアを念頭にB1Fをether、4FをLocal Worldがオーガナイズした2フロア+各階でLAからFITNESSS (i8i)、ベルギーからLIYO (HE4RTBROKEN)、UKからFlora Yin Wong (PAN / Modern Love) 等の海外ゲストを招き、ライブ・パフォーマンス、DJ、展示含む計20組以上が出演。なお本オープニング・パーティを皮切りに2月17日-19日の3日間、北の丸公園内の科学技術館を軸に都内の各会場で様々なイベントが展開される。企画全体の詳細はHPとIGにて。 https://easteast.org/2023/ https://www.instagram.com/easteast_/ EASTEAST_TOKYO 2023 -OPENING PARTY- 2023/02/16 THU 22:00 secret location in Shinjuku 新宿 ADV ¥3,000+1D* TIX https://t.livepocket.jp/e/20230216easteast *前売入場のみ / ADV ticket admission only *ドリンク代別 / 1 drink ticket charge B1F ether Live Performance: FITNESSS [LA / i8i] DJ: LIYO [BE / HE4RTBROKEN] Bleed Boi [Suburban Musïk] muneo Loci speedy lee genesis B2B pnnikin sudden star Lighting: 佐藤円 Exhibition: offbeat rats 斎藤玲児, rench kee, コジマアツヲ(moreru) Kaori
2024/07/26
「赤い絲とSPAZIO RITA」 2024年4月末より、「spazio rita」は愛知県名古屋市中区伊勢山にて、新たに2フロアを擁するスペース「DUCT / SPAZIO RITA」として移転オープン。 移転を祝し、SPAZIO RITAにてrisa ogawaによるinstallation art exhibition「赤い絲とSPAZIO RITA」、DUCTにてPhew、Free Babyronia+Ramza +Campanellaらを迎えて8月11日(日)に「NO WHERE “DUCT/SPAZIO RITA opening party”」を開催。 {赤い絲とSPAZIO RITA} 5日(月)から10日(土) 公開制作期間 11日(日) から 16日(金) 完成作品展示 平日と土日祝で営業時間が異なります。 公開制作スケジュールはInstagramに更新します。 @risaogawa_pin 11日は18時よりDUCT/SPAZIO RITA opening party開催。 *要チャージ イベント詳細はInstagram@spaziorita / @duct_iseyamaをご確認ください。 会期中: 平日 17:00-22:00 土祝 14:00-22:00 11日 18:00- ++++++++++++++++++++++++ {NO WHERE “DUCT/SPAZIO RITA opening party”} 2024/8/11 at DUCT/SPAZIO RITA open 18:00 ADV/DOOR/U25 3500/4000/3000 LIVE: Phew Free Babyronia+Ramza+Campanella DJ: Sonic Weapon Nekomaru×DAIKEI Hirschmann Din Speed FOOD: ZEZE EXHIBITION: risa ogawa ++++++++++++++++++++++++ DUCT / SPAZIO RITA 愛知県名古屋市中区伊勢山1丁目1−1 伊勢山ビル B1 地下鉄名城線 東別院駅から徒歩8分
2022/04/05
コロナ躁のトンネルを抜ける4つ打ちの中性的モード コロナ躁のトンネルを抜ける4つ打ちの中性的モード。2年以上ぶりのクラブ出演となるレジェンド/思想家テーリ・テムリッツのハウス名義DJ Sprinklesを迎えたLocal Worldプレゼンツのミニマル・パーティがSPREADの長尺企画「Strictly」シリーズにて開催。 共演にこれまでLocal Worldに出演のある面々が並び、ロンドンの〈Hyperdub〉から昨年アルバムをリリース、欧州ツアー直前の電子音楽家Foodman、同じくロンドンの〈The Trilogy Tapes〉からのリリースやPICNICのリミックスも手がけたJR ChaparroことDJ Trystero、多種多様な現場をひたすらに積み重ね拡張を続けるsuimin、モードのセレクター的なセンスとグルーヴを併せ持つベテラン1-DRINK、そしてLocal World初登場のハウスをスタイルとして掲げ、トーンを落としながら現代的なミニマルを試みるKotsu (CYK)を迎える。 2017年に渋谷のWWWにて始動、アートとファッションにも連なるエレクトロニック・ミュージックにおけるリズムとモードにフォーカスするLocal Worldは2010年代中期の脱構築期に生まれ、ジャマイカの奇妙なダンスホールから始まり、これまでにアフロやアジアのフューチャリズムも念頭とした世界各地の多種多様のリズム(フットワークやゴム等)、コンテンポラリーなモード、そして今日のクラブ・カルチャーに大きな影響を及ぼすクィアやフェミニズムに感化されながら今日のハイパーポップにまで至る旅を経て、第26回目を迎える。今回はSPREADの長尺パーティ企画「Strictly」シリーズにてテーマを上げでも下げでもないニュートラルな指向性のある”ミニマル”とし、ダンス・ミュージックの伝統、基礎でもあったイーブン・キック=4つ打ちへと向かい、6人のみで12時間のグルーヴの構築と快楽の蓄積への試み、コロナ禍の抑圧にも起因するであろうマキシマムな”躁”の状態からの脱却も一つの目的としている。 DJ Sprinkles: 1990年、「DJ Sprinkles」という名で、ニューヨークのトランスセクシュアル系クラブで活躍したアンダーグラウンド・グラミー受賞DJ。その後、1993年に〈Comatonse Recordings〉を創設し、珍しいディープハウス/アンビエント/フュージョンのミックスから「ファッグジャズ風」を始めた。テムリッツのDJはハウスの過去と現在を結合している。2003年から2006まで、東京のクラブModule(渋谷)のレジデントDJ。そして今、ヨーロッパと日本の間を行き来している。DJ Sprinkles名義でのファースト・アルバム「Midtown 120 Blues」(Mule Musiqからリリース、ダンスミュージックシーンで最も信頼度の高いインターネットメディア“Resident Advisor”にて、2009年のベストアルバムに選ばれた)と自作曲と自分で使う為のプライベート・リミックスもプレーする。 Local 1 World EQUIKNOXX Local 2 World Chino Amobi Local 3 World RP Boo Local 4 World Elysia Crampton Local 5 World 南蛮渡来 w/ DJ Nigga Fox Local 6 World Klein Local 7 World Radd Lounge w/ M.E.S.H. Local 8 World Pan Daijing Local 9
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