2023/01/18
人生の抑圧に立ち向かう物語
ニューヨークとソウルを拠点に活動するシンガーソングライターYaejiが、デビューアルバム『With A Hammer』を4月7日に〈XL Recordings〉からリリース。同作からの1stシングル「For Granted」と自身が監督と主演を務めたミュージック・ビデオが公開。
ニューヨーク、ロンドン、ソウルの3都市で構想された『With A Hammer』では、Yaejiがこれまでの人生において受けてきた社会からの抑圧と、自分自身に課せてきた抑圧の両方と立ち向かう姿が描かれている。その結果としてもたらされたのは、プロデューサー、ボーカリスト、DJ、ビジュアル・アーティスト、イラストレーターとして活躍する彼女による13曲入りのフル・アルバムであり、彼女が悲しみや疑いの濁流の中をかき分け、怒りの炎を解き放つまでの過程を追った、(90年代から2000年代初頭の韓国のインディーロック、エレクトロニカ、トリップホップ、ポップといった)変幻自在のサウンドを探求した作品となった。「ハンマー・リー」というキャラクターの力を借りて、彼女は今まで自分が真実を思うように語る上で障害となっていた、厳格な規律や他人からの期待などを打ち砕いていく。この変革のプロセスを通じて、やがて彼女はその先に待ち受けていた、心躍るような自己決定と希望を手に入れ、リスナーやファンにも同じ行動をとるように呼びかけている。
本作には、昨年の来日公演も話題を呼んだLoraine JamesやボルチモアのNourished By Timeをはじめ、Yaejiも名を連ねるコレクティヴSLINK NYCのK WataやEnayetがゲストとして参加しており、Yaejiは今回も英語と韓国語を行き来しながら自分の胸の内にあるものを真摯に伝えている。この真摯な姿勢と深い思いやり、そして意識が、伝統的なものと標準的なもの、個人的なものと普遍的なものとの間に存在する独自の世界を切り開く、「音楽的反逆者」のような存在としてYaejiがアメリカと韓国の両国から捉えられている理由だろう。 なお、本作の国内流通仕様盤CDには解説および歌詞対訳を封入。輸入盤は通常のCD/LPに加え、数量限定ピンク・ヴァイナルが同時リリース。本日より各店にて随時予約受付中。
Yaeji – With A Hammer
Label : XL Recordings / Beat Records
Release date : April 7th 2023
Pre-order : https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=13222
Tracklist
01 Submerge FM
02 For Granted
03 Fever
04 Passed Me By
05 With A Hammer
06 I’ll Remember For Me, I’ll Remember For You
07 Done (Let’s Get It)
08 Ready Or Not (Feat. K Wata)
09 Michin (Feat. Enayet)
10 Away x5
11 Happy (Feat. Nourished By Time)
12 1 Thing To Smash (Feat. Loraine James)
13 Be Alone In This
category:NEWS
tags:Yaeji
2023/02/24
世代間サイクルを断ち切り、過去から自由になる ニューヨークとソウルを拠点に活動するシンガーソングライターYaejiが、デビューアルバム『With A Hammer』を4月7日に〈XL Recordings〉からリリースする。アルバムから先行シングル「Done (Let’s Get It)」をリリース。Yaejiが監督と編集を担当したMVも公開。ソウルで撮影された映像には、Yaejiと彼女の祖父が出演している。 Yaejiは、先祖から継承するパターンや思考様式やトラウマについて考察し、自分と世界を癒すための道として、世代間サイクルを断ち切り、過去から自由になることを求める。 ニューヨーク、ロンドン、ソウルの3都市で構想された『With A Hammer』では、Yaejiがこれまでの人生において受けてきた社会からの抑圧と、自分自身に課せてきた抑圧の両方と立ち向かう姿が描かれている。その結果としてもたらされたのは、プロデューサー、ボーカリスト、DJ、ビジュアル・アーティスト、イラストレーターとして活躍する彼女による13曲入りのフル・アルバムであり、彼女が悲しみや疑いの濁流の中をかき分け、怒りの炎を解き放つまでの過程を追った、(90年代から2000年代初頭の韓国のインディーロック、エレクトロニカ、トリップホップ、ポップといった)変幻自在のサウンドを探求した作品となった。「ハンマー・リー」というキャラクターの力を借りて、彼女は今まで自分が真実を思うように語る上で障害となっていた、厳格な規律や他人からの期待などを打ち砕いていく。この変革のプロセスを通じて、やがて彼女はその先に待ち受けていた、心躍るような自己決定と希望を手に入れ、リスナーやファンにも同じ行動をとるように呼びかけている。 本作には、昨年の来日公演も話題を呼んだLoraine JamesやボルチモアのNourished By Timeをはじめ、Yaejiも名を連ねるコレクティヴSLINK NYCのK WataやEnayetがゲストとして参加しており、Yaejiは今回も英語と韓国語を行き来しながら自分の胸の内にあるものを真摯に伝えている。この真摯な姿勢と深い思いやり、そして意識が、伝統的なものと標準的なもの、個人的なものと普遍的なものとの間に存在する独自の世界を切り開く、「音楽的反逆者」のような存在としてYaejiがアメリカと韓国の両国から捉えられている理由だろう。 なお、本作の国内流通仕様盤CDには解説および歌詞対訳を封入。輸入盤は通常のCD/LPに加え、数量限定ピンク・ヴァイナルが同時リリース。本日より各店にて随時予約受付中。 Yaeji – With A Hammer Label : XL Recordings / Beat Records Release date : April 7th 2023 Pre-order : https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=13222 Tracklist 01 Submerge FM 02 For Granted 03 Fever 04 Passed Me By 05 With A Hammer 06 I’ll Remember For Me, I’ll Remember For You 07 Done (Let’s Get It) 08 Ready
2023/04/05
悲しみや疑いの濁流をかき分け、怒りの炎を解き放つまで ニューヨークとソウルを拠点に活動するシンガーソングライターYaejiが、デビューアルバム『With A Hammer』を4月7日に〈XL Recordings〉からリリースする。アルバムから最後のシングル「Passed Me By」のMVを公開。 “『With a Hammer』の中で、彼女にとって最も重要な曲のひとつが「Passed Me By」で、韓国語で「ほとんど気づかなかった」という一節を歌っている。このフレーズは、若い頃の自分に向けられたものだという。『彼女はいつも私を見ていたのに、私はいつも視線をそらし、彼女の存在を拒絶していた』と彼女は説明している。『そして、この瞬間、私は彼女と目を合わせ、「あなたはそこにいるのね。あなたがそこに見える」と思ったの』” – New York Magazine 「Passed Me By」は90年代K-POPのパイオニア、ソ・テジの初期作品を思わせる哀愁を帯びたトリップホップ・サウンドに彼女のシグネチャー・スタイルでもある韓国語と英語を織り交ぜたリリックで過去の自分と向き合う1曲。アルバム『With A Hammer』は、感情の進化を表現した大胆なステートメントとなっている。これまでにリリースされてきたシングル「For Granted」、「Done (Let’s Get It)”」、そして「Passed Me By」は作品の変幻自在なサウンドへの入り口であり、そこから彼女が悲しみや疑いの濁流の中をかき分け、怒りの炎を解き放つまでの旅路が描かれている。メタファーとしてのハンマーとともに、彼女は、今まで自分が真実を思うように語る上で障害となっていた厳格な規律や他人からの期待などを打ち砕いていく。その変容の過程を経て、やがて彼女は、その先に待ち受けていた、心躍るような自己決定と希望を手に入れるのである。 今週4/7(金)に世界同時発売となるYaejiのデビュー・アルバム『With A Hammer』は、昨年の来日公演も話題を呼んだLoraine JamesやボルチモアのNourished By Timeをはじめ、Yaejiも名を連ねるコレクティヴSLINK NYCのK WataやEnayetがゲストとして参加。また本作の国内流通仕様盤CDには解説および歌詞対訳を封入。輸入盤は通常のCD/LPに加え、数量限定ピンク・ヴァイナルが同時リリースされる。 Yaeji – With A Hammer Label : XL Recordings / Beat Records Release date : April 7th 2023 Pre-order : https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=13222 Tracklist 01 Submerge FM 02 For Granted 03 Fever 04 Passed Me By 05 With A
2020/04/01
明日ミックステープリリース 韓国をルーツに持つNY生まれNY拠点アーティストYaejiのフルレングスミックステープ『WHAT WE DREW 우리가 그려왔던』からタイトル曲がMVと共にリリース。 今作はミックステープの根幹にあるテーマに触れた1曲で、家族や友人と愛情や感謝の気持ちを共有することについて歌っている。MVには、Yaejiの祖父や友人たちが出演。Yaejiが韓国で過ごした子供時代を振り返る内容となっており、小学生の頃に玉ねぎを使って行った実験に基づいて、Yaejiとその仲間たちが感謝と愛情を持って玉ねぎに水をたっぷりと与える様子が夢のような映像を通して伝えられている。 Yaejiにとって『What We Drew 우리가 그려왔던 (私たちが描いてきたもの)』は、このタイトルがプロジェクト全体の精神を捉えているという。このプロジェクトは“友人、家族、感謝と支え”が主なテーマとなっており、「私が支えられたり、私が支えたり、そしてお互いを支え合うということ」を描いたとYaejiは話している。2年という歳月をかけてYaejiがプロデュースした同ミックステープの音楽を作曲し始めた時、彼女の中で特定の物語はなく、各トラックは彼女の人生の一部を切り取ったものだという。このミックステープはまるで彼女の日記を垣間見ているようなものなのだ。 彼女はブルックリンにある自身のデザイン/レコーディングスタジオで、彼女が10代の頃に韓国で聴いていた韓国のインディーロックや、若い頃に聴いていた90年代後半から2000年代初期のヒップホップとR&Bといった幅広い領域のサウンドを取り入れたという。ミックステープにはYonYon、Nappy Nina、Lil Fayo、Trenchcoat、Sweet Pea、G.L.A.M.、Victoria Sin、Shy Oneなど多数のゲストを迎えて制作された。 “WHAT WE DREW 우리가 그려왔던” link : https://yaeji.ffm.to/whatwedrew Yaeji – “What We Drew 우리가 그려왔” Label : XL Recordings Release Date : April 2 2020 Pre-order / Pre-save : https://yaeji.ffm.to/whatwedrew Tracklist 01. MY IMAGINATION 상상 02. WHAT WE DREW 우리가 그려왔던 03. IN PLACE 그 자리 그대로 04. WHEN I GROW UP 05. MONEY CAN’T BUY feat. Nappy Nina 06. FREE INTERLUDE
レーベル第一弾作品は後日発表
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