2022/11/02
ニコニコ・アヴァン・プログレ・ボーカロイド
トラックメイカー時代を逆手に取った50年越しのアヴァン・プログレ。ニコニコ動画・Bandcampで話題沸騰のアヴァンポップ旗手・零進法の1stEP『0進法』が〈KAOMOZI〉よりリリース。
This Heat、Soft Machineを彷彿とさせる乱数じみた奇天烈なトラック、無邪気ささえ感じさせるチープな音作り、過激/破滅的ワードを連呼するボーカロイド。脳を揺さぶるアンバランスな異形の音楽で、彼は我々に呼びかける。コミュニケーション手段が発達した現代社会に一石を投じる「会話をやめよう」、誰もが知るロックの名曲を揶揄する「形骸か」、日常の失敗や不条理をシニカルに笑う「滅茶 めちゃ メチャ」など全四曲。Vaporwaveをはじめとした理想主義が蔓延る昨今、社会の片隅に余った皮肉と憎しみを一手に引き受けた零進法は誰にも止められない。現代に蘇ったネオ・ダダイズム・スピリット。アルバム・ジャケット及びトレイラーはレーベルオーナー・駒澤零が担当。
零進法 – 0進法
Label : KAOMOZI
Release date : 2 November 2022
Stream : https://linkco.re/amfUV0Ns
Bandcamp : https://kaomozi.bandcamp.com/album/0
Tracklist
01.会話をやめよう
02.形骸か
03.滅茶 めちゃ メチャ
04.FAST FAST FAST
category:NEWS
tags:零進法
2024/04/17
KAOMOZIより ミニマルに都市を想像する。個人的だが同時に政治的でもあると感じる日々の生活の中で、時折見え隠れする希望と絶望。矛盾するものが同時に空間に存在することの奇妙さ、そうした奇妙さのうねりの中に身を置く違和感と、どうしようもなさ。うるさく楽しげな日々は続いていく。いつかまだ見ぬ「君」 に出会う。 トラックメイカー・&&moreが1st EPのテーマに選んだのは自分と都市との関係だった。感染症、不況、既存のシステムの崩壊、世の中が大きく変動する不安定な時期に多感な時代を過ごした世代から見た東京は、様々なアンビバレンスと要素が交錯する混沌と人の影だった。内製的なElectronicサウンドが、ほんの少しの躊躇いをもってリスナーの生活にアクセスする。 ビジュアルにはモデルの曖寧を起用し、≪KAOMOZI≫オーナーの駒澤零が撮影を担当。ポップな色合いの中で撮られた写真や映像たちは、生活感とふんわりとした未来への手触りを予期させる。 &&more – そこに住むあなたへ Label : KAOMOZI Release date : April 17 2024 Bandcamp : https://kaomozi.bandcamp.com/album/–76 Stream : https://linkcloud.mu/581e6d21 Tracklist 1. 観光案内所 2. 東京より 3. ある横断歩道 (interlude) 4. 銀
2024/07/07
生活と理想の板挟み トラックメイカー・ラッパーとして活動するigaの2nd EP『BLUESKYFISH』が〈KAOMOZI〉よりリリース。 ニコチン、カフェイン、翼、夢、電車。ありふれた日常の風景のなかでどうしようもない気持ちになる自分と、かといってすぐに追いつけるわけでもないやるせなさ。愛している人には会えないし、ぼんやりとした心苦しさの中で、少しずつ目の前のことをやっていくしかない。嫉妬はあるけど、アニメの中のボーイミーツガールを見ていれば少しだけ大丈夫なような気もする。 生活と理想の板挟みになる毎日を朴訥にリリックに落とし込むigaのソングライティングは、リスナーの生活に寄り添いながらも、ほんの少し前へと進むための推進力をもって立ち現れる。ジャケットは〈KAOMOZI〉オーナーの駒澤零が描いたドローイングを使用してiga自身がコラージュを制作。既に発表となっている7/29開催のイベント「TACHISM vol.4」にて、igaのリリースライブが控えているほか、リリースを記念したZINEが発売される予定。 iga – BLUESKYFISH Label : KAOMOZI Release date : July 7 2024 https://big-up.style/cwhWDF8Cqj https://kaomozi.bandcamp.com/album/blueskyfish 1. Nikes 2. pallet 3. shikinami 4. olddays 5. true tears 6. 果て
2023/08/25
〈KAOMOZI〉より 現在高校生のトラックメイカー・帰国子女の1st EP『惑わす電波塔』が、レーベル〈KAOMOZI〉よりリリース。アートワークは〈KAOMOZI〉オーナーの駒澤零が担当。鉛筆タッチで描かれたしなやかなキャラクターとシンプルな構成で、EPの持つ色合いを表現している。帰国子女は9月6日開催のバーチャル・フェス「KAOMOZI FES 2023」にも出演予定。 跳ねるようなシンセシス、キャッチーでコンパクトなメロディと目まぐるしい構成はそれこそ愛聴しているという長谷川白紙、諭吉佳作/men、PAS TASTAなどのインターネット・サウンドを感じさせるが、ウィスパーがかったボーカルと骨太のミックスアレンジは目まぐるしいスピードで我々をポップネスの海へと誘惑する。 今回のEPには収録されていないが、SoundCloudにはキュートなラップやビートメイク的な楽曲を多く投稿している。中学生の頃からヒップホップリスナーであり、Trap MetalやHyper Metalを愛聴していたところに、yanagamiyukiをきっかけとして〈Maltine Records〉や崎山蒼志などに興味を持ち、現在はLouis ColeやSam Gendelなど現代ジャズのテクニシャンに熱中している。作曲は中学でGarageBandではじめ、ラップバトルにハマったことをきっかけにビートを作り始めたとのこと。 帰国子女 – 惑わす電波塔 Label : KAOMOZI Release date : August 25 2023 Stream : https://big-up.style/4YpyN5Sn2z 1.かたちになるまで 2.王笏 3.槍しらべ 4.ぬれて 5.拇指球
レーベル第一弾作品は後日発表
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受け手の自由に寄り添う作品
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SoundCloud発、中国ラップスター more