2022/09/12
長編映画『Death Drive』の前日譚
ロンドンを拠点とするアーティストであり映画監督であるLawrence Lekがサイノフューチャーの世界を舞台にした3DCGロードムービー『Theta』を180 Studiosで開催された展覧会『Future Shock』にて公開した。オリジナルスコアをKode9が手掛けている。3分間のトレイラーも公開。
『Theta』は、Lawrence Lekの描くサイノフューチャーの世界を継続し、AIの時代におけるアイデンティティ、監視、共感の問題を探求している。この短編映画は、近日公開予定の長編映画『Death Drive』の前日譚でもある。
「 “Theta” は、自動運転パトカーが、廃墟となったスマートシティ・シム北京の街をパトロールする様子を描いたロードムービーです。すべてが見かけ通りではありません。元々、自律走行車のテストのために中国の首都のレプリカとして建設されたシム北京は、不思議なことにゴーストタウンと化しています。やることがなく、監視下に置かれたまま、車は内蔵されたセラピスト、観音菩薩と呼ばれる自己啓発AIに悩みを相談する。対話の中で、”Theta” はこの街が見捨てられた暗い理由を明らかにしていく…。」
category:NEWS
tags:Lawrence Lek
2020/10/16
11月27日リリース マルチメディアアーティスト/フィルムメーカーLawrence Lekの長編映画『AIDOL 爱道』のスコアがサウンドトラックとして〈Hyperdub〉から11月27日にリリースされる。先行で収録曲「Unreal」が映像作品と共にリリース。 2065年のeSportsオリンピックに向けて、幻想的な建築物、雪に埋もれたジャングルなどのスモーク&ミラーの世界を舞台に人類とAIの間の複雑な闘いを描く今作は、2019年にSadie Coles HQでプレミア上映され、その後、世界中の数多くのバーチャルおよびフィジカルなアート/映画/音楽フェスティバルや展示会に登場している。 サウンドトラックは、複雑で不透明で繊細。ボーカルシンセサイザーで生成されたDivaのヴォーカルは、英語と北京語で歌われ、複雑にアレンジされた曲の上にクラシカルなメロディーを乗せている。作曲家Seth Scottと共同で制作されたこのアルバムのインストゥルメンタルは、映画のスコアとゲーム・サウンドトラック、ヴェイパーウェーブ、アンビエントのパターンを融合させているとのこと。レコード版には『AIDOL』のバーチャル・ワールドを再現した4枚のオリジナル・プリントと、ダウンロード可能な英語と中国語のバイリンガル・リリック・シートが付属。また、カスタムプリントされたケースに入った限定版のUSBカードには、アートワークの高解像度デジタルコピーも収録。 Lawrence Lek – “AIDOL 爱道” Label : Hyperdub Release date : Nov 27th 2020 Format : Vinyl / Digital / USB Pre-order : https://smarturl.it/AIDOL Tracklist 1. Intro (My Single Isn’t Finished Yet) 2. Deep Blue Monday 3. In The Game 4. Chance Encounter (Jungle Theme) w/ Seth Scott 5. Call Of Beauty 6. Welcome To SoMA w/ Seth Scott 7. Unreal 8. Superstar 9.
2020/04/20
『Temple OST』から ロンドン拠点のマルチメディアアーティスト/フィルムメーカーLawrence Lekがニューアルバム『Temple OST』から収録曲「Hermitage 隐居」の映像作品を公開。 フランクフルト生まれのLawrence Lekは、建築、ゲーム、映像、音楽などで多様な表現を得意とし、昨年末はKode9とのコラボレーションA/VセットをWWWでのHyperdubショーケースで披露した。『Temple OST』は、Lawrence Lekにとって〈Eternal Dragonz〉からリリースされた『Geomancer OST』に続く4作目のアルバム。非現実のナイトクラブのサウンドトラックで、近未来のサウンドスケープが仮想世界で鳴り響く。 Lawrence Lek – “Temple OST” Vinyl release date : 18/03/2020 Digital release date : 24/04/2020 link : https://thevinylfactory.com/product/lawrence-lek-temple-ost/ Tracklist A1. Dead Souls 亡灵 A2. Hermitage 隐居 A3. Equinox 秋分 A4. Freeport 自由港 B1. Drifter 漂流者 B2. Dirge 挽歌 B3. Prospekt 道路 Lawrence Lek ローレンス・レクはロンドンに拠点を置くアーティスト、フィルム・メーカー、ミュージシャン。コンピューターで生成された画像、バーチャル・リアリティ、3Dアニメーション、ゲーム・ソフトウェア、およびインスタレーションとパフォーマンスを使用しながら技術と地政学の未来を思索、架空のシナリオ内で実際の場所をレンダリングすることで、レクのデジタル世界は現実の知覚に対する仮想の影響として反映されている。最近の個展はFarsight Freeport、HeK、Basel、Switzerland(2019)、 Nøtel、Urbane Künste Ruhr、Essen、Germany(2019); AIDOL爱道、Sadie Coles HQ、ロンドン(2019); 2065、K11 Art Space、香港(2018)にて開催。2017年にJerwood / FVU賞と2015年にDazed Emerging Artist Awardを受賞。
2019/11/11
12月7日開催 〈Hyperdub〉は2001年にウェブ・マガジンとしてKode9により始まり、2004年にレーベルとして立ち上げられ、本年15周年を迎え、東京にて4回目のレーベル・ショーケースを開催します。今回のショーケースでは、Kode9がDJに加えシミュレーション・アーティストLawrence Lekとのコラボレーションとなる日本初のA/Vライブ・セットを披露し、加えて新しいアルバム『Labyrinth』が11月下旬にリリースを控えるDoon Kanda、デビュー・アルバムが来年初頭にリリース予定のアンゴラのアーティストNazar、そしてNTSラジオにて番組をホストする〈Hyperdub〉のレジデントShannen SPとレーベルの友人でもあるイタリア人アーティストSilvia Kastel、計6人が出演します。 Hyperdubより ——————————————- 00年代初期よりサウス・ロンドン発祥のダブステップ/グライムに始まり、サウンドシステム・カルチャーに根付くUKベース・ミュージックの核”ダブ”を拡張し、以降本ディケイドにて大きな発展を遂げたインターネットを経由したオルタナティブなインディ・ミュージック、シカゴ・フットワークやアフロやアジアのダンス・ミュージック、新世代のクィア・カルチャーから生まれたコンテンポラリーなエレクトロニック・ミュージック、そして現代のプロデューサーやコンポーザーに大きな影響を与える日本のゲーム・ミュージック等、フィジカルに限らずカルチャーの源泉である種の”現場”で生まれた音楽=ストリート・ミュージックを概念とするように世界各国のあらゆるリズム、メロディ、サウンドをキュレートし、革新として越境を続けるKode9主宰のロンドンのレーベル〈Hyperdub〉。これまでにBurial、Laurel Halo、DJ Rashadのヒット作含め数々の作品をリリースし、本年15周年を迎え、今日のエレクトロニック・ミュージック・シーンの指標であり、また同時に先鋭として飽くなき探求を続けるカッティング・エッジなレーベルとして健在している。今回のショーケースでもこれまでと同様に新世代のアーティストがラインナップされ、東京にて共振するWWWのレジデント・シリーズ〈Local World〉と共に2020年代へ向け多様な知性と肉体を宿した新たなるハイパー(越境)の領域へと踏み入れる。 Local 1 World EQUIKNOXX Local 2 World Chino Amobi Local 3 World RP Boo Local 4 World Elysia Crampton Local 5 World 南蛮渡来 w/ DJ Nigga Fox Local 6 World Klein Local 7 World Radd Lounge w/ M.E.S.H. Local 8 World Pan Daijing Local 9 World TRAXMAN Local X World ERRORSMITH & Total Freedom Local DX World Nídia
受け手の自由に寄り添う作品
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SoundCloud発、中国ラップスター more
東京・大阪を回るジャパンツアー開催
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