2021/03/31
新装盤CD/LPの再発決定
My Bloody Valentineが〈DOMINO〉との契約を発表し、本日より、1988年の1stアルバム『Isn’t Anything』、1991年の2ndアルバム『loveless』、2013年の3rdアルバム『m b v』、そして4枚のEP作品とレアトラックをまとめた『ep’s 1988-1991 and rare tracks』の4作すべてがストリーミング配信およびダウンロード販売が解禁。
http://smarturl.it/mbv-StrmPhys
さらに、音源からパッケージに至るまで、バンドのこだわりが詰まった新装盤のCDとLPフォーマットで5月21日に発売決定。国内盤CDは、高音質UHQCD仕様 (全てのCDプレーヤーで再生可能)となる。それぞれ数量限定のTシャツセットや、レコードショップ別の特典など、すべての音楽ファンにとって見逃せないアイテム満載の再発キャンペーンがスタートする。
過去40年の音楽史において、最も革新的かつ影響力の大きいバンドの一つとして君臨し、音楽作品の素晴らしさはもちろん、大音量で演奏する轟音ライヴ、世代を超えたカルチャーへの影響などから、多大なる尊敬を集めるMy Bloody Valentine。ビリンダ・ブッチャー、ケヴィン・シールズ、デビー・グッギ、コルム・オコーサクが生み出した独創的なサウンドは、同時代のギター・バンドとは、一線を画しただけでなく、それまでの常識を根底から覆し、未来を予感させるものだった。
1988年にリリースされたデビュー・アルバム『Isn’t Anything』によって、彼らはオルタナティブ・ミュージックに革命を起こし、その後のギター・ミュージックに新しいアプローチをもたらした。そのサウンドは、数多のサブジャンルの雛形となり、ギター・ミュージックとスタジオ制作における画期的手法を提示。同声域で歌うことで完璧に溶け合うジェンダーレスなケヴィン・シールズとビリンダ・ブッチャーのヴォーカルは、シールズのギターが奏でる眩暈がするような強烈な音を補完するもう一つのメロディックなレイヤーとして機能している。このアルバムは、激しく推進的なものから静かで不穏なものまで、収録曲の多くに存在する不気味な空間感覚によって特徴付けられている。
1991年の2ndアルバム『loveless』は、まず音楽的に、当時発表されたどの作品よりも先進的で予想を超えるものだった。ケヴィン・シールズとバンドは、純粋な感覚に基づくサウンドを徹底的に追い求め、聴く者の五感を圧倒する作品を完成させた。1990年を代表する本作は、スタジオ録音の可能性を極限まで追求した完全無欠の傑作として評価されている。
バンドは、1988年のデビュー・アルバム『Isn’t Anything』がリリースされる前に、『You Made Me Realise』と『Feed Me With Your Kiss』という2枚のEP作品を連続して発表しており、『Isn’t Anything』 と1991年発売の2ndアルバム『loveless』の間にも、同じくEP作品の『Glider』と『Tremolo』の2枚をリリースしている。それら、熱心なリスナーに愛される4枚のEP作品とレア楽曲を一つにまとめた『ep’s 1988-1991 and rare tracks』は、名曲がたくさん詰まったファン必携盤となっている。
20年間の潜伏期間を経て、2013年に突如発表された3rdアルバム『m b v』は、My Bloody Valentineにとって最も実験的であると同時に、最もメロディックで即効性のある作品であり、改革に対する彼らの飽くなき意欲を証明したものだった。音楽とジャンルの概念をさらに押し広げた作品として高く評価され、これまでにはなかったタイプの楽曲も収録されている。別世界の音のようであり、親しみやすくもあり、直感的に聴くこともできる本作は、それまで知られていたMBVの代名詞的サウンドが、美しく変貌を遂げた新時代の傑作。アルバムの最後に収録されている「Wonder 2」は、その証明であり、シールズの催眠的なギター・サウンドとドラムンベースが混ざり合ったサウンドは、多くを驚嘆させた。
My Bloody Valentineの新装盤CDとLPは5月21日に世界同時リリース。レコードショップ別の各種特典も決定している。ディスクユニオンでは国内盤CD4枚を同時購入で、オリジナル紙ジャケ収納ボックスがもらえる。また、国内盤CDと国内盤CD+Tシャツセットを対象に、タワーレコードでは各タイトルのジャケ缶バッジ、amazonでは各タイトルのジャケ・マグネット、HMV では『Isn’t Anything』モチーフのロゴ・ステッカー、TSUTAYAでは『m b v』モチーフのロゴ・ステッカー、その他のCDショップでは、『loveless』モチーフのロゴ・ステッカーをプレゼント。
My Bloody Valentine – Isn’t Anything
Label : DOMINO / BEAT RECORDS
Order : https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=11779
・国内盤CD (高音質UHQCD仕様/解説書付/リマスター音源) 輸入盤CD
・日本語帯付盤デラックス・エディションLP (高品質チップオン・ジャケット式ゲートフォールド・スリーヴ仕様/解説書付/オリジナル1/4インチ・アナログ・テープからマスタリングされた音源を収録/180g重量盤)
・デラックス・エディションLP (高品質チップオン・ジャケット式ゲートフォールド・スリーヴ仕様/オリジナル1/4インチ・アナログ・テープからマスタリングされた音源を収録/180g重量盤)
・スタンダード・エディションLP
・国内盤CD+TシャツセットのTシャツ・デザインには『Feed Me With Your Kiss』EPのアートワークを採用 (『m b v』のTシャツセットのデザインとは異なります)
My Bloody Valentine – Loveless
Label : DOMINO / BEAT RECORDS
Order : https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=11780
・国内盤2枚組CD (高音質UHQCD仕様/解説書付/CD1にリマスター音源、CD2には1/2インチ・アナログ・テープからマスタリングされた音源を収録)
・輸入盤2枚組CD
・日本語帯付盤デラックス・エディションLP (高品質チップオン・ジャケット式ゲートフォールド・スリーヴ仕様/解説書付/1/2インチ・アナログ・テープからマスタリングされた音源を収録/180g重量盤)
・デラックス・エディションLP (高品質チップオン・ジャケット式ゲートフォールド・スリーヴ仕様/1/2インチ・アナログ・テープからマスタリングされた音源を収録/180g重量盤))
・スタンダード・エディションLP
・国内盤CD+TシャツセットのTシャツ・デザインには、アルバムのアートワークを採用
My Bloody Valentine – m b v
Label : DOMINO / BEAT RECORDS
Order : https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=11781
・国内盤CD (高音質UHQCD仕様/解説書付)
・輸入盤CD
・日本語帯付盤デラックス・エディションLP (高品質チップオン・ジャケット式ゲートフォールド・スリーヴ仕様/解説書付/オリジナル1/2インチ・アナログ・テープからマスタリングされた音源を収録/180g重量盤)
・デラックス・エディションLP (高品質チップオン・ジャケット式ゲートフォールド・スリーヴ仕様/オリジナル1/2インチ・アナログ・テープからマスタリングされた音源を収録/180g重量盤)
・スタンダード・エディションLP
・国内盤CD+Tシャツセット用のTシャツ・デザインには『Feed Me With Your Kiss』EPのアートワークを採用 (『Isn’t Anything』のTシャツセットのデザインとは異なります)
・日本語帯付盤デラックス・エディションLP+Tシャツセット用のTシャツ・デザインには『Glider』 EPのアートワークを採用
My Bloody Valentine – ep’s 1988-1991 and rare tracks
Label : DOMINO / BEAT RECORDS
Order : https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=11782
・国内盤2枚組CD (高音質UHQCD仕様/解説書付/リマスター音源)
・輸入盤2枚組CD
・国内盤CD+TシャツセットのTシャツ・デザインには『You Made Me Realise』EPのアートワークを採用
category:NEWS
tags:My Bloody Valentine
2019/10/13
Bandcampで購入可能 イギリス拠点のミステリアスな日本人ソロプロジェクトLOWPOPLTD.は、2017年2月に『HYPER LUCK + REPACKED』を、そして先日サブスク配信となったEP『LOWERPOPHIGHERLTD.』を2017年12月にリリースしている。 今回、昨年8月にリリースされた「Ultra」をストリーミングで解禁。Yung LeanやYEAR0001などの影響も感じさせるギターロックはドラマチックに展開される。 今年7月に公開された映画『暁闇(MOONLESS DAWN・어둑한새벽)』の音楽を担当したLOWPOPLTD.は、『暁闇』のサウンドトラックがLOWPOPLTD.としての最後の作品となるとブログに記述している。 尚、『LOWERPOPHIGHERLTD.』や今回の「Ultra」など全ての作品がBandcampでも購入可能。一時期は99999円だった作品の値段も現在は購入しやすい価格になっている。
2020/07/03
アーカイブ販売シリーズ 現在、通常営業を一旦中止している京都のライブハウス「外」が過去のライブ音源のアーカイブ販売シリーズ「Soto Live Archives」より、前回リリースの「Moe and ghosts × 空間現代」に続いて、一挙3作品リリース。 今回リリースされたのは、京都市在住で、Madegg名義でも活動し、flau、angoisse、BUS editions、REST NOW!等々、国内外で作品を発表する「Kazumichi Komatsu」。同じく、京都在住でアーティストコレクティヴARCHIVES PAY、音楽グループNEWMANUKEのメンバーでもある音響・音楽家「荒木優光」。goatの日野浩志郎の運営するテープレーベルBirdfriendからも作品をリリースする、札幌市在住のアプトと古立太一によるフィードバックデュオ「湿った犬」。 上記のアーティストのライブ音源3作品。尚、売上はアーティストと外の活動資金となるとのこと。 Kazumichi Komatsu https://sotokyoto.bandcamp.com/album/200307-kazumichi-komatsu Masamitsu Araki | 荒木優光 https://sotokyoto.bandcamp.com/album/180512-2 shimettainu | 湿った犬 https://sotokyoto.bandcamp.com/album/180512
2021/10/28
人と人のイメージとの間になぜ愛が成り立たないか ボルチモア郊外で生まれ育ち、16歳のときにリリースしたEP『Habit』(2016)がピッチフォークやニューヨーク・タイムズといったメディアから賞賛を集め、デビュー作『Lush』で大きな注目を集めたSnail Mailが、セカンド・アルバム『Valentine』を11月5日にリリースする。アルバムから最新シングル「Madonna」が公開。 「この曲を公開できてすごく嬉しいよ!要約すると、この曲は、人と、人のイメージとの間になぜ愛が成り立たないかということを歌っている。 (相手を崇めるような)台座を取り除いたら、そこには最初から何もなかったことに気づくかもしれないってこと。」 – Snail Mail 最新作『Valentine』は、現在22歳のLindsey Jordanが作詞・作曲し、Brad Cookとの共同プロデュースにより、2019年から2020年にかけて制作された。このアルバムには、ロマンス、失恋、血と汗と涙が詰まっている。しかし、怒りや落胆という感情を、力強い復讐の空想へと転換し、自らの運命の物語を書き換えていくような、落ち着いた自己主張がなされている。 『Valentine』は〈Matatdor〉より11月5日に世界同時リリース。日本盤CDにはボーナス・トラック「Adore U (Valentine Demo)」が追加収録され、解説・歌詞対訳を封入。輸入盤はCD、輸入限定盤LP(ゴールド・ヴァイナル)、日本限定輸入盤LP(帯付き、ポスター封入、ゴールド&ホワイト・エクスプロージョン・カラー・ヴァイナル)が同時発売!さらに全国のCDショップではTシャツ付日本盤CDが、Beatink.comはTシャツ付限定盤。LPが数量限定販売される。また日本盤CDとTシャツ付限定盤CDをお買い上げのお客様には先着で特製缶バッジをプレゼント。各フォーマットともに予約受付中。 Snail Mail – Valentine Label : Matador / Beat Records Release date : 5 November 2021 日本盤CD 日本盤特典:オリジナルステッカー封入 / 解説書・歌詞対訳封入 2,200円+税 LP 日本仕様盤 日本語帯付/Gold&White Explosion Vinyl/LTD) 2,850円+税 https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=12100 Tracklist 01 Valentine 02 Ben Franklin 03 Headlock 04 Light Blue 05 Forever (Sailing) 06 Madonna 07 c. et. al. 08 Glory 09 Automate 10 Mia
photo by Elsa Kostic more
2/23 渋谷STUDIO FREEDOM more
トランス電波姫爆誕 more