2020/11/18
2021年3月31日までは手数料免除
Bandcampが、アーティスト向けのチケット制ライブストリーミングサービスを開始することを発表した。
アーティストファーストで構築されている「Bandcamp Live」は、Bandcampアカウントとウェブカメラとマイクさえあれば、簡単に始められるようだ。配信を発表するとフォローしているファンには通知が届くようになっており、上記の画像のように配信中はマーチテーブルが表示され、視聴者は配信を中断することなく、音源やアイテムを購入することができる。チャット機能も用意され、チケット価格も自由に設定可能。Bandcamp側の手数料はチケット売上の10%だが、世界的なパンデミックでアーティストの収入が減少していることを考慮し、2021年3月31日までは手数料を全額免除すると発表している。つまり、チケット売上の100%がアーティストに還元される。
Bandcampは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により世界中でツアーやショーが中止/延期になり、収入源に大きなダメージを受けているアーティストをサポートする動きをいち早く始めた企業の一つ。今年3月からスタートした「Bandcamp Fridays」では、これまで8日間のキャンペーンで3500万ドル(約36億円)がアーティストに還元され、さらにパンデミックが始まって以来、ユーザーがBandcampを通してアーティストに支払った金額は1億2600万ドル(約131億円)に達しているとのこと。
今回の「Bandcamp Live」について、”ストリーミングはライブパフォーマンスの体験に取って代わるものではないが、この異常な時代にコミュニティの為の次なるステップである”とBandcampは語っている。
category:NEWS
tags:bandcamp
2019/04/19
年内にサービス開始。 bandcampがオークランドにオープンさせたレコードショップに続き、新たな事業展開としてクラウドファンディングによるヴァイナルプレス・サービスを発表した。 CDやカセットなど、他のフォーマットに比べて、圧倒的に制作費用がかかるレコードをリスクなく自主プレスが可能になる。サービス内容は、クラウドファンディングでユーザーが目標設定した金額/枚数に達成した場合、bandcampがプレス、ジャケットの印刷、さらに発送まで行い、ファンにレコードを届けるシステムだ。つまり、Qratesのサービスとほぼ一緒である。bandcamp曰く、「ヴァイナル製造において60年以上の経験を持つ製造業者と協業していく」とのこと。 サービスは年内にスタート。詳細はこちら。
2020/12/16
過去9回で売上は4000万ドルに達した 新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、公演などが中止になり、収入が減少したアーティストを支援するプロジェクト「Bandcamp Fridays」は今年3月にスタートした。通常Bandcampでは、デジタル音源の売上から15%、Tシャツなどのマーチャンダイズは10%の手数料を取っているが、このキャンペーンが行われる24時間の間は、その手数料分もアーテイストやレーベルに全て還元されるというもの。 今回、Bandcampは「ライブパフォーマンスの収益が戻ってくるまでには、まだまだ時間がかかる」と説明し、2021年5月までキャンペーンを継続することを発表した。1月1日を除き、2月5日、3月5日、4月2日、5月7日に開催されるとのこと。 また、過去9回のBandcamp Fridaysでは、約80万人のユーザーが参加し、売上は4000万ドル(約41億円)に達していることも合わせて発表されている。 Bandcamp Fridays : https://isitbandcampfriday.com/
2021/06/15
今年で2回目の開催|声明も発表 Bandcampが、今年で2回目となる奴隷解放を祝う記念日「Juneteenth」の為の募金活動を行う。日本時間で6月18日の午後4時から24時間の間の売上(Bandcampの収益100%)を、継続的な人種的正義の活動としてNAACP(全米黒人地位向上協会 / 全国有色人種向上協会)へ寄付。また、BandcampのCEO兼共同設立者Ethan Diamondの声明も公開された。 「私たちは昨年、ジョージ・フロイドとブレオナ・テイラーが殺害された事件、そしてBandcampコミュニティの多くの従業員やアーティストを含む黒人や有色人種が長年にわたって直面してきた構造的抑圧、国家による暴力、日常的な人種差別を受けて、初めて「Juneteenth fundraiser」を開催しました。私たちは、人種的正義と公平性を求める声の高まりに触発されて参加し、黒人や有色人種が暴力や抑圧を恐れることなく活躍できる世界に近づくための多くの新しい改革や政策を祝ってきました。毎年恒例のこの募金活動は、人種的公平性への継続的な取り組みの一環であり、アーティストを支援するという私たちの使命、Bandcamp DailyやBandcamp Radioを通じたプロモーション、チームとしての働き方、誰をどのように雇用するか、オークランドにある地元の組織との関係などを通じて、多様性と機会を促進していきます。また、Bandcampコミュニティの一員であることにも感謝しています。」 Bandcamp CEO/共同設立者 Ethan Diamond https://daily.bandcamp.com/features/juneteenth-fundraiser-2021
第1弾収録アーティスト発表 more
レーベル第一弾作品は後日発表
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受け手の自由に寄り添う作品
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