2020/07/31
9月25日リリース
Lee Gamble主宰のレーベル〈UIQ〉やイタリアの〈Haunter Records〉などから作品を発表するエジプト・カイロのプロデューサーZULIと、同じくカイロ拠点のDJ、Ramaがキュレーションしたコンピレーション『did you mean: irish』が彼らが始めたプラットフォーム〈irsh〉からリリースされる。
今年1月にカイロ拠点のアーティストやカイロに訪れたアーティストのDJセットを配信するシリーズとしてスタートした「irsh」だが、COVID-19の影響により3月で休止。今回、ZULIとRamaは「irsh」に出演したアーティストの楽曲で構成されたコンピレーションアルバムを企画した。カイロのエレクトロニックミュージックシーンを触れることができる作品の一つになるだろう。
VA – “did you mean: irish”
Label : irsh
Release date : September 25 2020
Tracklist curated and compiled by ZULI & Rama
Bandcamp : https://irshcairo.bandcamp.com/album/did-you-mean-irish
Tracklist
01. ltfll – Estemara Umru Mesa
02. ABADIR – XLR@T
03. ZULI – Bombardino
04. Kareem Lotfy – Molten Tactics
05. Onsy – Withdrawal
06. Tor5y x Lil Asaf – Andaf Naw3
07. Abdullah Miniawy & HVAD – The Dirty Canes Lake
08. 3Phaz – Cluster Drum
09. Al Nather – Bil 3asaya
10. El Kontessa – Madrab Deban
category:NEWS
2022/05/25
エジプトクラブシーン最先端 ZULI & Ramaによるプラットフォーム〈irsh〉よりコンピレーションアルバム第2弾『did You mean: irish vol.2』がリリースされる。 〈irsh〉はZULIとRamaが、カイロの友人や仲間のアーティスト、そして街を行き交う人々をジャムるために招待するビデオシリーズとしてスタート。しかし、シリーズ開始直後にCovid-19パンデミックが発生し、集会が禁止されたため、シリーズはコンピレーション形式に移行することになった。 『did you mean irish: vol.2』は、vol.1に続き、ダンスフロア向けの音楽とリスニング向けの音楽の間の領域を探求している。エジプト出身のAshrar、Asyouti、Islam Elnabawi、Seleemのデビュー曲や、Yaseenとパレスチナ出身のラッパーDaknの初共演、ABADIRがZULIと3Phazに制作を依頼したグライムのインスト曲「Kabbut」などが収録されている。KIKのIsmael、レバノンの電子音楽家Liliane Chlela、マルチアーティストOmar El Sadek(QoW名義)、Postdrone、0N4B(OnsyとABADIRのコラボ)、lTFL、1127、El Kontessaなどが参加。 VA – did you mean: irish vol. 2 Label : irsh Artwork/Poster Design by Yazan El Zubi Release date : 8 July 2022 Pre-order : https://irshcairo.bandcamp.com/album/did-you-mean-irish-vol-2 Tracklist 1. Yaseen – Siteh ft Dakn 2. Ismael – Faster 3. ABADIR – Kabbut ft ZULI & 3Phaz 4. Ashrar – Granulosis 5.
2019/02/12
カイロのプロデューサーZULIの機材が盗難に。機材の購入資金を募る。 ZULIはエジプトはカイロを拠点にするプロデューサーである。昨年、Lee Gamble主宰のレーベルUIQからリリースした待望のアルバム『Terminal』では、Abyusif、MSYLMAなどをゲストに迎え、ボーカル/ラップを置いた曲も収録、これまでのビリビリに時空が歪む変則エレクトロニックミュージックに拍車を掛け、高過ぎるクオリティのアルバムであった。 そんなZULIがフランスでの滞在中、電車の中で機材の入ったバッグを丸ごと盗難にあってしまった。バッグ、ラップトップ、MIDIコントローラーなど、合計2,970ユーロ相当の機材を失い、さらに2017年以降に制作したすべての音楽、ライブパフォーマンスに使用する素材、2019年のリリース予定の楽曲、なども全て失ったとのこと。現在、彼が機材を買い戻し、音楽活動を再開できるようにドネーションが行われている。すでに目標金額に目前といったところまできている。 ドネーションの詳細はこちらから。
2024/03/25
4/12 WWWβ Akanbi、ANZに続きNY-東京発のPACIFIC MODEがZULIのLIVE SETをフィーチャーしたナイトを開催。 今回はエジプト出身/ベルリン拠点のラップ/ヒップホップをダンスフロア・リスニング両方に通ずる要素を実験的に組み合わせるアーティストのZULIが初来日。地元カイロのシーンの成長に貢献し、ベルリンでは玄人たちから非常に高い評価を受ける彼が、エクスペリメンタル・ダンス・ライブセットを披露する。 オープニングにはUKダブステップに衝撃を受け、ダブへの解釈を選曲に落とし込み世界観を作り上げるykahが、UKブリストルから帰国したばかり、クラブシーンのみならずエクスペリメンタルシーンでも活躍するSaskiaにつなぐ。そしてZULIがエクスペリメンタル・ダンス・セットを披露し、説明不要のフットワーク・レジェンドD.J.Fulltonoが登場。TYO GQOMのHW BINGOがバウンシーかつトランシーなセットでパーティを〆る。 PACIFIC MODE 2024/04/12 FRI 24:00 at WWWβ U23 ¥2,000 / ADV ¥2,500 / DOOR ¥3,000 TICKET https://t.livepocket.jp/e/20240412wwwb LIVE: ZULI [EG] DJ: DJ Fulltono HW BINGO Saskia ykah Over 20 only・Photo ID required 20未満入場不可・要顔写真付ID ZULI は Lee Gamble の UIQ からのリリースで最もよく知られていて、これには一連のEPとデビューLPの「Terminal」が含まれている。このアルバムは、Rap/Hip-hopをダンスフロアのみでなくリスニング用としても同時に実験的に組み合わせ、彼の作品の奥深さを際立たせたアルバムになっている。 イタリアの Haunter RecordsからリリースされたEPの「Trigger Finger」は 、TSVI、AYA、Acre などによってリミックスされた。 2019年、ZULIはRamaと共同でビデオシリーズ「irsh」を立ち上げ、ソーシャルな環境でビデオレコーディングを再生するためにアーティストをキュレーションし、招待した。 パンデミックが発生する前に2つのみのエピソードを収録する機会しかなかったが、彼らはレーベルを立ち上げ、カイロと中東の才能に焦点を当てた初の「irsh」コンピレーションを2020年9月にリリースした。 現在、第 2 弾の編集作業が進行中である。 地元カイロでは、ZULIはヒップホップシーン、特にラッパーのAbyusif(ZULIの2018年のアルバム「Terminal」に参加)との活動で最もよく知られているが、2012 年から 2015 年まで今はなきコレクティブKairo Ist Koming (KIK)の一員としてエレクトロニック・ミュージック・シーンでも活動していた。そこで彼は、$$TAG$$ことAsem Tagともに、カイロのオルタナティブ ミュージックベニュー兼クラブ VENT を設立した。VENT は、プロジェクトを同名のクラブナイトとフェスティバルに変えるまで、2013 年から
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内省的空気と身体性ハイブリッド
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