2020/07/10
本日リリース
Hitoshi Kojimaは宇都宮在住のプロデューサー。現在5枚のアルバムを自主制作でリリースしており、その他USの〈Always Human Tapes〉、ベルギーの〈Vastechoses〉、UKの〈Seagrave〉、オーストラリアの〈Altered States Tapes〉などからも作品をリリースしている。
これらのレーベルをよく知っている方が思い浮かべるのは、テクノ、インダストリアル、カセットテープと言ったワードであり、これまでのHitoshi Kojimaの音楽性もまさにそういう作品を残してきた(今作でもトラックの根底にある軸は変わらない気がする)が、前作「Clouds」から約1年9ヶ月ぶりにリリースされたニューアルバム『Ashes』では新たに得た独自のオルタナティブサウンドとアイデアを作品に落とし込んでいる。特に90sの暗い景色が浮かぶようなメロディとトーンの低いボーカルはHitoshi Kojimaのサウンドをカテゴライズし難い新境地に辿り着かせている。
「ジャンルの垣根が薄まり、メインストリームとアンダーグラウンドの間の壁が崩れ、SNSの普及などにより情報が氾濫し、日々変化する常識や価値観。その中で感じた虚無感、喪失感、不安、孤独、哀愁や希望などの入り混じった感情を表現しています。」
– Hitoshi Kojima
Hitoshi Kojima – “Ashes”
Release date : July 10 2020
Artwork by Haruki Hosoya
Bandcamp : https://hitoshikojima.bandcamp.com/album/ashes
Tracklist
01 Shimenawa
02 Reasons
03 Friction
04 Intertwined
05 Block Off
06 Smug
07 Arouse
08 Ambivalence
09 Hidden places
10 Murasame
11 Ripple Out
12 Bunsuirei
category:NEWS
tags:Hitoshi Kojima
2018/10/26
現代の混じり合い変貌するジャンルの秩序と混沌の狭間を行き来する作品。 USのAlways Human Tapes、ベルギーのVastechoses、UKのSeagrave、オーストラリアのAltered States Tapesなどから作品をリリースしている宇都宮を拠点にするプロデューサーHitoshi Kojimaからニューアルバム『Clouds』が届く。 前述のレーベルカラーはそのままに、もはや簡単に方向性を提示できる便利な「インダストリアル」という言葉が思い浮かべることができるが、アルバムを聴き進めていくと、それだけでは語れない要素が混沌と絡み合っている。ザラついた感触のまま、時にはエモーショナルなメロディが頭に残る。 また本作のジャケットアートワークは同じ宇都宮在住のコラージュアーティストで KOHHの1stアルバム『梔子』を手がけたKilliman Jah Low Worksが担当している。 購入はこちらから。
2019/02/23
7年ぶりに帰ってきたスポークンワードラップ。 まさかのTriad God新作。2012年に伝説的レーベルHippos In Tanksからリリースされた名作『NXB』から7年の月日が経った。わずか一枚のアルバムのみを残し、その存在はミステリアスなままだったTriad Godが帰還。 MechatokのEP『All My Time』も記憶に新しいPresto!?から7年ぶりのセカンドアルバム『Triad / 黑 社 會』がリリースされた。シネマティックなサウンドにスポークンワードラップは健在。さらにラストの曲「Chinese New Year」はOrgan Tapesプロデュース。 また限定のレコードもこちらでオーダー可能。
2019/01/16
ButtechnoことPavel MilyakovがロンドンのBerceuse Heroiqueより2LPをリリース。 モスクワのテクノヒーローButtechnoが本名名義Pavel Milyakovでニューアルバム『La Maison De La Mort』を、ロンドンのKEMAΛが主宰するBerceuse Heroiqueよりリリースした。印象的なアートワークはThe Trilogy Tapes主宰のWill Bankheadによるもの。 デジタルはこちらから、2LPはこちらから、オーダー可能。 収録曲『Bolotniy』がsoundcloudで公開中。 去年ButtechnoはMinimal Waveからアルバム『Cherskogo Drive』もリリースしている。こちらも要チェック。
シークレット野外レイヴ『PURE2000 by SPEED』レポート more
2020年印象に残った5作品
more
2020年印象に残った5作品
more