2020/06/16
“暴動は声なき人々の言葉”
現在日本を含め世界中で大きな盛り上がりを見せるBlack Lives Matter運動。海外メディア(音楽メディアも)は今その話題で覆い尽くされている。音楽シーンにおいても、レーベル、アーティスト、リスナー、メインストリーム、アンダーグラウンド、音楽ジャンルをこえて広がるこのムーブメントをブラックミュージックから恩恵を受けている受けていないに関係なく、無視することはできない。
そんな中、YGが警察の暴力に抗議する新曲「FTP」をリリースし、国内外の音楽メディアを中心に大きな話題になっている。これまでにもYGは「FDT」でトランプ大統領を批判するなどしており、今作もタイトルの意味はそのままである。
“暴動は声なき人々の言葉”というキング牧師の言葉の引用から始まる今作のミュージックビデオでは実際のBlack Lives Matter運動の映像や、警察が暴力をふるう瞬間の映像を駆使して制作された。
YG – “FTP”
Release date : June 4 2020
Stream : https://YG.lnk.to/FTP
category:NEWS
tags:YG
2021/01/12
デビューアルバムより 全員がケンブリッジ周辺の出身で、現在はロンドンを拠点に活動、アイザック・ウッド(ヴォーカル/ギター)、ルイス・エヴァンス(サックス)、メイ・カーショウ(キーボード)、チャーリー・ウェイン(ドラム)、ルーク・マーク(ギター)、タイラー・ハイド(ベース)、ジョージア・エラリー(ヴァイオリン)の7人から成るバンド、Black Country, New Road。 2月に〈Ninja Tune〉からデビューアルバム『For the first time』のリリースを控え、大きな注目を集める中、アルバムより新曲「Track X」をリリース。アルバムに関する全てのアートワークを手がけるBart PriceによるMVも合わせて公開された。設定より日本語字幕の選択が可能となっている。 一度もライヴで演奏したことのない「Track X」は、ギター、ベース、サックスのサウンドが今まで以上にソフトで、シンセとボーカルがメロディアスに展開される、これまでのBlack Country, New Roadとは一線を画すような新しいタイプの楽曲。フロントマンのアイザック・ウッドと、MVを手掛けたバート・プライスは次のように語っている。 「Track X」は2018年に作った曲だけど、ライブではやっていない曲なんだ。今回のアルバムのレコーディング中に復活させることに決めて、スタジオで完成させた。ストーリーは古いけど、良いものであり、今語る価値がある。みんなが一緒に歌って楽しんでくれると信じている。 – Isaac Wood 「Track X」のミュージックビデオは、子供の頃のことや家族との幸せな時間、ウォルマートの駐車場で巨大な鳥の大群にチートスを食べさせるような友人との愚かな瞬間、そしてTumblrやYouTubeの猫の動画といった様々な物事に対するノスタルジーを表現している。でも同時に、廃屋のショットのような過去の儚さや、理想化された映像のような、僕らが覚えていることは本当のものではないのかもしれないという感覚によって、バランスを取っているんだ。こういう感情や考えをすべて組み合わせて、2000年代のアメリカのホームビデオっぽい映像を作りたかったんだ。 – Bart Price また、新曲の公開に併せてロンドンのQueen Elizabeth Hallでアルバムリリースを記念した配信ライブを行うことを発表、配信は日本時間の3月7日(日)午前5時より行われる。チケットは以下のリンクより購入可能。 チケット : https://prescriptionpr.createsend1.com/t/j-l-aikjlul-l-i/ Black Country, New Road – Track X Label : Ninja Tune Release date : 11 January 2021 Buy / Stream : https://bcnr.lnk.to/ftftYo
2022/11/02
映像はSam Rolfesが手掛けた エレクトロニック・コンポーザーHolly Herndonが、昨年公開したAIボーカル・ディープフェイク「Holly+」を使用し、Dolly Partonのクラシックバラード「Jolene」をカバー。 Holly Herndonのデジタル双子Holly+は新しいハーモニーを構成し、Ryan Norrisがギター担当。さらに3DヴィジュアルアーティストのSam Rolfesが監督したMVも合わせて公開。3DCG化したHolly Herndonは牧歌グリッチの世界で歌を披露する。 「Holly+」は、Holly Herndonの声のAIバージョンであり、ボーカル・ディープフェイクを利用したカスタムボーカル楽器。オーディオファイルであれば、どんな曲やメロディ、ボーカルデータでも、Holly Herndonの声に変換してくれる。 Holly+ : https://holly.plus/ Holly Herndon – Jolene (feat. Holly+) Release date : 25 October 2022 Stream : https://songwhip.com/holly-herndon/jolene
2020/04/10
#GrimesArtKit Grimesが、ファイル転送サービスWeTransferとのコラボレーションにより誰でも参加できるMVプロジェクトをスタート。世界的パンデミックの状況の中、通常のMVを制作することは賢明ではないと判断したGrimesは、世界中のクリエイター、ファン、映像制作に興味がある人々にグリーンバックのMV素材を無償配布している。 今回、高速変造RAVEユニット”リョウコ2000″のデビューEP『Parasitic Dominator』のアートワークも手がけたグラフィックデザイナー / 映像作家であるohianaが本プロジェクトに参加。ohianaバージョンの「You’ll Miss Me When I’m Not Around」をAVYSSのYouTubeチャンネルにて公開した。 以下、ohianaのコメント 「素材が良かったので切ってみました!!!!!!」 ohiana 千葉在住のグラフィック、映像作家。 ——————————- MVプロジェクトの参加方法: 1. リンクからファイルをダウンロード。 2. Grimes Art Kitの素材をご利用のソフトウエアにインポート。 3. 素材を使って作品を制作。 4. タイトルは“You’ll Miss Me When I’m Not Around”、説明欄に#GrimesArtKit のハッシュタグを付けてYouTubeに映像作品をアップロード。 5. ツイッターで@Grimezsz と #GrimesArtKitを付けてシェア。またインスタグラムでも@Grimes と #GrimesArtKitを付けてシェアできます。 素材のダウンロードはこちら。 「ロックダウンの最中で、もしみんなが退屈していたり新しいことを学びたいなら、私たちの映像を使って何か作りたい人のためにファイルを配布できるんじゃないかって思ったの」 – Grimes
第1弾収録アーティスト発表 more
レーベル第一弾作品は後日発表
more
受け手の自由に寄り添う作品
more