2020/05/29
「Positive After Image」
グラフィック・アーティスト/アートディレクターとして国内外で活動をするYOSHIROTTENとミュージシャンTAKAKAHNによる音楽ユニットYATT。活動当初からアナウンスされていた”2020年にアルバムをリリース”に向け10年ぶりに活動再開。現在制作中のアルバムの中からノンビートのアンビエント・パートをピックアップし「POSITIVE AFTER IMAGE」と題し、オーストラリアのファッション・ブランドP.A.Mの特設サイト「POSITIVE MESSAGE」にて公開。
光を眺め続けた後、残像像が残る”陽性残像”からインスパイアを受け、TAKAKAHNが楽曲を制作し、ヴィジュアルとポエトリーリーディングの作詞をYOSHIROTTENが手掛けている。2018年に東京で開催された大規模な展覧会”Exhibition FUTURE NATURE”から連綿と続く、”見えないものの可視化”をモチーフにしたオーディオ・ヴィジュアル作品。
以下、YATTから
光を眺めつづけると
目をそらしても、目の前にその光の残像がやってくるという現象を陽性残像
と呼びます
この世界の厳しい状況の中でも
光に向かって行動すると
その意思はこの残像のように現れ
明るい未来がきっとやってくる
新しい光を与えると
いろいろなものが見えてくる
<見えないものの可視化>
この音楽作品に
ポジティブな気持ちを置き重ねています
【POSITIVE AFTER IMAGE】
【P.A.M POSITIVE MESSAGE】
https://perksandmini.com/blogs/blog/tagged/positive-messages
【YOSHIROTTEN Exhibition FUTURE NATURE】
http://www.yoshirotten.com/futurenature/
YATT
グラフィック・アーティスト、アートディレクターのYOSHIROTTENとミュージシャンTAKAKAHNによる音楽ユニット。新宿風林会館グランドキャバレー跡地での D.I.Y パーティー「LINDA』開催後、2009 年に『1,2,3,FOR』、2010 年に『GREAT NIGHT』という2枚のミックス CD をリリース。 発売数日で完売し全国ツアーを敢行し様々な大型フェスやイベントに出演。その後急速に舞台を小さなクラブや DJ バーやに移しながらも、TAKAKAHN は音楽制作、 YOSHIROTTEN はアート制作に勤しみ、活動当初から宣言していた 2020 年にオリジナルフルアルバム・リリースをすべく緩やかに活動再開。
category:NEWS
tags:YATT
2022/11/09
美しい混乱 最近では、Caroline Polachekの最新シングル「Sunset」、Shygirlのアルバム『Nymph』のプロデュースを行っているSega Bodegaが、ニューシングル「Kepko」をリリース。Lydia Ourahmaneとの共同ディレクションによる「美しい混乱」MVを公開。 2ndアルバム『Romeo』以来、約1年ぶりの新曲となる本作、加速する多幸エレクトロニックはどこか物悲しさも持ち合わせている。夜の街やクラブを映し出す映像にはCaroline Polachek、Donna Missal、Virgen Maria、Felicita、Matt Copsonなど多くの友人が登場する。 Sega Bodega – Kepko Label : NUXXE / Supernature Release date : 9 November 2022 Stream : https://segabodega.sup.nr/kepko
2022/09/14
社会から疎外された黒人の人々に語りかける 2017年、クラブ・エレクトロニクスと未来志向のR&Bの要素を融合させたデビューアルバム『Take Me Apart』で大きな印象を与え、2018年にはリミックスアルバム『Take Me A_Part, The Remixes』をリリース、しかし、その後活動を休止。 先週末からソーシャルメディアで謎めいたクリップが再生され、復活を予告していたKelelaが新曲「Washed Away」をリリース。Yasser Abubekerは、Kelelaをエチオピアのアファール地方北部に位置するダナキル砂漠に連れて行き、ビデオを撮影した。 「私はバンガーが大好きなのですが、活動休止から最初の接点として、アンビエントなハートチェックでリードする方が正直だと感じました。私は特に社会から疎外された黒人の人々に語りかけ、私たちが不十分だと感じるように構築された世界で、再生するための活動を強調したいのです。この曲は、内側に向かうことで得られる安堵感のサウンドトラックです。」 – Kelela Kelela – Washed Away Label : Warp Records Release date : 13 September 2022 Stream : https://kelela.ffm.to/washed-away
2023/02/03
3/11 WWW X CYKのKotsuが4年ぶりのオールナイトロング・セットをWWW Xにて敢行。東京、京都を軸にコレクティブでの活動含め幾多のDJ、パーティ、フライヤー制作を重ねながら独自のシーンを形成してきたデザイナーが個として解き放たれる究極の集大成。 “Reflection” 今回のALL NIGHT LONGセットを敢行するにあたって、自分が様々な土地に訪れたり、あるいは京都や東京で日々経験されることを放出する”反射体”としての実相=自己と、自己完結的で内省的な深層=自己。その二つの狭間に生じる“ゆらぎ“を取り出し提示してみたいと考えています。 分かりやすく言うと前者は(コミュニケーション方法が会話であれDJであれ)対人と関係する時の自分、後者は特に一人でいるときに現れているような純粋無垢(と思われる)な自分。もしかしたら”Kotsu”と”本名としての自分”みたいな関係かもしれません。 その双方が自分にとって並列であり、どちらに寄せるでもなく、また同一化を求めているわけでもありません。あくまでもその二元論がDJingによって融解し曖昧さを持ち始め、覚醒し出すプロセスを歩みます。 “ずっとここに居たいわけで無ければ、今すぐ飛び去りたいわけじゃない、ただ軽やかにいたい”。 どっちつかずと言われればそれまでですが、これは京都に拠点を移して以降のマインドセットとして自分の中に確実に存在しています。変化することを希求する…。それはゴールがそこにありいずれ救われるものとしてのプロセスではありません。軽やかに変化しながら境界線を曖昧にさせることによって生じるリズムを取り出したい。そんなことを考えています。 コードが複雑化した中で、脱領土化し、止めどない足踏みによって再領土化する。これはその連続における私の痛切なエッセイです。それはロードサイドミュージックの断片でもあれば至極都市的なダンスミュージックの感触かもしれません。 それは誰かの共感であれば誰かのフィクションかもしれません。ただ、そのグラデーションの現出こそが”ゆらぎ”を認める第一歩になる気がしています。この一晩に開放されるWWW Xというスペースにおいてそれは展開されます。個人的実証を起点としながらもオープンな場所であることに喜びを感じます。 ダンスミュージックにおける反復の中で自分を投影してみたり、あるいは自らを離散させながら自由に漂ってみてくれたら嬉しいです。 Kotsu KOTSU All Night Long -Reflection- 2023/3/11 23:30 at WWW X ADV/BEFORE1AM/U23 ¥2,000 DOOR ¥2,500 TIX https://t.livepocket.jp/e/20230311wwwx Kotsu All Night Long set -Reflection- VJ: kenchan / Toshifumi Kiuchi (LAID BUG) artwork: Kotsu / TBA / TBA Over 20 only・Photo ID required 20未満入場不可・要顔写真付ID
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