2020/05/06
5月20日リリース
Waater、NEHANN、Usなどとも共振する新世代アーティストの1組、The Cabinsが1st EP『I Remember Everything』を発表。セルフレーベル〈Log Records〉から5月20日にリリースされる。
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無粋なのは百も承知で言うのだ。若さ故に、翻ってそれらが美徳と見られることを祈り。
ただ一つとして正気の状態で作られていない本作である。全ては無意識と対話を重ね、パラノイアと結託し、オーガズムですら愛撫した末に生まれた。インスピレーションの忠実な再現にどれほどの労苦を背負っただろう。それでも尚、全ては原体験の色褪せた反復でしかないのだ。やり切れない。こいつを、「これぞ音楽」といった類の卑しい傲慢さでもって迎えてやらねば、ただ行き場を失うのみではないか。I Remember Everything、どこへでも飛び立つ。あなたが眺めてくれていたらそれは本望である。私たちはただ、少数の仲間と強く結びつき、ひっそりと生き抜いてゆかねばならない。ユートピア。
The Cabins – “I Remember Everything”
Label : Log Records
Release date : May 20 2020
Price : 1,500+tax
Tracklist
1. The Edge of Sweetness
2. Mechadog
3. I Remember Everything
4. Healthy Ann
5. Like a Shadow 6. More More
category:NEWS
tags:The Cabins
2019/12/05
1月29日開催 今年初め〈KiliKiliVilla〉よりアルバム『A NAME』をリリースしたバンドWOOMANが初の自主企画イベント「Destruct Session #1」を来年1月29日に下北沢シェルターで開催。昨日「K/A/T/O MASSACRE vol.250」に出演したWaaterをはじめ、NEHANN、Us、The Cabins、DJにはNaohiro Nishikawa、DUPPSYがラインナップされている。 この企画はWOOMANが音楽はもちろん活動スタンスに共感するバンド/DJを誘って開催するイベントなのですが、出演するバンドはほぼ20代前半のこれからやってくれそうな人ばかりブッキングしてます。彼らはまだシーンみたいなものに属していないまたはそれを作るくらいの次の世代の中心にいるバンドばかりだと感じていて、そんな彼らと一緒に上下も横も再生回数もフォロワー数でも無く、偏ったコミュニティやローテーションや概念や文化価値観を壊していきたい(ポジティブな意味で)という気持ちで本イベントを組みました。by WOOMAN —————————– WOOMAN Presents ”Destruct Session #1” 2020.1.29 wed VENUE 下北沢シェルター OPEN/START 18:00- ADV ¥2000 / DOOR ¥2500 Live: WOOMAN / NEHANN / Waater / Us / The Cabins DJ: Naohiro Nishikawa (Solitude Solutions) / DUPPSY ※チケット予約は vvomanmusic@gmail.com まで カタカナフルネーム、枚数を明記してお送りください。
2021/10/21
時には誰もが暗い場所にいる スイス出身、ロンドン拠点のlaptopmusicgirlことAMARA ctk100が新曲「How Can I Sleep Now That I Know?」のリリースを発表。今回の新曲は、昨年末に「Club Quarantine」で開催されたHannah Diamondのリリースパーティーに出演するために制作された。 ギターをフィーチャーした今作についてAMARA ctk100は、「ギターが自分より大きくて、持つのがやっとだった頃に、父がギターを教えてくれました。毎晩、一緒に座って演奏したり歌ったりしていました。育った環境のおかげで、とても思い入れのある楽器なんです。」と語っている。 また、彼女は続けて「時には誰もが、自分でもよくわからないような暗い場所にいることがあります。簡単なことも対応できず、全てが手につかず、人を押しのけてしまうような場所。自分への信頼を取り戻し、不健全なパターンから抜け出すまで、すべてが自分にかかっています。誰もが自分一人で処理しなければならないと感じるべきではない。あなたが何を抱えていようと、あなただけの問題ではありません。」と今回のテーマについて説明している。 AMARA ctk100 – How Can I Sleep Now That I Know? Label : Minimal Surface Release date : 22 October 2021 Pre-save : https://hypeddit.com/link/cqe76t
2022/12/21
女性性の意味を問いかける キュートでグロテスクでガーリー、そして痛みを伴う。かつて自分が憧れていたシスノーマルの女性像。現代のトランス・ウーマン・ライフの悲痛なタペストリーを表現するTAMAGOTCHI MASSACREが、デビューアルバム『I guess I’m a woman now…』を2023年1月6日にリリースする。トランスフェミニンの苦悩、シスノーマル女性像の解体、ポストバイナリーフェミニニティの感覚を探求。 『i guess I’m a woman now…』は、ほろ苦い啓示。女性としての社会的な厳しい期待に立ち向かうために、移行初期の希望に満ちたナイーブさを捨て去ったもの。タイトルの省略記号は、暗黙の問いを表す。私は今女性だと思う……それで、どうするの? アルバムは女性であることの痛みを認め、同時に受け入れている。最後の曲「mirrorsong*」で、Cleo McKenzieは女性であることの素晴らしさを学び、女性らしさの課題を理解する。このアルバムのテーゼは、穏やかな受容の一つ。女性性とは、苦痛から逃れるユートピアでもなければ、苦痛を非難するものでもない。むしろ、家父長的な疎外感の砂漠にある情熱の源泉。苦難に直面しても女性らしさを体現することを選択することこそが、女性らしさを意味あるものにするのである。 TAMAGOTCHI MASSACRE – i guess i’m a woman now… Label : LIPGLOSSPARTY Artwork by Rain Cha Release date : January 6th 2023 Tracklist 1. i’m two years on hormones and i’m still sad i want a refund 2. clean plate club (ft. Peach Rings) 3. cloud emoji (feat. Fluoriide) 4. morbid
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1/20 SPREADにて初ワンマン開催
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