2018/10/04
『黙ってピアノを弾いてくれ』も話題のChilly Gonzalesの『Solo Piano lll』から『October 3rd』の演奏動画公開。
ドキュメンタリー映画 『黙ってピアノを弾いてくれ』も話題の音楽家、Chilly Gonzalesの『Solo Piano』シリーズ最終章『Solo Piano lll』から 自身の運命を変えた重要曲『October 3rd』の演奏動画が公開された。
個人的にChilly Gonzalesの思い出は、上京して出会った友人(その後我々はCuz Me Painというコレクティブ/レーベルを始めるのだが、それは別のお話。)の家で『Soft Power』のLPを聴いていたという記憶だけが鮮明に残っている。友人達が『Working Together』を聴いてブチ上がってるのをよく覚えている。
「10月3日は私にとって重要な日だ。人生を変える決断を下した日なんだよ。私はもともとは内向的な人間で、自分の内面を人と共有するのが苦手だった。だからシンプルにジェイソン・ベック、つまり自分自身に課したんだよ。ファンタジーの姿であるチリー・ゴンザレスは、その真反対の人格でいよう、とね。
楽曲のタイトルをつける際、曲を理解する上でのヒントや文脈を連想させるイメージや言葉遊びを使って、ひねったものを好む傾向があることに気づいている人もいるだろう。しかしこの曲については、あえてひねりのないタイトルをつけてる。決断を下した日をそのままタイトルにした。この曲は他と違うということをリスナーに知って欲しかったんだ。このタイトルと意図自体はわかりにくいと思うけど、『Solo Piano lll』の中でも、最も感情を込めたこの曲が、特別な存在として注目されることを願ってるよ。」
– Chilly Gonzales
『October 3rd』の演奏動画は以下。
category:NEWS
2021/12/16
深淵から希望・共存・繭へと進化するストーリー 2021年11月、音楽を中心とした国内外のエッジなカルチャーを発信するプラットフォーム・AVYSS Magazineの設立記念パーティーが2年ぶりに開催された。今年でめでたく3周年を迎えたAVYSSを祝福するパーティー・プロジェクトのテーマは〈希望と共存と繭(コクーン)〉。渋谷asiaにて開催されたアニバーサリー・パーティー「AVYSS 3rd Anniversary」ではAVYSS Magazineと親交深いセンセーショナルなアーティストやDJらが20組以上がラインナップ。アフターパーティー「C/O/C/O/O/N MASSACRE」ではオンラインプロジェクト「AVYSS GAZE」にてこれまで培ったアイデアや技術を最大限に活用し、リアルとバーチャルを循環する音楽体験の進化を追求した。 いまや国内外、リアル・バーチャルワールド問わず日本において先鋭的なカルチャーの表現を拡張するプラットフォームとなったAVYSS。3周年記念に際し、これまでのAVYSSの軌跡をアニバーサリーパーティーのフォトレポートと共に振り返る。 Text by yukinoise Photo by ミツタロウ AVYSS Magazineの誕生は2018年のこと、Jesse Ruinsの活動を経たCVNが新たな試みとして、所属する会社で音楽メディアの立ち上げを決意したことから始まる。立ち上げ時に「日本の音楽メディアは多くの人が知ってる音楽しか紹介しない。」という旨のツイートを偶然目にし、このツイートが以前より音楽活動を行う中で感じていた自身の疑問とも一致したCVNは、個人的なキュレーションで新しい音楽やカルチャーを中心にフォーカスしつつ、メディアにこだわらないプラットフォーム化を目指してAVYSS Magazineのスタートを切った。 このいくつかのキーワードのもとカルチャーシーンを解釈し、ジャンルレスに新しい価値観を組み合わせた情報発信で国内外に向けアプローチをインターネットから重ねてゆき、2019年にはWWW / WWW βで開催された1周年記念パーティーを開催。国外ではベルリンの〈PAN〉からM.E.S.H.、TOXE、国内からは釈迦坊主、TYOSiN、LSTNGT、リョウコ2000、PHOTON POETRY、Dove、荒井優作、lIlI、speedy lee genesisと、当時のアンダーグラウンドを彩るアーティストが出演。AVYSSは音楽メディアだけではなく、日本において自由度の高いカルチャーを先導する新たなプラットフォームとしての役割を担っていく未来をリアルに示した一夜となった。 音楽業界だけでなく世界中がコロナ禍の影響を大いに受けた2020年、AVYSSも例外でなく存続の危機に追いやられる。だがそれでもAVYSSはエネルギーと希望を失わぬよう、音楽体験の可能性を仮想空間に見出し、JACKSON kakiによる3DCGで緻密に構成された世界観が広がるバーチャルワールドやゲームを舞台にしたライブパフォーマンス配信・オンラインプロジェクト「AVYSS GAZE」の開催を重ねてゆく。同年の9月には、渋谷PARCOとSUPER DOMMUNEをバーチャル化し、世界各国からアーティストを集結させ、仮想空間でのライブパフォーマンス、展示、ゲーム性を織り交ぜたハイブリッド・コラボレーションパーティーを開催。またSUPER DOMMUNEでは、VR/AR/MRクリエイティブプラットフォーム・STYLYとAVYSSメンバーによる〈COVID-19以降のバーチャル/配信の現在と未来〉についてトークセッションも行われた。 そして無事3周年を迎えた2021年。怒涛の2年間を経て、カルチャー・プラットフォームとしてのヴィジョンを凝縮したAVYSSは今回、リアルとバーチャルの双方向にアプローチしたパーティープロジェクトに臨んだ。まずアニバーサリーパーティーの開催に先駆け、開催会場の渋谷asiaをバーチャル化したゲーム空間「AVYSS COCOON」で”繭”を仮想空間上にて提示。ここでは〈YEAR0001〉の厳選されたアートワークを巡るギャラリースペース、オーディオ/ビジュアルプラットフォーム〈Mizuha 罔象〉による新時代のエコ・エキシビション、増殖し過ぎたバーチャルバラモン・JACKSON kakiを倒すミッションが楽しめ、〈希望と共存と繭(コクーン)〉という3周年のテーマ・ストーリーに触れるさまざまなヒントが詰まっている。 現実空間・渋谷asiaでのパーティーには海外からはLil Marikoとyeuleが映像出演、国内からはバイレファンキかけ子、BBBBBBB、CVN + friends(没 a.k.a. NGS/RIA/Yoyou)、Dove、Ichiro Tanimoto、JUMADIBA、Le Makeup、Lil Mofo、松永拓馬、NordOst、PICNIC YOU、Prettybwoy + lIlI、リョウコ2000、tamanaramen、宇宙チンチラ、YNZ VALENTINE、Yoyouと若手からベテランまで注目を集める多数のアーティストとDJが集結。2フロアどちらも1秒たりとも見逃せないタイムテーブルが用意され、オーディエンスはときに荘厳なライブで息を呑み立ち尽くし、ときに熱く暴れ馬のように踊り狂う。それぞれの個性でステージを彩るアーティストたちは、AVYSSとこの褻にも晴れにもの時代を振り返る圧巻のパフォーマンスを披露。ステレオタイプに逆らうのではなく、無邪気ながらも一貫した美学を通じてエンターテイメントに挑んでゆき、自らの物語を描きオーディエンスを飛び込ませていった。 またたく間に祝祭は夜を駆け抜けたAVYSSの物語はそこで終わることはない。BPM2億の楽曲で華々しくラストを飾ったヴィクトリーハードコアユニット・BBBBBBBが「まだ音止まってないよ!」と最後までMCで叫んでいたように、宴の終焉を知らぬAVYSSの仕掛け人・CVNは夢の中に留まり続け、ついに仮想空間へ身を潜ませてしまう。アニバーサリー・パーティープロジェクト最終章はNordOstによる仮想空間から現実へとCVNの帰還を辿る壮大なストーリーと共に、電脳世界の精鋭たちが待ち構える「K/A/T/O MASSACRE」とのコラボアフターパーティー「C/O/C/O/O/N MASSACRE」へと向かうのであった…。 ─ 「C/O/C/O/O/N MASSACREの物語」 Concept : CVN / Text : NordOst 3周年記念パーティーを終えても尚、CVNは夢の中に留まることを望んだ。形而上の繭(コクーン)は現実と仮想を包み込み、ふたつの世界を紡ぐ。「現実」とは誰にとっての現実か?安全な空間とは?国境、伝染病、諍い。現実を縛る枷から解き放たれたオンライン・コクーンで、CVNは電脳世界の精鋭たちFax Gang、Himera、DJ SHARPNELと邂逅する。一方、現実世界ではバーチャル・バラモンJACKSON kakiが朱音、Dirty Dirt、Luna Woelleらの協力の元、CVNの奪還を画策していた。リアルワールドの番人KATOとNEXTMANも見守る中、現実と仮想を繋ぐ扉が森林限界<FORESTLIMIT>にて開かれる。 ─ リアルとバーチャルが共鳴するアニバーサリープロジェクトは幕を閉じたが、AVYSSが贈るハイブリッドな音楽体験の扉はいまもなお開かれている。今回映像出演した各アーティストのライブ映像、オリジナルゲーム「AVYSS COCOON」、「C/O/C/O/O/N
2020/01/15
本日リリース DEATHROの3rdアルバム『FEEL THE WIND』が本日リリース。リリースに合わせて、タイトル曲のPVが公開された。 本作は先週1/8に新作『異邦人』をリリースしたFOXPILL CULTのフロントマン西邑卓哲氏を監督に迎え、昨年末に下北沢BASEMENT BARで行われた『CRY-MAX HOLYNIGHT』の模様や、茅ケ崎市の柳島海岸で鳥人と化したDEATHROが舞唄うシチュエーション、地元愛川町の無機質な情景など、現実とファンタジーとサイバー感とシュールさをぶち込んだ映像に仕上がっている。
2021/11/09
11月22日(月・祝前) 渋谷clubasia AVYSSの公式プレイリストは毎週火曜日に更新いたします。Spotify利用者の方は是非プレイリストをフォローしていただけると嬉しいです。よろしくお願い致します。 今週は、11月22日に開催するAVYSSの3周年記念パーティー仕様となるプレイリスト。出演者の楽曲のみを収録しております。 公演タイトル:AVYSS 3rd Anniversary 日時:2021年11月22日(月・祝前日) 会場:clubasia OPEN 23:00 / CLOSE 5:00 料金:3000 + 1D 前売りチケット:https://cultureofasia.zaiko.io/buy/1rwi:ic8:e19c6 出演者 A-Z バイレファンキかけ子 BBBBBBB CVN + friends DEAD BITCH《CANCEL》 Dove Ichiro Tanimoto JUMADIBA Le Makeup Lil Mariko Lil Mofo 松永拓馬 NordOst PICNIC YOU Prettybwoy + lIlI リョウコ2000 tamanaramen 宇宙チンチラ yeule YNZ VALENTINE Yoyou Poster / Movie : Daiki Miyama Streaming / VJ Direction : JACKSON kaki Streaming / VJ Operation : ippaida storage Cooperated by melting bot 会員制オンラインコミュニティ「AVYSS Community」で1Fステージのみ生配信 AVYSS Comminuty : https://fanicon.net/fancommunities/3547 ※会場にお越しになられる方は、新型コロナウィルス感染拡大予防対策にご協力お願い致します。 ・必ずマスクを着用の上、ご来場ください。 ・入場時には手洗い、アルコール消毒をお願い致します。
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